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■ストリート・アートナビ取材:Art Scene
第26回 佐藤勝彦 展 −不可思議 なんと偉大なるいのち−
会場:吉美画廊 大阪マルビル2F 会期:2004年1125日(木)〜127日(火)
11:00AM〜7:00 PM /12月1日(水)休み
取材日:2004年11月25日(木) 掲載:11月26日(金)

年々歳々“人”相似たり、年々歳々“墨彩”同じからず。
大阪マルビルの2階の「佐藤勝彦展」が今年で第26回を迎えた。四半世紀、人生の半分も画廊と作家の付き合いがある。筆者が佐藤勝彦(あえてこう呼ぶ)を初めて知ったのは1975年発行の『季刊「銀華」冬号』だった。大量に印刷する本に佐藤勝彦の『肉筆書画』が1点とじ込み挿入されていた。その行いの凄さに一冊を購入し現在も大切に持っている。3年前に『ありゃせんありゃせん 佐藤勝彦著』を読んだ時に、そのいきさつが書いてあり8万5千枚書いたことを知った。この一事で勝彦は天才を書き描き捲ることで自ら拓いた人であると分かる。同書の全てが面白く、こんな生き方もあるんだとラスト頁が早く来ないことを願いながら一気に読んだ。中でも勝彦がある私立小学校の美術の先生になった時の話では『美術教育』の理想の姿を見て心に残り今も忘れられない。
2年前の今頃に初めて同展を取材したが、その日の淀屋橋の日銀大阪支店の前の銀杏が黄色く鮮やかに色付き垣根と歩道を覆っていたのが印象的だった。その時の展覧会
シーンと見比べると墨彩画、壷や大皿の絵付けの柄が変わっている。作家だから当たり前と云えば当たり前だがそれは偉いと思う。取材の当日の朝一番に三重県から当アートナビの展覧会案内を見て来られたお客様があったことを聞いた。一番大きい作品が気に入られ話が前に進んでいるとのことだ。吉美画廊はお客様と作品や作家の話をしながら美術品を商うことを楽しんでられる。『この季節、華やかでお目出度い佐藤勝彦展が良く似合う』と来店中のお客様が画廊の方に話されていた。私はそこに『味わい深さ』をプラスしたい。「椿文様九谷壷」や「九谷足付丸皿」(上の写真)は構図の大胆さに墨の濃淡、朱赤、黄、緑の彩色が絶妙で花が生きている。佐藤勝彦が目の前で絵筆をとって描いている姿を思い浮かべた。(ストリート・アートナビ 中田耕志)
第26回 佐藤勝彦 −不可思議 なんと偉大なるいのち−
会場:吉美画廊 大阪マルビル2F
2004年11月25日(木)〜12月7日(火)
11:00AM〜7:00 PM /12月1日(水)休み
墨彩画・陶器・書・油絵・泥絵 (-200点以上展示-)
取材日:2004年11月25日(木) 掲載:11月26日(金)
取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ
吉美画廊
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