北海道漫歩4

サロマ湖
#7751/7751 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 7/24 23:11 ( 9)
北海道サイクリング旅行の予定。 aruja
★内容
7月29日 留萌から稚内へ185キロ
  30日 紋別へ215キロ
  31日 斜里へ160キロ
8月1日 厚岸へ160キロ(峠越え)
  2日 帯広へ178キロ
  3日 富良野へ117キロ(峠越え)
  4日 留萌へ115キロ(峠越え)
 
 
#7874/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:42 ( 32)
北海道漫歩(7月29日) aruja
★内容
 8:30 出発。晴のち曇り。出発早々、こけて右足のふくらはぎを強打。左
膝を捻る。どちらも強烈に痛い。でも、思い直す。「これは幸運だ。あの転倒
なら骨折しても不思議はないのに、ついている証拠だ。」

 サロベツ原野を経由。広い。行けども行けども同じ景色が続く。左ひざの痛
みは増すばかりだ。咲いている紫のアヤメ(原種)やピンクや黄色などの花が
美しく、しばし痛みを忘れさせてくれるのが慰めだ。



 午後7時頃に稚内温泉「童夢」(稚内市富士見4丁目、TEL 0162-28-1160)
に到着。
 場所は、ノサップ岬から日本海側を2キロほど南下した道道沿いに海に面し
てある。豪華な市営温泉だ。サウナなどフル装備。風呂場のトイレはウォシュ
レットだった。入館料大人600円(10:00〜22:00,第1月曜休み)。
 ここで汗を流す。露天風呂からの眺め良し。曇りが残念。晴れていれば、
利尻富士が正面に見えるそうだ。泉質良し(含食塩・重曹泉)。肌がツルツル
して、湯ざめがしにくい。四国から来たおじいさんと泉質は最高だと意見が
一致した。その後、イクラ・ウニ・マグロの三色丼(1000円)を食す。味はま
あまあ良し。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】 ★★★ 海岸沿い。日本最北の温泉
【 風  呂 】 ★★★ 露天風呂から眺める日本海は最高
【ひそか湯気分】 ★   流行の公営温泉だが、眺めが良い。

 19:40 190キロを走破して、稚内モシリパYH(ユース・ホステル)に到着。
稚内モシリパYHで、ジャイカの派遣でガダルカナルに行ってきたという女
の子に会った。旅行会社を辞めて、養護教員として赴任したそうだ。1月から3
月まで3ヶ月間、国内で英語研修を受けた後、ガダルカナルで現地の人の家で1
週間ホームスティしながら、現地の言葉(ピジン・イングリッシュ)と習慣を
学んでから、ガダルカナルの赤十字の障害児施設に派遣され、2年間(場合に
よっては1年延長可能だが、ジャイカは人数稼ぎのために消極的。改善を望む)
面倒を見たそうだ。

 給料は、日本に比べればずっと少ないが、現地では高給取りで、宿舎も立派
なので、生活水準は高い。停電が多いのが悩みの種だそうだ。しかし、彼女は
恵まれているそうで、教師として赴任した同僚は、ジャングルの中の村に派遣
され、電気は1日2時間だけで、水は往復2時間かけて汲みに行かなければなら
ないところだそうだ。食堂やスーパーマーケットなどもちろん無く、忙しい彼
女は、持参のツナ缶とカップヌードルで飢えをしのいだそうで、1年振りに会
ったら別人みたいにやせていたそうだ。他にもここに書けない話をいろいろ聞
いて、ためになった。旅に出ると、いろんな人と出会えるから楽しいなあ。


#7875/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:43 ( 26)
北海道漫歩(7月30日)宗谷岬&紋別プリンスホテル aruja
★内容
 6:20 出発。肌寒い。霧雨のち快晴
 昨日の右足ふくらはぎ打撲と左足膝をひねった所が痛み、歩行困難だが、自
転車はこげる(痛いけれど)。昨日の190キロサイクリングの疲れも残って
いるが、なんとかなるだろう。
 

 7:30 日本最北端の宗谷岬で記念撮影(間宮海峡を発見した間宮林蔵の像も)。バス停には、東京からヒッチハイクで来た大学生がいて、昨夜はここで泊まったそうだ。学生時代は俺もそうだったよなあ。
 オホーツク沿岸を南下。町から町までの間が長い。放置され、崩れかけた農
家が目立つ。オホーツクの海は、どこまでも青い。
 
 クッシャロ湖周辺の原野でも、野生の紫のアヤメやピンクの花が咲き乱れて
いる。エゾカンゾウの時期が過ぎても、次の花が咲くのだなあ。

 215キロ走破はきつい。日はとっぷりと暮れてもまだ紋別は、40キロの彼方
だ。午後9時すぎ、紋別の町の明かりが見えた。思わず「ハンドルよ、あれが
紋別の灯だ」とつぶやいた(疲れ切って声が出ないだけ)。
 
 21:40 紋別プリンスホテルに到着。遅くなったのは、午前中にブレーキゴ
ムがタイヤに触れていることに気付かなかったからだ。アホだねえ。ブレーキ
かけたまま走っていたわけだから、進まないのは当たり前だよね。
 
 ホテルの風呂は、温泉(弱食塩・重曹泉)で、無色透明に近く、肌がなめら
かになるような感じがする。露天風呂もあるが、塀に囲まれていて眺めは最悪。
頭上の星だけが降るようにきらめいていた。日焼けが痛いので、ぬるい気泡風
呂が有り難かった。 パソコンの再セットアップに時間をとられ、就寝は午前
1時過ぎ。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】   町中
【 風  呂 】 ★ 風呂は立派
【ひそか湯気分】   ホテルの温泉

   とっても疲れた aruja(紋別市) 

#7876/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:43 ( 35)
北海道漫歩(7月31日)サロマ湖&網走原生花園 aruja
★内容
 8:30 出発。朝から強烈な日差し。外に出ただけでクラクラする。 暑い、
とにかくクソ暑い! なんと最高気温が37度もあったのだ。直射日光に
当たった途端に、肌がジリジリと焼かれるのが実感できる。右足は、日
焼け止めを塗っていたのに、真っ赤になって、ふくれあがり、やけど状
態だ。
 立っているだけで気を失いそうなのにサイクリングで135キロを走破す
るなんて、キチガイ沙汰だってことは十分承知しているのだが、決めた
ことはやりたがるのが性分なのかもしれない。
普段の倍の休憩を取ることにする。それでも、ふらふらになる。アイス
を買った店のおじさんが心配して、椅子を出してくれ、たっぷり休憩で
きた。30分くらい、そのおじさんと話し込んでしまった。

サロマ湖
 サロマ湖は、水平線に砂洲が横たわっている。視野全部が湖だ。すごいなあ。
 能取湖も広く美しい。能取湖周遊サイクリング・ロード(約25キロ)は良く整備されていて、蝶が多い。自転車で通りかかると、一斉に花から何百もの蝶が飛び立つ様は美しい。特に、青瑠璃色の文様が陽に映える黒アゲハは何て奇麗なのだろう。蝶に魅せられた人の気持ちが分かるような気がする。

 網走で寿司を食べ、刑務所を見学し,原生花園を眺める。オホーツクの海の水をなめると、甘く感じた。気温37度の猛暑の中、150キロも走ったので、身体中に塩が吹き出していて、風呂で身体を洗ってもなかなか泡立たない。

 夕焼けに染まる涛沸湖を眺めながら,網走原生花園へ行く。そこでは、黄色のエゾキスゲや赤のハマナスが咲いていたが、群落というほどではない。

 予定の斜里YHがつぶれているとは知らず、1日中電話してしまった。結局、網走原生
花園YHに電話予約したのだが、これが失敗。地図では、北浜駅前と表示されているの
に、探せども見つからない。しょうがなく原生花園駅の周辺を探して午後7時にやっ
と到着。ところが、これが小清水YHであせった。キャンセルしたいと花園YHに電話し
たら、客は私一人だそうで、ぜひ来てくれというので、せっかく仲良くなった犬の玉
次郎に別れを告げ、まっくらな夜道を7キロ(往復14キロの無駄は疲れ切った体には
むごかったぜ。)も引き返す羽目になった。
 20:00 網走原生花園YHに到着。風呂に入って、寝る。

aruja(涛沸湖畔にて)



夜明けの涛沸湖(2000.8.1)
#7877/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:44 ( 40)
北海道漫歩(8月1日)「麺悟空」&釧路星のまきばYH aruja
★内容
 6:20 出発(早朝の涼しい時間帯を有効利用するため)
 国道391号線を南下し、峠を越え、川湯温泉を経由して、釧路湿原を横断
して、涼しいはずの霧の釧路市を目指す。炎暑のための予定変更だ。

 川湯温泉の手前の森の中で、突然、エゾ鹿が目の前に出てきた。角はなく、
背に斑点があるから、まだ子供かもしれないが、大きさは大人の鹿とほぼ
同じくらいだ。その鹿は、きょとんとして道路の中央に立ちどまってしま
った。向こうからダンプが迫る。「引かれるぞ! 逃げろ!」と怒鳴ると、
鹿はようやく元の森に帰っていった。危ないところだった。しかし、野生の
鹿をこんなに間近に見たのは生まれて初めてだ。なんと優美な生き物だろう
か。しかし、彼らの生息域を犯しているのは我々人間なのだ。

 川湯温泉駅で、駅寝二人組みと会う。うち一人は、26歳だが、会社を
作って倒産させてしまい、やっと後始末が終わったので、旅に出たそう
だ。九州から日本海側を北上してここまで来たそうだ。

 麺悟空(電話01548−2−5255)。国道243号線南側、391号線分岐
点より約100メートル手前(摩周駅から東へ)。塩ラーメン580円。醤油味
のためのダシに塩を足しただけなのだが、美味。Aクラス。


 18:30 135キロを走破し、釧路湿原経由で、釧路星のまきばYHに到着。

 釧路星のまきばYH(宿泊2550円、夕食1000円)の場所は分かりにくい。
同じようにYHを捜してうろうろしている人がいたので心強かったが。

 夕食がいくら丼と豪華。他に料理が4品、デザートはヨーグルト。うーん、
久しぶりにユースで美味しい食事に出会ったぞ。
 同じテーブルには他に7人。東京から来た24歳のOLが二人。真っ黒
に日焼けした20代前半の可愛い女性。沖縄等で焼いたそうだ。同行
の50代の女性は、色が白くて、白人の血が入っているのではないか
と思ったくらいだ。明日、釧路湿原を見てから、網走方面に行くそうだ。
 
 大阪から来たバイクマンは今日東京から釧路に船で着いたばかりで、
どこへ行くか決めていないそうだ。他にフリーター志望の高校3年生と、
東京から飛行機で漫画の美術館を見学に来た中学3年生がいた。
よく親が許したものだ。旅の話に花が咲く。

 食後は、外でバイクで来た連中と酒を汲み交わす。横浜から来た老
夫婦は、貿易商で、世界中の名車を買って乗るのが趣味で、今はジャ
ガーに乗っているそうだ。まだ買ったことの無い車はロールスロイスだけ
だと豪語していた。それも最後の楽しみにとってあるそうだ(真偽は別と
して、話はおもしろかったなあ。)。


#7878/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:44 ( 15)
北海道漫歩(8月2日)帯広「ぱんちょう」新得町営浴場
★内容
 5:20 出発(早朝の涼しい時間帯を有効利用するため)。快晴
帯広市では気温37.7度を体験。網走での暑さに負けない。熱暑地獄の
中をのたうち回る。帯広駅前の「ぱんちょう」で豚丼(梅1050円)を食べる。
美味。どんなに暑くても食欲が衰えないことが強みだ。14:30から17:00まで雨。
帯広100年記念館で寝て、晴れを待つ。雨が上がって走り出すと、すごい夕立。
思わず、近くの葬祭店の軒先を借りる。そこのお婆さんが親切で、お茶をご馳
走になりながら30分も話し込む。雨で出発が遅くなってしまう。夜の山中を走
る。
 19:30 135キロを走破して、新得町のサホロYHに到着。食堂「夫婦」
で天丼を食べる。聞かれて、自転車で道内を回ってきたことを話すと、品切れ
だったはずの蕎麦を無料サービスしてくれた。隣りのテーブルのおじさんは、
「好きなだけビールを飲め」と言って奢ってくれた。新得の人は親切だなあ。
今までの旅行の中で、他にも沢山の人の親切を受けた。それだけでも
この旅行をした甲斐があるというものだ。

 夕食後、新得駅前の公衆浴場で汗を流す。ここは、本当に駅前で、駅を出る
とすぐ右側に見える。通りから見るとパチンコ屋の裏になる。ここの湯は、約
60キロ離れたトムラウシ温泉からわざわざ運んできているのだそうだ。
 いやあ、こんな所で名湯トムラウシの湯を体験できるとは思わなかった。
 肌に滑らかで、冷めにくく、本当にいい湯だ。しかし、ここは銭湯なので、
石鹸やシャンプーは持参しなければならない。風呂は二つあり、一つが沸かし
湯で、奥がトムラウシの湯だ。変わっているのは、別料金でサウナがあること
かな。
 
新得町営浴場
 所在地 新得町本町通南1丁目(新得駅から見える)
 料金  大人300円、サウナ100円 (14:00〜22:00)無休
 泉質  含硫黄ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉(トムラウシの湯)
温泉ミシュラン
【ロケーション】 (駅前)
【風    呂】★(泉質よし)
【ひそか湯気分】 (なしー銭湯)
 


#7879/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:44 ( 20)
北海道漫歩(8月3日)芦別温泉
★内容
 5:30 出発(早朝の涼しい時間帯を有効利用するため)。快晴
 7:10 狩勝峠(標高644M)に到着。ギヤを4段も余して、鼻歌まじりの
余裕で、峠を登り切った。予想ではもっと苦労すると思ったのだがなあ。
峠からの景色は最高だ。

 峠を降りてから、左膝が痛み出す。原因不明だ。痛みは増すばかり。
富良野まではまだ40キロ以上あるのに。
 11:30 約90キロを走破して、富良野に到着。この頃には、左膝を曲げる度
に激痛がはしり、呻きながら走っていた。これ以上無理をすると、二度と走れ
なくなるかもしれないので、ここで今回の旅行を断念する。なーに、元気なら
何度でもチャレンジできるさ。必要なのは、強い希望を持ち続け、日々の努力
を積むことだけだ。もっとも、今回は最初から、時間が足りなくなった場合の
最低目標として富良野までの走破を予備プランとして持っていたので、目標は
達成したと言ってよい。残りは、そのうちに走破して、通算道内一周を達成す
るだけだ。
 駅前のトヨタ・レンタカーで車を借り、自転車を分解して積み込み、留萌に
向かう。途中、国道38号線を国道452号線へ左折し、芦別温泉(芦別市旭町油谷
1番地、TEL 01242-3-1155)で汗を流す。
 
 料金大人400円(7:00〜22:00、定休日12/27〜29)で、ここも流行の公営日帰
り温泉で、露天風呂はないが、きれいで大きな風呂が幾つもある。泉質はよく
覚えていないが、炭酸・ナトリウム・塩化物泉で、肌に滑らかで、なかなか良
い。ここは公衆浴場なので、シャンプーはなかったなあ。
 
 隣りには、立派な宿泊施設付属の温泉大浴場「星遊館」がある。ここは、日
帰り料金・大人600円で、たぶん露天風呂もあるかもしれない(入ってないの
で不明)。近くには、カナディアン・ワールドやパークゴルフ場やオートキャ
ンプ場やアヤメ園等の花畑あり。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】★(庭の緑がきれい)
【風    呂】★(露天風呂はないが、広い屋内風呂あり)
【ひそか湯気分】(なしー流行の公営浴場)
 
 18:00 レンタカーを返し、組み立てた自転車で自宅に到着。猛暑とアクシデ
ントの連続の中、よく富良野まで走ったものだ。まだまだ自分も捨てたもので
はないなあ。(^O^) よくやったぞ,オーレ!

   aruja(留萌市)



#7880/7893 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/ 6 7:45 ( 28)
北海道漫歩(8月4日)小樽の天狗山YH aruja
★内容
明日は、小樽から新潟に船で帰る日だが、10:30出港(90分前集合)に
間に合うJRやバスがない。そこで、小樽の天狗山YHに泊まることにした。
札幌でススキノ祭り(だから札幌でホテルが取れなかったのだ)を見た後、
JRで南小樽に行き、運河街などの観光地とお目当ての陶器を見学し、
オミヤゲを買って、小樽駅から天狗山ロープウェイ行きバスでYHへ向か
う。
終点で降りて、徒歩1分でYHに到着。山小屋風の建物で、なかなかお
洒落。広々としたロビーで受付をすませ、3階のベッドルームに上がる。
尖がり屋根のてっぺんの屋根裏部屋のような雰囲気で良い。2段ベッドで
はなく、木の床にマットレスを敷くタイプで、広々して寝やすそうだ。

夕食は、食堂でとる。メニューは鮭のチャンチャン焼きとカレイの空揚げ。
美味しい。向かいにバイクツーリング10日間の北海道旅行を終えた西ノ
宮の男性が座り、歓談。行ったコースはほぼ同じなので、話が合う。
風呂は広々として、浴槽も10人くらい入れる。24時間いつでも入れるの
が嬉しい。石鹸、シャンプー完備。
風呂の後は、ロビーで歓談。ドイツから来たベッツィーと台湾から来たイ
ーチェン(21歳女性、交換留学生)、ボーシュン(20歳男性、学生、夏休
みの旅行中)、由美子さん(20歳)、真美子さん(20歳)と歓談。納豆談
義(ベッツィーが嫌いなのは分かるが、イーチェンが好きだというのは意
外)からチーズ、ワイン、ソーセージ、米、寿司、中華料理と話は広がる。
世界各地の料理や風物や光景、来年の旅行の計画など楽しい時間
が過ぎる。

   aruja(小樽市にて書く。発信地 新潟県五泉市)


#8055/8058 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/20 21: 3 ( 25)
北海道漫歩(8月16日)新潟から小樽・留萌へ aruja
★内容
 昨日午前10時30分に新潟港を出航し、今日の午前4時10分に小樽港にカーフェ
リーで到着し、しばらく港で駐車し睡眠を取る。家族5人で北海道旅行だ。
 午前8時に、ローソンで各自好きなお弁当を買って、小樽公園の見晴台で
朝食を取る。梨香子(6才)は木によじ登り、なかなか降りて来ない。

 午前8時45分頃、小樽オルゴール堂へ行くために路地に出ようとして一時
停止していると、いきなり運転席側のドアが異音と共に変形し、窓ガラスが
真っ白になり、私の右腕に崩れてきた。いったい何が起こったのだ。
 なんと清掃車が、バックして私の車に衝突したのだった。

 北海道到着早々、やってくれるものだ。この事故処理に午後1時までかか
ってしまった。保険会社との連絡、病院での診療、相手方との示談(100%相手
方が悪いということで決着)、警察への事故届、車の応急修理(窓ガラス代わ
りに透明のアクリル板を接着。お盆で修理工場が全部休みなのだ)とてんやわ
んやだった。

 その間、家族はオルゴール堂、北一ガラス、運河などを見学。食事に買物と、
小樽を満喫していたのだった。(;^^)

 運転席側のドアは見事に破損したままだったが、運転には支障がなかったの
で(不幸中の幸い。でも、以後、旅行中、ずっと周囲の注目をあびることになる
(;^^))、留萌市の自宅へ向けて午後3時に小樽を出発。
 午後6時に自宅に到着し、丸喜寿司で美味しい寿司をいただく。(^O^)

   aruja(留萌市)



#8056/8058 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/20 21: 3 ( 28)
北海道漫歩(8月17日)芦別市のカナディアン・ワールド aruja
★内容
 午前9時に芦別市のカナディアン・ワールドに向けて、自宅を出発。
 お昼に到着。広大な敷地に「赤毛のアン」の舞台をそっくり再現しているの
に、妻は感動! きっと、そのうちカナダのプリンス・エドワード島に行こう
と言い出すのではないだろうか? (;^^)
 ここは一度倒産し、入園無料で再開しているので、手入れが行き届かないの
はしょうが無い。

 村の広場のカフェで美味しいベーグル・サンドを食べ(量が少ないのが不満)、
小さな汽車に乗ったり、ゲームで遊んだ後、アーチェリーに興じる。梨香子(
6才)が一番上手だった。(;^^) 30分500円で一家5人がこんなに楽しめるとは
実に素晴らしい。
 さらにサラブレッドで乗馬。初体験だ。馬というのは結構大きいものだ。鞍
に乗ると、落ちて当たり所が悪いと死ぬんじゃないかと思えるくらい高いぞ。
(;^^)
 柵の中をカウボーイの言うとおりに、手綱を操作して、3回ほど回る。こん
なに大きな馬が、私の操作するままに動くのは感動だ。(@_@)
 カウボーイが馬にまたがり、後からついてこいと言って、柵の外に出る。
おいおい、初心者をいきなり外に出すのかよ。(;^^)
 野原を2キロほど散歩する。道もない所もあるので、結構ゆれるぞ。(;^^)
途中で馬が草を食べ始めたときは往生したが、手綱を引き、足で馬腹を蹴ると
不満そうだがちゃんと歩き始めたのでほっとした。(^_-)
 これで2000円とは安いものだ。乗馬もちゃんと挑戦してみようかなあ?
 馬に乗って、野原を風を切って走ってみたいものだ。

 午後4時に牧場を出発し、一時間後に富良野のペンションに到着。ペンション
で夕食をとり、おやすみなさい。グー。

   aruja(富良野市)


#8057/8058 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/20 21: 3 ( 28)
北海道漫歩(8月18日)温泉ホテルボストン&グリュック王国&新橋
★内容
 午前9時に富良野を出発し、狩勝峠で絶景を鑑賞して、帯広空港近くのグリュ
ック王国に着く。ここは、中世ドイツを再現した遊園地で、ホテル兼用のお城
等は実に立派なものだが、客は少ないようだ。不況の波がここにも押し寄せて
いるらしく、整備が行き届いていない感じがする。
 
 園内の遊園地などで遊んだ後、帯広グランドホテルに出発。午後5時到着。
 向かいの温泉ホテル・ボストンのモール温泉で汗を流す(大人500円、子供
200円。石けんなど無し)。風呂は広いが一つしかない。硫黄の臭いも少しし
ていて、茶色の湯が実に肌をなめらかにして、気持ちがいい。湯冷めもしにく
く中々の優れものだ(帯広市西一条南3丁目15、電話23ー2788)。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】  町中
【風    呂】★ 風呂は広く、泉質が良し
【ひそか湯気分】  ホテルの大風呂
 
 夕食は、向かいの「新橋」(帯広市西2条南4-6-2,tel 23-4779)で豚丼(
特盛り1000円)を食べる。ここは薄味の代表「ぱんちょう」に対して、濃いめ
の代表とも言える所だが、見た目ほど味はしつこくない。ぱんちょうと同じく
らい美味しいと思う。行列がないのが嬉しい。(^_-)
 

#8057/8058 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/20 21: 4 ( 12)
北海道漫歩(8月19日)札幌「ばり屋」 aruja
★内容
 午前9時に帯広のホテルを出発し、札幌を目指す。
 霧の日勝峠を越え、長沼町の道の駅マウイの丘でステーキ丼(1000円、肉は
柔らかくジューシーで、美味)を食べ、近くのハイジ牧場(入場料大人800円、
子供400円)で、牛の乳しぼりをしたり(うまくいったよ。(^_-))、迷路や
アーチェリー等で遊んだ。
 サッポロ・ファクトリーでお土産を買った後、西向かいの「ばり屋」で、
角煮チャーシュー・味噌ラーメン(1000円、AAクラスの旨さだ。)や醤油ラー
メン(650円、こくのあるタイプだが、見た目ほどしつこくない。Aクラスの旨さ
だ)を食べ、大通り公園で盆踊りを踊った後、大きなすべり台に子供たちは
狂喜して遊んでいた。

   aruja(札幌市)



#8058/8058 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/20 21: 4 ( 14)
北海道漫歩(8月20日)小樽温泉オスパ aruja
★内容
 今日は、小樽港午前10時半発のカーフェリーに間に合うように、家族を
小樽へ送って行き、帰りは一人で寂しく留萌市への帰途に着いたのであった。

 でも、その前に小樽温泉オスパ(小樽市築港7-12、マイカル小樽そば、tel
0134-25-5959)で汗を流す。大人800円、24時間営業(8:00〜9:30清掃)、サウナ
露天風呂(屋根付き、塀あり、眺望なし)、仮眠室などフル装備。
 泉質は、ナトリウム塩化物強食塩泉で、無色透明、猛烈にしょっぱい(海水
の塩分の3倍)ので、身体が浮きやすい。湯冷めがしにくく、いいお湯だ。
 休憩室から、小樽港が見え、カーフェリーが出航していくのを見送った。
 
温泉ミシュラン
【ロケーション】★  マイカル小樽と小樽港に近い
【風    呂】★★ 施設・泉質よし
【ひそか湯気分】   なし
 
 マイカル小樽は、広い。スーパーとデパートとホテルにプールに温泉に映画
館、吉本新喜劇、石原プロ、室内遊園地、レストラン街。1日遊ぶのに不自
由しないようになっているのが、すごい。

   aruja(留萌市)

#8129/8129 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/27 0:52 ( 32)
北海道漫歩(8月26日)札幌・味の三平&芳蘭&石狩温泉 aruja
★内容
 朝から降っていた雨も、札幌では午後には止みそうなので、札幌にラーメン
を食べに行くことにした。

 午前11時に留萌市を出発し、国道231号線を南下。2時間半後には札幌に着く。
 駐車場で自転車を組み立て、まず味噌ラーメンの元祖「味の三平」(中央区
南1西3大丸藤井セントラルビル4F、TEL 011-231-0377、月曜・第二火曜休)
で味噌ラーメン(850円)を食べる。午後2時に着いたのに20人くらい並んでいる。
 食べるまで40分くらいかかったぞ。(;^^)
 スープは白味噌4、赤味噌1くらいの割合で、独特の匂いがある。やや薄味
だが、さすが老舗の味という所。麺は西山ラーメン製で、札幌ラーメンの標準
的な太さ。茹で具合はちょうどいい。味はAクラス。でも、850円は高過ぎるな
あ。量も少ないし(大盛りは100円増し)。
 カウンターには、唐辛子たっぷりのコチジャンみたいな調味料があるので、
好みで入れると良い。でも、入れ過ぎると辛いぞ。(;^^)

 まだお腹は余裕があるので、二条市場をひやかした後、「芳蘭」(中央区南
5西5、TEL 011-531-6582,無休)で味噌ラーメン(700円)を食べる。
 三平より濃い目の味で、麺は同じく西山ラーメン製の棒状で、やや固め。
 でも、こちらの方が私の好みだなあ。ということで、評価はAA。行列もなか
ったしね。(^_-)

 北大のクラーク像とポプラ並木を観光した後、国道231号線を逆にたどる。
 途中、石狩温泉・番屋の湯(石狩市弁天町51-2,TEL 0133-62-5333,10:00~
22:00,第2・4火曜休み)で汗を流す。料金は大人600円。外見は鰊番屋みたい。
設備の良い公営日帰り温泉(宿も併設)で、露天風呂、サウナも完備。
 泉質は、ナトリウム塩化物強塩泉で、モール泉のような赤チンキ色。冷めに
くく、なかなかいい湯だ。

温泉ミシュラン
【ロケーション】★★(日本海に落ちる夕陽を眺めながら入るとグー)
【風    呂】★(露天もゆったり)
【ひそか湯気分】(設備の良い公営日帰り温泉。人気があり、混雑)

#8145/8145 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/28 0:11 ( 41)
北海道漫歩(8月27日)赤平「ラー麺工房 四弦」 aruja
★内容
 前回の北海道一周サイクリングで残った区間は、留萌・富良野間だけ。
 今日は、快晴なので、富良野と滝川の間の国道38号線を走ることにした。
距離は、約60キロ、往復なので、計120キロだ。

 午前8時、留萌市の自宅を車で出発し、午前9時に滝川市の温泉に到着。
 そこで自転車を組み立てて、出発。赤平市、芦別市を快調に過ぎる。
心配していた左膝も痛くない。トンネルを二つ抜けると、滝里ダム湖を右に
見ながら、山の中を走る。緑の匂いが気持ちいい。

 富良野市には、午後1時頃に到着。マックで半額シェークを食べて休憩した
後、午後1時半に帰路に着く。
 国道38号線が滝川まで10キロ程の所にある信号のある四つ角の右側(つまり
北側)に「ラー麺工房 四弦」という店があったので、そこで早めの夕食に
味噌ラーメンを食べる。コクのある味噌味で実に美味。AAクラスだ。芳蘭や
ピリカやばり屋にも負けていない。ただ、私の好みとしては、ちょっと唐辛子
が入っていてピリッと引き締めたいので、卓上の唐辛子をちょっと振る。
うん、最高だ。
 ここは、マスターが音楽好きで、ライブハウスもやっているそうだ。
 店の奥はステージになっていて、立派なミキサーやスピーカーやドラムセッ
ト等まで揃っている。好きだねえ。

 午後5時45分に温泉に到着。ここで汗を流す。
 ここのヒバの木の露天風呂が実にいい。浴槽の底までヒバの木で、ヒバの
匂いもいいし、木の感触が肌に気持ちがいい。身体を湯の中で思いっきり
伸ばし、頭をヒバの木の縁にもたれかけて、茜色に染まっていく鰯雲を眺めて
いると、頭の中の疲れが涼しい川風に吹き飛んでいく。ああ、いい気持ちだ。

 打たせ湯(5メートルくらいの高さから勢いをつけて噴射しているので、高
さ10Mくらいの強さに感じる)で足の裏を存分にマッサージする。サイクリン
グの疲れが、ほぐれていくぜ。うーん、癖になりそう。

 午後6時半頃に温泉を車で出発し、沼田町へ向かう。今晩は「夜高あんどん
祭」があるのだ。ねぶたや新発田金魚台輪みたいな、龍や金魚や塔をかたどっ
て彩色したあんどんを数個集めて台車に載せて引くのだが、高さ6メートルくら
いあるので、頂上に二人乗って、電線を持ち上げて、屋台を通すのだ。
 映画「すずらん」では、雪の中でお祭りをやっていたが、本当は、このよう
に8月末に行われるのだ。
 勇壮できれいなあんどんを見ながら、美味しい焼き鳥や豚串やトウキビを味
わった。

   aruja(快晴でも涼しい留萌市より)

#8173/8173 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 8/29 22:28 ( 20)
北海道の地名。 aruja
★内容
 留萌市及びその周辺の町村の名前の由来を調べてみました。

 留萌(るもい)市 アイヌ語「ルルモッペ」(静かなる川)からの転訛
 増毛(ましけ)町 「マシュキニ」(カモメの多い所)
 小平(おびら)町 「オピラウシペツ」(川口に崖のある所)
 苫前(とままえ)町 「トマオマイ」(エゾエンゴサクのある所)
 羽幌(はぼろ)町 「ハポロベツ」(流れる広大な河)
 初山別(しょさんべつ)村 「シュサンペツ」(小さな沢にある川)
 遠別(えんべつ)町 「ウイエペツ」(相語る川)
 天塩(てしお)町 「テシュ」(魚を獲るしかけの「やな」)
 幌延(ほろのべ)町 「ポロノプ」(大平原)

 こうしてみると、「ペツ」と言うのは「川」という意味で(本別も何かの川
という意味でしょうね)、「ポロ」は「大きな」(札幌は大きな何かなあ?)、
「ノプ」は「平原」という意味なんでしょうね。

 アイヌ語は、愛らしい響きがありますね。後世に残す価値のある言語と文化
なのでしょう。

   aruja(静かな川が流れる留萌市)

#8214/8215 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 9/ 4 0:20 ( 21)
北海道漫歩(9月2日)雨竜町「いきいき湯」 aruja
★内容
 今日は豪雨。台風崩れの熱帯低気圧が北海道まで押しかけてきたのだ。
 こんな日はしょうがないので、スポーツセンターで一時間ほどジョギングを
楽しんだ後、図書館で本を借り(田中芳樹著「奔流」、「海嘯」、宮城谷昌光
著「夏姫春秋 上・下」、豊田有恒著「知謀の虎」、全部歴史小説だ)、近く
のお気に入りの喫茶店でジャンバラヤとホットコーヒーのランチ。
 その後、国道233号線を東へ進み、碧水から国道275号線を10キロほど南下し
て、「いきいき湯」の看板で右折し、200メートルも行かないうちに目的の雨
竜町「いきいき湯」に到着。

 ここも流行の公営浴場で、露天風呂はないが、それ以外は完備。
 料金は大人400円。どこにも温泉の表示は無いので、わかし湯のようだ。
残念。
 取り柄は、施設が立派な割には、すいていることだ。午後四時頃に入ったが
男湯には4、5人しかおらず、ゆったりできた。
 平野の真ん中だが、晴れていれば、暑寒別の山々を望むことができて、景色
はまずまずと思われる。国定公園雨竜湿原をハイキングした後、汗を流すには
良いかもしれない。
 食堂でざる蕎麦(550円)を食べたが、味はまあまあ。2段重ねになっている
のが珍しい。

   aruja(留萌市)



#8215/8215 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 00/ 9/ 4 0:20 ( 29)
北海道漫歩(9月3日)妹背牛温泉ペペル aruja
★内容
 台風一過、朝から快晴。
 通算北海道一周サイクリング(除く道南)も残す所は、留萌から滝川まで。
今日こそは片づけるぞ!

 午前10時に留萌市を出発して、国道国道233号線を東へ進み、碧水から国道2
75号線を南下して、午後0時半には約60キロを走破して、滝川市ふれ愛の里に
到着。ここの温泉は私のお気に入りなので入りたかったが、ぐっと我慢して
折り返す。行きは、追い風で快調だったが、当然、帰りは向かい風だ。台風の
吹き返しの風は強い。かなりの坂を登るのと同じくらい苦労する。(;^^)
 結局、往復約120キロを走破して家に到着したのは午後4時頃。やったぜ!

 その後、車で妹背牛(もせうし)温泉ペペル(雨竜郡妹背牛町字妹背牛5208
番地の1、電話0164-32-4141)に行く。アイヌ語の「ペ」(水)と「ペル」(泉)
を表しているそうだ。日帰り料金大人500円、10:00〜22:00(年中無休)

 妹背牛町役場のすぐそばで、裏には遊水公園うららがあり、小さい子供連れ
には最適だ。パークゴルフ場、バーベキュー広場も完備している。

 ここの泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉で、色は薄い黄緑色で、肌は
滑らかになり、こすり合わせるとキュッキュッと音がしそうだ。
 ここも流行の公営温泉で、設備も立派。露天風呂、サウナ等完備。寝風呂は
独立したバスタブ・タイプで、隣りの人を気にせずゆったりと入れるのがうれ
しい。足裏を刺激するジェット噴流が気持ちがいい。サイクリングの疲れが
身体から溶け出していく。うーん、最高!

温泉ミシュラン
【ロケーション】(山が遠望できるが、となりのコンクリート3階建が邪魔)
【風    呂】★(露天もゆったり)
【ひそか湯気分】(結構、人気があり、混んでいる)