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笹埜 能史 展 SASANO Yoshifumi Exhibition
■会期/会場
2003年113日(月)〜22日(土)昼12:00〜19:00(最終日17:00迄)
ギャラリーH.O.T(11/16日休廊)
 見て、乗って、体感記。西宮市大谷記念美術館 キュレーター 池上 司

ハンドルを握って足を前後に動かしながら、大阪とスイスの上空から撮影された映像を見ることができます。快適な空中散歩と思いきや、突然映像が横滑りして高度を下げたときには一瞬頭がぐらりとしました。通販の健康器具のように見えますが、非常にリアルな身体感覚を体験できます。映像作品のプレゼンテーションとしても秀逸で、ユーモアのある作品でした。興味のある方はぜひ一度、足を運んで漕いでみてください。車酔いをされる方はご注意下さい。

西宮市大谷記念美術館 学芸員 池上 司

ビデオプロジェクターで映される、スイスの山のシーンは友人がパラグライダーで撮影、都会の街並のシーンは笹埜氏自身が直接セスナの窓から大阪を撮影した。激しく、画面が変化するのでそれだけでもめまいがしそうだ。
牛の角をイメージしたハンドルを掴みながらスイングする。誰にでも簡単に乗れる。
ギャラリーの福岡さんの話しでは、一度乗るとまた乗りたくなる人も結構あるそうです。

向きを変えてもモニターで映像が見れる。

クリックで各々画面が拡大します。
笹埜能史氏は宝塚の小学校で図画・工作を担当し生徒達に「ささ丸」呼ばれている。一月前に見せてもらったDMのビジュアルと構想が面白く、どのような展覧会になるか楽しみにしていた。たまたま、池上さんが先にご覧になっていたのでその体感記をお願いしました。(ストリート・アートナビ)
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ギャラリーH.O.T
取材日:2003年11月12日/掲載日:11月14日
写真・キャプション・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志

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