横浜・中川駅前歯科クリニック
口腔扁平苔癬
銀
アレルギーは極めて少ないです。銀のコーティングがされた口内清涼剤は、長期にわたり大量に摂取し続けるとアレルギーを発症することがあります。
クロム
アレルギーをおこしやすい。クロムイオンには3価と6価があり、6価のほうがアレルギーをおこしやすい傾向があります。男性に多く、セメント(クロムを含有)による皮膚炎が有名です。
ビール、黒コショウなど、クロムを多く含む食品が原因のこともあります。歯科治療では入れ歯、矯正治療に使用されている程度ですので、アレルギーは少ないです。
コバルト
欧米では汗疱を伴う手の湿疹が多いといわれていますが、日本では全身の発疹が多いとされています。歯科材料では掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)などが報告されています。
銅
アレルギーは少ないです。歯科材料では口腔扁平苔癬などが報告されています。
水銀
全身のアレルギー症状をおこしやすく、局所のアレルギー症状はまれです。マーキュロクロム(赤チン)のほか、かつて銀歯として頻繁に使用されていたアマルガム合金によるアレルギーが多くみられます。
ニッケル
女性に多く、中でもピアス経験者に多くみられます。ステンレス、化粧品によるアレルギーも多くみられます。チョコレート、ココアなどニッケルが多く含まれる食品、入れ歯、矯正治療時に使用するワイヤーが原因の場合もあります。
チタン
最近になって、インプラントなどチタンのアレルギーが報告されてきています。
マンガン
アレルギーは少ないです。
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