温泉道楽・道東編

温泉道楽・道東編

参考
★★★・・・・・この温泉に入るためだけに旅をしていいほどすばらしい温泉
★★  ・・・・・この温泉を中心に旅を組む価値のある温泉
★   ・・・・・ついでに寄るなら申し分のない温泉

目次

相泊温泉・羅臼町
オソウシ温泉・新得町
帯広・温泉ホテルボストン
オンネトー湯の滝
カムイワッカの湯の滝・斜里町
菅野温泉・鹿追町
屈斜路湖畔・池の湯
屈斜路湖畔・和琴温泉
屈斜路湖畔・和琴地区共同浴場
屈斜路湖畔・和琴オヤコツ地獄
屈斜路湖畔・砂湯
屈斜路湖畔・コタン温泉
熊の湯・羅臼町
遠別つるつる温泉・留辺蕊町
然別峡鹿の湯・鹿追町
然別峡テムジンの湯・鹿追町
然別峡シリオパの湯・鹿追町
然別峡マインの湯・鹿追町
然別峡崖下の湯・鹿追町
然別峡メノコの湯・鹿追町
然別峡チニカの湯・鹿追町
然別峡ダム下の湯・鹿追町
新得町営浴場
セセキ温泉・羅臼町
滝上町交流プラザ泉
トムラウシ温泉・新得町<
糠平館観光ホテル・上士幌町
糠平温泉・元祖湯元館
野中温泉本館・足寄町
野中温泉・景福・足寄町
ホロカ温泉・上士幌町
幌加温泉元湯鹿の谷・上士幌町
本別温泉グランドホテル
芽登温泉・足寄町
紋別プリンスホテル

相泊温泉(羅臼町相泊)


相泊温泉
 
場所:知床。セセキ温泉より更に先の海岸。知床で、車で行ける最も先です。看板あり。駐車場あり。
泉質:食塩泉
泉温: 72度 問い合わせ:羅臼町役場:(01538-7-2111)
特徴:道路から見ると青いトタン屋根の建物に男女別の湯船があります。お湯は熱めでセセキ温泉あとなのでちょうどよかったです。ただし、目の前のコンクリートブロックが邪魔で湯船からは海は見えません。
 
余談:ここで千葉と仙台から来たオジサンと話し合う。千葉から来た50代のライダーは、普段は野宿で、雨が降るときだけライダーハウスなどに泊まるそうだ。北海道に魅せられて、5回目の来道だそうだ。彼から、屈斜路湖畔の温泉の話も聞いた。
 
【ロケーション】★★ 知床半島の海岸。目の前の消波ブロックさえなければ・・。
【 風  呂 】★  男女別の小屋になっているので、露天の開放感はない。
【ひそか湯気分】★  道路から見えるし、ブロックが邪魔で海は見えない。
 
 
 今日の宿泊先は、屈斜路原野ユースゲストハウス。新しいし、立派だし、食事は刺身など8品くらいあるし、茶碗蒸しや天麩羅は出来次第熱いままで出てくるのは嬉しかった。
 

オソウシ温泉・新得町

 
オソウシ温泉湯元鹿乃湯 2001.11.11入湯
料金 日帰り 大人500円。10:00〜20:00
宿泊 一泊二食付き7,000円〜
場所 上川郡新得町屈足オソウシ。ラスト約3キロは砂利道。
電話 01566-5-3338
泉質 強アルカリ性硫黄泉(pH10)。無色透明。泉温27度なので加熱しているが源泉100%。肌がもうツルツル。やけどに特効があるそうだ。
 
施設 内湯、露天風呂2。無料休憩所あり。露天風呂はいちおう男女別に仕切られているが、塀は低く、途中で切れているので、無いも同然。奥の混浴露天風呂は加熱していない源泉100%の湯。夏は気持ち良さそう。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★  内湯は狭く、眺め悪し。
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めが良く、お湯が素晴らしい!
 

帯広・温泉ホテルボストン

&グリュック王国&新橋
北海道漫歩(8月18日)
 午前9時に富良野を出発し、狩勝峠で絶景を鑑賞して、帯広空港近くのグリュ
ック王国に着く。ここは、中世ドイツを再現した遊園地で、ホテル兼用のお城
等は実に立派なものだが、客は少ないようだ。不況の波がここにも押し寄せて
いるらしく、整備が行き届いていない感じがする。
 
 園内の遊園地などで遊んだ後、帯広グランドホテルに出発。午後5時到着。
 向かいの温泉ホテル・ボストンのモール温泉で汗を流す(大人500円、子供
200円。石けんなど無し)。風呂は広いが一つしかない。硫黄の臭いも少しし
ていて、茶色の湯が実に肌をなめらかにして、気持ちがいい。湯冷めもしにく
く中々の優れものだ(帯広市西一条南3丁目15、電話23ー2788)。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】  町中
【風    呂】★ 風呂は広く、泉質が良し
【ひそか湯気分】  ホテルの大風呂
 
 夕食は、向かいの「新橋」(帯広市西2条南4-6-2,tel 23-4779)で豚丼(
特盛り1000円)を食べる。ここは薄味の代表「ぱんちょう」に対して、濃いめ
の代表とも言える所だが、見た目ほど味はしつこくない。ぱんちょうと同じく
らい美味しいと思う。行列がないのが嬉しい。(^_-)
 


オンネトー湯の滝

 9月23日に雌阿寒岳に登るために、国道39、273号線経由で野中温泉YHを目指した。
 大雪山は、一昨日、初冠雪し、中腹以上が真っ白になっていた。こんなに早く中腹まで白くなるとは早すぎる。
 
 国道39号線沿いのレストハウス上川(上川町栄町、tel 01658-2-2131)で醤油ラーメン(\630)を食べる。結構うまい。カツオだしかな? おろしニンニクが効いている。評価はA。チャーシューがもっとうまいといいのだが・・・。(;^^)
 三国峠から見えるニペソツ、ウペペサンケ山等の連山は見事と言うしかない景色だ。紅葉が始まった273号線沿いの原生林は、最高に美しい。
オンネトー湯の滝、2001.9.22撮影
 
2001.9.22撮影
オンネトー湯の滝・露天風呂(2001.9.22、16:00入湯)
露天無料
場所 オンネトーの道道脇の駐車場から約1.2km。徒歩約20分
泉質 ?。無色透明で肌に滑らかな湯。ややぬる目
設備 簡易更衣所、トイレあり。
【ロケーション】★★★雌阿寒岳の麓。山の中腹で眺めが良い。エゾリスに会った。
【 風  呂 】★  コンクリートで固めた岩風呂。やや苔多いが、気にならない。
【ひそか湯気分】★★ 紅葉も始まり、絶景かな、絶景かな!
ps、
 オンネトー湯の滝には、世界で唯一の成長するマンガン鉱床がある。
 そこでは、マンガン酸化細菌と糸状藻類が共同して、マンガンを作り続けているそうだ。
 元の露天風呂は、その天然記念物マンガン育成細菌コロニーを守るために入湯禁止。その代わりに作られたコンクリート製露天風呂がある。
 午後4時なら、紅葉シーズンでもすいている。絶景と名湯を独り占めとは贅沢だ。

カムイワッカの湯の滝・斜里町

北海道漫歩(7月30日)
★内容

カムイワッカ第2の湯(左側の崖を登ると第3湯へ)
 
 30日は、登山の疲れをいやすため、カムイワッカの湯の滝に行ってきた。
 カムイワッカは広い川全部が温泉で、道路から20分ほど川を遡ると第1湯に到着。途中も子供には絶好の天然温泉スライダーやプールが随所にある(水着が裂けるかも?)ので、子連れも多い。第1湯には10人ほどが入浴していたが、私は左側の崖をよじ登り、さらに上流の第2湯まで行く。そこは、高さ約10メートルの見事な湯の滝が目の前に落ちてくる滝壷で、足が立たないほど深い湯だ。絶景と強酸性湯を独り占め。温泉好きにとっては天国だね。(^_-)
 
場所:知床。ウトロから岩尾別方面へ。知床五湖へ行く三叉路を右へ行き、その先のゲートからダートを約9km。小さな橋の脇から川に沿って 20分ほど登る(川の中を歩くと、しだいに水が暖かくなってくる)。登り切った所に小さな滝壷があり、その中が川の水とお湯で、ちょうどいい湯加減になっている。
 7月28日から8月19日まで知床五湖から先は、マイカー通行禁止。知床自然センターからシャトルバスが20分おきに運行されている。
 
特徴:酸の強い川の中を登るので、「わらじ」(岩尾別YHで500円で軍足と一緒に貸してくれる)あるいは厚手の靴下、靴なら捨ててもいいようなスニーカ、スポーツサンダルなど、きちんと踵がとまる履物などがあると便利。裸足だと足が痛い(登れないことはない)。すべるので硬い靴は駄目。長靴もかえって危ないと思う。
 
 シーズンにはとにかく人が多いのでついていけばいい。その頃はさすがに水着着用でないとなぁ...岩尾別のゲートが朝7時過ぎに開くので、岩尾別 YH からフライングするのがいいかも。気持ちいい温泉です。夏には、第1湯は人が多過ぎて「秘湯」という風情はまったくなくなっています。人が少なければいいんですけどね。(^^; 季節を選べばいいのかな。シーズンには定期バスもあります。(だから余計混みます)

第1湯の左側の崖を登りましたが、熱い湯が流れてたりして危険です。必ず熱湯に足をつけることになるので覚悟が必要です(崖を登るなという表示あり)。(;^^)。
 滝壷に落ちる人がいて、毎月数名は怪我人が出るとか。気を付けないと、怪我をしても救急車もなかなかたどり着きませんし、現場までの到着が遅れますしね。
第2湯の左側のほぼ垂直に近い崖を登れば第3湯に行けるが、命知らずの人はどうぞ。私は嫌だ。
酸が強いから、変色してしまってもかまわない水着がいいという話しも聞きますね。あと、観光客が飯を食っているであろう飯時が空いているという話しも聞きましたね。あの辺りじゃ飯は食えませんからねぇ。
 
警告: ヒグマの生息地です。季節の選び方、装備、準備などの不手際で命をおとす危険もあります。充分な準備と覚悟を。
泉質:酸性硫黄泉(酸が強い透明なお湯。硫黄が濃い。) 強酸性なので日焼けにピリピリ。湯が目に入ったら痛いので、持参の水で洗うほうが良い。
泉温:61度 問い合わせ:斜里町観光協会(01522-3-3131)
【ロケーション】★★★秘境知床半島の先端部。羆が出没するという谷川全部が温泉
【 風  呂 】★★★第1,2湯とも広い。第2湯は深く背が立たない。
【ひそか湯気分】★★★第1湯は人が多いが、第2湯は私一人の独占。目の前に湯の滝、左右に鬱蒼とした原生林。絶景かな、絶景かな!
 
 その後、知床自然センター(必見)の奥でフレベの滝「乙女の涙」という有名な滝を見てきた。いやあ見事なものだ。帰りの森の中でエゾシカの親子と遭遇。3メートルくらいまで近寄っても逃げ出さないのにはビックリ。
滝「乙女の涙」
 
エゾシカの親子
 
 他に、熊の湯、海際のセセキ温泉、相泊温泉という秘湯を1日で堪能してきた。
 

菅野温泉・鹿追町

 
然別峡・菅野温泉 2001.11.11入湯
料金 日帰り 大人500円。10:00〜20:00。無休
宿泊 一泊二食付き8,000円〜
場所 河東郡鹿追町然別峡。道道85号線の分岐点から道道1088号然別峡線を約14キロ。ラスト約5キロは砂利道。
 
電話 01566-6-2848
泉質 大浴場毘沙門(中の湯)ーやや緑かかった白っぽい芒硝食塩鉄泉58度(源泉温度)・恵比寿(滝の湯)ー透明な暖まる重曹食塩泉53度・布袋ーぬるく透明な炭酸重曹食塩泉、中浴場不動ーホウ酸重曹炭酸泉56度・大黒ー石膏食塩泉48度、小浴場ーややぬるめの透明な炭酸重曹食塩泉、露天福禄寿ー肌に滑らかな灰茶色の石膏食塩鉄泉64度(円形)〜体感42度(木製長方形)、岩風呂ー不明。温泉のデパート! 「菅野で治らぬ病なし」と言われている。
 
施設 内湯6、露天風呂2(全て混浴だが、個別に女性専用時間帯あり。ゆえに、岩風呂に入れなかった。)。シャワーなし・水道のみ。無料休憩所・シャンプー・ボディソープあり。温泉のデパート! 「菅野で治らぬ病なし」と言われている。
   
中浴場&小浴場&露天風呂
 
【ロケーション】★★  羆も出そうな山の中。
【 風  呂 】★★  シャワーもない昔ながらの湯治場。明治45年開湯。
【ひそか湯気分】★★★ 各種泉質に富み、露天も内湯も秘湯の雰囲気抜群! 渓谷に望む露天からの眺めも優良。
P.S.
 露天風呂は、玄関へつながる道からマル見えなので、要注意。
 露天風呂の更衣室も、屋根があるからと思って安心してはいけない。雪がとけて、あちらこちらで雨漏りしているので、服の置き場所には注意が必要だ。
 
 大浴場で20才前後のスリムな女性と遭遇。好感のもてるファニーフェイス。NHKの有働アナをもっと可愛いくしたようなタイプ。前に短めのタオルだけ。(@_@)
 ぜい肉がほとんどない鍛え抜かれたしなやかな身体。太股がそれほど太くなかったことから、スケートやスキーではない。日焼けした顔からして、テニスか陸上の選手ではないかと思う。1週間くらいここに居続けると言っていたから、OLではないような気がする。どこか故障したのかな? でも、動きは故障を感じさせないものだった。
 
 ほの暗い大浴場中央の湯から段差のある更衣室へ、彼女が突然ダッシュ。ぜい肉のほとんどない濡れた滑らかな皮膚の下の筋肉の躍動が見事。古代ギリシャのオリンピックでは、裸体で競技していたそうだが、鍛え抜かれた裸体の躍動は、見る者を圧倒する美しさがあると思った。いやあ、寿命が伸びたような気がする。(^O^)

屈斜路湖畔・池の湯

北海道漫歩(7月31日)屈斜路湖畔の温泉 aruja
★内容
 31日には、YHで知り合った女性と二人で斜里岳に登る約束をしていたが、天候不順で中止し、一人で屈斜路湖畔の池の湯(ここでは水着の美人と一緒だった)(^_-)、コタン温泉(ここが私のお気に入り)、砂湯(自分で掘って風呂作り)、和琴温泉、オヤコツ地獄の湯、和琴地区共同浴場などの温泉にドッポーンしてきた。
 
池の湯(弟子屈町屈斜路湖畔)
屈斜路湖畔の池の湯
 
緯経度:E144.21.10.7 N43.35.52.7
泉質:単純泉
泉温: 45度 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
 
場所:砂湯とコタン温泉のほぼ中間にあり、向かい側に廃墟となったリゾート(レストラン、プール等)があるが、道路沿いに池の湯の表示はない。
特徴:直径は15mほどあり、池のように大きな天然の露天風呂。湖とつながっているので湖水浴と温泉浴が同時に楽しめる。男女別更衣所あり。
 湯は多少ぬるめで夏の入浴が最適。
 
 観光客は少なく、お湯は澄んでいて底が見えました。ここの温泉の大きさは有名です、プールのようです。湧出量は多く湖に川のように流出しています。きっと毎分1000リットルほどあるのではないでしょうか? 入ってみるとやはり足元はヌルヌルしていて少々イヤですが以前より良くなったそうです。特徴はコケか藻の匂いなのか温泉臭がします。
 池の湯の近くに赤湯があります。ここの温泉は湖畔に突き出した露天風呂とガラス温室のような内湯だそうです。
【ロケーション】★★★観光客が少なく、目の前に屈斜路湖が広がる。
【 風  呂 】★★★プールのように大きな露天風呂
【ひそか湯気分】★★ 見つけるのに苦労するが、苦労するだけの甲斐はある。
 
 

屈斜路湖畔・和琴温泉

和琴温泉(弟子屈町和琴)
屈斜路湖畔の和琴温泉
 
場所:E144.19.2.7 N43.34.45.9
 和琴半島のキャンプ場のすぐ近く。駐車場からてくてく1分くらい歩くと公園があり、そのすみに池がある。しかし、よく見ると「露天風呂」のペンキでなぐり書きされた小さな立て札がある。手を突っ込むと確かに温かいが、その池は屈斜路湖とつながっているので「ここに温泉がある」ということを知っていないと絶対「ただの池」と思ってしまうので注意が必要だ。
 
泉質:単純泉
泉温: 98度 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
 
特徴:和琴半島のつけねにあり、湯舟は小さな池ほどあるが、夏場の日中は観光客が多く落ち着いて入浴出来ないが、私は堂々とタオル1枚で入浴。
 脱衣所はあるが、開放的。トイレあり。お湯はぬるめなのでビールを持って行くとよい。結構広いので気持ちよかった。千葉から来た親子連れと仲良くなる。
 
余談 和琴キャンプ場前の宮崎食堂のイモダンゴ\200は、実に美味なうえにボリュームがある。小食の女性なら、これだけで昼食として十分だ。
 
【ロケーション】★★ 屈斜路湖畔
【 風  呂 】★★ 池のように広い露天風呂
【ひそか湯気分】★  昼間は観光客等が多く、落ち着かない。
 
 

屈斜路湖畔・和琴地区共同浴場


和琴地区共同浴場
 
場所 和琴温泉を左手にみながら、和琴半島の遊歩道を進んでいくと、湖畔に小屋のようなものがみえてきます。これもまた、お風呂になっています。地元のかたが、掃除、手入れをされています。混浴です。
 昔がどのような小屋だったか知らないのですが、外見は奇麗(新しそう)に見えた。ドア、窓共にアルミサッシ。小屋に入るとそこが脱衣場、下はコンクリート。浴室は右側に木製の湯船で結構深い。周りはコンクリート。
 お湯は底から湧き出ているようです。これがまた熱湯。とても熱い。3分と入っていられない。窓を開け、風に吹かれて、身体をさましてから、また入るという感じ。透明、無味、鉱物的石の匂いがした。
 
 湖とつながっている部分に排水(取水?)口がありますが、この溝に砂袋が沈めてあります。一見、「あぁ、これをとると湖の水で熱い湯をうめることができるんだな」と思いがちですが、実は逆であります。水圧の関係で、この溝が開くと、足元から一気に熱湯が噴き出し、地元の人でさえ入れぬ別府海地獄と化してしまいます。絶対にこの砂袋にさわらぬようにと、先に入っていたアンチャンから聞きました。

【ロケーション】★★ 窓の外には屈斜路湖が広がっている。
【 風  呂 】★★ カランも何もない湯船オンリーの共同浴場
【ひそか湯気分】★  素朴な混浴共同浴場
 
 

屈斜路湖畔・和琴オヤコツ地獄

屈斜路湖畔・和琴オヤコツ地獄 和琴半島先端
屈斜路湖畔のオヤコツ地獄の湯
 
1.施設名 :なし
2.交通手段:カヌーあるいは陸路(崖があり危険)
3.料 金 :無料
4.湯 質 :不明(硫黄臭がたっぷり)
5.内 容 :手堀
 
 和琴共同浴場まできたらぜひ半島の先端まで行ってください。オヤコツ地獄といって崖の斜面から温泉の噴煙がもうもうと上がっています。
 黄茶色になった崖の横にシューという音と共に噴気があります(ゆで卵ができるよ)。湯はそれほど多くないが吹いています。湖に縁を作ってあることが多く適温。ここは江戸時代には対岸から火が赤く見えたとの記述がありますが、昔と比べると沈静化しているのでしょうか? 夏は快適といった湯です。
 後で聞いたら、この斜面は立入禁止だって。確かに急斜面で赤土が滑りやすく危険だった。(;^^) 共同浴場で知り合った人の話では、この崖で滑落して重傷を負った人がいるそうです。カヌーで行くのが安全です。
 この他にも和琴半島には無名の露天風呂が幾つかあるそうです。皆さんで探してみてください。陸路よりカヌーで探した方が見つけやすいかもしれません。

【ロケーション】★★★屈斜路湖が目の前に広がり、傍らではシューと蒸気が噴出している。
【 風  呂 】★★★湖を石で囲っただけだが、それだけに野趣満点
【ひそか湯気分】★★ 絶景と露天風呂を独占。頭上の展望台(見えないが)の人の声が邪魔。



屈斜路湖畔・砂湯

砂湯(弟子屈町屈斜路湖砂湯) E144.21.44.7 N43.37.18.0
私が掘った屈斜路湖畔の砂湯
 
泉質:重曹泉 泉温: 58度 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
特徴:屈斜路湖の東岸、湖畔の砂を掘るとお湯が湧きだすユニークな温泉。
ここでまっぴるまにはだかで入るのは勇気がいるでしょうねえ。なんせ横を通る道から丸見えだし。観光バスはびしばし来るし。あと、掘ったらジワジワとお湯が湧きだしてくるので、人間が入れるくらい掘るのはけっこう大変です。ただ、熱湯が湧き出てくるので、湖に隣接して掘り、湖水で水温を調節するのがコツですね。
私も掘って、マイ露天風呂を作って、入ってみました(ここだけ水着)。自作の湯は格別なものがありますね。(^_-)
二つだけ木で組んだ湯ぶね(熱湯)みたいなのがありました。あと、近くにあるお土産やさんかなんかで、この温泉を飲むことができます。

【ロケーション】★★ 屈斜路湖畔
【 風  呂 】★  熱湯の湯船か自作の露天風呂
【ひそか湯気分】★  観光客がいない早朝ならお薦め
 
 

屈斜路湖畔・コタン温泉

コタン温泉(弟子屈町屈斜路湖コタン)E144.20.44.3 N43.33.48.1
屈斜路湖畔のコタン温泉
 
泉質:酸性単純泉 源泉56.5℃ 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
特徴:湖畔のとてもあけっぴろげな温泉。水着着用者が多い。男女別脱衣所あり。
 早朝の屈斜路湖畔ではコタン温泉がおすすめ。この絶景と露天風呂を独占していると最高の気分! 昼間なら観光客がほとんど来ない池の湯がお薦めかな?
 ちなみにここの露天風呂につかわれている石は四国からはこばれたものだそうで,特に男湯と女湯を(形だけ)仕切っている大きな石は数百万円もしたそうです。そのお金は 弟子屈の町長さんのポケットマネーだそうです.この話はコタンの風呂に入りにきていた地元のおじいさんに聞きました。もひとつちなみに,コタン温泉のすぐとなりにある,けっこう立派な家が弟子屈の町長さんの家だそうで,家の庭にも温泉を引いた露天風呂があるそうです。 なお、共同浴場(大人150円。12:00〜22:00、水曜定休)が隣接しています。
 
【ロケーション】★★★屈斜路湖畔
【 風  呂 】★★★石組みの立派な風呂。
【ひそか湯気分】★★ 観光客の来ない早朝は最高!
 
 
 「おかめ食堂」の醤油ラーメン\400(含む税)は、昔風の単純な醤油ラーメンだが、実にスープの味のバランスが絶妙なうえに、シコシコした細い麺との組み合わせが最高。チャーシューメンではないのに6個もチャーシューが付いていたのは感激だ。それで\400。信じられない。評価はAA。ここのイモダンゴ\200もお薦め。
 なお、8月だけは連日開店しているが、それ以外は旅行好きなので、不定休だそうだ。
 

熊の湯・羅臼町

熊の湯(羅臼町湯の沢) 〔男女別の露天風呂(無料)]
熊の湯
 
場所:知床。羅臼から知床横断道路を登って行くと、ゲートの手前、左側にある。
 羅臼温泉国設キャンプ場をめざすとわかりやすい。また、キャンプ場には、トイレなどいろいろとあります... 駐車場の川向かい。男女別で、簡単な脱衣所もある。女湯には囲いもあるので、女性でも安心。

泉温: 67度 問い合わせ:羅臼町役場:(01538-7-2111)
泉質:含食塩硫化水素泉
 透明なお湯です。結構熱い湯で、裏の方からお湯と水を引いているので、熱過ぎたら断ってうめればいいでしょう。地元のおじさんがよく利用してます。
 ほのぼのした露天風呂。場所がいいので結構人は来ますね。
 うめすぎたら地元の人に怒られます。熱くなるのに時間がかかるとか。季節にもよりますが、水も結構冷たいので、安易にうめるとなかなか回復しないのでしょうね。これは注意すべき点だな。
 
余談:ここのキャンプ場に1週間泊まって、あちこちの山に登っているライダーと知り合う。羅臼岳の素晴らしさについて同感しあう。彼は羅臼から登ったので、羆を遠望したそうだ。斜里岳の登り方についても教えてもらう。また、熊の湯の近くの「湯の沢の湯」についても教えてもらった。「熊の湯」の向かいの国設キャンプ場横の登山道を徒歩で5分ほど行くと源泉の湧き出ている場所が多数あるそうだ。自分で掘ってもいいし、前の人が作った湯船に入ってもいいそうだ。ただし、羆が出るかもねということでした。(;^^)
 
【ロケーション】★★★知床横断道路の羅臼側の森の中。川沿い。羆が出るかも?
【 風  呂 】★★ 無料露天風呂としてはよく整備されている。お湯も良い。
【ひそか湯気分】★★ 川のせせらぎも聞こえる森の中。いい気分だよ。
 

旅館遠別つるつる温泉・留辺蕊町

北海道漫歩(5月13日)サロマ湖,藻琴山芝桜 aruja
★内容
サロマ湖畔YH
 サロマ湖畔YHに泊った。客は,私一人だけだったので,和室6畳一室を独り占め。
 午前6時前から明るい。窓を開けると,朝日に輝くサロマ湖が部屋から一望。
 朝食後,湖畔をサイクリング。水辺では青サギなどが餌をついばみ,鷲が私の頭上すれすれをかすめていく。ここは,野鳥の宝庫だ。
サロマ湖の朝
 午前11時ころ,元網走刑務所に到着。陰鬱な監獄から外に出ると,対照的な見事な桜並木が美しい。囚人も出所したときに見た娑婆の景色は,実に美しいものかもしれない。でも,娑婆の風は,前科者には厳しかったことだろう。
元網走監獄
元網走刑務所と桜
 いやあ,今日は暑かった。27度以上あったぞ。Tシャツ1枚でも汗だくだ。(;^^)
 しかし,藻琴山温泉の芝桜はすごかった! 藻琴山の斜面全部がピンク!
 目の前の視野全部がピンクなんだ!
藻琴山温泉芝桜公園
 写真の階段を登ったら,長い長い。汗ビッショリだよ。でも,景色の見事さに暑さを忘れるくらいだ。でも,降りて食べたソフトクリームの美味しかったこと!
藻琴山温泉芝桜公園
 
 昼食は,北見市のトリトン三輪店(北見市三輪12-20,tel 0157-23-5555)で回転寿司を味わった。午後1時半なのに店は満員。待っている人が10人以上いる。人気があるんだなあ。
 私は一人なので15分待ちくらいで,カウンターに座れた。
 ボタンエビ中(以下,いずれも一皿2カン)が何と300円。味も良く,なんてお得なんだ。トロは220円。見た目は脂がのっているようだが,味はちょっと水っぽい。でも,この値段ならコスト・パフォーマンスは抜群だ。これが期待通り旨ければ,大トロ400円を食べようと思ったが,断念。その後,サーモン,アマエビ,イカ(各120円),〆鯖,ホッキ貝(各180円)などを食いまくり,10皿20カンでお勘定。なんと計1617円。普通の寿司屋ならボタンエビだけでこれくらい取られても不思議ではない。評価はAA。旭川の「赤とんぼ」なんか目じゃないぞ。
 ここのチェーン店は,札幌に4ヶ所,北見に2ヶ所あるので,ぜひ味わってみることをお薦めする。
 
 帰途,旅館遠別つるつる温泉(留辺蕊町字滝の湯,TEL 0157-45-2225,国道39号線に大きな看板あり。そこから約400m山側へ)で汗を流す。
 名前のとおり,単純硫黄泉のお湯は,肌にツルツルして実に滑らかだ。硫黄の匂いがプンプンとして温泉気分も高まる。小川のせせらぎを聞きつつ,広い露天風呂でゆったりと足を伸ばしながら,頭上のエゾヤマザクラの花見を楽しむ。うーん,いい気持ちだ!
旅館遠別つるつる温泉
・料金 大人500円,8:00〜21:00
・施設 サウナなし,他はフル装備。大小浴場,泡風呂,打たせ湯,ジェット・バス,露天風呂,無料休憩所,無料ロッカーあり。
【ロケーション】:★★ (山際の1軒宿)
【 風  呂 】:★★ (露天風呂は出色。泉質も,山里の眺めも良し)
【ひそか湯気分】:★★ (設備は近代的。眺め,泉質,共にお薦め)


然別峡鹿の湯・鹿追町

然別峡鹿の湯 2001.11.11入湯
場所 然別峡野営場入口から奥へ約250メートルの河原にある三つの湯
泉温 約40〜50度、大きな岩風呂は場所によるが、40〜43度、上流の源泉1は約50度。崖下にある源泉2は約45度(冬場はちょうど良い湯加減)。
 
泉質 やや白く濁っている。2種類の湯が混入している。
状況 よく手入れされており、荷物置場も用意されているが、壁はない。(-_-;)
眺望 清流に臨み、優良。
 
源泉1から見た鹿の湯。右手に源泉2がある。下流右手の土手を上がると野営場。
 
 
源泉1と源泉2(大きさは一人用)
 
【ロケーション】★★  羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★★  岩をくり抜いたような岩風呂
【ひそか湯気分】★★半 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。
P.S.
 カップルが先に入っていた。30代の奥さんの均整のとれた白い裸体が陽光にまぶしく輝いていた。ありがたや、ありがたや。(^O^)
 帰りがけに20代前半の女性とすれ違い、思わずUターンをしたくなったが、温泉のために来たのだからと思い直して、他の湯へと向かった。(;^^)

然別峡テムジンの湯


然別峡テムジンの湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)を渡ってすぐ右側の空き地から踏み分け道をつたってユウヤンベツ川の河原へ。
 
泉温 約47度。底からフツフツと熱湯が湧く。源泉100%にこだわる人は、熱いので、約5度の川と交互に入ると、長く入湯できる。こだわらない人は、バケツ持参で川水を入れた方がよい。
 
状況 手入れが十分ではないが、入浴できる。
眺望 最高! 三つの滝を温泉から観望できる。そびえ立つ巌にエゾマツの大木が屹立。これだけの景色はなかなか見られない。頭上にも枝が張り出しているので、積雪期と強風時は要注意。
 
【ロケーション】★★★ 羆も出そうな山奥の渓谷。三つの滝を観望できる。
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡シリオパの湯

 
然別峡シリオパの湯 2001.11.11手だけ入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)を渡ってすぐ左側のユルトクシュナイ林道の入り口から約300メートル奥の最初の水防ダムの上。林道の直下。
 
泉温 約38度。ぬるい。
状況 清掃されていなくて、厚さ約10センチのクロームイエローの湯の花か藻がこんもりと張りつき、徹底的に清掃しないと入れない。
 
【ロケーション】★ 羆も出そうな山の中の川岸だが、あまり眺めは良くない。
【 風  呂 】★ 川岸を掘って作った力作
【ひそか湯気分】  ぬるい。清掃しないと入れない。

然別峡マインの湯

 
然別峡マインの湯 2001.11.11手だけ入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約100メートルも行かない所に入口がある。
 
泉温 約38度。ぬるい。
状況 清掃されていなくて、落ち葉や藻で入れる状況ではない。
眺望 清流に臨み、良。
 対岸にも丸く石で囲った温泉らしきものが見えるが、川の流量が多く、危険なので、未確認。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸。
【 風  呂 】★  川岸を掘って作った力作
【ひそか湯気分】   ぬるすぎる。清掃しないと入れない。

然別峡崖下の湯

 
然別峡崖下の湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから約100メートル下流へ。メノコの湯の下流に隣接。
 
泉温 約40度。ややぬるい。長湯にちょうど良い。
泉質 やや白っぽいが、開設者の話では、朝一番に来ると、奇麗な翡翠色の湯の花が堆積しているそうだ。ホウ酸泉か?
 
状況 清掃されていて、気持ちいい。感謝して入湯。
眺望 清流に臨み、良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡メノコの湯

 
然別峡メノコの湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから約100メートル下流へ。崖下の湯の上流に隣接。
 
泉温 約40度。ややぬるい。長湯にちょうど良い。
泉質 透明。重曹泉か?
状況 清掃されていて、気持ちいい。感謝して入湯。
眺望 清流に臨み、良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡チニカの湯

 
然別峡チニカの湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから約100メートル下流へ。メノコの湯から10メートルほど上流にある。
 
泉温 約43度
泉質 白濁した硫黄泉
状況 清掃されていて、気持ちいい。感謝して入湯。
眺望 清流に臨み、良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡ダム下の湯

 
然別峡ダム下の湯 2001.11.11手だけ入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから水防ダムの方へ約100メートル。
 
泉温 約33度。ぬるすぎ。
状況 清掃されていなくて、落ち葉や藻で入れる状況ではない。
眺望 清流に臨み、ダムからの滝の落下が見事で、優良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸。滝の眺めがいい。
【 風  呂 】★  川岸を掘って作った力作
【ひそか湯気分】   ぬるすぎる。清掃しないと入れない。

新得町営浴場

北海道漫歩(8月2日)帯広「ぱんちょう」新得町営浴場
★内容
 5:20 出発(早朝の涼しい時間帯を有効利用するため)。快晴
帯広市では気温37.7度を体験。網走での暑さに負けない。熱暑地獄の
中をのたうち回る。帯広駅前の「ぱんちょう」で豚丼(梅1050円)を食べる。
美味。どんなに暑くても食欲が衰えないことが強みだ。14:30から17:00まで雨。
帯広100年記念館で寝て、晴れを待つ。雨が上がって走り出すと、すごい夕立。
思わず、近くの葬祭店の軒先を借りる。そこのお婆さんが親切で、お茶をご馳
走になりながら30分も話し込む。雨で出発が遅くなってしまう。夜の山中を走
る。
 19:30 135キロを走破して、新得町のサホロYHに到着。食堂「夫婦」
で天丼を食べる。聞かれて、自転車で道内を回ってきたことを話すと、品切れ
だったはずの蕎麦を無料サービスしてくれた。隣りのテーブルのおじさんは、
「好きなだけビールを飲め」と言って奢ってくれた。新得の人は親切だなあ。
今までの旅行の中で、他にも沢山の人の親切を受けた。それだけでも
この旅行をした甲斐があるというものだ。

 夕食後、新得駅前の公衆浴場で汗を流す。ここは、本当に駅前で、駅を出る
とすぐ右側に見える。通りから見るとパチンコ屋の裏になる。ここの湯は、約
60キロ離れたトムラウシ温泉からわざわざ運んできているのだそうだ。
 いやあ、こんな所で名湯トムラウシの湯を体験できるとは思わなかった。
 肌に滑らかで、冷めにくく、本当にいい湯だ。しかし、ここは銭湯なので、
石鹸やシャンプーは持参しなければならない。風呂は二つあり、一つが沸かし
湯で、奥がトムラウシの湯だ。変わっているのは、別料金でサウナがあること
かな。
 
新得町営浴場
 所在地 新得町本町通南1丁目(新得駅から見える)
 料金  大人300円、サウナ100円 (14:00〜22:00)無休
 泉質  含硫黄ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉(トムラウシの湯)
温泉ミシュラン
【ロケーション】 (駅前)
【風    呂】★(泉質よし)
【ひそか湯気分】 (なしー銭湯)
 
 

セセキ温泉(羅臼町瀬石)


セセキ温泉

場所:知床。羅臼から更に半島の先へ。行きどまりのちょっと手前、海岸沿いに石で固めた湯舟が二つ。道からまる見えなので根性出して入りましょう:-) 駐車場、トイレあり。
 
泉質:食塩泉(透明なお湯。)
泉温: 75度(左側はそれくらいあった。右側は40℃くらいだった。長湯にちょうどよい。底から熱い湯が湧き出ていた。)
問い合わせ:羅臼町役場:(01538-7-2111)
 
特徴:目の前に水平線が広がり、国後島を望むこともできる野趣満点の温泉。手を伸ばせば海に届きます。それだけに波しぶきもモロ。ジャンプすれば、すぐに海水浴可(水は冷たいぞ!)。風呂の中にも海草が漂う。
 脱衣場が無いので女性は水着が必要。更に先に相泊温泉もあります。勇気の無い人はそちらへ。
 干潮前後2時間の合計4時間しか入れません。羅臼ビジターセンター(tel 01538-7-2828)に電話して聞くと、羅臼の干潮の時間を教えてくれます。

 本来横の民家の自家用なので、必ず許可を得て下さい。志を入れる箱もありました。ここで、生きウニも売っています。エゾバフンウニ1個300円。2個買ったら、1個が小さいというので、もう1個、おまけしてくれた。(^O^) 美味しいぞ!
 まさに波打ち際の温泉というか海に入っているようでした。湯の中に海草が浮いているし、腕の毛に海草ががついて緑色の毛になり面白かったです。(^o^;
 
 なお、セセキ温泉で素晴らしくグラマーな美人(大胆にも小さなタオル1枚のみ)と混浴する幸運に恵まれた。(^O^)
 後から入ってきたので、私も名前さえ知らないが、前はボインがタオルからはみ出しそうだし、さらにボインがタオルを持ち上げているので、横から見るとマル見え。後ろは完璧ヌード。目のやり場に困ってしまった。(;^^)
 雪のように白い肌が温泉でピンクに染まっていく様は、何とも艶っぽいもんだねえ。(^_-)
【ロケーション】★★★腕を伸ばせばそこは海。目の前に広がる海と水平線を眺めながらの入浴は最高。
【 風  呂 】★★ 個人が整備して厚意で入れてもらえる風呂としては、よく整備されている。
【ひそか湯気分】★★ 道路からマル見えであることを除けば、素晴らしい海岸の露天。
 

滝上町交流プラザ泉

北海道漫歩(5月12日)滝上町交流プラザ泉 aruja
★内容
 快晴に誘われて,芝桜で有名な滝上町経由で,サロマ湖畔YH泊りの予定。
 旭川市神居町の梅光軒神居店で自慢の醤油ラーメン(\600,評価はAA)を味わった後,国道39号線を東へ進む。上川町で紋別市への山間道路へ左折し,さらに60キロほど行くと,やっと滝上町に着いた。
 お目当ての滝上公園の芝桜はまだ3分程度。ところどころうっすらとピンクという状態で。満開にはほど遠い。暑いので,芝桜ソフトクリーム(\250)を食べたが,これが旨い! コクがあるけれど,しつこくなくて美味。次回の訪問の際も食べたいものだ。ただ,蜂がよってくるのにはマイッタ。(;^^)
 
 サクルー川にロンドン・ブリッジを模した「虹の橋」がかかっている。その近くの滝は,雪解け水で水嵩が増しているので迫力がある。
滝上町の白馬の滝
 その川岸に立つ立派な洋館が,滝上童話村交流プラザだ。
 温泉ではないが,素晴らしい公共浴場があり,お薦めだ。
 浴場は,教会のように長方形で,天井が高い。10メートルくらいあるぞ。両側にステンドグラスがあり,風呂のある一番奥は,半円形に張り出していて,壁が曇ガラスなので,よけい教会のような雰囲気がある。ふんだんに大理石を使っていて,豪華なのだ。ハーブ湯もあって,今日は滝上産のミント。うーん,疲れが溶けてゆくような気がする。(^_-)
・料金 大人\350(5月12日は無料だった。),13:00〜18:00
・施設 露天風呂はないが,それ以外はフル装備で豪華。サウナ,水風呂,大風呂,泡風呂,打たせ湯,ハーブ湯,シャンプー(ヘアー&ボディ),無料休憩室,無料ロッカーあり。
・泉質 弱アルカリ・ミネラル泉(原料添加) へたな単純泉の温泉よりお薦め。
 
 快晴のサロマ湖畔で快適なドライブを楽しんだ。紋別から網走までの道のりは,去年の夏の猛暑の中をサイクリングしたものと同じだが,同じ道とは思えないほどだ。
 37度以上の猛暑でのサイクリングは地獄のようなものだった。坂に差しかかる度に絶望にとらわれ,坂を登る途中はなぜ道内1周サイクリングなんて思いついたのだろうと呪い,登りきって駆け下る度に天国に登ったような気がしたものだ。(;^^)
 坂の一つ々々に汗のしたたるような思い出がある。その思い出の坂をあっという間に車で駆け抜けていく。快適だが,あまりにもあっけない。簡単であることは,退屈にもよく似ている。旅はある程度苦労したほうが,味わいがあるような気がする。違うかな?
 
 サロマ湖のキムアネップ岬で,壮大な日没に遭遇。YHの夕食が午後6時半なのだが,夕陽が沈みきったときは6時40分(もっと早いと思ったのだが)。(;^^) YHに電話して遅くなることを了解してもらった。日没時間にあわせて,早めに夕食にすれば良かった。
サロマ湖の落日
 サロマ湖畔YHの夕食は,刺身や焼き魚他に4品くらいあって,なかなか美味しかったよ。
 湖畔から眺める夜空は,星でいっぱいだ。平地で,これほどの星を見た記憶が無いほどだ。

トムラウシ温泉・新得町

 
トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘 2001.11.11入湯
料金 日帰り 大人350円。8:00〜20:00。無休
宿泊 一泊二食付き7,000円〜
場所 上川郡新得町屈足トムラウシ。ラスト約9キロは砂利道。
電話 01566-5-3021
泉質 含硫黄ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。無色透明。源泉93度だが熱交換システムにより源泉100%。
 
施設 フル装備。男湯だけでも、内湯2(大)、露天風呂2(大)、サウナ、水風呂、打たせ湯、気泡湯。無料休憩所、無料鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな本当の山奥の原生林の中。
【 風  呂 】★★ よくぞこんな山奥に、こんな立派な施設が!
【ひそか湯気分】★★ 渓流を見下ろす露天の眺めが素晴らしい!

糠平館観光ホテル・上士幌町

北海道漫歩(6月24日)
★内容
 午前4時、すっかり明るくなっている。今日も天気が良さそうだ。というこ
とは、帯広のゴルフ場も乾いて固いんだろうなあ。(;^^)
 国道233号線を東へ進む。旭川のバイパスを抜け、39号線を走る。途中、比布
(ピップ)という町があったが、ピップ・エレキバンと何か関係があるのかなあ?

 層雲峡では、美しい緑に被われた渓谷美を堪能し、国道273号線を南下し、三国
トンネルを出ると、抜けるような青い空の下に、雪の白さが眩しいニペンツ山
(2013m)やウペペサンケ山(1835m)等の連山が、美しい原生林の向こうに連なっ
ている。そのパノラマは、息を呑むような美しさだ。
 眩しいように美しい原生林の緑を道路だけが切り開いている。素晴らしい道
路だ。伊理人さんが見たら自分の車で走りたくなるだろうなあ。

 糠平湖畔で温泉に入る。糠平館観光ホテル(tel 01564-4-2210)は中くらいの
規模の観光ホテルで、入浴料は大人500円。谷川の露天風呂は、せせらぎの音
がすぐ近くに聞こえ、美しい緑の中で実にのんびりできる。混浴の露天風呂は、
いかにも手作りという感じの円形の岩風呂で10人がゆったり入れる大きさだ。
温泉はアルカリ性弱食塩泉、無色無臭でかすかに塩味がする。男湯、女湯の露
天風呂もあり、大きさはこちらの方が大きいが、眺めは混浴の方がいい。

温泉ミシュラン
【ロケーション】 ★★  閑静な谷間に露天風呂あり。
【 風  呂 】 ★★  露天風呂から眺める谷間の木々は奇麗。
【ひそか湯気分】 ★   谷川のせせらぎも聞こえる別天地


糠平温泉・元祖湯元館

糠平温泉・元祖湯元館(2001.9.23、16:00入湯)
日帰り 大人 \500、11:00〜20:00(休日あり、要事前の電話確認)
場所 河東郡上士幌町糠平
電話 01564-4-2121
泉質 含炭酸水素・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯。かすかな硫黄臭あり。
設備 室内大浴場、家族風呂、露天風呂(コンクリート製岩風呂で、混浴と女性専用がある)、打たせ湯、無料休憩所あり。シャンプー・セッケンあり。
【ロケーション】★★ 糠平湖畔の森の中。
【 風  呂 】★  森の中の湖畔に迫り出すように露天風呂と打たせ湯がある。
【ひそか湯気分】★  谷川を眺めながら、梢を渡る秋の風に湯でほてった身体を冷やすと極楽気分だねえ。(^_-) 
ps、
 夕食は、「よし乃」永山店(旭川市永山3条20丁目、電話0166-47-1040)で味噌ラーメン(\650)を食べる。可もなく不可もなし。味噌の味がこなれておらず、ストレートに舌にくる。旨味が足りない。評価はB。
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野中温泉本館・足寄町

野中温泉本館・足寄町(2001.9.22、19:00入湯)
日帰り 大人 200円。ユースホステル・一泊二食 大人 4,590円
場所 〒089-3964 足寄町茂足寄159番地
電話 01562-9-7454
泉質 含食塩・含石膏・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯。硫黄臭あり。セッケンも泡立たないグッドな泉質!
設備 無料休憩所あり。内湯のみ。カランもセッケンもシャンプーも無し。イスも四角い木を切っただけのもの。素朴そのもの!
【ロケーション】★★ 雌阿寒岳の麓。まわりは鬱蒼とした森林。
【 風  呂 】★  木製の湯船のみ。昔ながらの湯治場。
【ひそか湯気分】★  洗い場も木製。湯船以外に何もないのが味わい。秘湯好きには堪らない魅力があるかも。
ps、
 露天風呂好きなら、隣の景福へ。日帰り大人300円。
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野中温泉「景福」

北海道漫歩(9月23日)雌阿寒岳等、野中温泉
 いやあ、最高の天気でした。
 大雪山は中腹まで白かった。国道273号線の景色は良かったけれど、紅葉の盛りには1週間早かった。
 雌阿寒岳(1499m)の頂上にも初雪が積もっていた。野中温泉から霜柱を踏みしめながら登った。遠く白い大雪山の連峰、右に噴火口と阿寒湖と雄阿寒岳、左に翡翠を溶かしたような神秘的なオンネトーの湖と素晴らしい風景が広がっていた。
 
雌阿寒岳頂上からの噴火口・阿寒湖・雄阿寒岳の眺め、2001.9.23
 
 隣の阿寒富士(1476m)に登り、オンネトーのキャンプ場へ下りた(野中温泉行きのバス亭あり。1日往復3便)。昨日、ここに置いておいた自転車に乗って、野中温泉に向かう。途中のオンネトーの湖と雌阿寒岳・阿寒富士の眺めは見事というほか無かった。
 
オンネトーの湖と雌阿寒岳・阿寒富士,2001.9.23
 
野中温泉「景福」(2001.9.23、14:00入湯)
日帰り 大人 \300、9:30〜20:00
場所 足寄町茂足寄。野中温泉YHの隣
電話 01562-9-7015
泉質 含食塩・含石膏・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯。硫黄臭あり。セッケンも泡立たないグッドな泉質!
設備 内湯(水道の蛇口1個のみ)、露天風呂(コンクリート製岩風呂)あり。セッケンもない。
【ロケーション】★★ 羆も出そうな雌阿寒岳の麓。
【 風  呂 】★  内湯は木製の湯船のみ。昔ながらの湯治場。
【ひそか湯気分】★  湯船以外に何もないのが味わい。秘湯好きには堪らない魅力があるかも。露天風呂には塀があるが、途中で切れているので、女性は要注意。
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ホロカ温泉・上士幌町

 
上士幌・ホロカ温泉 2001.11.10入湯
料金 日帰り 大人300円, 8:30〜16:00
宿泊 1泊2食付き5,900円〜
場所 上士幌町幌加。国道273号線の分岐点(看板に幌加温泉の表示あり)から約1キロ(舗装道)
電話 01564-4-2131
泉質 硫黄泉(泉質が良く、いつまでも浸かっていたくなる)と食塩泉
設備 内湯2種類、打たせ湯、露天風呂(含食塩・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯)あり。水道の蛇口1個のみ。セッケンのみあり。無料休憩室あり。
 川沿いの露天風呂(かなり離れた別館の脇)の目の前に水防ダムの滝があり、眺め良し。
 内湯の洗い場には、湯の花が作った段々があり、トルコの名所みたいで、見ると感激するぞ! 建物も戦前?の洋風木造建築で、秘湯の雰囲気十分。
 
手前が硫黄泉、奥が食塩泉。洗い場の湯の花が作った段々が見事!

【ロケーション】★★ 羆も出そうなニペソツ山の麓。 
【 風  呂 】★★ シャワーもない昔ながらの湯治場。泉質グッド!
【ひそか湯気分】★半 露天も内湯も建物も秘湯の雰囲気抜群!

幌加温泉元湯鹿の谷・上士幌町

 
上士幌・幌加温泉元湯鹿の谷 2001.11.10入湯
料金 日帰り 大人500円 10:00〜20:00
宿泊 素泊まりのみ 大人4000円
場所 上士幌町幌加
電話 01564-4-2163
泉質 カルシウム泉(底にサラサラした白い湯の花が積もっている)、鉄鉱泉、食塩泉(よく暖まる)、硫黄泉。いずれも無色透明、源泉100%
 
設備 女性専用鉄鉱泉以外は、全て混浴。内湯3種類、打たせ湯、露天風呂(硫黄泉)あり。水道の蛇口2個のみ。セッケンのみあり。
  
内湯。手前から食塩泉、鉄鉱泉、カルシウム泉、一番奥に打たせ湯の硫黄泉
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうなニペソツ山の麓。 
【 風  呂 】★★  シャワーもない昔ながらの湯治場。
【ひそか湯気分】★★ 露天も内湯も秘湯の雰囲気抜群! 渓谷に望む露天からの眺めも抜群!
p.s.
 露天風呂で、20代後半のかわいい女性と遭遇。大きなバスタオルにくるまっていた。温泉が好きで、道内の温泉にはすごく詳しい。芽登温泉もいいと薦められた。
 見知らぬ女性と一緒に露天風呂に入り、見事な峡谷の美しさを眺めながら、大好きな温泉の話をしていると、つくづく幸せだなあと思う。(^O^)

本別温泉グランドホテル

北海道漫歩(6月25日)
★内容
 今日は曇りだが、富良野方面は快晴という天気予報。
 まずは、朝風呂だ。本別温泉グランドホテル(北海道中川郡本別町西美里別20、
電話01562-2-3101、入浴のみ大人400円)の風呂に入る。普通のタイル風呂が二つ。
もちろん30人くらいがゆったり入れそうな大きな風呂だ。泉質は弱重曹泉で、
無色透明無臭。肌がツルツルになりそうな感じだ。

温泉ミシュラン
【ロケーション】 ★  閑静な森の中
【 風  呂 】 ★  風呂は広い
【ひそか湯気分】    ホテルの中

芽登温泉・足寄町

 
足寄・芽登温泉 2001.11.10入湯
料金 日帰り 大人500円、9:00〜20:30
宿泊 一泊二食付き\7,000(+税)〜
場所 足寄郡足寄町芽登2979。道道88号線の西喜登牛の分岐点(案内板あり)から砂利道を約3キロ。
 
電話 01562-6-2119
泉質 硫黄泉。無色透明。塩別と同じくらい肌がツルツルになるいい湯だ。
設備 内湯2種類(一つは単なる沸かし湯かも?)、女性専用&混浴露天風呂(コンクリート製岩風呂)あり。ボディソープのみあり。
 混浴露天風呂は、真ん中に大石がある円形岩風呂。20人くらい入れる。河原に面して景色良し。内湯は、去年改装したばかりのタイル張り。
 
右側の内湯が硫黄泉
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★★ 内湯はタイル張りで平凡だが、露天がいい。
【ひそか湯気分】★半 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。
P.S.
 ここの露天風呂でも、20代後半のきれいな女性と遭遇。前に短めのタオルをあてているだけだった。滑らかなバックラインが美しい。(@_@) 色白の肌が湯に染まり、ぽっとピンク色になっている姿は、なんとも艶っぽい!
 私が入ると、あわてて岩陰の向こうに隠れてしまい、私がいると出にくそうなので、早めに露天風呂を切り上げた。

紋別プリンスホテル

北海道漫歩(7月30日)宗谷岬
★内容
 6:20 出発。肌寒い。霧雨のち快晴
 昨日の右足ふくらはぎ打撲と左足膝をひねった所が痛み、歩行困難だが、自
転車はこげる(痛いけれど)。昨日の190キロサイクリングの疲れも残って
いるが、なんとかなるだろう。
 

 7:30 日本最北端の宗谷岬で記念撮影(間宮海峡を発見した間宮林蔵の像も)。バス停には、東京からヒッチハイクで来た大学生がいて、昨夜はここで泊まったそうだ。学生時代は俺もそうだったよなあ。
 オホーツク沿岸を南下。町から町までの間が長い。放置され、崩れかけた農
家が目立つ。オホーツクの海は、どこまでも青い。
 
 クッシャロ湖周辺の原野でも、野生の紫のアヤメやピンクの花が咲き乱れて
いる。エゾカンゾウの時期が過ぎても、次の花が咲くのだなあ。

 215キロ走破はきつい。日はとっぷりと暮れてもまだ紋別は、40キロの彼方
だ。午後9時すぎ、紋別の町の明かりが見えた。思わず「ハンドルよ、あれが
紋別の灯だ」とつぶやいた(疲れ切って声が出ないだけ)。
 
 21:40 紋別プリンスホテルに到着。遅くなったのは、午前中にブレーキゴ
ムがタイヤに触れていることに気付かなかったからだ。アホだねえ。ブレーキ
かけたまま走っていたわけだから、進まないのは当たり前だよね。
 
 ホテルの風呂は、温泉(弱食塩・重曹泉)で、無色透明に近く、肌がなめら
かになるような感じがする。露天風呂もあるが、塀に囲まれていて眺めは最悪。
頭上の星だけが降るようにきらめいていた。日焼けが痛いので、ぬるい気泡風
呂が有り難かった。 パソコンの再セットアップに時間をとられ、就寝は午前
1時過ぎ。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】   町中
【 風  呂 】 ★ 風呂は立派
【ひそか湯気分】   ホテルの温泉