横浜・中川駅前歯科クリニック
金属アレルギーの薬物療法

金属アレルギーの治療には、歯科金属の交換、金属との接触回避、金属食事制限がありますが、薬物療法も一つの治療方法です。


●一般的な治療薬
皮疹や炎症を抑えるためにステロイド剤、非ステロイド系抗炎症剤が、アレルギーをおこす物質の働きを抑えるために抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤が、皮膚のコンディションを整えるために軟膏が用いられます。
これらは皮膚科、アレルギー科にて、金属アレルギーの治療薬として頻繁に使用されます。


●クロモグリク酸ナトリウム(インタール、DSCG)
クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギーの原因となっている金属の吸収を抑えます。金属の制限食が煩雑なためクロモグリク酸ナトリウム服用のほうが効果があるという研究報告もあります。
クロモグリク酸ナトリウム単独で、あるいは歯科金属の交換等の治療とあわせておこないます。


キレート剤
キレート剤を服用、あるいは点滴をおこなうことにより、金属を排出させます。キレート剤は有害物資を排出する作用があるといわれていますが、学会等での研究発表は殆どありません。現時点では、多くは民間療法の域にとどまっており、今後の研究が待たれるところです。

また、キレート剤は悪心、おう吐をきたし、肝機能障害をおこすことも多くあることから、使用にあたっては慎重にすすめることが必要です。


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