横浜・中川駅前歯科クリニック
国産インプラント

現在、全世界で100社以上のインプラントメーカーが存在するといわれています。そのうち、日本には30〜40社ほどのインプラントメーカーが存在します。

世界では、ノーベルバイオケア社とストローマン社2社のインプラントで全世界の50%以上を占めています。日本国内においても、この2社のインプラントがかなり使用されていますが、国内メーカーによる国産インプラントも多く使用されています。


●国産インプラントの特徴
殆どの国産インプラントは日本人向けに開発され、低価格を利点として国内において多く使用されています。その一方で規模の小さなメーカーが多く、社員数名という会社もあり、実績に乏しいという欠点があります。

日本人向けに開発。低価格。

国外での使用実績は殆どない。

小さなメーカーが多く、実績が乏しい傾向がある。

海外大手メーカーのインプラントを模倣したインプラントもあります。


●主な国産インプラント
国産インプラントでは、AQBインプラント、POIインプラント、プラトンインプラントなどが知られていますが、その他にも様々なメーカーからインプラントが販売されています。

AQBインプラント 
国産大手
1994年に誕生したインプラント。国産インプラントの中でも、費用の安さ、術式が簡単なことから急速に販売数が伸びています。

AQBインプラント

POIインプラント 
国産大手
京セラ、神戸製鋼の子会社が開発・製造するインプラント。日本人のあごの大きさを考慮して開発されました。1991年から販売され、国産インプラントでは最も歴史と実績があります。

POI EXインプラント

プラトンインプラント
鶴川(町田市)にある会社が、歯科医師、歯科大学と共同で日本人向けに開発したインプラント。ストローマンインプラントを模倣しているとされています。

プラトンインプラント

マイティスアローインプラント
大井町(品川区)にある会社が開発したインプラント。ストローマンインプラントを模倣しているとされています。


OAMインプラント
2006年に販売が始まった新しいインプラント。従来のインプラントとは異なり、ドリルをほとんど使用しません。特殊な器具を使用して穴を開け、少しずつ穴を拡げてインプラントを埋入します。


GCインプラント
国内最大手の歯科メーカーが開発、製造するインプラント。海外大手メーカーの良い点を模倣しているとされています。

GCインプラント

オガインプラント
福井県で開業している歯科医師が開発したインプラント。術式が簡単なほか、治療後の痛みが少ないとされています。インプラントが細いため本数が多く必要となります。


アルファタイトインプラント
これまで他社から販売されたインプラントを参考に開発され、2008年に販売が始まった新しいインプラント。


ミューワンHAインプラント
東京電機大学が中心となって開発し、2009年に販売が始まった新しいインプラント。

ミューワンHAインプラント

IATインプラント
貴金属メーカーが昭和大学と共同で開発したインプラント。

IATインプラント


JIADインプラント
岡山の会社が東洋人向けに開発した安価なインプラント。


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