2002年8月8日掲載 森 小路 「人」千体、公開制作。会場:ぎゃるり・うー(ビルの屋上)
ぎゃるり・うー  森小路「人」千体、公開制作。
書いて、描いて、かきまくる。彼岸の先に見えるものは・・・

森小路「人」千体、公開制作。
2002年729日(月)831日(土)
制作現場:ぎゃるり・うー

制作現場はぎゃるり・うーの屋上。時間帯は昼から夕方まで入道雲の白、空の青、そして書の黒の対比が美しい。強烈な日射しと、40℃近い暑さの中、森 小路はひたすら『人』という文字を書く。1ヶ月で千体(1000枚)が目標だ。まず白紙を何枚か文鎮代わりのブロックでとめる。布きれを筆にかえて水性の黒色ペンキをふくませる。しばし、呼吸を整えて後は一気に『人』を書く。何枚も。なんのために書くのか? まるで修験者のようにみえる。悟りを求める修行僧・・・?とにかく、8月31日まで書き続ける。芦屋市立美術博物館では堀尾貞治氏が毎日体当たりのパフォーマンス、20才は若い森 小路のエンジンはこの暑さにオーバーヒートすることなく彼岸にたどり着くだろうか。
      

取材日:平成14年(2002年)8月7日

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