--中谷　徹 展 NAKATANI Toru Exhibition/ギャラリーあーるてんぴー/GALLERY R.P

▲ギャラリー正面
8月の残暑の厳しい中、ギャラリーR.P(あーるてんぴー)でアメリカカリフォルニア州在住の日本人アーティスト、中谷 徹氏の個展が開催された。
“It's a small world”で表現されているのは色彩を失ってしまった世界です。今、世界中でくりかえされる「正義」の戦争やテロにより、多くの無垢の子供たちが犠牲になっています。この矛盾を、子供たちの代弁者としてのぬいぐるみやオモチャのオブジェが訴えかけています。(主催者テキストより転載)

▲オブジェの材料は新聞などの再生紙を使った紙粘土。床はコンクリートのグレー、壁面の白とモノトーンの世界にこだわった作者。遊園地やアミューズメントセンター、モニュメントから霊園の墓石まで勝手にイメージが拡がる。
▼画面をクリックすると各々拡大表示されます。
▲素焼きのオブジェと皆が錯覚する。
▲敷き詰められた無数のアルファベットの制作には
作者のワイフの助けを借りた。
▲子供のようなこころの現れ。
▲オブジェと動物、文字の組み合わせで、
子供たちの世界が各々構成されている。
▲どこかの国にあるような不安定なオブジェと
子供の好きなビスケット。
▲穴あきのぬいぐるみ、型抜きのビスケット

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ストリート・アートナビ 中田 耕志
取材：2003年8月30日/掲載：8月31日

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