聖書日課プロジェクト

「4年サイクル主日聖書日課」を礼拝・説教に生かすために

D年聖霊降臨節第12主日

〈信仰による勝利〉

今週の聖句

いかに幸いなことか
主を神とする国。
主が嗣業として選ばれた民は。(詩編33:12)

G. Garitan「ギデオン」

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更新日 2020-07-19 | 作成日 2017-10-20

聖書日課朗読箇所

ヘブライ語聖書

士師記3:36〜41

 36 ギデオンは神にこう言った。「もしお告げになったように、わたしの手によってイスラエルを救おうとなさっているなら、 37 羊一匹分の毛を麦打ち場に置きますから、その羊の毛にだけ露を置き、土は全く乾いているようにしてください。そうすれば、お告げになったように、わたしの手によってイスラエルを救おうとなさっていることが納得できます。」
 38 すると、そのようになった。翌朝早く起き、彼が羊の毛を押さえて、その羊の毛から露を絞り出すと、鉢は水でいっぱいになった。 39 ギデオンはまた神に言った。「どうかお怒りにならず、もう一度言わせてください。もう一度だけ羊の毛で試すのを許し、羊の毛だけが乾いていて、土には一面露が置かれているようにしてください。」 40 その夜、神はそのようにされた。羊の毛だけは乾いており、土には一面露が置かれていた。

詩編

詩編146:1〜10

1 ハレルヤ。わたしの魂よ、主を賛美せよ。
2 命のある限り、わたしは主を賛美し
 長らえる限り
   わたしの神にほめ歌をうたおう。
 
 
3 君侯に依り頼んではならない。
 人間には救う力はない。
4 霊が人間を去れば
 人間は自分の属する土に帰り
 その日、彼の思いも滅びる。
 
5 いかに幸いなことか
 ヤコブの神を助けと頼み
 主なるその神を待ち望む人
6 天地を造り
 海とその中にあるすべてのものを造られた神を。
 
 とこしえにまことを守られる主は
7 虐げられている人のために裁きをし
 飢えている人にパンをお与えになる。
 主は捕われ人を解き放ち
8 主は見えない人の目を開き
 主はうずくまっている人を起こされる。
 主は従う人を愛し
9 主は寄留の民を守り
 みなしごとやもめを励まされる。
 しかし主は、逆らう者の道をくつがえされる。
 
10 主はとこしえに王。
   シオンよ、あなたの神は代々に王。
   ハレルヤ。

使徒書

ヨハネの手紙一5:1〜5

 1 イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。 2 このことから明らかなように、わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します。 3 神を愛するとは、神の掟を守ることです。[神の掟は難しいものではありません。] 4 [神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。] 5 だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。

福音書

ヨハネによる福音書7:1〜7

 1 [その後、]イエスはガリラヤを巡っておられた。ユダヤ人が殺そうとねらっていたので、ユダヤを巡ろうとは思われなかった。2 ときに、ユダヤ人の仮庵祭が近づいていた。3 イエスの兄弟たちが言った。「ここを去ってユダヤに行き、あなたのしている業を弟子たちにも見せてやりなさい。4公に知られようとしながら、ひそかに行動するような人はいない。こういうことをしているからには、自分を世にはっきり示しなさい。」5 兄弟たちも、イエスを信じていなかったのである。6 そこで、イエスは言われた。「わたしの時はまだ来ていない。しかし、あなたがたの時はいつも備えられている。7 世はあなたがたを憎むことができないが、わたしを憎んでいる。わたしが、世の行っている業は悪いと証ししているからだ。8 あなたがたは祭りに上って行くがよい。わたしはこの祭りには上って行かない。まだ、わたしの時が来ていないからである。」9 こう言って、イエスはガリラヤにとどまられた。
 10 しかし、兄弟たちが祭りに上って行ったとき、イエス御自身も、人目を避け、隠れるようにして上って行かれた。11 祭りのときユダヤ人たちはイエスを捜し、「あの男はどこにいるのか」と言っていた。12 群衆の間では、イエスのことがいろいろとささやかれていた。「良い人だ」と言う者もいれば、「いや、群衆を惑わしている」と言う者もいた。13 しかし、ユダヤ人たちを恐れて、イエスについて公然と語る者はいなかった。14 祭りも既に半ばになったころ、イエスは神殿の境内に上って行って、教え始められた。15 ユダヤ人たちが驚いて、「この人は、学問をしたわけでもないのに、どうして聖書をこんなによく知っているのだろう」と言うと、16 イエスは答えて言われた。「わたしの教えは、自分の教えではなく、わたしをお遣わしになった方の教えである。17 この方の御心を行おうとする者は、わたしの教えが神から出たものか、わたしが勝手に話しているのか、分かるはずである。」

ヨハネによる福音書7:1〜17は、仮庵祭でのイエスの活動を描いた部分(7〜8章)の冒頭。兄弟たちの発言(3〜4節)は、この後、イエスと論争する人々と同じパターンになっている。

士師記6:36〜40は、ギデオンの召命を語る物語(6章)の一部。自分の召命の正当性や、ヤハウェの助けを確認するために、ギデオンは「奇跡」を要求する。福音書における「論争」の「予型」。

ヨハネの手紙一5:1〜5は、「世に打ち勝つ信仰」について語る。福音書における「論争」を聴いて、「信じる」ことを勧める。