頸動脈乖離(内頚動脈乖離)とは

頚動脈乖離(けいじょうみゃくかいり)は、脳に血液を供給する首の血管の壁が裂けた状態で、脳梗塞の原因の一つです。

性別では男性、年齢は50歳前後に多く、発生率は人口10万人あたり年1.8人とされているものの、多くの症例で自覚症状がなく見逃されているため、実際の発生率はさらに高いとされています。

多くは突然発症し、軽い外傷、咳、くしゃみ、ヨガなどでも発症したとの報告もあります。

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頸動脈乖離の症状

初期の症状は頭痛や首の痛みで60〜90%の人にみられます。

まぶたが開きにくくなったり(眼瞼下垂)や瞳孔が小さくなる(縮瞳)といった「ホルネル症候群(頚部交感神経麻痺、ホルネル徴候)」が25%でみられるほか、一時的な脳梗塞がみられたり、くも膜下出血を合併することもあります。

歯痛



頸動脈乖離と歯痛

頸動脈乖離の症状として歯痛があり、歯の痛みとして歯科医院に受診する人もいます。

歯科での診察で頸動脈乖離の可能性があるとして内科や脳神経外科に紹介されることもありますが、歯科での診断は難しく、原因不明の歯痛として様子をみたり、一般的な歯科治療となる可能性が高いと思われます。



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