横浜・中川駅前歯科クリニック
フッ素塗布

●フッ素塗布(とふ)とは
フッ素塗布とは、歯科医院で歯にフッ素を塗る虫歯予防法です。歯みがき粉の10倍の高濃度のフッ素を使用します。

1回限りでは虫歯予防効果はなく、
年2〜4回、継続的に実施することにより虫歯予防効果がでます。フッ素塗布をおこなっている回数が多い小児ほど、虫歯が少ない傾向にあります。

フッ素塗布(歯科医院用、9000ppm)

ご家庭で使用する市販のフッ素ジェルや歯磨き粉は、薬事法でフッ素濃度が1000ppm以下と決められています。歯科医院ではご家庭で使用するフッ素の10〜100倍の濃度のフッ素を使用します。


●方法
歯科医院で歯垢と歯石を除去して歯をきれいにした後に、歯に高濃度のフッ素を塗ります。

フッ素塗布の様子


●フッ素塗布の普及状況
フッ素塗布をおこなう子供は年々増え続けています。厚生労働省の調査によると、30年前には10%程度だったフッ素塗をおこなう小児は、現在では
60%ほどにまで増えています。フッ素塗布が普及するのに合わせるかのように虫歯のある子供も減少しています。

フッ素塗布をおこなう子供は3歳児で約50%、6歳児で約85%となっています。特に4〜8歳で実施率が高い傾向にあります。


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