北海道漫歩9

北海道漫歩9

暑寒別岳XCスキー

暑寒別岳中腹(2002.2.16撮影)
 朝日を浴びて輝く暑寒別岳を見て、今日はあの山で遊びたいと思った。
 増毛の暑寒別スキー場でファン・スキーを楽しんだ後、山スキーに履き変えて、第1リフトで上がってから、暑寒別岳を目指して歩き始めた。
 私の前には道は無く、私の後に道ができる。なんか気持ちがいいねえ。(^_-) 時折、地図と磁石を出して、現在位置を確認する。
 風もない山の中は実に静かだ。足を止めると、耳に聞こえるのはときどき枝から落ちる雪の音だけだ。こんなに深い静寂の中に身を置くのは久しぶりだ。
 ウサギやキツネの足跡が結構ある。グルグルと何匹もウサギが走り回った跡もある。ウサギの運動会でもあったのかな?
 天気も良く、XCスキーをしていると汗が出てくるくらいだ。ジャケットを脱ぎ、腰に巻く。持参のポカリスェットが喉に染み入るように旨い。3時間ほどシュプールの影もない真っ白な雪原を縦横に滑りまくった後、下山。
 増毛の果樹園でスターキング6個300円で買った後、北に約110キロの初山別村の岬温泉を目指す。国道232号線の路上にはほとんど雪がなく、まるで春のようだ。日本海も凪いで、別人のように穏やかだ。
 
 午後4時半、岬温泉に到着。崖の上にある露天風呂からの日本海の眺めは最高だ。ちょうど夕焼けが始まっていて、空は次々と変化して見飽きることがない。肌がスベスベになる温泉に出たり入ったりしながら、景色を眺める。しかも、露天に入ったときは私一人で、絶景を独り占め!
 ここの露天風呂は、やや細長い三角形のような形になっていて、自分の身長にちょうどいい場所を選んで、頭を浴槽の縁に、足をテラスの壁に置くと、強食塩泉の浮力もあって、身体を温泉に浮かべるように出来る。これが快適だ。うーん、極楽、極楽。スキーの疲れが身体からスッと抜けていく。

美瑛ポテトの丘ユースホステル


(2002.2.10撮影)
 9日は旭川冬祭り(2002年2月7〜11日開催)を見た後、美瑛ポテトの丘YH(中も外見同様にオシャレだよ。住所 美瑛町大村村山、電話0166-92-3255)に泊りました。偶然、ここの開設7周年パーティーに出くわしましたが、それは豪華でしたよ。スモークサーモンやローストビーフ等約20種類くらいのご馳走が次から次へと出て来て食べ放題。美味しいワインも呑み放題。20代の可愛い子もいっぱいいて、楽しかったよ。(^_-)V これで一泊二食付きで5,800円ですから、たまりません。

 翌朝、その子たちと、ダイヤモンド・ダストが輝く美瑛の丘にクロスカントリースキー(ガイド・用具付きで半日1,700円)に出かけました。休憩時間に私だけが物足りなくて、美瑛の丘を駆け巡っていました。今の若い人(男性も)は、なんだか大人しい人が多いのかなあ?

美瑛の丘(中央の丘の上の1本だけの木が「フィリップモリスの木」)(2002.2.10撮影)

 11日は、また旭川カムイスキーリンクスの深雪コースで弾けまくっていました。
 午後1時頃、太陽が顔をのぞかせたのですが、そのとき薄い雲が虹色に輝いたのです。雲のプリズム現象で「彩雲」というものがあるのは知っていましたが、生まれて初めて見ました。
 青い大空をバックに太陽のまわりの雲が次から次へと色が変わっていくのは、未曽有の一大ページェントです。神の降臨の舞台であったとしてもおかしくはないほどのものです。
 細くたなびきたる雲が絢爛たる綾錦に変化していく様は、まるで大空いっぱいに天女の羽衣が舞っているようでした。天女の伝説の起源の一つは彩雲ではないかと思いました。
 
 ああ、本当に生きていて良かったなあ。(^O^)

湯元白金温泉ホテル

(2002.2.10撮影)
湯元白金温泉ホテル 2002.2.10入湯
日帰り 大人 \800 10:00〜15:00(変更あり。要確認)
宿泊可
場所 〒071-0235 上川郡美瑛町字白金
電話 0166-94-3333
泉質 含塩化土類-芒硝泉。茶褐色の実に温泉らしい泉質!
設備 露天風呂、室内大浴場、サウナ、気泡風呂、無料休憩所(ロビー)・鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
 
【ロケーション】★★ 十勝岳山麓の原生林の中。渓谷に臨む。
【 風  呂 】★★ 露天風呂が立派(特に男性用)! 泉質がとても良い。
【ひそか湯気分】★★ 露天風呂からの山と渓谷の眺めが抜群! 凌雲閣と僅差?

(2002.2.10撮影)

ないえ温泉ホテル北乃湯

ないえ温泉ホテル北乃湯 2002.1.13入湯
日帰り 大人 \500 9:00〜22:00。年中無休
宿泊可
場所 空知郡奈井江町字東奈井江162。インターチェンジから車で5分。
電話 0125-65-3232
泉質 含硫黄ナトリウム・炭酸水素塩泉。茶色の良く温まる肌にスベスベの湯
設備 露天風呂、室内大浴場、サウナ、気泡風呂、ソラリー(日光浴)、無料休憩所・鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
 
【ロケーション】★  けっこう山奥。
【 風  呂 】★半 なかなか立派。硫黄が香り、泉質がグッド!
【ひそか湯気分】★半 露天風呂は狭いが、木々に囲まれ、気分良し。
ps、
「たぎる湯に 凍てつく星も 溶けゆきて」 八茶

浦臼町温泉保養センター

浦臼町温泉保養センター 2002.1.13入湯
日帰り 大人 \360 10:00〜21:00。年中無休
宿泊可
場所 樺戸郡浦臼町字キナウスナイ188
電話 0125-68-2727
泉質 ナトリウム塩化物泉。無色透明。良く温まる。
設備 室内大浴場、サウナ、気泡風呂、無料休憩所、石けんあり。
 
【ロケーション】★ 町中の国道275号線沿いだが、鶴沼公園に隣接。
【 風  呂 】  銭湯がわりの保養温泉
【ひそか湯気分】★ 銭湯代でちゃんとした温泉に気軽に入れるのが嬉しい。客は近所の人たちばかり。

新十津川温泉グリーンパーク新十津川

新十津川温泉グリーンパーク新十津川 2002.1.13入湯
日帰り 大人 \500 9:00〜20:30
宿泊可
場所 樺戸郡新十津川町字総進189-1
電話 0125-76-4000
泉質 単純泉。やや褐色。
設備 室内大浴場、サウナ、気泡風呂、無料休憩所・鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。3階に展望大浴場があるが、日帰りはダメらしい。
 
【ロケーション】★ 平野の中の高台。眺望良し。
【 風  呂 】★ 立派! グリーンパークが廃止される前に是非どうぞ。
【ひそか湯気分】★ 露天風呂がないのが残念。食堂の蕎麦もまあまあ。

上砂川岳温泉パンケの湯

上砂川岳温泉パンケの湯 2002.1.13入湯
日帰り 大人 \500 10:00〜22:00
宿泊 一泊二食付き大人\7,000〜
場所 空知郡上砂川町字上砂川65番地106
電話 0125-62-2526
泉質 重曹泉、無色透明。
設備 室内大浴場、サウナ、気泡風呂、無料休憩所・鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
 
【ロケーション】★  山間のスキー場に隣接
【 風  呂 】★  流行の公営温泉
【ひそか湯気分】   露天風呂がないのが残念

増毛町・寿司のまつくら

 留萌は、今日も快晴。増毛町の暑寒別スキー場でたっぷりとパウダースノーを楽しんだ後、増毛駅前の「寿司のまつくら」(増毛町弁天1,電話0164-53-2446)に行って来た。

 ここで食べたのは、一日30食限定のジャンボちらし寿司\3,300(税込み)。評価AA。見てのとおりのジャンボサイズ。寿司飯だけでも普通の御飯茶碗3杯以上のボリューム。店主もまさか私が完食するとは思わなかったそうだ。具沢山だが、中でも寒ブリと甘海老が美味しかったよ。(^_-) なお、一人で完食すると記念の800円券をもらえるよ。

札幌ホワイト・イルミネーション

 
2001.12.24
 新潟から帰ってきたが、札幌発・留萌行きの高速バスの待ち時間に、大通り公園に向かう。午後4時からホワイト・イルミネーション(11月16日〜1月6日)という催し物をやっているのだ。イルミネーションで、大きなクリスマス・ツリー、帆船、スズラン、ライラック等を形作ったものが、公園のあちらこちらで輝いていて、なかなか幻想的な風景だ。
 折りしも今日はクリスマス・イブ。仲の良いカップルの姿が目立つ。単身赴任の身にはつらいものがある。(;_;)


らーめん初代一国堂本店

2001.12.24
場所 札幌市中央区南2西6(狸小路6)、地下鉄大通駅から徒歩約8分
電話 011-233-1590
営業 11:00〜22:00(スープが無くなり次第終了)、無休
評価 AA 塩ラーメン\700 名古屋コーチンを使ってダシをとった一日限定50食の逸品。割とあっさりしているが、コクがあり、うっとりするようなバランスだ。私が食べた塩ラーメンの中では最高峰とランクしてよい。やや塩味がきつかったが、言えば塩味は調整してもらえる。店内の雰囲気も良い。

初山別村・岬の湯


初山別村・岬の湯 2001.12.16入湯
日帰り 大人 \500 11:00〜21:00
宿泊 一泊二食付き大人\7,000〜
場所 苫前郡初山別村字豊岬153。天文台、キャンプ場、パークゴルフ場隣接
電話 01646-7-2031
泉質 茶褐色の食塩泉。肌がスベスベになるよ。
設備 フル装備。室内大浴場、露天風呂、サウナ、気泡風呂、ジェット風呂、打たせ湯等、無料休憩所・鍵付きロッカー・ドライヤー、ボディソープ・シャンプー、ウォッシュレットあり。
 
【ロケーション】★★★ 利尻富士が見える岬の高台にある。
【 風  呂 】★★  流行の公営温泉
【ひそか湯気分】★★  岬の高台にあるので、露天風呂からの日本海の眺め(右側)は最高。稚内温泉童夢と甲乙つけがたいほどだ。
 
ps、
 昨日、新装オープンしたばかりなので12月17日までは無料開放中。
 苫前付近の海沿いの国道232号線は、浪の花が舞っていた。気温零下2度、強風が吹きあれていた。車の運転は慎重にね。(^_-)

ニセコ・ワイス温泉

 
ニセコ・ワイス温泉ワイス荘 2001.11.24入湯
宿泊 可
料金 日帰り 大人400円
場所 岩内郡共和町ワイス
電話 0135-72-1171
泉質 弱食塩泉、源泉50度、無色透明、よく暖まる湯。源泉100%
設備 室内大浴場のみ。石けんもない。コインロッカーなし。無料休憩所あり
【ロケーション】★ 山の中。国道5号線沿い。
【 風  呂 】★ 人も少なく、大浴場も広々として、流しっぱなしの溢れる湯の音だけが響く。
【ひそか湯気分】★ 簡素で、のんびりとした感じが好き。

ニセコ・アンヌプリ温泉


ニセコ・アンヌプリ温泉 2001.11.24入湯
料金 日帰り 大人700円、9:00〜21:00
宿泊 一泊二食付き 大人4,950円〜
場所 ニセコ町ニセコ438
電話 0136-58-2500
泉質 含食塩・芒硝・重曹泉。体感40〜48度。無色透明。よく暖まる湯。源泉100%
設備 内風呂、大露天風呂(50人は楽々。打たせ湯、あずま屋あり)。シャンプー・ボディソープあり。ドライヤー、無料鍵付きロッカーあり。
 
【ロケーション】★  ニセコの山麓
【 風  呂 】★★ 広々とした露天岩風呂が最高!
【ひそか湯気分】★半 露天風呂が気に入った! 宿泊料金は超お値打ち!
PS、
 露天風呂は、塀で男女別に仕切ってあるが、湯口のあたりが少し切れている。女性は、ヤケド覚悟の出歯亀に注意!

ニセコ・湯本温泉・源泉の宿ちせの湯

 
 
ニセコ・湯本温泉・源泉の宿ちせの湯 2001.11.24入湯
料金 日帰り 大人500円、7:00〜21:30
宿泊 一泊二食付き 大人4,500円〜
場所 磯谷郡蘭越町字湯の里680-13
電話 0136-58-2103
泉質 硫黄泉。乳白色で、硫黄臭あり。よく暖まる。源泉100%
設備 内風呂2、露天風呂。シャンプー・ボディソープあり。ドライヤーあり。
【ロケーション】★★ ニセコの山麓
【 風  呂 】★★ 露天風呂からのニセコの山々の眺めは優れている。
【ひそか湯気分】★★ 眺望もお湯も満足。宿泊料金は超お値打ち!

ニセコ・湯本温泉・国民宿舎雪秩父

 
  
  
ニセコ・湯本温泉・国民宿舎雪秩父 2001.11.24入湯
料金 日帰り 大人500円、9:30〜21:00、無休
宿泊 一泊二食付き 大人6,700円〜
場所 磯谷郡蘭越町字湯の里
電話 0136-58-2328
泉質 鉄鉱泉(無色透明)と硫黄泉(乳白色で、硫黄臭あり)。よく暖まる。源泉100%
設備 内湯2、露天風呂5(檜風呂、バイプラ、寝湯等)。。シャンプー・ボディソープあり。ドライヤーなし。無料休憩所、100円ロッカーあり。
 
【ロケーション】★★ ニセコの山麓
【 風  呂 】★★ 5種類の露天風呂(女湯は6種類)、2種類の湯は秀逸。
【ひそか湯気分】★★ 広大な山の眺めと各種露天風呂は素晴らしい。特に檜風呂はお気に入り!

ニセコ・昆布温泉・鯉川旅館

 
ニセコ・昆布温泉・鯉川旅館 2001.11.24入湯
料金 日帰り 大人500円、9:00〜21:00
宿泊  一泊二食付き 大人6,000円〜
場所 磯谷郡蘭越町字湯の里592
電話 0136-58-2111
泉質 含食塩・カルシウム・炭酸水素塩泉。乳白色。源泉100%
設備 内風呂、露天風呂「滝見の湯」。シャンプー・ボディソープあり。無料鍵付きロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★★ ニセコの山麓。池と庭園があり、閑静な宿。
【 風  呂 】★★ 露天風呂から眺める滝の流れは見事。紅葉はさぞ美しかろう。
【ひそか湯気分】★★ 宿の雰囲気、応対、露天風呂、眺望、宿泊料金、いずれも優れている!

北湯沢ユースホステル

 
北湯沢ユースホステル 2001.11.24入湯
宿泊  一泊二食付き 大人4,800円(+税)〜
場所 有珠郡大滝村北湯沢温泉町50
電話 014268-6552
泉質 単純硫化水素泉。無色透明。よく暖まる。源泉100%
設備 内風呂、露天風呂。シャンプー・ボディソープあり。無料マッサージ機・ドライヤーあり。
 
【ロケーション】★  山の中
【 風  呂 】★  露天風呂から山と名水亭が見える。特に夜は、名水亭の光が美しい。
【ひそか湯気分】★半 洒落た外観と料理。気持ちの良い部屋と露天風呂。料金は超お値打ち。
PS、
 朝霧に温泉街は包まれ、露天風呂からは、朝日に染まる空と稜線だけが見える。天と地の間にあるのは我一人と錯覚するほどだ。静寂を破るのは、国道を通るトラックの音だった。(;^^)

北湯沢温泉・御宿かわせみ

 
 
北湯沢温泉・御宿かわせみ 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人500円、8:00〜21:00
宿泊  一泊二食付き 大人7,700円〜
場所 有珠郡大滝村北湯沢温泉町
電話 0142-68-
泉質 硫酸塩泉。無色透明。源泉100%
設備 内風呂、露天風呂4(混浴3、女性1)。石けんのみあり。ロッカー・休憩所なし。
【ロケーション】★  山麓。川岸の落ち着いた感じの宿。
【 風  呂 】★★ 川岸の露天風呂が気持ちがいい。
【ひそか湯気分】★★ 長流川の清流に接する露天風呂に浸かっていると、生まれてきて良かったなあと感じさせる。
PS、
 女性専用の露天風呂があるが、よしず張りで覗かれる可能性が大きい。女性は要注意。なお、川岸の大露天風呂は、19:00〜20:00には女性専用となる。
 国道沿いなので、道側の部屋は、夜はトラックの音がうるさいかもしれない。

北湯沢温泉・湯元名水亭

 
北湯沢温泉・湯元名水亭 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人700円、3館共通券1,200円、10:00〜21:00(冬季〜17:00)、無休
宿泊 一泊二食付き 大人6,980円〜
場所 有珠郡大滝村北湯沢温泉町300-2
電話 0142-68-6677
泉質 硫酸塩泉。無色透明。源泉100%
設備 フル装備。大内風呂5(気泡湯、打たせ湯、水風呂等)、大露天風呂2(100人以上可)、サウナ、屋内プール。リンス・シャンプー・石けんあり。無料鍵付きロッカー・休憩所・マッサージ機あり。
 
【ロケーション】★  山麓。川岸の豪華・大規模ホテル。
【 風  呂 】★★ 豪華広大。
【ひそか湯気分】★  広々とした和風露天風呂に驚嘆。
p.s.
 毎週火曜の日中は清掃のため、内風呂のみ利用可。

北湯沢温泉・第2湯元名水亭

 
 
北湯沢温泉・第2湯元名水亭 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人900円、3館共通券1,200円、10:00〜21:00(冬季〜17:00)、無休
宿泊 一泊二食付き 大人7,000円〜
場所 有珠郡大滝村北湯沢温泉町300-7
電話 0142-68-6677
泉質 硫酸塩泉。無色透明。源泉100%
設備 フル装備。大内風呂5(気泡湯、打たせ湯、水風呂等)、大露天風呂(100人以上可)、屋外温泉プール2、サウナ、屋内プール。リンス・シャンプー・石けんあり。無料鍵付きロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★  山麓。川岸の豪華・大規模ホテル。
【 風  呂 】★★ 豪華広大。
【ひそか湯気分】★  広い屋外温泉プールは子供連れに好評で、若い水着の女性も多い。私としては、冬の日中は、人がほとんどいない2階の大露天風呂がお薦め。

北湯沢温泉・ホロホロ荘

 
北湯沢温泉・ホロホロ荘 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人 名水亭3館共通券1,200円、10:00〜21:00(冬季〜17:00)、無休
宿泊 可
場所 有珠郡大滝村北湯沢温泉町34
電話 0142-68-6321
泉質 単純泉。無色透明。源泉100%
設備 内風呂6(アロエ湯、ジェット風呂等)、サウナ、屋内プール。シャンプー・ボディソープあり。無料鍵付きロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★  山麓。大規模ホテル。スキー場に隣接
【 風  呂 】★半 幾つもの風呂が楽しめる。
【ひそか湯気分】半  温室風の明るい屋内プールが特徴か?

蟠渓ふれあいセンター

 
蟠渓ふれあいセンター 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人360円、14:00(休日10:00)〜20:00、火曜定休
宿泊 不可
場所 有珠郡壮瞥町蟠渓26-1
電話 0142-65-2004
泉質 含石膏・食塩・硫化水素泉。無色透明。源泉100%。泉質はまずまず。
設備 内風呂(4人用)のみ。ボディソープのみ
【ロケーション】★ 山麓。国道453号線沿い
【 風  呂 】  新しい素朴な共同浴場
【ひそか湯気分】  近所のオジサンたちとのんびり湯に浸かる。

登別カルルス温泉・ホテル岩井

 
登別カルルス温泉・ホテル岩井 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人500円、9:00〜21:00
宿泊 大人6,000〜12,000円
場所 登別市カルルス町27
電話 0143-84-2281
泉質 芒硝性単純泉。無色透明。源泉100%・55〜65度。ラジウム含有量の多さは希有で、カルルスバードと泉質が似ている。
 
設備 内風呂、露天風呂(3人用)。ボディソープあり。無料休憩所あり。
【ロケーション】★★ 山麓。閑静な宿。
【 風  呂 】★  趣きのある露天風呂が好き。
【ひそか湯気分】★★ オゾン・ラジウムが豊かな涼風に吹かれながら、露天風呂に浸かっていると疲れがすーっと抜けていくようだ。

新登別温泉・旅館四季

 
新登別温泉・旅館四季 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人500円、10:00〜21:00
宿泊  一泊二食付き 大人9,000円〜
場所 登別市上登別町42-28
電話 0143-84-3045
泉質 酸性硫化水素泉。乳白色。源泉100%・52.5度
設備 内風呂、露天風呂(10人?)。ボディソープのみあり。ドライヤーあり。
【ロケーション】★★ 山麓。庭園があり、閑静な宿。
【 風  呂 】★  露天風呂がお薦め。
【ひそか湯気分】★★ 乳白色の湯の露天風呂にゆったりとつかり、庭を眺めていると、陶然としてくる。良き湯かな!
ps、
 露天風呂の男女の境がヨシズ張りだが、途中で切れている。女性は要注意。

虎杖浜温泉・ホテルほくよう・白老町

 
虎杖浜温泉・ホテルほくよう・白老町 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人500円、7:00〜24:00
宿泊  一泊二食付き 大人5,500円〜
場所 白老町竹浦121-41
電話 0144-87-2345、0120-234522
泉質 単純泉(緩和性低張高温泉)。無色透明。源泉100%
設備 内風呂3、大露天風呂(100人?)、水風呂。シャンプー・ボディソープあり。100円ロッカー・食堂・無料休憩所あり。
 
【ロケーション】  パークゴルフ場に隣接。
【 風  呂 】★ 広々とした大露天風呂がお薦め。
【ひそか湯気分】半 休日は混雑しているが、寒いときの露天風呂は混んでいない。

苫小牧オートリゾート・アルテンゆのみの湯

 
苫小牧オートリゾート・アルテンゆのみの湯 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人600円、10:00〜22:00。毎月第3水曜定休
宿泊 4人用バンガロー5,000〜8,000円、ログハウス、キャビン、キャンプ場あり。
場所 苫小牧市字樽前421-4
電話 0144-61-4126
泉質 含食塩・カルシウム・炭酸水素塩泉。茶褐色。源泉100%
設備 フル装備。内風呂5(ハーブ湯・打たせ湯・寝湯・水風呂等)、露天風呂(20人?)、サウナ。シャンプー・ボディソープあり。食堂、無料鍵付きロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★★ 広大な鏡大沼公園内
【 風  呂 】★★ 新しく設備が充実。清潔感があり、気持ちが良い。
【ひそか湯気分】★★ 広い庭を眺めながら茶褐色の湯にひたっていると、俗世を忘れさせる。ただし、混雑しているので、すぐに現実に引き戻される・・・。(;^^)

湯遊クラブPia・苫小牧市

 
湯遊クラブPia・苫小牧市 2001.11.25入湯
料金 日帰り 大人700円(浴衣、タオルセット付き)、11:00〜23:00、無休
宿泊 不可
場所 苫小牧市34。苫小牧西インターへの進入路の途中。
電話 0144-67-7878
泉質 弱アルカリ性単純冷鉱泉。沸かし湯
設備 フル装備。内風呂6(ハーブ気泡湯・打たせ湯・寝湯・水風呂等)、大露天風呂(50人?)、サウナ。シャンプー・ボディソープ・髭剃り・シェービングフォーム・各種ヘアリキッド・スキンローションあり。無料鍵付きロッカー・休憩所あり。マッサージ室、食堂あり。
 
【ロケーション】★★ 太平洋を見晴らす海岸
【 風  呂 】★★ 豪華広大
【ひそか湯気分】★  何といっても太平洋を見晴らす大きな露天風呂が魅力的。沸かし湯なのが残念。

ホロカ温泉

 
上士幌・ホロカ温泉 2001.11.10入湯
料金 日帰り 大人300円, 8:30〜16:00
宿泊 1泊2食付き5,900円〜
場所 上士幌町幌加。国道273号線の分岐点(看板に幌加温泉の表示あり)から約1キロ(舗装道)
電話 01564-4-2131
泉質 硫黄泉(泉質が良く、いつまでも浸かっていたくなる)と食塩泉
設備 内湯2種類、打たせ湯、露天風呂(含食塩・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯)あり。水道の蛇口1個のみ。セッケンのみあり。無料休憩室あり。
 川沿いの露天風呂(かなり離れた別館の脇)の目の前に水防ダムの滝があり、眺め良し。
 内湯の洗い場には、湯の花が作った段々があり、トルコの名所みたいで、見ると感激するぞ! 建物も戦前?の洋風木造建築で、秘湯の雰囲気十分。
 
手前が硫黄泉、奥が食塩泉。洗い場の湯の花が作った段々が見事!

【ロケーション】★★ 羆も出そうなニペソツ山の麓。 
【 風  呂 】★★ シャワーもない昔ながらの湯治場。泉質グッド!
【ひそか湯気分】★半 露天も内湯も建物も秘湯の雰囲気抜群!

幌加温泉元湯鹿の谷

 
上士幌・幌加温泉元湯鹿の谷 2001.11.10入湯
料金 日帰り 大人500円 10:00〜20:00
宿泊 素泊まりのみ 大人4000円
場所 上士幌町幌加
電話 01564-4-2163
泉質 カルシウム泉(底にサラサラした白い湯の花が積もっている)、鉄鉱泉、食塩泉(よく暖まる)、硫黄泉。いずれも無色透明、源泉100%
 
設備 女性専用鉄鉱泉以外は、全て混浴。内湯3種類、打たせ湯、露天風呂(硫黄泉)あり。水道の蛇口2個のみ。セッケンのみあり。
  
内湯。手前から食塩泉、鉄鉱泉、カルシウム泉、一番奥に打たせ湯の硫黄泉
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうなニペソツ山の麓。 
【 風  呂 】★★  シャワーもない昔ながらの湯治場。
【ひそか湯気分】★★ 露天も内湯も秘湯の雰囲気抜群! 渓谷に望む露天からの眺めも抜群!
p.s.
 露天風呂で、20代後半のかわいい女性と遭遇。大きなバスタオルにくるまっていた。温泉が好きで、道内の温泉にはすごく詳しい。芽登温泉もいいと薦められた。
 見知らぬ女性と一緒に露天風呂に入り、見事な峡谷の美しさを眺めながら、大好きな温泉の話をしていると、つくづく幸せだなあと思う。(^O^)

芽登温泉

 
足寄・芽登温泉 2001.11.10入湯
料金 日帰り 大人500円、9:00〜20:30
宿泊 一泊二食付き\7,000(+税)〜
場所 足寄郡足寄町芽登2979。道道88号線の西喜登牛の分岐点(案内板あり)から砂利道を約3キロ。
 
電話 01562-6-2119
泉質 硫黄泉。無色透明。塩別と同じくらい肌がツルツルになるいい湯だ。
設備 内湯2種類(一つは単なる沸かし湯かも?)、女性専用&混浴露天風呂(コンクリート製岩風呂)あり。ボディソープのみあり。
 混浴露天風呂は、真ん中に大石がある円形岩風呂。20人くらい入れる。河原に面して景色良し。内湯は、去年改装したばかりのタイル張り。
 
右側の内湯が硫黄泉
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★★ 内湯はタイル張りで平凡だが、露天がいい。
【ひそか湯気分】★半 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。
P.S.
 ここの露天風呂でも、20代後半のきれいな女性と遭遇。前に短めのタオルをあてているだけだった。滑らかなバックラインが美しい。(@_@) 色白の肌が湯に染まり、ぽっとピンク色になっている姿は、なんとも艶っぽい!
 私が入ると、あわてて岩陰の向こうに隠れてしまい、私がいると出にくそうなので、早めに露天風呂を切り上げた。

菅野温泉

 
然別峡・菅野温泉 2001.11.11入湯
料金 日帰り 大人500円。10:00〜20:00。無休
宿泊 一泊二食付き8,000円〜
場所 河東郡鹿追町然別峡。道道85号線の分岐点から道道1088号然別峡線を約14キロ。ラスト約5キロは砂利道。
 
電話 01566-6-2848
泉質 大浴場毘沙門(中の湯)ーやや緑かかった白っぽい芒硝食塩鉄泉58度・恵比寿(滝の湯)ー透明な暖まる重曹食塩泉53度・布袋ーぬるく透明な炭酸重曹食塩泉、中浴場不動ーホウ酸重曹炭酸泉56度・大黒ー石膏食塩泉48度、小浴場ーややぬるめの透明な炭酸重曹食塩泉、露天福禄寿ー肌に滑らかな灰茶色の石膏食塩鉄泉64度(円形)〜42度(木製長方形)、岩風呂ー不明。温泉のデパート! 「菅野で治らぬ病なし」と言われている。
 
施設 内湯6、露天風呂2(全て混浴だが、個別に女性専用時間帯あり。ゆえに、岩風呂に入れなかった。)。シャワーなし・水道のみ。無料休憩所・シャンプー・ボディソープあり。温泉のデパート! 「菅野で治らぬ病なし」と言われている。
   
中浴場&小浴場&露天風呂
 
【ロケーション】★★  羆も出そうな山の中。
【 風  呂 】★★  シャワーもない昔ながらの湯治場。明治45年開湯。
【ひそか湯気分】★★★ 各種泉質に富み、露天も内湯も秘湯の雰囲気抜群! 渓谷に望む露天からの眺めも優良。
P.S.
 露天風呂は、玄関へつながる道からマル見えなので、要注意。
 露天風呂の更衣室も、屋根があるからと思って安心してはいけない。雪がとけて、あちらこちらで雨漏りしているので、服の置き場所には注意が必要だ。
 
 大浴場で20才前後のスリムな女性と遭遇。好感のもてるファニーフェイス。NHKの有働アナをもっと可愛いくしたようなタイプ。前に短めのタオルだけ。(@_@)
 ぜい肉がほとんどない鍛え抜かれたしなやかな身体。太股がそれほど太くなかったことから、スケートやスキーではない。日焼けした顔からして、テニスか陸上の選手ではないかと思う。1週間くらいここに居続けると言っていたから、OLではないような気がする。どこか故障したのかな? でも、動きは故障を感じさせないものだった。
 
 ほの暗い大浴場中央の湯から段差のある更衣室へ、彼女が突然ダッシュ。ぜい肉のほとんどない濡れた滑らかな皮膚の下の筋肉の躍動が見事。古代ギリシャのオリンピックでは、裸体で競技していたそうだが、鍛え抜かれた裸体の躍動は、見る者を圧倒する美しさがあると思った。いやあ、寿命が伸びたような気がする。(^O^)

然別峡鹿の湯

然別峡鹿の湯 2001.11.11入湯
場所 然別峡野営場入口から奥へ約250メートルの河原にある三つの湯
泉温 約40〜50度、大きな岩風呂は場所によるが、40〜43度、上流の源泉1は約50度。崖下にある源泉2は約45度(冬場はちょうど良い湯加減)。
 
泉質 やや白く濁っている。2種類の湯が混入している。
状況 よく手入れされており、荷物置場も用意されているが、壁はない。(-_-;)
眺望 清流に臨み、優良。
 
源泉1から見た鹿の湯。右手に源泉2がある。下流右手の土手を上がると野営場。
 
 
源泉1と源泉2(大きさは一人用)
 
【ロケーション】★★  羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★★  岩をくり抜いたような岩風呂
【ひそか湯気分】★★半 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。
P.S.
 カップルが先に入っていた。30代の奥さんの均整のとれた白い裸体が陽光にまぶしく輝いていた。ありがたや、ありがたや。(^O^)
 帰りがけに20代前半の女性とすれ違い、思わずUターンをしたくなったが、温泉のために来たのだからと思い直して、他の湯へと向かった。(;^^)

然別峡テムジンの湯


然別峡テムジンの湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)を渡ってすぐ右側の空き地から踏み分け道をつたってユウヤンベツ川の河原へ。
 
泉温 約47度。底からフツフツと熱湯が湧く。源泉100%にこだわる人は、熱いので、約5度の川と交互に入ると、長く入湯できる。こだわらない人は、バケツ持参で川水を入れた方がよい。
 
状況 手入れが十分ではないが、入浴できる。
眺望 最高! 三つの滝を温泉から観望できる。そびえ立つ巌にエゾマツの大木が屹立。これだけの景色はなかなか見られない。頭上にも枝が張り出しているので、積雪期と強風時は要注意。
 
【ロケーション】★★★ 羆も出そうな山奥の渓谷。三つの滝を観望できる。
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡シリオパの湯

 
然別峡シリオパの湯 2001.11.11手だけ入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)を渡ってすぐ左側のユルトクシュナイ林道の入り口から約300メートル奥の最初の水防ダムの上。林道の直下。
 
泉温 約38度。ぬるい。
状況 清掃されていなくて、厚さ約10センチのクロームイエローの湯の花か藻がこんもりと張りつき、徹底的に清掃しないと入れない。
 
【ロケーション】★ 羆も出そうな山の中の川岸だが、あまり眺めは良くない。
【 風  呂 】★ 川岸を掘って作った力作
【ひそか湯気分】  ぬるい。清掃しないと入れない。

然別峡マインの湯

 
然別峡マインの湯 2001.11.11手だけ入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約100メートルも行かない所に入口がある。
 
泉温 約38度。ぬるい。
状況 清掃されていなくて、落ち葉や藻で入れる状況ではない。
眺望 清流に臨み、良。
 対岸にも丸く石で囲った温泉らしきものが見えるが、川の流量が多く、危険なので、未確認。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸。
【 風  呂 】★  川岸を掘って作った力作
【ひそか湯気分】   ぬるすぎる。清掃しないと入れない。

然別峡崖下の湯

 
然別峡崖下の湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから約100メートル下流へ。メノコの湯の下流に隣接。
 
泉温 約40度。ややぬるい。長湯にちょうど良い。
泉質 やや白っぽいが、開設者の話では、朝一番に来ると、奇麗な翡翠色の湯の花が堆積しているそうだ。ホウ酸泉か?
 
状況 清掃されていて、気持ちいい。感謝して入湯。
眺望 清流に臨み、良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡メノコの湯

 
然別峡メノコの湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから約100メートル下流へ。崖下の湯の上流に隣接。
 
泉温 約40度。ややぬるい。長湯にちょうど良い。
泉質 透明。重曹泉か?
状況 清掃されていて、気持ちいい。感謝して入湯。
眺望 清流に臨み、良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡チニカの湯

 
然別峡チニカの湯 2001.11.11入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから約100メートル下流へ。メノコの湯から10メートルほど上流にある。
 
泉温 約43度
泉質 白濁した硫黄泉
状況 清掃されていて、気持ちいい。感謝して入湯。
眺望 清流に臨み、良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★   川岸に石を積んで作った力作
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めと湯が素晴らしい。

然別峡ダム下の湯

 
然別峡ダム下の湯 2001.11.11手だけ入湯
場所 いでゆ橋(野営場から二つめの橋)からユウヤンベツ川の上流へ約300メートルも行かない所に入口がある。入口から200メートルほど奥に車4台くらいの駐車スペースあり。そこから水防ダムの方へ約100メートル。
 
泉温 約33度。ぬるすぎ。
状況 清掃されていなくて、落ち葉や藻で入れる状況ではない。
眺望 清流に臨み、ダムからの滝の落下が見事で、優良。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸。滝の眺めがいい。
【 風  呂 】★  川岸を掘って作った力作
【ひそか湯気分】   ぬるすぎる。清掃しないと入れない。

オソウシ温泉・新得町

 
オソウシ温泉湯元鹿乃湯 2001.11.11入湯
料金 日帰り 大人500円。10:00〜20:00
宿泊 一泊二食付き7,000円〜
場所 上川郡新得町屈足オソウシ。ラスト約3キロは砂利道。
電話 01566-5-3338
泉質 強アルカリ性硫黄泉(pH10)。無色透明。泉温27度なので加熱しているが源泉100%。肌がもうツルツル。やけどに特効があるそうだ。
 
施設 内湯、露天風呂2。無料休憩所あり。露天風呂はいちおう男女別に仕切られているが、塀は低く、途中で切れているので、無いも同然。奥の混浴露天風呂は加熱していない源泉100%の湯。夏は気持ち良さそう。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中の川岸
【 風  呂 】★  内湯は狭く、眺め悪し。
【ひそか湯気分】★★ 川に面した露天の眺めが良く、お湯が素晴らしい!

トムラウシ温泉・新得町

 
トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘 2001.11.11入湯
料金 日帰り 大人350円。8:00〜20:00。無休
宿泊 一泊二食付き7,000円〜
場所 上川郡新得町屈足トムラウシ。ラスト約9キロは砂利道。
電話 01566-5-3021
泉質 含硫黄ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。無色透明。源泉93度だが熱交換システムにより源泉100%。
 
施設 フル装備。男湯だけでも、内湯2(大)、露天風呂2(大)、サウナ、水風呂、打たせ湯、気泡湯。無料休憩所、無料鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
 
【ロケーション】★★ 羆も出そうな本当の山奥の原生林の中。
【 風  呂 】★★ よくぞこんな山奥に、こんな立派な施設が!
【ひそか湯気分】★★ 渓流を見下ろす露天の眺めが素晴らしい!

北海道漫歩11/1,増毛の「寿司のまつくら」

 11/1は寿司の日で,寿司組合加盟店では2割引きだそうだ。
 
 留萌市内の寿司屋はだいたい行ったので,今日は,増毛駅前の「寿司のまつくら」(増毛町弁天1,電話0164-53-2446)に行って来た。
 まずは,生寿司特上\2200を注文。ここのウニはいけるよ。利尻の特注品だそうで,利尻で食べるより美味しいかもね。(^_-)
 他に,脂がのったブリ。養殖物のように脂がギラギラしていないし,臭みがないから,天然物らしい。
 鯛,イクラ,ホッキ貝,甘海老,ホタテ等もあったよ。どれも美味しいぞ。甘海老の頭が入った味噌汁も付いていて,お薦め。
 さらに,美味しかったブリ,甘海老,〆鯖を2個ずつ注文。ふーん,満足。(^O^) これだけ食べて,計3,500円。2割引で2,800円ですんだ。うーん,幸せ・・。
 
 本当は,もっとゆっくりお酒を呑みながら楽しみたかったけれど,午後7時からロサンゼルス・レイカーズの試合の放送があり,それを見に帰宅するため,早めに切り上げた。
 次は,ゆっくりしたいなあ。

南幌・由仁・長沼温泉10/28

 札幌駅まで友人を車で送りに行ったついでに、札幌近郊の日帰り温泉を回って来ることにした。
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南幌温泉ハー&トハート 2001.10.28入湯
日帰り 大人 \500、10:00〜22:00。毎月1日(日・祭日は翌日)定休
宿泊 \8,000〜(二食付き)
場所 空知郡南幌町南9線西15番地
電話 011-378-1126
泉質 ナトリウム塩化物強塩泉。茶褐色のよく暖まる源泉100%の湯。露天の湯口では湯は透明なのに、すぐに茶褐色になる。そうか、地下では温泉は、皆、無色透明なのかあ。
 
設備 フル装備。露天風呂、ラドン泉、内風呂、気泡湯、水風呂、サウナあり。シャンプー・ボディソープあり。食堂、無料コインロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★  パークゴルフ場、池に隣接して、眺望良し。
【 風  呂 】★  豪華公共温泉。露天風呂・ラドン泉と内風呂は分離されている。
【ひそか湯気分】★  泉質良し。札幌に近いので、土日はすごく混んでいる。
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  男湯

ユンニの湯 2001.10.28入湯
解説  ここは、「じゃらん」等の道内温泉番付でよく泉質1位になる所だ。
道案内 南幌温泉を出て、道道3号線を夕張方面に進み、長沼町の市街地を抜け、だいぶ山の中にはいると、左折の表示がある。そこから割と近くだよ。
 
日帰り 大人 \600、10:00〜21:00。第3月曜定休
宿泊 \7,500〜(二食付き)
場所 夕張郡由仁町伏見122番地
電話 01238-3-3800
泉質 ナトリウム塩化物炭酸水素泉。コーラ色のよく暖まる源泉100%の湯。肌がスベスベになる。
 
設備 フル装備。露天風呂、内風呂、気泡湯、ハーブ湯(今日はペパーミント)、水風呂、サウナあり。シャンプー・ボディソープあり。食堂、無料コインロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★ 羆も出そうな山の中で、眺望良し。ゴルフ場に隣接。
【 風  呂 】★★豪華公共温泉
【ひそか湯気分】★ 札幌に近いので、土日は混雑。女性用露天風呂(★★)だけは、抜群に眺めが良いそうで、すごい人気! 男性用は壁を眺めるだけ。(;^^)
 以前は、露天風呂は男女が逆だったそうだ。だから、いつ又変わるか分からないので、心配な方は事前に電話で確認してみてください。
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ながぬま温泉 2001.10.28入湯
日帰り 大人 \500、9:00〜22:00。無休
宿泊 \7,000〜(二食付き)
場所 夕張郡長沼町東6線北4番地
電話 01238-8-2408
泉質 ナトリウム塩化物強塩泉。茶褐色のよく暖まる源泉100%の湯。泉温50.2℃、湧出量毎分1865リットル(自噴)
 
設備 フル装備。露天風呂、内風呂、気泡湯、打たせ湯、水風呂、サウナあり。シャンプー・ボディソープあり。食堂、無料コインロッカー・休憩所あり。
 
【ロケーション】★ 高台の上にあり、眺望良し。
【 風  呂 】★ 豪華公共温泉
【ひそか湯気分】★ 札幌に近いので、土日は混雑。露天風呂の眺望良

吹上・十勝岳温泉,2001.10.27

 快晴の美瑛、富良野の丘を通る国道237号線をドライブする。
 深山峠の深山園で牛乳ソフト\250を買う。生乳を原料にしているというだけあって、ミルクの旨さが光る。うねるパッチワークのような丘と冠雪した十勝岳連峰の景色が素晴らしい。
 
 上富良野の街を抜け、十勝岳温泉を目指して山を駆け上がる。快適なドライブだ。道道吹上・上富良野線の途中で、降雪のためのチェーン規制表示が出ていた。念のため、冬タイヤを積んできたが、快晴で道路の雪が溶けているようなので、夏タイヤのまま進む。ラッキーなことに終点まで路上は雪がなかった。(^_-)

 なお、10月20日から翌年5月20日までは、吹上温泉から白金温泉までの道は通行禁止になっている。
 吹上露天の湯、2001.4.13撮影
 
 さっそく吹上露天の湯にドッポーン。
 下の湯はぬるいが、上の湯は約46度と超熱い。地元の人の話では、湯治には源泉に近い温度の方が効くので、こうしているそうだ。でも、前回より絶対熱いぞ。(;^^) 晩秋の寒風が肌に心地いい。
 
 ただ許せないのは、地元の老人(男性)二人が水着ではない普通のパンツをはいたまま温泉に入っていることだ。
 彼らは、このパンツは温泉専用だと言っていたが、そんなことは他人には分からないから、不潔としか見えない。
 道内の露天風呂では、いつ穿き変えたのか分からないパンツのままで入る馬鹿が急増している。吹上露天の湯でパンツのままで入っているのを見たから、道内はこれでいいと思ったと、その馬鹿は言うのだ。まったく他人迷惑な話だ。いい歳をして、そんなことも分からないのだろうか?
 
 湯治にはピッチリした海パンでは駄目だとも言っていたが、ゆったりとしたトランクス型の海パンもあるし、タオルを腰に巻いてもいい。吹上の掲示板にも「タオル等を着用」と書いてあるが、どこにも下着であるパンツをはいて入湯していいとは書いていないのだ。常識というものがないのだろうか?
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吹上温泉保養センター白銀荘 2001.10.27入湯
日帰り 大人 \600、営業10:00〜20:00。
宿泊料金 1泊素泊まり 大人\2,600 、中・高生\1,800、小学生\1,200
場所 空知郡上富良野町吹上温泉
電話 (0167)45−4126
泉質 酸性ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉。無色透明。源泉100%
設備 フル装備。露天風呂(男女各1・混浴1)、内風呂、打たせ湯、寝湯、気泡風呂(ヒバ)、サウナ、ボディシャワーあり。石鹸のみあり。食堂・無料休憩所・コインロッカーあり。
 
内湯&男性用露天風呂(温度が違う3湯あり)
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中。山々の眺めが良い。
【 風  呂 】★★ 設備が充実した公共温泉。特に露天風呂が充実。
【ひそか湯気分】★半 標高約1000mの源泉100%露天風呂はお薦め。
ps、
 混浴露天は、水着着用のこと。私が入ったとき、ヒロスエ似の美女が入っていて、どっきりした。相手もかな?(;^^)
 男性用露天風呂は、駐車場からマル見え。あまり開放的な気分になると、後悔するかもね。

 
 十勝岳温泉凌雲閣の露天風呂に入ると、新雪がうっすらと積もる十勝岳(2077m)・三峰山(1893m)・富良野岳(1912m)の絶景が目の前に広がる。雲が頂上にかかっているのが残念だ。
 奥の赤茶色の湯が一番暖かい。左手の無色透明な鉄泉はぬるく肌寒い。眺望の良い崖際の湯は、この二つの湯がまざりあって、長風呂するにはちょうどいい湯加減だ。
 
 露天風呂でたまたま一緒になった人は、ボーリング(掘る方ね)が職業で、日本中の山の中で掘っていたそうだ。網走の山で掘っていたときに、たまたま温泉を堀り当てて約1ヶ月間、毎日温泉三昧していたが、そのうちに水になってしまい、幻の温泉と化したそうだ。
 遭難救助隊にも属していたそうで、山の話もいろいろ聞かせてくれた。
 人との出会いが温泉巡りを一層楽しくさせてくれる。(^O^)
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十勝岳温泉凌雲閣 2001.10.27入湯
日帰り 大人 \800、8:00〜20:00。
宿泊 一泊二食\8,500〜(素泊まり\4,100)
場所 空知郡上富良野町十勝岳温泉
電話 0167-39-4111
泉質 カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉(赤茶色、源泉約43度)。
   酸性ー鉄ー硫酸塩泉(無色透明、源泉30度くらいか?)
設備 露天風呂(2種類の湯)、内風呂、気泡湯、水風呂、サウナあり。シャンプー・ボディソープあり。鍵付きロッカーなし。食堂・無料休憩所あり。
 
 
【ロケーション】★★ 十勝岳の標高1280mの中腹。道内最高地の温泉宿。
【 風  呂 】★★ 2種類の源泉100%の湯が楽しめる。
【ひそか湯気分】★★ 露天風呂からの十勝岳等の眺望は、道内最高か?
ps、
 かつて道内最高地点であった大雪山中岳露天風呂(約1800m)は無くなっていたと、2001年8月の黒岳登山の際、出会った登山者から聞いたが、私は確認していない。


北海道漫歩10/21旭温泉

 今日は、留萌から国道232号線を約85キロほど北上して、遠別町の旭温泉に行ってきた。
 国道232号線の三叉路(大きな看板あり)を右折して約6キロ。どんづまりが旭温泉だ。なかなか個性的な木造建築だ。

 400円を払って、お風呂に入る。壁に檜が使われた内風呂には浴槽が2個(ただのお湯と温泉)とサウナと水風呂がある。露天風呂はない。
 温泉は赤茶色の含鉄・食塩泉。自噴源泉は27度で、沸かし湯だが、ろ過したり、循環させたりしていないので、なかなかグッドな泉質だ。よく暖まる湯で、なかなか汗が引かない。外に出て、寒風に吹かれると気持ちがいいくらいだ。
 ただ5人入ると浴槽が満杯になるのが、たまに傷かな?
 窓の外には鬱蒼とした森が広がり、なかなかいい眺めだ。

 地元の人が多くて、「今日は、斎藤のオバアチャンがいないねえ。」「札幌から昨日せがれが帰ってきたからだよ。」などという会話が飛び交う。
 目の前のお爺ちゃんは、この温泉ができる前にこの辺の山で働いていたそうだ。ここの源泉は2キロぐらいシモの浅野さんちだそうで、昔はよくそこのお風呂に入れてもらっていたそうだ。そこはもっと濃厚な赤茶色の湯で、白いタオルを1回でもそこにつけるとマッ茶色になったそうだ。
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旭温泉 2001.10.21入湯
日帰り 大人 \400、8:00〜20:45。一泊二食\4,800〜。
場所 遠別町旭294-2
電話 01632-7-3927
泉質 ホウ酸・食塩ー炭酸鉄泉。自噴源泉27度。沸かし湯だが、ろ過も循環もしていない赤茶色のグッドな泉質! ぬるいがよく暖まる。
 
設備 壁に檜が使われた内風呂には浴槽が2個(ただのお湯と温泉)とサウナと水風呂がある。露天風呂はない。石鹸のみあり。鍵付きロッカーなし。食堂・無料休憩所あり。
【ロケーション】★★ 羆も出そうな山の中。
【 風  呂 】★  泉質がグッド。
【ひそか湯気分】★  ひなびた昔風の温泉だが、なかなかいい味がある。
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追伸
 帰りに、国道232号線沿いの小平町鬼鹿の割烹「すみれ」で昼食。
 寿司セット(ミニ狸蕎麦と生寿司8個)が美味しいよ。イクラもあったよ。これで1,000円(含む消費税)は、お得。(^_-)


北海道漫歩2001.10.14羊蹄山、二股ラジウム・真狩温泉

 13日に小樽温泉「湯の花」、二股ラジウム温泉、14日に羊蹄山(1898m)登山、真狩温泉と存分に楽しんできました。でも、疲れた・・・。(;^^)

 二股ラジウム温泉は、ちょうど紅葉の盛りで、露天風呂からの眺めは最高でした。泉質もいいよ。
 3人の若い女性が入ってきましたが、二人はバスタオル、一人は紺のスクール水着でした。
 スクール水着も露天風呂で見るとなかなか艶っぽい。(;^^)
 それから、バスタオルを巻いていた美女が急にタオルを脱いだときはびっくりしました。しかし、その下にビキニの水着。でも、すっごいナイスバディで、こんな子とベッドインする野郎がいるのかと思うと腹が立つくらいでした。(;^^)
 
 羊蹄山の山すそはきれいに紅葉していました。ただ8合目あたりから上は、すっぽりと雲に隠れていました。でも、山頂付近の火口壁を歩いていると、ほんの少しの間でしたが、青空が現れて太陽がサンサンと輝き、霧も薄れて、反対側の火口壁がぼんやりと見えました。ラッキー!
 
 真狩温泉は登山口から2キロほどの高台にあり、ここで登山の汗を流し、疲れをいやしました。ここの露天風呂からは、真っ正面に大きな羊蹄山がきれいに見えました。雲の帽子をかぶっていましたが。(;^^)
 
 小樽と余市のお寿司も美味しかったよ。余市では、一度に26個も寿司を食べてしまいました。ホッキ貝、平目のエンガワ、穴子、シメサバ、イワシ、サンマ、本マグロ等、皆、美味しかったよ。(^_-)
 羊蹄山の紅葉
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二股ラジウム温泉 2001.10.13入湯
日帰り 大人 \1,000、7:00〜20:00
場所 山越郡長万部町大峯
電話 01377-2-4383
泉質 含弱放射能ーカルシウム・ナトリウム泉。茶褐色でセッケンも泡立たないグッドな泉質! ぬるいので、3時間も入っているお爺さんもいた。
 
設備 混浴大浴場(シャンプー・石鹸等禁止)・露天風呂・プール、女性専用露天風呂、男女別内湯。露天風呂以外は水深約120センチ。カランなし(内湯に水道のみあり)、石鹸もなし。無料鍵付きロッカー、無料休憩所あり。2000年に建て替えられ、名物だったドームは無くなった。今も増築中。
【ロケーション】★★★ 羆も出そうな山の中の渓谷。対岸の紅葉が見事。
【 風  呂 】★★  泉質がグッド。浴槽は全て湯の花で茶褐色に染まっている。
【ひそか湯気分】★★  露天風呂からの渓谷の眺めが最高!
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小樽天然温泉「湯の花」2001.10.13入湯
日帰り 大人 \600、9:00〜翌日1:00
場所 小樽市手宮1-5-20
電話 0134-31-4444
泉質 食塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉) よく暖まる透明で肌に滑らかな湯
設備 完備。大浴場、露天風呂(岩風呂とヒバ風呂が日替り)、気泡泉、寝湯、打たせ湯、湿式・乾式サウナ、水風呂、食堂、無料休憩室・無料コインロッカーあり、マッサージ、理髪(カット\1,000〜)、カラオケあり、ボディソープ・シャンプーあり。
 
【ロケーション】★  手宮公園の下。小樽港の近くだが、風呂から外は見えない。
【 風  呂 】★★ 至れり尽くせりの民間大浴場
【ひそか湯気分】★  これだけの設備で低料金。深夜まで営業。
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 夕暮れの羊蹄山(真狩温泉で撮影)

 真狩温泉
まっかり温泉 2001.10.14入湯
日帰り 大人 \400、11:00〜21:00、月曜定休
場所 虻田郡真狩村字緑岡174-3
電話 0136-45-2717
泉質 ナトリウム-塩化物・硫化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
  よく暖まる透明で肌に滑らかな湯。何ら加工されない源泉そのもの。
設備 完備。大浴場、露天岩風呂、サウナ、水風呂、食堂、
  無料休憩室・無料コインロッカーあり、石鹸のみあり。
【ロケーション】★★ 羊蹄山の麓。田園地帯の低い岡の上。
【 風  呂 】★  流行の公共温泉。
【ひそか湯気分】★★ 露天風呂からは雄大な羊蹄山が正面に見え、最高!
源泉そのままという泉質が良い。
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北海道漫歩(9月22日)幌加・野中温泉、オンネトー

 9月23日に雌阿寒岳に登るために、国道39、273号線経由で野中温泉YHを目指した。
 大雪山は、一昨日、初冠雪し、中腹以上が真っ白になっていた。こんなに早く中腹まで白くなるとは早すぎる。
 
 国道39号線沿いのレストハウス上川(上川町栄町、tel 01658-2-2131)で醤油ラーメン(\630)を食べる。結構うまい。カツオだしかな? おろしニンニクが効いている。評価はA。チャーシューがもっとうまいといいのだが・・・。(;^^)
 三国峠から見えるニペソツ、ウペペサンケ山等の連山は見事と言うしかない景色だ。紅葉が始まった273号線沿いの原生林は、最高に美しい。
 
ウペペサンケ山とニペソツ山、2001.9.22三国峠で撮影
 
幌加温泉(2001.9.22、13:00入湯)
露天は無料。(日帰り 大人 \300。内湯は露天と別の泉質だそうだ)一泊二食\5,900〜
場所 上士幌町幌加
電話 01564-4-2167
泉質 含食塩・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯
設備 露天は風呂のみ。建物内は不明
【ロケーション】★★ 風呂から一歩踏み出せば奇麗な谷川。
【 風  呂 】★  コンクリートで固めた岩の露天風呂
【ひそか湯気分】★  砂防ダムの滝と谷川のせせらぎを聞きながら眺める紅葉は美しい。
ps、
 美女二人とすれ違いに入湯。もう5分早く来ていればなあ・・。(;^^)
 静岡から来たライダーと話し合う。
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オンネトー湯の滝、2001.9.22撮影
 
オンネトー湯の滝(2001.9.22、16:00入湯)
露天無料
場所 オンネトーの道道脇の駐車場から約1.2km。徒歩約20分
泉質 ?。無色透明で肌に滑らかな湯。ややぬる目
設備 簡易更衣所、トイレあり。
【ロケーション】★★★雌阿寒岳の麓。山の中腹で眺めが良い。エゾリスに会った。
【 風  呂 】★  コンクリートで固めた岩風呂。やや苔多いが、気にならない。
【ひそか湯気分】★★ 紅葉も始まり、絶景かな、絶景かな!
ps、
 オンネトー湯の滝には、世界で唯一の成長するマンガン鉱床がある。
 そこでは、マンガン酸化細菌と糸状藻類が共同して、マンガンを作り続けているそうだ。
 元の露天風呂は、その天然記念物マンガン育成細菌コロニーを守るために入湯禁止。その代わりに作られたコンクリート製露天風呂がある。
 午後4時なら、紅葉シーズンでもすいている。絶景と名湯を独り占めとは贅沢だ。
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野中温泉YH(2001.9.22、19:00入湯)
日帰り 大人 200円。一泊二食 大人 4,590円
場所 〒089-3964 足寄町茂足寄159番地
電話 01562-9-7454
泉質 含食塩・含石膏・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯。硫黄臭あり。セッケンも泡立たないグッドな泉質!
設備 無料休憩所あり。内湯のみ。カランもセッケンもシャンプーも無し。イスも四角い木を切っただけのもの。素朴そのもの!
【ロケーション】★★ 雌阿寒岳の麓。まわりは鬱蒼とした森林。
【 風  呂 】★  木製の湯船のみ。昔ながらの湯治場。
【ひそか湯気分】★  洗い場も木製。湯船以外に何もないのが味わい。秘湯好きには堪らない魅力があるかも。
ps、
 露天風呂好きなら、隣の景福へ。日帰り大人300円。
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北海道漫歩(9月23日)雌阿寒岳等、野中・糠平温泉

 いやあ、最高の天気でした。
 大雪山は中腹まで白かった。国道273号線の景色は良かったけれど、紅葉の盛りには1週間早かった。
 雌阿寒岳(1499m)の頂上にも初雪が積もっていた。野中温泉から霜柱を踏みしめながら登った。遠く白い大雪山の連峰、右に噴火口と阿寒湖と雄阿寒岳、左に翡翠を溶かしたような神秘的なオンネトーの湖と素晴らしい風景が広がっていた。
 
雌阿寒岳頂上からの噴火口・阿寒湖・雄阿寒岳の眺め、2001.9.23
 
 隣の阿寒富士(1476m)に登り、オンネトーのキャンプ場へ下りた(野中温泉行きのバス亭あり。1日往復3便)。昨日、ここに置いておいた自転車に乗って、野中温泉に向かう。途中のオンネトーの湖と雌阿寒岳・阿寒富士の眺めは見事というほか無かった。
 
オンネトーの湖と雌阿寒岳・阿寒富士,2001.9.23
 
オンネトー温泉「景福」(2001.9.23、14:00入湯)
日帰り 大人 \300、9:30〜20:00
場所 足寄町茂足寄。野中温泉YHの隣
電話 01562-9-7015
泉質 含食塩・含石膏・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯。硫黄臭あり。セッケンも泡立たないグッドな泉質!
設備 内湯(水道の蛇口1個のみ)、露天風呂(コンクリート製岩風呂)あり。セッケンもない。
【ロケーション】★★ 羆も出そうな雌阿寒岳の麓。
【 風  呂 】★  内湯は木製の湯船のみ。昔ながらの湯治場。
【ひそか湯気分】★  湯船以外に何もないのが味わい。秘湯好きには堪らない魅力があるかも。露天風呂には塀があるが、途中で切れているので、女性は要注意。
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糠平温泉・元祖湯元館(2001.9.23、16:00入湯)
日帰り 大人 \500、11:00〜20:00(休日あり、要事前の電話確認)
場所 河東郡上士幌町糠平
電話 01564-4-2121
泉質 含炭酸水素・硫化水素泉。無色透明で肌に滑らかな湯。かすかな硫黄臭あり。
設備 室内大浴場、家族風呂、露天風呂(コンクリート製岩風呂で、混浴と女性専用がある)、打たせ湯、無料休憩所あり。シャンプー・セッケンあり。
【ロケーション】★★ 糠平湖畔の森の中。
【 風  呂 】★  森の中の湖畔に迫り出すように露天風呂と打たせ湯がある。
【ひそか湯気分】★  谷川を眺めながら、梢を渡る秋の風に湯でほてった身体を冷やすと極楽気分だねえ。(^_-) 
ps、
 夕食は、「よし乃」永山店(旭川市永山3条20丁目、電話0166-47-1040)で味噌ラーメン(\650)を食べる。可もなく不可もなし。味噌の味がこなれておらず、ストレートに舌にくる。旨味が足りない。評価はB。
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北海道漫歩(9月9日)
豊富温泉ふれあいセンター(2001.9.9入湯)
日帰り 大人 \420、年中無休、9:00〜21:30
宿泊可。
場所 天塩郡豊富町字温泉
電話 0162-82-1777
泉質 茶白色の濁りのある食塩泉。石油臭強く、表面に油膜が浮かぶ。
設備 室内大浴場、湯治湯、泡風呂等、無料休憩所、有料鍵付きロッカー、ボディソープあり。
【ロケーション】★  周りは羆が出ても不思議はない森。
【 風  呂 】★  普通の湯治場
【ひそか湯気分】   石油臭や油膜が好きな人はどうぞ。わざわざ油で全身テカテカにしているお爺ちゃんもいたぞ。
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天塩川温泉(2001.9.9入湯)
日帰り 大人 \200、10:00〜21:00
宿泊可。
場所 〒092-2502 中川郡音威子府村字咲来919
電話 01656-5-3330
泉質 透明な含硫黄・食塩・重曹泉。よく暖まる。飲用可(薄い塩味)
設備 露天風呂、室内大浴場、ジェットバス、泡風呂等、無料休憩所、無料鍵付きロッカー、セッケンあり。
【ロケーション】★★ 緩やかに屈曲する天塩川の眺めは素晴らしい。
【 風  呂 】★★ 露天も立派な岩風呂。男性は、駐車場から見えるのが難。
【ひそか湯気分】★★ 露天の眺望抜群! これで200円は安すぎる!
ps、
 200円のソフトクリームも美味。お薦めです。
 5キロほど離れた音威子府駅の蕎麦(かけ\320)も旨い。ほぼ真っ黒な蕎麦(殻も挽くのかな?)が特徴。ツユも美味で、新蕎麦の香りも良い。ただし、天麩羅\100は注文しない方がいいぞ。ほとんど衣だけ。
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北海道漫歩(9月8日)初山別村の岬センター

 今日は、職場の管内交流会で初山別村の岬センターでパークゴルフだ。
 10:45に留萌を出発して、快晴の国道232号線を北上。途中、バーベキューのために、スーパーで肉・野菜を、小平の漁港で大きな生きホタテを購入。
 
 途中、死にそうな目にもあったが何とか生き延びることができた。神様に感謝。m(_ _)m
 
 12:00 岬センターに到着。
 12:30 仲間が集合してきたので、キャンプ場で炭火をおこし、ホタテ等を焼き始める。何ともいい匂いだ。海上にくっきりと見える利尻富士を眺めながら、仲間と食べるバーベキューは最高だ。生きていて本当に良かった。(^O^)
 
 その後、27ホールのパークゴルフを終え(うちのチームが優勝!)、刺身・ウニ・カニやフグ鍋を賞味して、温泉にドッポーン。いやあ、極楽、極楽。V(^O^)V
 
岬センター(2001.9.8泊)
日帰り 大人 \420 11:00〜23:00
場所 苫前郡初山別村字豊岬153。天文台、キャンプ場、パークゴルフ場隣接
電話 01646-7-2031
泉質 白っぽい濁りのある食塩泉。肌がスベスベになるよ。
設備 露天風呂以外はフル装備、室内大浴場、サウナ、泡風呂等、無料休憩所、無料鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
【ロケーション】★★ 利尻富士が見える岬にある。
【 風  呂 】★  風呂から外が見えない。拡張後に期待。
【ひそか湯気分】★  泉質は良いのに、温泉用の浴槽が狭い。沸かし湯の方がずっと広い。宿泊しても11:00〜23:00までしか入れないのはガッカリ。
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北海道漫歩(8月25,26日)層雲峡温泉

 8月25日に層雲峡YHに宿泊し、26日にロープウェーとリフトを使って、快晴の黒岳&御鉢平を巡って下山。楽しかったよ。(^O^)
 
ホテル大雪・チニタの湯(2001.8.25、16:00入湯)
日帰り 大人 \700(YHの割引券で\600)
場所 上川郡上川町層雲峡。ロープウェー駅から左手の道を徒歩10分ほど登る。
電話 01658-5-3211
泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。無色透明で肌に滑らかな湯
設備 室内大浴場、泡風呂等、無料鍵付きロッカー、シャンプー・ボディソープあり。
【ロケーション】★★ 黒岳の麓、層雲峡温泉街のはずれ。
【 風  呂 】★  レンガと大理石を使った欧風。広い。
【ひそか湯気分】   外がまったく見えない。ただし、宿泊すれば、眺めのいい露天風呂や展望風呂に入れる。
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層雲峡プリンスホテル朝陽亭(2001.8.25、17:00入湯)
日帰り 大人 \700
場所 上川郡上川町層雲峡。ロープウェー駅から左手の道を徒歩10分ほど登る。
電話 01658-5-3241
泉質 含硫黄温泉。硫黄臭があり、無色透明で肌に滑らかな湯
設備 豪華フル装備、露天風呂、室内大浴場、サウナ、泡風呂等、無料休憩所・鍵付きロッカー、シャンプー・ボディソープあり。
【ロケーション】★★ 黒岳の麓、層雲峡温泉街のはずれ。
【 風  呂 】★★ 豪華フル装備。ただし露天風呂はかなり落ちる。
【ひそか湯気分】★  展望風呂からの眺めは最高だが、露天は最低。
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層雲峡黒岳の湯(2001.8.26入湯)
日帰り 大人 \600(YHの割引券で\500)。10:00〜21:00。冬季以外無休
場所 上川郡上川町層雲峡
電話 01658-5-3333
泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。無色透明で肌に滑らかな湯
設備 フル装備、露天風呂、室内大浴場、サウナ、泡風呂等、無料休憩所・鍵付きロッカー、シャンプー・ボディソープあり。
【ロケーション】★  黒岳の麓、層雲峡温泉街の真ん中
【 風  呂 】★★ フル装備
【ひそか湯気分】★  風呂からの眺めがいまいち。
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北海道漫歩(8月26日)黒岳等、層雲峡

 弁当の朝食をとってから、午前5時40分に層雲峡YHを出発。快晴だ。黒岳山頂が奇麗に見える。
 
 すでに30人くらいの行列が層雲峡ロープウェー山麓駅に出来ていた。
 午前6時発のロープウェー(往復1650円)で黒岳5合目を目指す。この時期はもっと早い時間のロープウェーがあるので、事前に照会しておいたほうがよい。
 約15分ほどで5合目に到着。ここが最後のトイレなので用を足しておくようにとの注意書あり。ついでに水筒も満タンにする。ここからリフト(往復600円)を乗り継いで、15分ほどで7合目に到着。リフトの下には高山植物の花畑が作ってあって奇麗だよ。
 
 6:40 入山届を書いて、いよいよ登り始める。もう雲海が見える。感激だ。
 途中、エゾトリカブトの紫の花が奇麗に咲き乱れている。この根から猛毒が取れるとは信じられないくらい美しい。その花の形が鶏の頭部によく似ているのに気づいた。そうか、それでトリカブトというのか。(;^^)
 1時間ほど急な坂を登りつめると黒岳頂上だ。頭上に雲はあるが、360℃全景を見渡せる。素晴らしい景色だ。今まで2回、大雪山に登ったが、いずれも霧の中だったので、余計感激だ。V(^O^)V

黒岳頂上1984m

 
 10分ほど小休憩をとり、他の登山者と会話を交わす。その後、北海岳を目指して出発。10分ほど下り、黒岳石室&キャンプ場の脇を通り、十字路を左折。雪渓から流れ出る幾つもの川を渡る。この辺はお花畑だ。チングルマの実が風に揺れている。すでに紅葉が始まっている葉っぱもある。風も涼しく、山は秋の気配がする。
 
 川を過ぎ、ゆるやかな坂を1時間ほど登り、午前9時半頃、北海岳頂上(2149m)に到着。ここも素晴らしい景色だ。眼下には茶灰色の噴火口らしい御鉢平が広がる。蒸気が立ち上っている所が有毒温泉かな? 温泉好きの私としては行きたいところだが、立入禁止では諦めざるをえない。
 小さなリュックだけを背負って御鉢平の稜線を駆け巡っている人もいる。おお、元気だな、頑張れよ。
 
 さらに松田岳2136m、間宮岳2185m、中岳2113m、北鎮岳2244m(ここで北大の佐藤さんに出会い、雑談をし、その後同行した。)、桂月岳1938mを巡って、午後2時頃にリフトに到着し、午後2時半すぎには層雲峡に到着してしまった。
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北海道漫歩(8月11日)朝里川温泉
かんぽの宿小樽・朝里荘(2001.8.11入湯)
料金 日帰り 大人 \500(11:00〜21:00)、一泊二食大人\8,000〜
場所 小樽市朝里川温泉2丁目670番地
電話 0134-54-8511
泉質 単純温泉
設備 フル装備、露天風呂、室内大浴場、サウナ、泡風呂等、無料休憩所・鍵付き
   ロッカー、シャンプー・ボディソープあり。
【ロケーション】★  スキー場も近くにある山の麓
【 風  呂 】★  フル装備
【ひそか湯気分】★  風呂からの眺めがいまいち。
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北海道漫歩(8月10日)洞爺湖・登別

 定山渓温泉ビューホテルを午前9時に出発し、昼頃に洞爺湖畔に到着。コンビニで各自好きなお握りとデザートを買い、湖畔の公園でピクニック。素晴らしい景色を眺めながら家族で食べるお握りのなんと美味しいこと。(^_-)
 
 その後、噴煙を目当てに小有珠川沿いを遡り、火口の方へ行くと、次第に硫黄臭が強くなり、火山灰が漂ってくる。通行禁止の立て看板の所まで行くと、噴煙が盛んに立ちのぼっているのが分かる。破壊されたままの図書館が噴火の凄さを物語っている。温泉街の土産屋も閉鎖されたままの所も何ヶ所かあり、噴火の痛手から完全に立ち直るまではまだ時間がかかりそうだ。
有珠山の噴煙。右は図書館の残骸
 
 午後4時頃、登別温泉ホテルまほろばに到着。
 そのすぐ近くのロープウェーで羆牧場へ行く。ほぼ頂上に到着。いやあ、すごい。羆が100頭以上いるぞ。羆が、餌をもらうために、万歳をしたり、寝転んだままV字バランスをしたりしている。大変だなあ。子熊がじゃれあっているのが可愛い。1時間ごとの羆ショーも見逃せない。自転車に乗ったり、バスケットをしたり、見ていて面白いぞ。
 ここからは、海岸まで一望でき、眺めを楽しむだけでも来る価値がある。アイヌ部落を再現したお土産屋もあるよ。アイヌのお爺さんが作っていた、持っていると幸せが来るという飾り物(ヤシの木みたい)を買った。
 
 地獄谷へも行った。茶灰色の不毛の谷から噴煙をモクモクと上がっている。遊歩道の脇の石垣のすき間からも水蒸気が上がっているくらい、あちこちが熱い。ゴボゴボと沸騰している源泉を見ていると、昔の人がイメージしていた地獄がよく分かるような気がする。
 
 ホテルまほろばは、料金が安く(1泊2食付き大人約9000円、小学生約5000円)、風呂はとても立派な上に、真っ白な硫黄泉、緑っぽい明礬泉、透明な食塩泉、ハーブ湯、赤ワイン湯等が揃っていて、温泉好きには堪らない魅力がある。その上、3大カニ食べ放題付きのバイキングの美味しいこと。ほっぺたが落ちそうだ。(^O^) 料金に比べると抜群のコスト・パフォーマンスだ!
 
ホテルまほろば(2001.8.10泊)
料金 一泊二食付き 大人 \8,800~、ちびろばー小学生約5000円
場所 登別市登別温泉町65
電話 0143-84-2211
泉質 真っ白な硫黄泉、緑っぽい明礬泉、透明な食塩泉
設備 フル装備、露天風呂、室内大浴場、サウナ、打たせ湯、泡風呂、寝湯、檜風呂、ハーブ湯、赤ワイン湯等31種類の湯、無料鍵付きロッカー、ボディソープ・シャンプーあり。
【ロケーション】★★ 大きな温泉街。まわりは鬱蒼とした森
【 風  呂 】★★★3種類の湯、広大な31種類の風呂。温泉好きには天国。
【ひそか湯気分】★★ 登別の真っ白な硫黄泉は、実に気持ちが良い。(^_-)
 
 翌朝、午前6時頃、ホテルから車で約5分ほどの距離にある大湯沼まで行く。お目当ては、そこから流れ出ている大湯沼川だ。ここには露天風呂の表示は無いが、川全体が温泉で、上流は熱いが下流に行けばちょうど良い温度の所があるはずだと睨んだのだ。
 早朝の遊歩道にはやはり誰もいない。10分ほど歩くと、良さそうな滝壷がある。手をお湯の中に入れると、やや熱めだが、早朝の冷気でちょうど良さそうだ。早速、手ぬぐい一つで川の中に入る。泥が多いので滑りやすく、要注意だ。滝壷に足を入れると、いきなり膝上まで足が泥の中にもぐる。アッチッチ、泥の底は60℃以上あるぞ。あわてて足を引き抜こうとするが泥が深く身動きが取れない。うう、火傷しそうになった。(;_;)
 それにも懲りず、さらに下流に行き、少し深そうな所を掘って、腰湯にした。ああ、いい気持ちだ。ここでも、お湯と峡谷美を独占だ。
登別の大湯沼川。底が熱い滝壷
 
大湯沼川(2001.8.11入湯)
場所 登別市登別温泉町
泉質 硫黄泉
設備 なし。川全体が温泉。泥多し。泥パックには最適か?。
【ロケーション】★★ 森の中の遊歩道沿いの川
【 風  呂 】★  浅瀬を掘ればどこでもマイ露天風呂
【ひそか湯気分】★  早朝ならお湯と峡谷美を独占だが、深い瀬の底は熱泥
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北海道漫歩(8月9日)定山渓温泉
定山渓ビューホテル(2001.8.9入湯)
料金 一泊二食付き 大人\8,800〜、子供\5,000〜
日帰り 大人\2,000(平日\1,000)、小学生以下\1500(平日\700)、10:00〜15:00
場所 札幌市定山渓温泉東2丁目113
電話 011-598-3223
泉質 弱食塩泉
設備 フル装備、各種プール(流水、波、サーフィン等すごいぞ)、屋上露天風呂、
   室内大浴場、サウナ、泡風呂等、無料休憩所・鍵付きロッカー、シャンプー・
   ボディソープあり。
【ロケーション】★★ 山中の渓谷
【 風  呂 】★★ 豪華フル装備! 特に室内プールがすごい!
【ひそか湯気分】★  子供は大喜び!
 
 
#9682/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 8/ 1 19:18 ( 43)
北海道漫歩(7月29日)羅臼岳 aruja
★内容
 6:30 YHを車で出発。約5キロ先の知床五湖へ向かう。途中、エゾシカを多数発見。キタキツネは路上に横たわっていて、邪魔。駐車場の手前にチェーンが張ってあり、午後7時から午前7時半まで閉鎖とある。空き地に車を停め、徒歩約5分で五湖の入り口に到着。第3〜5湖は羆が出没するため閉鎖とある。怖い。(;^^) 第1湖に行く途中、ガサガサという音にビックリ。いきなり大きなエゾシカが目の前に現れる。4才くらいの雄で立派な角を持っている。デジカメを起動したら、ジーという音にびっくりして逃げていった。うーん、残念。
 第1湖から知床連山を眺める。素晴らしい景色だ。
知床五湖に映る逆さ羅臼岳
 
 7:40に知床岩尾別YHをYHの無料バスで出発。メンバーは女性2人(京都の安井さんと名古屋の安藤さん)を含む同宿の6人。本当は午前4時頃に出発したかったのだが、ヘルパーさんに羆は早朝に出るぞと脅かされて、この時間になってしまったのだ。でも、日曜なら早朝登山者はいっぱいいるから、午前5時頃でも心配はなかったようだ。
 
 8:00に終点岩尾別温泉「地の果てホテル」前に到着。快晴だ。
 8:15 標高約200mの木下小屋で登山届けを出して出発。先頭は、一昨日、霧中登山だった渋井さん。頂上での展望を期待しての再チャレンジだ。雨男の渋井さんが勝つか、晴れ女(Aさん)が勝つかだが、頂上での最高の展望を期待したい。
 最初はやや急な登りが続き、汗をかく。渋井さんの足は速いので、メンバーのうち体力が弱い人を考えて30分ごとに休憩を取ることにする。
 途中で、YHの縦走部隊とすれ違う。快晴の2泊3日の知床連山縦走。いいなあ。次は縦走だ。おいおい、まだ登り始めたばかりだぜ。(;^^)
 
 標高約650mのオホーツク展望(と言っても、単なる道の途中。広場や尾根ではない)付近で出会ったエゾカワラナデシコの風にそよぐピンクの繊細な花弁が美しい。
 最初に眼下にオホーツク海が見えると、皆、口々に「オー、美しい!」。北の海の深い群青色が実に目にしみる。
 標高約800mの弥三吉清水で20分ほど休憩を取る。ここは水量が豊富で、水が冷たくて美味しい。標準より少し早いペースだが、その分休憩をゆっくり取ることにした。
 
 1時間後、極楽平を過ぎ、標高約1000mの銀冷水に到着。ここは雪渓からの流水なので、エキノコックスを警戒して、顔などを洗うだけにする。
 
 標高約1200mの大沢は、急な登りの沢だが、雪渓が残っていて、エゾノコザクラやチングルマやエゾツツジ等の高山植物の群落が見事で、皆、花の写真を取るのに忙しい。
チングルマとエゾツツジ
エゾノツガザクラ
 
 大沢を登りつめると、やっと羅臼平だ。平坦な道の両側にイワキキョウ等の高山植物が咲き乱れている。羅臼岳の岩場が目の前にそびえたっている。快晴で、東には太平洋と国後島、西には知床5湖とオホーツク海が眺められるという素晴らしい景色。(^O^)
 ここに荷物を置き、水筒とカメラだけを持って、山頂に向かう人も多い。
 
 12:00 標高約1400mの岩清水に到着。ここでシャケお握りの昼食をとる。旨い! 岩清水は、水量は少ないが、歯にしみとおるように冷たくて実に美味だ。
 
 12:30 岩清水を出発。険しい岸壁をよじ登る。チシマクモグサ等の美しい高山植物の群落が一時辛さを忘れさせる。
 
 13:00 羅臼岳山頂(1660m)に到着。360度晴れ渡り、国後島の海岸までくっきりと見える最高の天気だ。私の登山の履歴の中でも至福の日と言っても過言ではない。(^O^)
 グループで記念撮影。おいおい、なぜリコーダーを持ってくるんだい? 彼が吹き出したのは「エーデルワイス」。山頂で聞く笛の音に、皆、聞き惚れて、拍手。
羅臼山頂と知床連山
 
 13:40 下山開始。下りは崖なので、スリル満点だ。(;^^)
 14:20 羅臼平到着。我々以外には誰もいない。この雄大な景色を独り占めとは気持ちいい。羅臼方面に10分ほど下ると、雪渓があり、お花畑が広がる。うーん、最高の連続だ!
 14:50 羅臼平に再び戻り、大沢をくだる。途中、羆のらしき影を見る。怖くなり、リコーダーを聞き、拍手をしながら下山する。(-_-;)
 
 17:05 木下小屋に到着。皆で万歳だ! ここの管理人のオジサンがちょっと変わっていて面白い。人間、自分で飯を炊けなければ半人前だそうで、コンビニ弁当なんか食っている奴は生きている甲斐がないそうだ。(;^^) で、そのオジサンに全員が各自のカメラを差しだしてグループの写真を撮ってもらう。6回もの撮影、ご苦労様でした。m(_ _)m
 
 17:55 斜里バス到着。YHまでの料金220円。
 18:05 YH到着。そく夕食となる。
 19:40 観光案内開始。
 21:00 縦走部隊到着祝賀ミーティング(夏は、普段はやらないそうだ)開始。歌と踊りの狂乱。桃岩ほどではないが、北海道3大**YHの一つに数えられるだけのことはある。岬のポーズが苦しい。(;^^)
 22:30 ラウスの部屋で深夜まで酒盛りが続く。ああ何て楽しんだろう。(^O^)
 
 
#9683/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 8/ 1 19:18 ( 43)
北海道漫歩(7月30日)カムイワッカの湯の滝等 aruja
★内容

カムイワッカ第2の湯(左側の崖を登ると第3湯へ)
 
 30日は、登山の疲れをいやすため、カムイワッカの湯の滝に行ってきた。
 カムイワッカは広い川全部が温泉で、道路から20分ほど川を遡ると第1湯に到着。途中も子供には絶好の天然温泉スライダーやプールが随所にある(水着が裂けるかも?)ので、子連れも多い。第1湯には10人ほどが入浴していたが、私は左側の崖をよじ登り、さらに上流の第2湯まで行く。そこは、高さ約10メートルの見事な湯の滝が目の前に落ちてくる滝壷で、足が立たないほど深い湯だ。絶景と強酸性湯を独り占め。温泉好きにとっては天国だね。(^_-)
 
場所:知床。ウトロから岩尾別方面へ。知床五湖へ行く三叉路を右へ行き、その先のゲートからダートを約9km。小さな橋の脇から川に沿って 20分ほど登る(川の中を歩くと、しだいに水が暖かくなってくる)。登り切った所に小さな滝壷があり、その中が川の水とお湯で、ちょうどいい湯加減になっている。
 7月28日から8月19日まで知床五湖から先は、マイカー通行禁止。知床自然センターからシャトルバスが20分おきに運行されている。
 
特徴:酸の強い川の中を登るので、「わらじ」(岩尾別YHで500円で軍足と一緒に貸してくれる)あるいは厚手の靴下、靴なら捨ててもいいようなスニーカ、スポーツサンダルなど、きちんと踵がとまる履物などがあると便利。裸足だと足が痛い(登れないことはない)。すべるので硬い靴は駄目。長靴もかえって危ないと思う。
 
 シーズンにはとにかく人が多いのでついていけばいい。その頃はさすがに水着着用でないとなぁ...岩尾別のゲートが朝7時過ぎに開くので、岩尾別 YH からフライングするのがいいかも。気持ちいい温泉です。夏には、第1湯は人が多過ぎて「秘湯」という風情はまったくなくなっています。人が少なければいいんですけどね。(^^; 季節を選べばいいのかな。シーズンには定期バスもあります。(だから余計混みます)

第1湯の左側の崖を登りましたが、熱い湯が流れてたりして危険です。必ず熱湯に足をつけることになるので覚悟が必要です(崖を登るなという表示あり)。(;^^)。
 滝壷に落ちる人がいて、毎月数名は怪我人が出るとか。気を付けないと、怪我をしても救急車もなかなかたどり着きませんし、現場までの到着が遅れますしね。
第2湯の左側のほぼ垂直に近い崖を登れば第3湯に行けるが、命知らずの人はどうぞ。私は嫌だ。
酸が強いから、変色してしまってもかまわない水着がいいという話しも聞きますね。あと、観光客が飯を食っているであろう飯時が空いているという話しも聞きましたね。あの辺りじゃ飯は食えませんからねぇ。
 
警告: ヒグマの生息地です。季節の選び方、装備、準備などの不手際で命をおとす危険もあります。充分な準備と覚悟を。
泉質:酸性硫黄泉(酸が強い透明なお湯。硫黄が濃い。) 強酸性なので日焼けにピリピリ。湯が目に入ったら痛いので、持参の水で洗うほうが良い。
泉温:61度 問い合わせ:斜里町観光協会(01522-3-3131)
【ロケーション】★★★秘境知床半島の先端部。羆が出没するという谷川全部が温泉
【 風  呂 】★★★第1,2湯とも広い。第2湯は深く背が立たない。
【ひそか湯気分】★★★第1湯は人が多いが、第2湯は私一人の独占。目の前に湯の滝、左右に鬱蒼とした原生林。絶景かな、絶景かな!
 
 その後、知床自然センター(必見)の奥でフレベの滝「乙女の涙」という有名な滝を見てきた。いやあ見事なものだ。帰りの森の中でエゾシカの親子と遭遇。3メートルくらいまで近寄っても逃げ出さないのにはビックリ。
滝「乙女の涙」
 
エゾシカの親子
 
 他に、熊の湯、海際のセセキ温泉、相泊温泉という秘湯を1日で堪能してきた。
 
熊の湯(羅臼町湯の沢) 〔男女別の露天風呂(無料)]
熊の湯
 
場所:知床。羅臼から知床横断道路を登って行くと、ゲートの手前、左側にある。
 羅臼温泉国設キャンプ場をめざすとわかりやすい。また、キャンプ場には、トイレなどいろいろとあります... 駐車場の川向かい。男女別で、簡単な脱衣所もある。女湯には囲いもあるので、女性でも安心。

泉温: 67度 問い合わせ:羅臼町役場:(01538-7-2111)
泉質:含食塩硫化水素泉
 透明なお湯です。結構熱い湯で、裏の方からお湯と水を引いているので、熱過ぎたら断ってうめればいいでしょう。地元のおじさんがよく利用してます。
 ほのぼのした露天風呂。場所がいいので結構人は来ますね。
 うめすぎたら地元の人に怒られます。熱くなるのに時間がかかるとか。季節にもよりますが、水も結構冷たいので、安易にうめるとなかなか回復しないのでしょうね。これは注意すべき点だな。
 
余談:ここのキャンプ場に1週間泊まって、あちこちの山に登っているライダーと知り合う。羅臼岳の素晴らしさについて同感しあう。彼は羅臼から登ったので、羆を遠望したそうだ。斜里岳の登り方についても教えてもらう。また、熊の湯の近くの「湯の沢の湯」についても教えてもらった。「熊の湯」の向かいの国設キャンプ場横の登山道を徒歩で5分ほど行くと源泉の湧き出ている場所が多数あるそうだ。自分で掘ってもいいし、前の人が作った湯船に入ってもいいそうだ。ただし、羆が出るかもねということでした。(;^^)
 
【ロケーション】★★★知床横断道路の羅臼側の森の中。川沿い。羆が出るかも?
【 風  呂 】★★ 無料露天風呂としてはよく整備されている。お湯も良い。
【ひそか湯気分】★★ 川のせせらぎも聞こえる森の中。いい気分だよ。
 
 
セセキ温泉(羅臼町瀬石)
セセキ温泉

場所:知床。羅臼から更に半島の先へ。行きどまりのちょっと手前、海岸沿いに石で固めた湯舟が二つ。道からまる見えなので根性出して入りましょう:-) 駐車場、トイレあり。
 
泉質:食塩泉(透明なお湯。)
泉温: 75度(左側はそれくらいあった。右側は40℃くらいだった。長湯にちょうどよい。底から熱い湯が湧き出ていた。)
問い合わせ:羅臼町役場:(01538-7-2111)
 
特徴:目の前に水平線が広がり、国後島を望むこともできる野趣満点の温泉。手を伸ばせば海に届きます。それだけに波しぶきもモロ。ジャンプすれば、すぐに海水浴可(水は冷たいぞ!)。風呂の中にも海草が漂う。
 脱衣場が無いので女性は水着が必要。更に先に相泊温泉もあります。勇気の無い人はそちらへ。
 干潮前後2時間の合計4時間しか入れません。羅臼ビジターセンター(tel 01538-7-2828)に電話して聞くと、羅臼の干潮の時間を教えてくれます。

 本来横の民家の自家用なので、必ず許可を得て下さい。志を入れる箱もありました。ここで、生きウニも売っています。エゾバフンウニ1個300円。2個買ったら、1個が小さいというので、もう1個、おまけしてくれた。(^O^) 美味しいぞ!
 まさに波打ち際の温泉というか海に入っているようでした。湯の中に海草が浮いているし、腕の毛に海草ががついて緑色の毛になり面白かったです。(^o^;
 
 なお、セセキ温泉で素晴らしくグラマーな美人(大胆にも小さなタオル1枚のみ)と混浴する幸運に恵まれた。(^O^)
 後から入ってきたので、私も名前さえ知らないが、前はボインがタオルからはみ出しそうだし、さらにボインがタオルを持ち上げているので、横から見るとマル見え。後ろは完璧ヌード。目のやり場に困ってしまった。(;^^)
 雪のように白い肌が温泉でピンクに染まっていく様は、何とも艶っぽいもんだねえ。(^_-)
【ロケーション】★★★腕を伸ばせばそこは海。目の前に広がる海と水平線を眺めながらの入浴は最高。
【 風  呂 】★★ 個人が整備して厚意で入れてもらえる風呂としては、よく整備されている。
【ひそか湯気分】★★ 道路からマル見えであることを除けば、素晴らしい海岸の露天。
 
相泊温泉(羅臼町相泊)
相泊温泉
 
場所:知床。セセキ温泉より更に先の海岸。知床で、車で行ける最も先です。看板あり。駐車場あり。
泉質:食塩泉
泉温: 72度 問い合わせ:羅臼町役場:(01538-7-2111)
特徴:道路から見ると青いトタン屋根の建物に男女別の湯船があります。お湯は熱めでセセキ温泉あとなのでちょうどよかったです。ただし、目の前のコンクリートブロックが邪魔で湯船からは海は見えません。
 
余談:ここで千葉と仙台から来たオジサンと話し合う。千葉から来た50代のライダーは、普段は野宿で、雨が降るときだけライダーハウスなどに泊まるそうだ。北海道に魅せられて、5回目の来道だそうだ。彼から、屈斜路湖畔の温泉の話も聞いた。
 
【ロケーション】★★ 知床半島の海岸。目の前の消波ブロックさえなければ・・。
【 風  呂 】★  男女別の小屋になっているので、露天の開放感はない。
【ひそか湯気分】★  道路から見えるし、ブロックが邪魔で海は見えない。
 
 
 今日の宿泊先は、屈斜路原野ユースゲストハウス。新しいし、立派だし、食事は刺身など8品くらいあるし、茶碗蒸しや天麩羅は出来次第熱いままで出てくるのは嬉しかった。
屈斜路原野ユースゲストハウス
 
 
#9684/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 8/ 1 19:18 ( 43)
北海道漫歩(7月31日)屈斜路湖畔の温泉 aruja
★内容
 31日には、YHで知り合った女性と二人で斜里岳に登る約束をしていたが、天候不順で中止し、一人で屈斜路湖畔の池の湯(ここでは水着の美人と一緒だった)(^_-)、コタン温泉(ここが私のお気に入り)、砂湯(自分で掘って風呂作り)、和琴温泉、オヤコツ地獄の湯、和琴地区共同浴場などの温泉にドッポーンしてきた。
 
池の湯(弟子屈町屈斜路湖畔)
屈斜路湖畔の池の湯
 
緯経度:E144.21.10.7 N43.35.52.7
泉質:単純泉
泉温: 45度 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
 
場所:砂湯とコタン温泉のほぼ中間にあり、向かい側に廃墟となったリゾート(レストラン、プール等)があるが、道路沿いに池の湯の表示はない。
特徴:直径は15mほどあり、池のように大きな天然の露天風呂。湖とつながっているので湖水浴と温泉浴が同時に楽しめる。男女別更衣所あり。
 湯は多少ぬるめで夏の入浴が最適。
 
 観光客は少なく、お湯は澄んでいて底が見えました。ここの温泉の大きさは有名です、プールのようです。湧出量は多く湖に川のように流出しています。きっと毎分1000リットルほどあるのではないでしょうか? 入ってみるとやはり足元はヌルヌルしていて少々イヤですが以前より良くなったそうです。特徴はコケか藻の匂いなのか温泉臭がします。
 池の湯の近くに赤湯があります。ここの温泉は湖畔に突き出した露天風呂とガラス温室のような内湯だそうです。
【ロケーション】★★★観光客が少なく、目の前に屈斜路湖が広がる。
【 風  呂 】★★★プールのように大きな露天風呂
【ひそか湯気分】★★ 見つけるのに苦労するが、苦労するだけの甲斐はある。
 
 
和琴温泉(弟子屈町和琴)
屈斜路湖畔の和琴温泉
 
場所:E144.19.2.7 N43.34.45.9
 和琴半島のキャンプ場のすぐ近く。駐車場からてくてく1分くらい歩くと公園があり、そのすみに池がある。しかし、よく見ると「露天風呂」のペンキでなぐり書きされた小さな立て札がある。手を突っ込むと確かに温かいが、その池は屈斜路湖とつながっているので「ここに温泉がある」ということを知っていないと絶対「ただの池」と思ってしまうので注意が必要だ。
 
泉質:単純泉
泉温: 98度 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
 
特徴:和琴半島のつけねにあり、湯舟は小さな池ほどあるが、夏場の日中は観光客が多く落ち着いて入浴出来ないが、私は堂々とタオル1枚で入浴。
 脱衣所はあるが、開放的。トイレあり。お湯はぬるめなのでビールを持って行くとよい。結構広いので気持ちよかった。千葉から来た親子連れと仲良くなる。
 
余談 和琴キャンプ場前の宮崎食堂のイモダンゴ\200は、実に美味なうえにボリュームがある。小食の女性なら、これだけで昼食として十分だ。
 
【ロケーション】★★ 屈斜路湖畔
【 風  呂 】★★ 池のように広い露天風呂
【ひそか湯気分】★  昼間は観光客等が多く、落ち着かない。
 
 
和琴地区共同浴場
和琴地区共同浴場
 
場所 和琴温泉を左手にみながら、和琴半島の遊歩道を進んでいくと、湖畔に小屋のようなものがみえてきます。これもまた、お風呂になっています。地元のかたが、掃除、手入れをされています。混浴です。
 昔がどのような小屋だったか知らないのですが、外見は奇麗(新しそう)に見えた。ドア、窓共にアルミサッシ。小屋に入るとそこが脱衣場、下はコンクリート。浴室は右側に木製の湯船で結構深い。周りはコンクリート。
 お湯は底から湧き出ているようです。これがまた熱湯。とても熱い。3分と入っていられない。窓を開け、風に吹かれて、身体をさましてから、また入るという感じ。透明、無味、鉱物的石の匂いがした。
 
 湖とつながっている部分に排水(取水?)口がありますが、この溝に砂袋が沈めてあります。一見、「あぁ、これをとると湖の水で熱い湯をうめることができるんだな」と思いがちですが、実は逆であります。水圧の関係で、この溝が開くと、足元から一気に熱湯が噴き出し、地元の人でさえ入れぬ別府海地獄と化してしまいます。絶対にこの砂袋にさわらぬようにと、先に入っていたアンチャンから聞きました。

【ロケーション】★★ 窓の外には屈斜路湖が広がっている。
【 風  呂 】★★ カランも何もない湯船オンリーの共同浴場
【ひそか湯気分】★  素朴な混浴共同浴場
 
 
和琴オヤコツ地獄 和琴半島先端
屈斜路湖畔のオヤコツ地獄の湯
 
1.施設名 :なし
2.交通手段:カヌーあるいは陸路(崖があり危険)
3.料 金 :無料
4.湯 質 :不明(硫黄臭がたっぷり)
5.内 容 :手堀
 
 和琴共同浴場まできたらぜひ半島の先端まで行ってください。オヤコツ地獄といって崖の斜面から温泉の噴煙がもうもうと上がっています。
 黄茶色になった崖の横にシューという音と共に噴気があります(ゆで卵ができるよ)。湯はそれほど多くないが吹いています。湖に縁を作ってあることが多く適温。ここは江戸時代には対岸から火が赤く見えたとの記述がありますが、昔と比べると沈静化しているのでしょうか? 夏は快適といった湯です。
 後で聞いたら、この斜面は立入禁止だって。確かに急斜面で赤土が滑りやすく危険だった。(;^^) 共同浴場で知り合った人の話では、この崖で滑落して重傷を負った人がいるそうです。カヌーで行くのが安全です。
 この他にも和琴半島には無名の露天風呂が幾つかあるそうです。皆さんで探してみてください。陸路よりカヌーで探した方が見つけやすいかもしれません。

【ロケーション】★★★屈斜路湖が目の前に広がり、傍らではシューと蒸気が噴出している。
【 風  呂 】★★★湖を石で囲っただけだが、それだけに野趣満点
【ひそか湯気分】★★ 絶景と露天風呂を独占。頭上の展望台(見えないが)の人の声が邪魔。
 

砂湯(弟子屈町屈斜路湖砂湯) E144.21.44.7 N43.37.18.0
私が掘った屈斜路湖畔の砂湯
 
泉質:重曹泉 泉温: 58度 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
特徴:屈斜路湖の東岸、湖畔の砂を掘るとお湯が湧きだすユニークな温泉。
ここでまっぴるまにはだかで入るのは勇気がいるでしょうねえ。なんせ横を通る道から丸見えだし。観光バスはびしばし来るし。あと、掘ったらジワジワとお湯が湧きだしてくるので、人間が入れるくらい掘るのはけっこう大変です。ただ、熱湯が湧き出てくるので、湖に隣接して掘り、湖水で水温を調節するのがコツですね。
私も掘って、マイ露天風呂を作って、入ってみました(ここだけ水着)。自作の湯は格別なものがありますね。(^_-)
二つだけ木で組んだ湯ぶね(熱湯)みたいなのがありました。あと、近くにあるお土産やさんかなんかで、この温泉を飲むことができます。

【ロケーション】★★ 屈斜路湖畔
【 風  呂 】★  熱湯の湯船か自作の露天風呂
【ひそか湯気分】★  観光客がいない早朝ならお薦め
 
 
コタン温泉(弟子屈町屈斜路湖コタン)E144.20.44.3 N43.33.48.1
屈斜路湖畔のコタン温泉
 
泉質:酸性単純泉 源泉56.5℃ 問い合わせ:弟子屈町役場(01548-2-2191)
特徴:湖畔のとてもあけっぴろげな温泉。水着着用者が多い。男女別脱衣所あり。
 早朝の屈斜路湖畔ではコタン温泉がおすすめ。この絶景と露天風呂を独占していると最高の気分! 昼間なら観光客がほとんど来ない池の湯がお薦めかな?
 ちなみにここの露天風呂につかわれている石は四国からはこばれたものだそうで,特に男湯と女湯を(形だけ)仕切っている大きな石は数百万円もしたそうです。そのお金は 弟子屈の町長さんのポケットマネーだそうです.この話はコタンの風呂に入りにきていた地元のおじいさんに聞きました。もひとつちなみに,コタン温泉のすぐとなりにある,けっこう立派な家が弟子屈の町長さんの家だそうで,家の庭にも温泉を引いた露天風呂があるそうです。 なお、共同浴場(大人150円。12:00〜22:00、水曜定休)が隣接しています。
 
【ロケーション】★★★屈斜路湖畔
【 風  呂 】★★★石組みの立派な風呂。
【ひそか湯気分】★★ 観光客の来ない早朝は最高!
 
 
 「おかめ食堂」の醤油ラーメン\400(含む税)は、昔風の単純な醤油ラーメンだが、実にスープの味のバランスが絶妙なうえに、シコシコした細い麺との組み合わせが最高。チャーシューメンではないのに6個もチャーシューが付いていたのは感激だ。それで\400。信じられない。評価はAA。ここのイモダンゴ\200もお薦め。
 なお、8月だけは連日開店しているが、それ以外は旅行好きなので、不定休だそうだ。
 
 いやあ、最高の旅でした。(^O^)


#9681/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 7/22 19:18 ( 43)
北海道漫歩(7月22日)暑寒別岳 aruja
★内容

 今日は快晴。
 午前3時半に起床。髭をそり、朝食を食べ、おにぎりを作って午前4時半に
車で増毛町の暑寒別岳(1491m)を目指す。
 舗装道路(直前1キロが砂利道)を通って午前5時に登山口の暑寒荘に到着。
30台くらいの広い駐車場ときれいな水洗トイレがある。

 午前5時10分出発。1合目までは急な上りが続く。2〜5合目はなだらかな登
りで、道もよく整備してあり、ルンルン気分。ただし、ヤブ蚊がひどく、長袖、
長ズボン他の対策は万全でないとひどい目に会う。頂上まで群れがついてくる
んだよ。(;^^) でも、今年は数が少ない。去年の3分の1くらいかな?

 5合目の水場を過ぎると急な坂が多くなり、ハイマツ帯(1076m)で尾根に出ると、見晴しが良くなった。頂上がきれいに見える。最高の天気だ。8合目付近の展望岩から雪渓から流れる大きな2段の滝が見える。ここまで来ないと見えない滝だ。

 最後の鎖場を過ぎると頂上は目前で、目の前にお花畑が広がる。コガネギク、シナノキンバイ、マシケゲンゲ、マシケオトギリ、コウメバチソウ、ミヤマオグルマ、ミヤマアズマギク、キリンソウ、チシマフウロ等の高山植物が咲き乱れている。別天地だ。これを見るだけで、疲れがふっ飛ぶぞ。


 途中、留萌市から来たのおじいさん、登山道整備の増毛山岳会の人たちを追い抜いて行く。4時間で頂上に到着した。去年より40分遅い。右ひざじん帯断裂の影響がまだ残っているようだ。

 頂上は霧で、ときどき雲の切れ間から南暑寒別岳や郡別岳などちらりと見える程度だ。持参のおにぎりを食べる。運動後、しかも山頂で食べるおにぎりも最高に旨いなあ。

 1時間ほど、景色やお花畑を楽しみ、登ってきた他の人たちと歓談してから、
午前9時半に頂上を出発し、12時30分に登山口に出た。心地よい疲れだ。(;^^)

 降りてから、国道231号線に出る手前に増毛の果樹園が広がる。ついでに、私もサクランボ狩をした。一番奥の果樹園では何と入園無料(食べ放題)。ただし、持ち帰りは水門500グラム500円。今年は、収穫期に雨が降り、身割れをおこし、それがカビて他のサクランボもやられてしまい、見た目よりはるかに商品になるサクランボが少ない。果樹園も大変だなあと心底思った。サクランボが高いとは言わないようにしよう。


#9680/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 7/16 19:20 ( 43)
北海道漫歩(7月15日)利尻山 aruja
★内容
利尻島
 7月15日に最北の百名山、利尻山1719mに登ってきた。
 ここは、海抜0メートルから登り始めるので、本当にアプローチが長い。山の天気は早いほど安定しているので、午前4時に利尻ぐりーんひるユースホステルを出発。タクシーも午前7時からしか動かないので、貸自転車での出発はしかたがない。(;^^)
 
 1合目のキャンプ場から15分くらいの処に甘露泉という湧き水がある。冷たくて美味しい水だ。ここが最後の水場なので、水筒を満タンにする。
 霧の中、4合目あたりまでゆるやかな登りが続く。5合目あたりから上は霧雨と強風。特に、8合目あたりは、すごい強風で足場が悪いところでは吹き飛ばされそうになる上、雨粒と飛んでくる砂で顔が痛くなるほどだ。
 下山者の「頂上付近はかえって風が弱いから大丈夫ですよ。」という言葉を聞かなかったら、途中で引き返したかもしれないほどだった。 
 確かに9合目付近から風は半減したが、今度は坂が極端にきつくなる。張ってあるロープをつかまないと登れない鎖場の連続だった。(;^^) 沓形ルートとの分岐点で荷物を置いて登頂することをお薦めする。
 
 7合目以上の登山道の脇に咲く、リシリヒナゲシ、コマクサ、イワキキョウ、ムシャリンドウ等の美しい高山植物が、疲れた心をなごませてくれる。(^_-)
 8合目の長官山をすぎた辺りで疲労がピークに達したが、大阪から来た女子大生3人組と同行したら、急に疲労を感じなくなった。男というものは何て単純な動物だろう。(;^^)
 リシリヒナゲシとコマクサ

 イワキキョウとムシャリンドウ

 頂上まで約5時間かかった。これだけ苦労して登った頂上は、霧でまわりは全然見えなかったが、苦労しただけに感激はひとしおだった。(^O^) 途中で声をかけあった登山者たちと感激をわかち合った。
利尻山頂

 8.5合目あたりの避難小屋でコーヒーを沸かし、濡れた身体を乾かした後、一気に山を降りる。5合目から下は快晴で、遠く鴛泊港に出入りするカーフェリーも見える。港外には大きすぎて港に入れない豪華客船が停泊している。
 キャンプ場からは自転車で駆けくだり、麓の公営温泉で汗を流し、疲れを癒す。いやあ、天国だぜ。(^O^)
 
 午後4時鴛泊港発のカーフェリーに乗る。去り行く利尻富士を眺めていると、午前中に苦労して登っていたのが嘘のように美しく見える。波はあまり無く、快適に17:50稚内港着。稚内の友人夫妻に誘われて、市内の「ふる里」という炭火焼の店で歓談。ここも美味しい店で、午後7時過ぎには満杯。予約をするのが賢明だろう。
 
 午後9時頃、稚内市を車で出発。国道40号線を南下する。幌延でエゾシカと遭遇。闇の中に浮かぶ二つの青く光る点(目)に気づかなければ、危うく衝突するところだった。(;^^) シカはクマより危ない。シカは重心が高いので、衝突するとシカの胴体が運転席に飛び込んできて運転手が死亡することがよくあるそうだ。
 途中、何度か休憩しながら、午前1時頃に留萌市の自宅に到着。布団にバタンキューだ。
 
 利尻は楽しかったが、翌朝は足が痛くて、階段を上下するたびにうめいている有り様だった。(;^^)
 

#9679/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 7/16 19:18 ( 43)
北海道漫歩(7月14日)利尻島、温泉 aruja
★内容
 最北の百名山、利尻山1719mに登ると決めたのは、去年だった。
 快晴のある日、留萌市内の千望台から海を眺めると、北の天売・焼尻島の右側に富士山のように奇麗な円錐状の島が見えた。まさか海上はるか離れた利尻があんなに奇麗に見えるとは思わなかった。そのとき、私は「あの山に登るぞ!」と心に決めたのだった。
 それから2回、利尻島ユースホステルに予約を入れたが、いずれも台風のためにいけなかった。
 
 そして、今日、稚内港11:10発のプリンス宗谷3554tに乗り、利尻島鴛泊港に12:50に無事到着。感無量だ。目の前にはくっきりと利尻山がそびえ立っている。
 
 まずは、腹ごしらえだ。カーフェリー乗り場向かいの土産物店の並びの一番左端の食堂でウニ丼\3,500を注文した。
利尻のウニ丼\3,500
 出てきたお椀がやや小ぶりなのに少々落胆しつつも、\3,500なんだからガンゼ(エゾバフンウニ)がぎっしりと敷き詰められているんだろうと思って、蓋をあけると、「エー、少ない!」
 黄色みの濃い美味しい新鮮なガンゼなのだが、いかんせん、量が少なすぎる。(;_;) せめて、この倍はほしい。店のおばさんに、なぜこんなに少ないのかと聞いたら、「今年は不漁で、値段が去年の倍以上するので、それしか出せない。」とのこと。うーん、今年は、利尻でウニは注文しない方がいいぞ。羽幌か苫前でガンゼを食った方がずっと安いぞ。
 
 翌朝の登山のために、レンタサイクル(1日\2,000、2日間\3,000)を借り、宿泊先の利尻グリーンヒルYH(1泊朝食付き\3,675)に荷物を置いてから、自転車で観光に出かける。 YHは、鴛泊港から海岸沿いに西へ1キロほどの処にあり、夕日が丘展望台のすぐ脇だ。普通の民家のようなたたずまいなので看板を見逃さないようにね。ペアレントやヘルパーも聞けば親切にいろいろと教えてくれる。ここでは夕食をとらなかったので食事の内容は不明。

 出がけに土木工事のおじさんたちから「頑張れよ。」と声援を受け、「これから島を1周してくるよ。」と言うと(調子に乗るのが欠点。(;^^))、「オオー!とどよめき。
 もう午後2時なんだから、1周するだけで日が暮れてしまうのに、アホだなあ。それに明日は登山本番なんだから、体力を温存すべきなのだ。
 
 でも、こう言ってしまった以上、実行するのが私の性癖。さあ島内1周に出発だ!
 まずは鬼脇目指して、海沿いに走る。道路は立派なものだ。さぞコスト・パフォーマンスが悪いだろうなあ。
 
 利尻は、肉厚の昆布で有名だが、その昆布干しのシーズン中のようだ。海岸の砂利浜のあちらこちらで部落総出で昆布を干しては集めている。
利尻の昆布干し

 鬼脇に到着したのが午後3時半頃。ここから見る利尻山は実に険しい岩尾根を見せている。見えている山頂は、南利尻山だろう。
 その頃から曇り始め、オタトマリ沼の辺りから霧雨が降り始めた。気温17度。Tシャツ1枚では寒すぎる。狭い島なのに、反対側では天気が全然違う。島の人の話では、いつものことだそうだ。
 久連のあたりで、海岸に奇岩が連なる。寝熊の岩や人面岩等だ。カモメがいっぱい羽を休めている。
 
 その少し手前の道路際に「麗峰泉水」という泉があり、とても冷たくて美味しい。お薦めだ。(^_-)
 沓形を過ぎて、3キロほど行くと、「ミルピス」という看板がある。民家のような店に入ると誰もいない。
 「最果ての手作り乳酸飲料」というのがキャッチフレーズのようだが、牛乳瓶1本くらいで350円とは法外な値段だ。でも、ものは試しということで1本、飲んでみた。少し味は違うが普通の乳酸菌飲料と美味しさは大差がない。200円でも高いと思うぞ。他に「利尻昆布ジュース350円」もあったが、これはまずいとYHで女の子から聞いた。ギョウジャニンニク・ジュースは臭そうだなあ。(;^^)
 でも、無人販売で、薬箱にお金を入れてお釣りが必要なら自分で数えて持っていくという無防備な販売システムが機能している点がうれしい。
 そういえば、貸自転車にも鍵がない。泥棒するやつはいないからだそうだ。うーん、牧歌的な島だ。
 
 利尻富士町に入って1キロくらい行くと、海側に続くサイクリング・ロードがある。これが凄い! カモメの営巣地のど真ん中を通っているのだ。道の大部分をカモメが覆っていて、5mくらいに近づくとやっと飛び立つのだが、これが一斉にこちらに向かってくるのはすごい迫力だ。映画「バード」より恐いぞ。360度、頭上までカモメだらけだ。(;^^) 利尻に来たら、是非ここへ来た方がいい。絶対に忘れられない経験になるはずだ。
利尻山とカモメ
 
 約4時間で島の沿岸を1周し、汗を流しに温泉に行くことにした。鴛泊から案内板にしたがって1キロほど山の方へ行くと利尻富士温泉がある。午後5〜6時頃が一番混むそうだ。露天風呂もあり、最北の公共温泉を経験するのはいいものだ。
料金 日帰り 大人 \400
営業 10:00〜21:00(冬は正午から)、定休日第1、3月曜
電話 01638-2-2388
泉質 含重曹・食塩泉、無色透明、無臭、肌がツルツル。
設備 フル装備、露天風呂、室内大浴槽、サウナ、打たせ湯、泡風呂、無料鍵付きロッカー、無料休憩所、ボディソープ・シャンプーあり。
【ロケーション】★★ 利尻富士の麓。高山植物園に隣接。日本最北の公営温泉
【 風  呂 】★★ 流行の公営温泉。露天風呂ではウグイスの声も聞こえてくる。
【ひそか湯気分】★★ よく暖まる含重曹・食塩泉。夏休みの午後3〜6時以外は、すいていて、快適。
 
 風呂あがりの一杯に最適なのが、鴛泊の飲食街にある「喰処 こぶし」(tel 01638-2-1891)。YHのペアレントの一番のお薦め。
 枝豆、ウニ(エゾバフンウニが旨い!)・イカ・鯛の刺身、ツボ鯛の焼き物(これが抜群に旨かった)、生ビール、日本酒、茶蕎麦でお腹一杯食べて呑んで、計\5,850。うーん、安くて旨い! だから、午後7時すぎには満席になり、空くのを待つ人も増えていく。
 
 YHに帰ってから、同宿の旅人たちと夜遅くまで歓談。満天の星を眺めながら、あちこちのYHの品定めや珍しい経験などを話し合っていると、あっという間に時が過ぎていく。
 私は、早朝の登山があるので途中で失礼して就寝した。
 

#9678/9999 長崎 コメント数(0)
★タイトル ( ) 01/ 6/25 9:18 ( 43)
北海道漫歩(6月23日)焼尻島 aruja
★内容

オロロン2号

 羽幌港午前8時半発の「オロロン2号」に乗って,目指すは,森と花の焼尻島。
 約1時間の船旅(片道普通期 2等\1,530-私,1等\2,700)だが,天気晴朗なれど波高く,1000トンもないフェリーでは揺れ過ぎ!
 あと5分も揺られていたら,吐いていたことだろう。(;_;)
 でも,あら不思議,不動の地面に足をつけるとたちまち吐き気は無くなってしまった。(^O^)
焼尻港

 島の人たちの出迎えの中,焼尻港に降り立ち,観光案内所の親切なオジサンに島の地図をもらい,オンコ(イチイの木)海道への道を聞く。
 1周約12キロの小さな島なので,歩いて周ることにする。でも,普通の人は,観光タクシー(佐藤ハイヤーが親切で,案内もうまいよ。tel 01648-2-3115)かレンタ・サイクルがお薦め。

 港から階段等をしばらく登っていくとオンコ海道の入り口に到着。昼なお暗い原生林に分け入っていく。
 雪の重みでオンコは高さ1メートル以下のものが多い。それでも、樹齢100年以上のものがザラだ。変わった形のオンコが沢山ある。亀に似たオンコもある。鶴に似たのは、途中からポッキリ幹が折れているが、それでも羽を広げるように枝葉が伸びているものだ。すごい生命力だ。
オンコの奇木「亀の木」
オンコの奇木「鶴の木」
 
 途中で、佐藤ハイヤーに乗ってきた観光客と出会う。佐藤さんが「一緒に案内を聞いていけ。手間は同じだから。」と言ってくれたので、同行して脇道に入っていく。
 脇道にある廃棄されたコンクリートの粗末な公衆便所は、通常なら500万円くらいで出来るが、ここではコンクリートも鉄も全て羽幌から船で持ってくるので、5倍以上の費用がかかるそうだ。この島の土木工事はある会社が独占しているのも影響しているらしいが、それを表立って言う人はいない。言ったら、この島では暮らしていけない。
 しかも、管轄が文部省と環境庁に分かれていて、トイレも他方の役所がもっと便利な所にもっと立派なものが作ったので、1年くらいで廃棄されたそうだ。(;^^)
 
 オンコは普通香りのある木の根元には生えないそうで、その例外が朴の木の根元とオンコが合体している珍しい「歓喜木」だそうだ。わざわざ立入り禁止の表示を奥に移動して、見てきたのだ。(;^^)
朴の木の根元とオンコが合体している珍しい「歓喜木」
 
 森の奥にあるエゾアカマツの大木は、オンコが有名になる前の島のシンボルだったそうだ。樹齢400年以上だそうだ。
エゾアカマツの大木
 
「オンコの荘」
 さらに海の方へ近づくと丘にオンコが集まって、中が家のようになっている「オンコの荘」があった。中は広くて20人くらいの宴会でも出来そうだ。
 子供たちは、海水浴などで来たときに、ここで着替えたり、昼食を食べたりするそうだ。いいなあ、なんか秘密基地みたいだね。(^_-)
高さ約1m,直径約10mのオンコ
 
 佐藤さんに「有り難うございました。」と礼を言ったら、「2000円払ってよ。」と冗談を言われ、どきっとしたが「この次ね。」と言って、お別れ。(;^^)
 
 その後1時間ほど羊の放牧場沿いの道を歩いて、島の西端「鷹の巣」に着く。そこから天売島を観望するが、近いなあ。石を投げると届くような気がする。実際は5キロくらい離れている。
島の西端「鷹の巣」から天売島を観望
 
 北側の海岸を歩くと、エゾカンゾウ(エゾキスゲ)の黄色い群落があちらこちらにある。佐渡を思い出すなあ。佐渡にもこのようなカンゾウの群落があって、仲間と花見に行って酒盛りをしたものだ。
エゾカンゾウの群落
エゾカンゾウの群落とめん羊牧場
 
 他にも、オレンジのエゾスカシユリや野生のアヤメなどがあり、目を楽しませてくれる。鳥もいろんな種類がいて、耳も楽しませてくれる。ノゴマを初めて見た。喉のオレンジ色が印象的だ。
 エゾスカシユリと野生のアヤメ
カモメ岩
この花の名前を教えてね。m(__)m
 
 島を一周して、疲れて腹もすいたので、まずは前菜にムラサキウニ(ナノ)の活き造りといこう。
 といっても、ただ生きているウニを割っただけだが、海水と甘くトロけるウニのミックスが最高!(^O^) 港の「島の母さん直売所」で買う。大きいのが300円。中くらいのが200円だ。エゾバフンウニ(ガンゼ)が無かったのは残念。
 ウニ丼を食べたい人は、港の上方の道路沿いにある何軒かの食堂へ行くべきかもしれない。値段は\1,300〜3,000。食べてないので味は保証しないよ。
 なお、天売島のウニ漁の解禁は7月1日なので、気をつけてね。(^_-)
島の母さん直売所。生きウニも販売中
生きムラサキウニ(大\300)
 
 ナノがうまいか、ガンゼがうまいかは論争になった。
 港の島っ子食堂(tel 01648-2-3176)で焼尻特産のサフォーク種のジンギスカン定食\1,500(ジンギスカン鍋を使わないのに)を食べているときに論争になったが、支持者が半々くらいで決着はつかなかった。私は、コクがあるガンゼの方が好きだが、ナノの甘みも捨てがたいなあ。(^_-)
焼尻特産のサフォーク種のジンギスカン定食
 焼尻特産のサフォーク種の羊は、潮風をあびた牧草で育ったので、独特の風味があり、士別産のものより美味しいと食堂のオバサンが言っていたが、私は士別産を食べたことがないので、分からない。でも、島の羊は美味しかったよ。臭みも全然ないし。
 
 島を一周して分かったことは、この島には信号機が1ヶ所しかないことだ。焼尻小学校の前に横断歩道用の押しボタン式のものが一つだけだった。(;^^)
 
 島で充実した半日を過ごし、午後2時10分発(20分ほど遅れたが、それくらい気にしないことだ。)のフェリーで羽幌に向かい、無事到着。帰りはさほど揺れなかったので、助かったぜ。
 
 翌日、国道232号線沿いの小平町鬼鹿の割烹「すみれ」(tel 0164-57-1451)で、ウニ丼並\1,500を食す。うーん、絶品だぜ。獲れたてのムラサキウニ(確かめていないが、味からして多分そう)を割ったばかりのものを使うので、実に新鮮で甘みがあり、嫌みが全然ない。しかも、並なのにウニの量の多いこと。(^O^) 上\2,500なら、ウニが表面全てを覆いつくし御飯が全然見えないほどだ。評価はAA。
 なお、「すみれ」は有名で、この時期は食事時は行列を覚悟した方がいいよ。
国道232号線沿いの小平町鬼鹿の割烹「すみれ」,ウニ丼が有名
ウニ丼並\1,500 ウンメエぞ!

参考資料

小平町役場        tel 0164-56-2111
羽幌町役場        tel 01646-2-1211
天売・焼尻観光ダイヤル tel 01646-2-5586
羽幌沿海フェリー     tel 01646-2-1774
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焼尻島の磯乃屋旅館
教頭先生のサイト転勤で島にきた教頭先生の焼尻島漂流記