●魚臭症とは
魚臭症（ぎょしゅうしょう）はトリメチルアミン症といい、食べ物を摂取、消化するときに発生するトリメチルアミンという物質が分解されず、息、汗、尿に排出されるためにおきます。トリメチルアミンは魚の腐った臭いがするため、魚臭症といわれています。



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●魚臭症の症状
息、汗、、尿から強い臭いが発生します。魚の腐った臭い、魚の生ぐさい臭い臭い、生ゴミの臭い、下水の臭いなどと例えられます。強い臭い以外は健康面で問題はありませんが、電車やバスに乗るとき、人と会話をするときなど、生活していくうえで臭いが大きな問題となります。





●魚臭症の原因
トリメチルアミンを分解する酵素が生まれつきない場合のほか、肝臓の機能低下、機能障害が原因のことがあります。



●魚臭症の検査
昭和薬科大学薬物動態学研究室で検査をおこなっています。尿を採取、郵送します。

関連するページ　　昭和薬科大学薬物動態学研究室（外部サイト、魚臭症検査のページ）



●魚臭症の治療
根本的な治療はありませんが、トリメチルアミンになる前の物質であるコリン、レシチン、トリメチルアミンオキシドなどを多く含む食品を控えることで、臭いの発生を抑えていくことが可能です。

コリン、レシチン、トリメチルアミンオキシドは、魚介類、卵、乳製品、豆類、肉類などに含まれます。同じ魚介類でも鮭、マグロは摂取をしても比較的問題がなく、イカ、タコ、エビは摂取を控えるべきとされています。食品の制限は健康にも関わるため、専門の医師と相談しながら進めていく必要があります。

口臭対策については、グレープ、ミントなどの香りのガムで臭いを覆い隠す方法（マスキング）などがあります。





口臭の予防方法、改善方法についてご不明な点がありましたら、些細なことでも構いませんので、ご来院の際にお気軽にお問い合わせください。


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