横浜・中川駅前歯科クリニック
抗がん剤による口内炎の予防と治療

予防方法
口の中を清潔に保つことにより、予防をはかります。殺菌消毒作用のあるうがい薬の使用、口の中の清掃(口腔ケア)をおこないます。また、口の中の乾燥(ドライマウス)は症状を悪化させることから、保湿剤を使用するなどして保湿をはかります。


1)歯磨き
毛先の軟らかい、ブラシが小さい歯ブラシを使用します。ブラシが小さいと、頬や舌の粘膜に触れにくくなるため、歯の清掃がしやすくなります。
市販されている歯みがき粉の殆どはしみて痛みを伴うので、症状が強いときは使用を控えます。


2)うがい
市販の洗口液の多くは刺激が強く使用できません。症状が強いときは水でもしみるので、生理食塩水でうがいをすると、しみることは少なくなります。


3)歯のクリーニング(口腔ケア)
歯科医院での歯の清掃をおこなうことにより、口の中の細菌を減らすことができ、口内炎の発症予防、症状の軽減ができます。がん治療前には、歯のクリーニングを済ませておきます。
乳がん、頭頸部がん、胃がん、大腸がんなどは入院せず、通院により治すことも多くあります。通院しながら歯科医院で歯のクリーニングを頻繁におこなうのもよい方法です。

オーラルバランス


●治療方法
治療は、予防方法と同じく殺菌消毒作用のあるうがい薬の使用、口の中の清掃(口腔ケア)をおこないます。また、口の中の乾燥を防ぎ、粘膜を保護するために保湿剤や人工唾液を使用します。

痛みが強い場合は、痛み止めの薬の服用、麻酔薬の入ったうがい薬や軟膏、医療用麻薬(モルヒネ)を使用します。


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