カウンセリングルーム中村
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宮崎康子のホームページ |
miyazaki@aqua.famille.ne.jp | |
TEL | 03-38285-5731 |
カウンセリングの時間・・・完全予約制 |
火・木・土曜日 11:00〜12:00 14:00〜16:00 |
それ以外の時間にご連絡下さる場合は、留守番電話、あるいはメール、お手紙でお願い致します。 こちらから折返しご連絡致します。 |
料 金 50分 ・・・ 5,000円 |
また、遠方にお住まいの方、あるいはご都合でご来室できない方には、電話でのご相談もお受けいたします。一度予約いただいた時間をキャンセルなさる場合は、必ず前もってご連絡ください。 その際の料金は、予約前日までのキャンセルは無料、当日のキャンセルは、その理由のいかんに拘らず面接料と同額です。 |
※ ご来室に関して 飲酒してのご来室は固くお断りすると同時に、カウンセラーやカウンセリングの場所、またご自身 他の来談者に対して、 心身の危険を伴うような逸脱的言動が著しい場合には、即座に面接を中止 いたします |
カウンセリングの対象 |
1、辛い慢性疼痛にお悩みの方 |
慢性疼痛とは、医療機関での精密検査で痛みに相当する病変が見つからないのに、3か月以上続き 普通の鎮静剤が効かない、あるいは効きにくい痛みのことでです。 |
2、アルコール依存症の方、あるいは自分はアルコール依存症ではないかと不安な方、および そのご家族 の方。 |
慢性疼痛とは、比較的最近に概念化されたもので、痛み治療にあたる医師たちが、従来の方法ではどうしても治すことが出来ない痛みがあることに気づいて、それをどうしたら治すことが出来るかと模索し始めたところから、生まれた概念です。 その結果、慢性疼痛の定義が定められました。それは、少なくても2か所以上の病院で精密検査を受けて、明らかな病変が認められないのに、3か月以上痛みが続き、普通の鎮痛剤が効かない、あるいは効きにくい痛みのことです。 ご自分がこの定義に当てはまると思う方は、是非当カウンセリングルームにお越しください。 アルコール依存症については、最近テレビに取り上げられることも多く、比較的知識が普及していますが、現在、自分はアルコール依存症なのではないかという不安をか抱えながらも、お酒を止めることが出来ないで、苦しんでいらっしゃる方は数多くいらっしゃることでしょう。また、そのために被害を受けていらっしゃるご家族もたくさんいらっしゃると思います。 そんな方々も、是非当カウンセリングルームにお越し下さい。 私が、自らの体験に照らし合わせて、丁寧にお話を伺います。 |
カウンセリングの方法 |
これら2つの病気は、心の病気と深く関係しておりますので、日本古来の神経症の治療法である森田療法を使った心理療法を行います。そして必要に応じて、適切な医療機関、あるいは自助グループを紹介いたします。 |
※ 場合によっては日記指導も行います。 |
カウンセラーの言葉 |
私は上級メンタル心理士、行動心理士の資格を持つ、71歳の女性です。 自ら、アルコール依存症、不安神経症、慢性疼痛で苦しんだ経験を持っています。 アルコール依存症では20年間苦しんだ後に、新聞でAA(アルコーリックス・アノニマス。名を明かさなくても良い、アルコールを止めたいと願っている人達の集まり)のことを知り、早速そこに参加して、断酒に成功して30年になります。 その後、不安神経症になり、これは友人から薦められた本を読んで、自分と全く同じ症状の人が回復していく過程を知り、すぐに森田療法を行っている「生活の発見会」に入会し、現在生活に支障なく暮らしています。続けて、20年ほど前から、左下肢に痛みを覚えるようになり、最初は近所のかかりつけ医のところで、足の末梢神経にきくビタミン剤と軽い痛み止めを出してもらいましたが、痛みはひどくなるばかりなので、大学病院巡りを始め、MRI・CTスキャン、全身の血管に造影剤を入れて写真を撮るなどと、ありとあらゆる検査をしましたが、いずれも異常なし、つまり原因不明ということです。 それでも痛いものは痛いので、ペインクリニック、カイロプラティック、中国整体、在宅リハビリ、鍼灸など、ありとあらゆる方法を試みましたが、はかばかしくは治らず、一時は5か月間寝たきりになり、ウツ病にもなりました。その間の痛さは、体中の骨の髄にガラス片が刺さっているとでも言うようなもので、布団の中で胎児の恰好をして呻き続けていました。この痛みからのがれるためには死ぬしかないと、自殺未遂を企てたこともあります。 しかし、そんなある日、夏樹静子というミステリー作家の「腰痛放浪記 椅子が怖い」という本を読みました。それは、私と同じく器質的な異常はないのに、激痛に苦しんでいた彼女が、ある心療内科医との出会いによって、その痛みが心因性のものであると診断され、それまでかかった医者と全く違う治療を受けて回復したという体験記でした。 私もこれを読んで直感的に「これだ!」と思い、その心療内科のところに駆けつけました。医師は心理テスト、問診の後に、私も間違いなく、心因性慢性疼痛であると診断され、慢性疼痛用の薬を出されました。 それから2か月後、新しい薬が効いてきて、私は徐々に動けるようになりました。。医師は「完全に治そうとしないで、今出来ることを一つずつやって行きなさい」と言いました。これは、森田療法の、症状は抱えたままで、今出来ることをしようという理論と同じです。 それを実行しているうちに、萎えた筋肉も徐々についてきて、今では公共交通機関、セニアカー、車いす、杖を使えばどこえでも行かれるようになりましし、簡単ながら毎日料理もしています。長年の苦しみの果てに、人生を謳歌し、毎日を楽しんでいます。 それで、慢性疼痛に苦しんでいらっしゃる方々のお力になりたいと、定年退職後に取った資格を活かしてカウンセリングルームを開こうと思い立ったわけです。 日本人の7人に1人は慢性疼痛に苦しみ、そのうちの8割は現在自分が受けている治療に満足していないという統計が出ています。 そのような方、気軽にカウンセリングルームを訪れ、まず誰にも分かって貰えない痛みの辛さを訴えてご覧になりませんか? ここ10年来、痛み治療は、猛スピードで革新されています。 私のようになる前に、1人でも多くの方に適切な治療を受けていただきたいのです。 アルコール問題にしろ、慢性疼痛にしろ、体験者にしか分からない苦しみがあるものです。私は当事者として、皆様のお話を、心をこめてうかがわせていただきます。 私の信条は、どんな苦しみも心がすこやかになれば、それはその人の宝物となると言うことです。 |