#6417/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/11/28 9:51 ( 76)
ひょんなことからシンガポール(1)    洋ちゃん
★内容

<第一日目> 出発前はアタフタするもの

朝からお腹が痛いと言い出した息子を病院へ連れて行き、とりあえ
ず下痢止めをもらったり、土産のシュークリーム買い出しやら、持
ち物の最終チェックしたりで家を出る前からクタクタになる。

それでも、「寿司ランチ」を食べるために、12時前に店に行き、
800円ランチを食べる。 期待はずれ、もう来ねーぞ。

なにやら小雨模様になってきたけど、家から駅まではタクシーだか
ら、大丈夫。 1時の急行に乗るつもりが、その2つ前の各駅停車
に乗る。 平日の午後なのに混んでいるので、途中まで立ったまま。

水天宮下車、TCAT迄はエスカレーターですいすいと、初めてで
も簡単にUAのチェックインカウンターへ。 荷物を預けて、待合
い室の場所を書いた紙を貰って、リムジンバス乗り場へ。

バスを利用する人は、出国手続きも箱崎で済ませられる。 ここは、
ガラガラに空いているので、とても便利。 成田の空港利用料もこ
こで買っておいた方が良い。

但し、バスは大人\2,900、子供(小学生以上だけど、座席が必要な
ら券を買う)\1,450。 高いかな?

60分で成田に到着。 まだ2時間以上あるから、と第2ターミナ
ルでバスを降りて、見学。 確かに広くて綺麗で新しいけど、羽田
空港も立派になったので、それほどの感動もないか。

時間つぶしは結局店を見て回るわけで、おもちゃ屋をみつけた息子
にさっそく「ポケモン」のキーホルダーを買わされる。 \600でお
となしくしてくれるなら、いいか。

その後、電卓(命!)を持ってくるのを忘れたのに気づいて、
\1,000で購入。

キッズコーナーの場所を聞くと、出国手続きをすませてから行く場
所にあるそうな。 じゃ、もうここは用無しなので、バスで第1
ターミナルへ。 

いきなり、暗くて、人がごった返している。

空港利用料の券売機の前は長蛇の列。 お、階段右横にカードで買
える有人ボックス発見。 サイン無しで、カードをガチャンとやっ
て、券を購入。 こちらは並ばないので、穴場ですよ。

UAのビジネスクラス待合い室は、出国手続きをする前に階段をぐ
るっと回って、廊下を通った所にあり、と何回も聞いていて案内図
までもらってあるのに、「本当にこんな所にあるの〜?」と不安に
なるくらい分かりづらい所にある。 

羽田のスーパーシート用の、飛行機の離発着を見ながらのゆったり
とした待合い室とは大違いだけども、飲物、おつまみは準備されて
いて、外人ビジネスマンでごった返していた。

ゆっくりしたくとも、なかなかじっとしていない息子に小言をいっ
たりするので落ちつかない。 ダンナ、ビール2本、私と息子はジュ
ース1杯づつ、おつまみ少々、自分達の分も買っておいた、シュー
クリームを食べて、5時になったので、部屋を出て、出国手続きへ。 
箱崎で済ませた人は、別の入り口からさっと通れるので、これまた
便利。 並んだのは、手荷物チェックの時だけ。

登場手続きが始まっていて、<エコノミー>は並んでいたけど、
<ビジネス>の券を持っていると左側の通路を開けてくれて、スイ
スイ。 羨望の眼差しがあったかどうかは、不確認。 (^_^;)

バスにのって、飛行機へ。 タラップの下で記念撮影。

そして、いよいよビジネスクラスの座席だっ!
窓側2席に私と息子。 通路をはさんでダンナ。 すかさず、シャ
ンパンとジュースが運ばれる。 つい、飲んでしまう。

そして、待望の機内食は、、、           (続く)


                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6435/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/ 3 17:16 ( 65)
ひょんなことからシンガポール(2)    洋ちゃん
★内容

<第一日目> UA897便にて

子供向けのお土産をもらった息子は、お絵描きとパズルでなんとか
大人しくしている。 私は頭痛がするものの、食べてからじゃない
と薬は飲めないなー、と、ひたすら機内食が出るのを待つ。

7時近くになって、配膳開始。 私の席はビジネスの1番後ろから
2番目なので配られるのは早い。 テーブルを出して、ナプキンを
敷いて、トレーが来たら、「おしっこ!」、、、。

ビジネスクラスだろうが、子連れの旅は、辛いのである。通路向こ
うのダンナは知らぬ顔。 帰りはおめーが隣に座れ!

私は前もってリクエストしておいた和食。 ダンナは肉。今回の食
事は特別にラッフルズホテルのレストランを特別にフィーチャーし
た、なんだらこんだらの料理だそうな。 ボリュームはすごい。
だが、調子に乗っているダンナは巨大な肉の塊もペロリと食べて
いた。

特別メニュー:ほたて貝の網焼き、野菜のマリネ、トロピカルフルー
       ツの盛り合わせ、牛テンダーロインの炭火焼き、ラ
       イス、海苔風味のパンとナン

デザート:ティラミス(ごはん茶碗位の大きさ!)
           美味しいが多すぎる、、、
     ゴディバのチョコとコーヒー

和食は、ちんまりと盛られていて、一の膳で終わり。(和菓子・日
本茶付き) 茶そばが一口。 私にはちょうどいい量だった。 そ
の後のデザートのゴディバのチョコとコーヒーは一緒。 これがま
た、なかなか出てこない。 さっさと寝てしまいたいのに〜。

子供は、サラダとパン(お菓子付き)がでてちょこっと食べたらお
腹が痛い、ときた。 トイレへ連れて行き、その後はもう何も食べ
ずに寝始めた。 ヤレヤレ。 おかげで子供用のメインは何だった
か分からずじまい。

ようやく出てきたチョコを2つと紅茶をもらって、一息。 残って
いると聞いていたのに、戻ってきたスチュワーデスの手にチョコは
無かった。 ま、たとえ残っていそうでも、疲れはてていた私に英
語で「残ったチョコ全部下さい」とは言えなかったな〜。

エコノミーの機内食の味を忘れてしまったこともあるけど、ビジネ
スも所詮、機内食は機内食。 いくら座席が広いとは言え、なんと
なく落ちつかず、味わえない。 おまけに不安材料(息子)を抱え
ていればなおさら、、、。 あーもったいない。

ダンナはのうのうとワインだ、リキュールだ、と充分堪能していた
様子。 お気楽トンボなのである。

とにかく、機内は寒い。 エアコンの吹きだし口を調整し、もらっ
た靴下をはいて、毛布にくるまって顔だけ出して寝る体勢を整える。

その後は、映画も見ずにウトウト。 

1時、(日本時間では2時!)予定通りにシンガポールに到着。 
着ていたセーター等を脱いで飛行機を後にする。 

ターンテーブルのすぐ近くに、迎えの人達の群れがガラスドア越し
に見える。 いるいる! R子だっ! 無事合流。

そして、コンラッドホテルへ。

                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6474/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/12 12:31 ( 69)
ひょんなことからシンガポール(3)    洋ちゃん
★内容

<第一日目> コンラッドベア・ツリー

空港から20分ほどでホテル到着。 お出迎えを受けてスーツケー
スを預けて入った、玄関ロビーには、大小様々なコンラッドベアぬ
いぐるみで出来ている、4メートル位のツリーがでぇぇーん。 

「きゃー、かわいいー」

夜中の1時を過ぎていても黄色い声は出るのであった。 さすがに
写真はまた今度。

久々のホテルフロント(英語でチェックイン)もA氏の助けを得な
がら何とかこなすダンナ。 最新式のホテルなものだから、鍵は
カード式、エレベータも鍵をくぐらせないとボタンを押せない。

26階の部屋はツインルーム。 予約はダブルベットだったので、
さっそくクレームをつけ、明日交換して貰う事にする。(もちろん、
この辺の英語はA氏によるもの)

戸棚(TVが隠されている)の上には、お約束のコンラッドベアが
サンタクローズの姿で2匹、ウエルカムフルーツの皿の両側に。

「これが噂のコンラッドベアね!」とR子と私。 
「じゃ、明日部屋代わったときにもあったら1個あげるね」

(はたして、この約束は守られたのであった。 で、後日、部屋に
 いるときにハウスキーパーがきて、戸棚にベアが居ないのを見て
 もう1個くれたので、合計4個ゲットぉ!)

あひるちゃんは、バスタブにちんまり1匹。 シャワールームはガ
ラス戸で仕切られて別になっている。 豪華!
(このあひるちゃんも部屋を代わったときにもう1個貰ったのだった)

アメニティーグッズ一通りに加えて、バスタブに垢スリあった。
痛そうだけど、すかさずゲット。 この後3個もゲットしたのであっ
た。

クローゼットの中には番号式の金庫があり、自分で暗唱番号を決め
て使う。 鍵を持ち歩かなくていいので、便利。

飲物で満杯の冷蔵庫有り。 R子がミネラルウォーター2リットル
を「念のため」と2本くれたので、それを入れる。 これを毎日、
小瓶に詰め替えて持ち歩いて非常に役だった。

A氏とR子は、部屋まできて、明日の打ち合わせ(11時にピック
アップ)をして、お土産を受け取り、帰宅。 お土産の中から朝食
用に貰っておいたドラ焼きを、息子がむしゃむしゃ食べ出す。

すぐ寝ようかと思ったけど、すっかり目が覚めてしまった3人は、
バスタブにお湯を張って入浴。 極楽〜!

電話が鳴り出す。 どのボタンを押すのかあたふたしているうちに
切れる。 机の引き出しに入っているインフォメーション(日本語
併記)を読むと、外線の留守録ができるそうな。 電話機のメッセー
ジランプが点灯しているので、聞いてみると(操作の手順も日本語
有り)、R子から。

「免税店で買い物するときは私のカードを提示すると2割引なので、
 明日会う前に買わないでおいて〜」というものだった。

それじゃ、明日は見るだけにして買うのは後にしよう、と決めて、
やっと寝る。 2時すぎ。 熟睡。

そして、翌朝、なんと息子は7時に目覚めたのであった!

   やっと1日目が終わり、激食の4日間が始まる

                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6501/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/18 11:54 ( 77)
ひょんなことからシンガポール(4)    洋ちゃん
★内容

<第二日目> 飲茶〜買い物〜ディズニー

目覚めの一食は、ウエルカムフルーツと水。 冷蔵庫の上のガラスの棚には、コー
ヒーメーカーと茶碗、コップ等がありお湯は沸かせるものの、砂糖とクリームし
か置いておらず、お茶は飲めなかった。(謎その1)

何を言っているか分からなくてもTVはつけておく。 天気予報は
快晴。 窓からの景色も快晴。 

10時に行動開始。 フロントで部屋を替える話をして、身ぶり手振り
単語英語の挙げ句、今、部屋を移れる事になり、下の方だったらヤ
ダよ、のリクエストにも18階ということなので、承諾。

あたふたと荷物を詰めなおして、部屋を移ったりしたらR子の迎え
の時間になる。 ゲットしたコンラッドベアを渡して機嫌をとって、ま
ずは、シャングリラホテルの飲茶だっ!

席は予約が大半。 予約していなかったけど、12時前には到着し
たので、やっと席があった状態。 土曜日なので、シンガポーリアンの家
族連れが多い。 子連れの一人としては、ホッと安心。

メニューは、飲茶系一通り(餃子、シュウマイ、ショーポーロー等、S$6-8程度)
と海鮮焼きそば(これは、S$16で一番高かった)。

R子おすすめは、ゴマ餡を白玉粉で包んで蒸してココナッツをまぶした
甘いお菓子。 もちもちタポタポした食感が女の子好み。「もう
食べられない」って言った後に食べられてしまうモノ。

よそでは食べられないモノだそうな。 

6品程で大人3人、小人1人で満腹、S$60(\4,800)也。

次はダンナのリクエストでオーチャード通りの高島屋デパートで閉店バーゲン中の
靴を買う(半額になっててS$120)。 私の買い物は目指す店に直
行、買う買わないをさっさと決める、なので、ここでもブラブラせ
ずに、ダンナの靴だけを買って、次の目的ディズニーセレブレーションの会場
へ。

これは、ウォーターフロントの公園に巨大なテントを幾つかたてて、ディズニーのショ
ーや遊び場、お土産物屋、レストラン等にしている。

ショーは、一日3,4回有り、TDLのショーみたいなモノ。 映画の1シーンを
次々と見せてくれる。 テント内とはいえ、そこはディズニーのやる事だ
から、巨大なバルーンが現れたり、アリエルが空(海中にみたてている)
を飛んだり。 

R子に頼んで、一番高い席を買っておいて貰った。 当然、正面の
一番良い席。 S$52で、大人子ども同じ。 なんと、デジタルの腕時
計とミッキーのクッキーとジュースのお土産袋付き。 ジュースは、ご当地でよく
飲まれる、菊の花のお茶砂糖入りってやつ。 一口飲んだら、ごめ
んなさい、ってシロモノ。 砂糖が入って無ければ我慢できるお茶
なんだけど、、、。

40分程でショーが終わって、出口から続いているテントは子どもの遊び場。
空気で膨らませた滑り台やピョンピョン跳ねて遊べる所等がある。

親が一生懸命に「ほら、ここで遊びなさい、こっちが空いてる」な
どとけしかけるモノの、乗り気でない息子。 疲れがそろそろ出て
きたかな。 TDLも顔負けの人混みだったので、何度も息子を見失
い、ハラハラしつつ、次のお土産物屋テントへ。

お決まりの子どもTシャツと、なぜかチケットに付いていた割引券を使って
メモ帳を買う。 日本製のディズニーのおもちゃも売っている。 高め。

やっと外へ出て、めざとく息子が見つけた、ピンクの綿菓子を買う。
大人はこれから食べるシーフードで心が一杯なので、飲み食べ一切無し。

時間に追い立てられるように、会場を後にしたけど、もう少し早め
にきて、ゆっくり遊んでも良かった。 ただし、楽しいのは子供の
み。 大人も乗れる乗り物などは無し。

さ、次はR子の家でA氏を拾い、イーストコーストでシーフードの夕食である。
本日のメインイベント!


                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6502/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/18 11:54 ( 69)
ひょんなことからシンガポール(5)    洋ちゃん
★内容

<第二日目> ジャンボ レストラン

市内と空港の途中にイーストコーストという海辺に沿った公園があり、その
中の所々にシーフードレストランが4,5軒づつ固まって名所を作っている。

車でしか行けない所なのだけど、ホテルからタクシーを使っても、S$20は
しないはず。 帰りはタクシーを呼ぶ必要有り。 しかし、交通費を使っ
ても食べに行く価値はある。 駐車場は早ければ空きがある。 
帰りは、飲酒運転覚悟なのである。 取締は厳しくないらしい。 
事故になったら大変な騒ぎだけど。 シンガポールの車事情は後述しよ
うと思う。

A氏が選んだのは「ジャンボ」。 ガイドブックにも必ず紹介される店
だけど、地元客でも込み合っていて、決して観光客向けの店ではな
い。 屋内外に席がある。 雨が降っていなければ、屋外の席が気
持ちいい。 

私達は5:30に予約を入れていた。 今回の食事は全て早めの夕食。
夜は部屋でゆっくりしよう、という訳である。(子連れは夜出歩け
ない) それに、込み合う前に食べ始めた方が料理も早く出るし、
何かとサービスもいいのである。

さて、今回のメニュー、まずは、当店自慢のチリクラブ。 これは、蟹の身
よりも、まわりにたっぷりあるピリリと辛いチリソース(卵や野菜なん
かも交じっている)を甘い揚げパンにつけて食べるのがめちゃ美味
しい。 次の日が普通の生活なら、余ったソースは絶対持ち帰った
んだけど、まだまだ初日だから、ここで1食に固執してはいけない、
と涙を飲んで残す。

他には、青菜の炒め、ゆでエビ、焼きそば。 私はお茶、私以外は
ビール、息子は持参の水。 子供用の箸も持参して重宝。 向こうの
箸は四角くて大人でも使い辛い。 ほとんどの店で、子供にはスプー
ンとフォークを言わなくても出してくれたけど、うちの子はお箸派なの
である。

ひたすら食べる、食べる、食べる。 次の皿がくるまでの会話は、
何が美味しいとか、今回頼まなかった料理はどうだ、とか、食べ物
の話のみ。

カニエビ料理は手掴みで食べる。 ライム入りのフィンガーボールがテーブルにあ
るので、手を洗い、口を拭って、また食べる。

テーブルには必ず、青とうがらしの酢漬けとゆでたピーナッツがおつまみ
として置いて有る。 無くなるとお替わりもできる。 辛くない料
理には、やはり必ず置いて有るチリソースをつけていただく。

これが、病みつきになってしまう。 が、日本に帰ってくると欲し
くなくなるので、今回はお土産で買ってくる事はしないで(前に買っ
てきたものの食べなかった経験有り)、現地でひたすら食べまくっ
た。 店によって味が違うのである。

当然飽きてくる息子は、カメラを持って、私達を写す事を覚えて気を
紛らわせているので、多少のフィルムの無駄は覚悟して、放って置く。

シンガポールは朝7時に明るくなり、夜7時に暗くなる。

デザートにタピオカ入りかき氷と甘い団子スープを食べてフーフー言って
席を立つ頃には、たっぷりと日が暮れていて、店は満席、外には長
蛇の列。

ベタベタした暑さがなく、日が暮れるとすごしやすい。 東京の熱
帯夜よりもよっぽどいい。

途中、そごうの地下のスーパーに寄って、朝食用に牛乳、パンなどを買
う。 シンガポールの土曜日の夜は、大勢の人で賑わっている。


                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6528/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/24 15:15 ( 76)
ひょんなことからシンガポール(6)    洋ちゃん
★内容

<第三日目> プールとバーガーキング

ダンナはA夫妻とマレーシアでゴルフをするため、前日からA氏宅に泊
まっていて、私と息子二人で過ごす恐怖の一日が始まった。

7時に起き、パン、牛乳、買ってきたティーバッグでお茶を入れて、軽
く腹ごしらえ。 今日は、ホテルのプールで泳いだ後に動物園への予定
だったのだけど、結局、10時から12:30までプールで遊んでしまい、
動物園行きは中止。 日曜日なので、込んでいただろうから、ホテル
でのんびり過ごしたのは正解だったかもしれない。

ホテルのプールは15 X 20m程、深さは1.1m位かな。 チェアに寝そべって新
聞を読んでいる白人数人と泳ぐのは私達親子だけで、静かでのんび
り。 子ども好きな人もいて、浮き輪をしていた息子を支えて泳が
せてくれた。 息子も緊張しながらも、なんとか相手をしていた。
初めての外国人と接触!

11時過ぎて、東洋人(日本人ではない)の親子が数組来てとたんに
賑やかになる。 その中の同じ位の歳の男の子と息子が何となく一
緒に遊びだした。 ボールと浮き輪でバスケットみたいにやらせたら、面
白かったらしく、延々と続く、、、。

私の方が飽きてしまい、しぶる息子をなだめすかして、プールを後に
する。 一緒に遊んだ親子にお礼を言って、バイバイ。

やっと、ショッピングセンターへ行く。 ホテルのすぐ前がミレニアウォークSCの一角
で、そこから、延々とお店が続く。 といっても中まで入って買い
物をするわけではなく、ただもう、ブラブラ。 お決まりの、デューティー
フリーショップ(DFS)の隣にバーガーキングがあったので、昼食をそこで済ま
す。(本当は、ホーカーズに行きたかったのにぃ!)

シンガポールでは、学生のクリスマス休暇に入っており、客もバイトも子供達
ばかり。 向こうの高校生って痩せていて小さいので、日本の子よ
り、数歳は下って感じ。 でも、どの子もてきぱきと働いていた。

英語をしゃべっているし、なんか、香港映画を見ている気分、、、。

食べたのは、ハンバーガーとフライドポテト、オレンジジュース。 ポテトには、ケチャッ
プとチリソースが言わなくても、一掴み付いてくる。 どこへいってもチ
リソースが付きモノである。 もちろん、辛くてシーハー言いながらもべっ
とりつけて食べる。

それから、隣のDFSへ。 1階から3階に吹き抜けになっていて、エ
スカレーターに乗ると3階に連れて行かれて、それから、順に降りてくる
ようになっている。 着くなり、トイレに直行の息子。

息子は下痢をしているわけじゃないんだけど、何度もトイレにいくの
は、実は体調が悪い。 へたに下痢止めを飲ますと、今度は便秘に
なるので、病院で貰った薬を飲まさずに、様子を見ているうちにな
んとなく治った今回の旅行なのであった。

爆弾を抱えているようで、ハラハラしていたのは、私だけ。 この間、
ダンナは炎天下でゴルフをしていたのである。 天罰よ下れ!

DFSでは、買うモノは何にも無し。 せっかく割引になるのになぁ。

ブラブラしながらホテルの戻ると、ゴルフ組より電話。 こちらに来るの
は4時過ぎるという事なので、もう一度外出。 

今度は、地元のデパートを含む、ショッピングセンターへ。 ホテルや店が渡り
廊下でつないであって、どこまで行っても終わりがない。 クリスマス
商戦真っ盛りでおもちゃや、なぜか、各種チョコレートの箱詰めが山積み
になっている。 観光客向けなのかな。

デパートがあっても、スーパーがなかったので、私にとっては今一つ。
ゲームセンターがあったので、入ってみると、中のゲーム機はすべて、日本
製。 100円なんてそのままかいてあるけど、もちろん、コインでやる
ようになっている。

帰りたくなった息子に手を引かれるままにブラブラ歩いていたら、ちゃ
んとホテルに戻った。 息子は、動物的帰巣本能の持ち主なのである。

で、昼寝をしてお迎えがきて、今晩は、ペーパーチキンの夕食!

                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6529/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/24 15:16 ( 70)
ひょんなことからシンガポール(7)    洋ちゃん
★内容

<第三日目> ペーパーチキン ヒルマン

この店もガイドに必ず載っている有名店なのである。 支店もある。
でも、いすやテーブルはプラスチックで、浜辺に置いて有るようなモノだし、
エアコン無しで、天井の扇風機がグルグル回っている。 食器だって、プ
ラスチックで学食みたいなのだ。

5:30の開店と同時の予約をとっていたので、時間ちょうどに着いた
ときには、店の人は、まだ食事中。

「Mr.A、時間に正確だね〜」(もちろん英語)と愛想がいい。
オーダーを取りに来た女の子は、ときおり日本語を交えて、「少し、
勉強中」なんて言っている。 日本人客が多い所以か。

オーダーは、ペーパーチキン、フカヒレ卵レタス巻き、クレイポット(魚介類の鍋)、も
やし炒め、チキンラーメン、ご飯、マンゴープリン。チップ込みでS$150(\12,000)。
グリーンチリの酢漬けとゆでピーナッツはここでも食べ放題。 お茶も無く
なればどんどん持ってきてくれる。

大人4人なので、どの皿もMサイズを頼む。 大体、どの店でも皿のサ
イズは、SかMがあり、4人ならMサイズを頼むと良い。 

ペーパーチキンは、熱々の袋を破って中の肉をむしゃむしゃ。 ほどよ
く甘しょっぱい味がしみていて、美味しい。

フカヒレ卵は、豪快にフカヒレが入っている卵炒め。 レタスに巻いて食べる
と非常に美味しい。 なんてことはないんだけどなぁ。

もやし炒め、チキンラーメンはどこにでもありそうだけど、味はよい。 
息子はここのチキンラーメンを非常に気に入った。 「あそこのラーメン食べ
たい」といつまでも言っていた。

クレイポットはその名の通り、土鍋に入っている魚介のスープ。 具たく
さんで飲む、というより、食べるもの。 味はどれも丁度良く、せ
いぜい、チリソースでたまに辛みを加えてみる程度。

高級料理店の薄味なんかに比べると、庶民の味っていうのかなぁ、
ご飯のおかずにぴったりの味。 これだよね。

マンゴープリンは果肉入りでこれまた美味しい。 どこぞのホテルの中華料
理店よりいいぞぉ〜。

一番乗りだった私達が黙々と食べている間に店は混み始める。
家族連れが多い。 おかずとご飯を頼んで、家で食べずに店で普通
の食事をする、って感じ。 外食だ! って気張ったところはない。

やけに着飾った家族連れは日本人。 A氏がいうように、会話を聞
く前に一目で分かる。 観光客じゃなくても身綺麗すぎる。

私達はどうだったかな?

食事をはじめてしばらくすると、強烈な雷雨。 店は横広で、道に
面していて、全面戸を開けてあるので、外に近いテーブルは、はね上
げた雨でびしょぬれ。

食べ終わってもやむ気配はなく、道の向こう側にとめてある車にも
行けない。 店の人が傘を持ってきて、車まで送ってくれた。

どんなに雨が降ろうと、美味しいくてお腹が一杯なので、みんなご
機嫌。 チャイナタウンの一角にある安いスーパーでお菓子や牛乳を仕入れて、
オーチャード通りのクリスマスイルミネーション渋滞に巻き込まれつつ(通り抜けに30
分)見学して帰る。

地元用のスーパーには、どこを捜せど、ドリアン系は無かった。 替わり
に日本のお菓子や調味料が山ほどあって、もちろん、日本より高い。
ポッキーを買ったら、300円もしたのにはびっくり。


                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6540/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/25 16: 4 ( 79)
ひょんなことからシンガポール(8)    洋ちゃん
★内容

<第四日目> ホーカーズとセントーサ島

夜遊びなしで10時前には寝るので、毎朝7時に起きている私達。
またもや果物や飲物で軽く朝ご飯をすませて、10時のお迎えを待つ。

TVの5チャンネルでは子供向けのアニメをやっていて、分からないながら
もかけておく。 そうそう、コンラッドホテルは、毎朝、新聞(日本人客
には日経新聞)が来るのである。 だから、山一の倒産もちゃんと
知っていた。 会社の同僚に電話して、「私のMMF大丈夫か確認し
ておいて」の連絡もしたもんね。

家にいるときよりじっくり新聞を読んだっけ。

2日間激食をしたダンナは腹の調子が悪いらしい。 食べすぎ用の
パンシロンを飲む。 ほどほどにしている私はまだまだ大丈夫。
その昔、地中海クラブで毎日バイキング料理を食べ、お腹を壊した挙げ
句に熱まで出した事があるので、いくら美味しくても程々にしてお
くことにしている。

今日のお昼は、地下鉄ティンバル駅ビルのホーカーズで、チキンライスとフィッシュボール
ヌードルと中華ぶっかけ飯。 チキンライスはチキンスープで炊いたご飯に鶏の身
(たれで焼いたのではなく、蒸したモノだけど、軽く塩味がついてい
る)がのっている。 好みで辛いソースか醤油をつけて食べる。

マンダリンホテルのチキンライスが有名だけど、S$20もするのに比べて、ホーカーズ
なら、せいぜいS$3。 この差は大きい。 それに、ここのも充分
美味しい。

中華ぶっかけ飯は、2,3品のおかずを選んで、ご飯の横に乗せても
らう。 パラパラご飯には、こういうぶっかけ系のおかずを乗せれば
美味しくいただける。

R子おすすめの豆腐の炒めたのと、鶏の空揚げあんかけ、野菜炒め
を選ぶ。

フィッシュボールヌードルは、つみれ団子が乗ったラーメン。 塩味でいける。

私はホーカーズ グルメで充分って感じ。 R子はダンナが夕食を食べな
いときに、一人でここへ来て、夕食を済ませていたとか。

「私ってさぁ、こういうところで、一人で食べても全然大丈夫なの。
 こっちに長く居ても、ホーカーズに来たことない人もいるんだよ〜」
「私も全然OKっ! ここなら、毎日通えるっ!」
と、お金のかからない二人なのである。 

というわけで、昼食は、S$6。 駅前からセントーサ島行きのバスが出て
いるので、丁度来たバスに飛び乗る。 R子とはここで別れ、夕方
ホテルにまた迎えにきてもらうことになっている。

セントーサ島でのメインは、プール。 流れるプールや滑り台、綱にぶら下がっ
てドボン、なんて大人も子どもも楽しめる。 3時間以上も炎天下
で無防備に水着姿でいたので、親子3人、それから数日、日焼けに
苦しんだ。 日焼け止めクリームを持って行ったのに、つい塗るのを忘
れて遊んでしまったのであった。

子ども用の滑り台もあり、一人で坂を上がって行って、滑り降りて
くる。 日本だと、赤ちゃん用か、大人用しかないのだけど、ここ
は、5〜8才の子が喜びそうな程度なので、息子は大喜び。 4,
5種類の滑り台を20数回は滑ったんじゃないかな。

まだまだあそびたい息子をなだめつつ、次は、水族館。 天井まで
水槽になっている所をぐるりと一回り、動く歩道に乗って見る。
でも、品川の水族館の方が上だなー。

月曜日だけど、学校は冬休みなので、子どもが多い。 欧米人のツ
アー客もいる。 魚の説明文が英語だから、じっくりみることもな
く、さささ、、と終わりにする。

モノレール、ケーブルカーを乗り継いで島を後にして、タクシーでホテルに帰る。
料金はS$7。 シンガポールはタクシーで歩き回っても懐は痛まない。 わ
かりにくいバスや地下にもぐっちゃう地下鉄よりタクシーはお薦めなの
だ。

5時のお迎えにぎりぎり間に合う。 

今日の夕食は、「冷やしカニの店、リド」である。

                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6541/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 97/12/25 16: 5 ( 70)
ひょんなことからシンガポール(9)    洋ちゃん
★内容

<第四日目> 冷やしカニの店 LEE DO

インド人街のはずれにある店。 ここは、まだどこにも紹介されてい
ないはずなんだけど、日本人はどこへ行ってもいる。 でも、さす
がに、駐在員ってオヤジ達だった。 地元客ももちろんたくさんいる。

1,2階が店舗になっている公団団地がそこかしこにあり、その店舗っ
てのは、食べ物屋が多い。 リドもそのひとつ。 住宅街にあるの
だから、観光客でこの店に来ようとすると、タクシーで来て、帰りは店
にタクシーを呼ばなくてはならない。 ちょっと面倒かな。

車で行くと駐車場が心配なんだけど、団地の前は誰でもとめられる
スペースがあって、駐車用のチケット(街のタバコ屋などで買う)をフロントガラ
スに張って置けば駐禁はとられない。 場所によって、S$0.8〜S$1
程度。 1時間くらいいいだろう、とチケットを張らないで置くと、ど
こからともなく警官が現れて厳しくチェックをしているらしい。

だもので、駐禁とられるよりは安いんだから、チケットはちゃんと張ろ
う、とシンガポーリアンは規則を守るのである。(らしい)

さて、冷やしカニである。 店の看板にもカニの絵が描いてある。
名物なのだ。 ここは、エアコン付きでレストランってかんじ。 テーブルクロス
も白い布のが敷いてある。 でも、シーツみたいなの。

店員さんも感じがいい。 愛想がいいのは、中華系じゃなくて、マレー
人なんだとか。 肌の色が浅黒くって、目鼻立ちがしっかりしてい
る。 笑顔なのである。 中華系は、怒った顔つき。 

今晩のメニューは、冷やしカニ、エビ鉄板焼、アスパラガスとホタテの炒め、フィ
ッシュボールスープ、ニンニクショウガの牛肉炒め、魚汁ビーフン、タロイモのココナッツミルク。
R子がおにぎりを持ってきてくれたので、息子用のラーメンは無し。

ここは、チップ込みでS$200。 そうそう、どの店でもビールを3,4本飲
んだことを忘れていた。 私が飲まないもので。

カニは一人一匹づつ。 鋏や脚も太いので、肉がいっぱいつまって
いるが、身体の味噌の部分がまた、美味しい。 バリバリムシャムシャ、全
員無口になって食べる。 レモンや醤油、チリソースで味をつけて食べる。

どれもこれも美味しい。 メニューを任されたA氏も「今日ははずれが
なかったな〜」と満足そう。

薬のおかげで持ち直したダンナは一大戦力をなり、片っ端から食べ
ていくが、どの皿も量が多いので、持って帰れそうな炒め物は残し
て持って帰ることにする。 カニも息子の分まで頼んでしまったの
で、さすがに余り、お持ち帰り。 (翌日しっかりダンナが食べた
のである。)

タロイモのココナッツミルクてのは、甘い物大好きR子のお薦めなんだけど(デ
ザートは全部R子にお任せ)タロイモをすりおろして、ココナッツミルクで煮た様
なもの。 離乳食みたいでスプーンですくって食べる。 甘い。
でも、次から次へとスプーンが出てしまう。 美味しい。 これも、
ここでしか食べられないらしい。 思い出したらまた食べたくなっ
ちゃった。

ふーう、お腹いっぱい、と今日は、オーチャードのおもちゃやトイザラスで
降ろしてもらって、息子に欲しい物を選ばせる。 毎日夕食時に大
人に付き合って大人しくテーブルについているご褒美を、というわけ。

さんざん見て回って、欲しい物が無く、むりやりミニカーのセットを買う。
ほとんどが輸入物だから、特別安いわけではない。 日本のおもちゃ
もあるんだから。

オーチャードをブラブラ歩きながら、タクシーを探す。 丁度客を降ろしたタクシー
がいたので、乗る。 コンラッドまで、S$4.4。 乗らなきゃ損って感
じなくらい安いね。


                   洋ちゃん(東京・原宿)

番号またはコマンド=RB6598,6621,6632
#6598/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 98/ 1/ 8 11:15 ( 70)
ひょんなことからシンガポール(10)    洋ちゃん
★内容

<第五日目> ウェットマーケットのホーカーズ

ホテルをチェックアウトして、10:00R子お迎えの車に乗って、DFSへ。 駐在
員割引で5%OFFのお土産用マイルドセブンを1カートン購入。$16.15(\1,292)
他には見向きもせず、今日の昼食、地下鉄ティンバル駅近くのウエットマーケッ
ト(生鮮食料品市場)のホーカーズへ。

平屋の小屋が道に平行して続き、その奥が肉や魚、野菜市場。 そ
のまた奥が広場になっていて、店が半円形にあり、テーブル、椅子が
真ん中に有る。 テーブルを決めて番号を覚えて店に行き、注文して
番号の席まで持ってきて貰う、あるいは、その場で手渡して貰う。

まだ11時前なので、席はガラガラ。 店も今開けたばかりというのが
多く、やってないところもある。

目当ての、チキンライスの店は開いていた。 ここのチキンは、ホーカーズにし
てはめずらしく、骨や皮の処理をしてあって、食べやすいそうな。

R子はもちろん、一人で一皿平らげるので、うちはフィッシュボールヌードル
とチキンライスを頼んで取り分けて食べる。 旨い。

これで、S$2,3(\160,\240) 毎日食べてもいいね。

私達の席がジュース屋の前だったので、ジュース屋の親父が売り込みにき
て、「ココナッツ? コーラァ?」とうるさい。

ライムジュースが美味しそうだったので、それを頼み、R子は薬草ジュース。
なんと、ところ天みたいな寒天が入っている真っ黒なしろもの。 
もちろん、薬臭い。 「ゲー、私は飲めない。」「そう? これ身
体を冷やすからけっこういいんだよ」と、現地に同化しているR子
は飲む。 どっちもS$1。

市場のホーカーズは外にあるので、暑い。 喉は乾くんだけど、どちら
のジュースもたっぷり二人前以上ある。 二人で1個で充分。

お腹いっぱいになって、また市場を通り抜けて車を置いた所へ行く
んだけど、市場は生臭い。 生肉がケースにも入っていずにぶら下がっ
ている。 長居は無用。

屋根付きの店は、洋服や靴などを売っているが、大混雑。 さっと
横切ってしまっても良かったんだけど、せっかくだからと人混みに
入っていく。

靴屋に子供用のサンダルが山積みになっていて安かったので、幾つか
試して、1足購入。 S$7(\560) ちゃんとかかとのストラップ付き。

下着や服はとてもじゃないけど買えないね〜、って代物なので、素
通り。

その後は、オーチャードのデパート(高島屋とそごう)の地下のスーパーでお
土産お菓子類を購入。 ドライフルーツ、ドリアンキャンデー、エッセンス、チョコレート等。
そうそう、蝦ロールも忘れずに。 これは、小指くらいの大きさの春
巻きの揚げた物で中に蝦の粉が入っているのか、ぴりっとした蝦の
味。 美味しい。

私とR子が買い物をしている間に、ダンナは息子が目敏く見つけた
ハーゲンダッツの店でアイスクリームをなめなめ休憩。 ここは、日本と同じく
らいか、やや高い値段なので、空いている。

デパートの地下の食料品売り場、スーパーの一角にもホーカーズはあり、そ
れなりの品ぞろえがあり、混んでいる。 やきそばやバナナの葉の上
に乗せたカレーは食べてみたかったな〜。

ぶらぶらながめている時間はないので、ささっと買い物を済ませて
R子の家へ行き、4時予約の足揉みマッサージまで、ひと休みする
事にする。 何やら空は曇ってきてゴロゴロ鳴り出した。


                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6621/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 98/ 1/13 10:12 ( 89)
ひょんなことからシンガポール(11)    洋ちゃん
★内容

<第五日目> 足揉みマッサージと餃子屋

R子の家はマンションの一室だけれども、120平米位で、2ベッドルーム。 
各ベッドルームには洗面所とトイレとシャワーがある。  マスターベッドルームは、
広めでバスタブ付き。

小さいベランダ脇になんとメイド部屋迄有る。 2畳位で別にシャワーと便
器が付いている。 もちろん、メイドは雇っていないから、物置になっ
ている。 天井は高く、日本の住まいから考えるとものすごい豪邸
である。 床は大理石で、素足で歩くと冷えてしまうので、スリッパ
着用なのだ。 でも、玄関に段差はないから、どこで靴を脱いでい
いのやら。

部屋は豪華だけども、台所は機能的ではない。 広い事は広いけど、
流しは小さく、中華鍋なんて洗えない。 ご主人様自らが台所に
立って何か作るって訳ではないのが良く分かる。

お茶を飲み飲みおしゃべりすること1時間半。 ダンナと息子はマン
ションのプール(窓の下に見えている)にいくはずだったのに、雷がなっ
ている(雨は降っていない)のをいい事に、ダンナはゴロゴロして、
そのうちソファで寝てしまった。 息子は適当に一人遊びを始めた。
(いい子だぁ)

そして、「足揉みマッサージ」へ。 オーチャードの一角の雑居ビルの一
室にある店なのだけど、カラオケやバーなどがあり、怪しげなビルなのだ。
でも、夜は、日本人駐在員のたまり場なんだそうな。

「足揉み」も会員だとS$26で、会員と一緒に行った人も同料金。
会員以外は、S$40かな。 椅子に座って、たっぷり1時間、足の裏
からふくらはぎ、最後は肩揉みまで。 ふー、極楽極楽。

だいたい、気持ちがいい程度の揉み方なんだけど、ときどき激痛。
その旅に揉み手が「カンゾー」「メ」なんて教えてくれる。

足がポカポカに暖かくなって、すっかり眠くなって終了。 これな
ら、毎日通ってもよかったぁ!

今日の夕食は商社マンA氏は日本からのお客さんを接待する用事が
あり、3人だけで餃子屋へ行く。 

ここは、餃子の専門店で餃子好きの日本人をよく見かけるらしい。
麺も3種類あり、餃子は10種類くらい。 メニューは少ない。

1皿S$6〜S$8で、10個ほどのっている。 3,4人なら丁度いい。
野菜蒸し餃子、海鮮焼き餃子、北京風ピザ、スープ入り餃子、麺2種
類、白玉団子汁、蓮のあん入りパンケーキ(もちもち皮)でS$62(約5千
円)。 どれも美味しくて、「最後のベストチョイスぅ〜」となっ
たのであった。

デザートのパンケーキは超美味で、お腹が一杯にもかかわらず、ちびちび
食べている内に無くなってしまった。 息子もお気に入り。
パンケーキというけど、皮はもちもちしていて、白玉粉を蒸してから焼
いたような感じ。 もそもそしてない。

ここは、いかにもチャイニーズがやっているので、おばさんもおじさん
も無愛想である。 機嫌を損ねないように注文したのだけど、店も
開けたてで空いていて、私達が「うめー、うめー」とわめきながら
もりもり食べ、写真を撮るので、デザートを注文する頃には顔が笑っ
ていた。 美味しそうに食べて幸せそうな客は歓迎されるのである。

「ふぅ〜、食べた」と店を後にして、ナイトサファリへ。 車で20分位。

日本語で説明するトラムカーが30分おきに出ていて、その時間にツアー客が
来るので、日本語トラムだけ、満員。 私達も1台見送って、次のに
乗る。 その間、DFSがやっているみやげ物屋でTシャツ、動物のおも
ちゃ等を買う。

45分かけてゆっくり説明を聞きながら、見学。 どのトラムに乗って
も料金は同じだから、無理して英語に乗るよりも日本語に乗るのが
絶対いい。 テープの説明ではなく、日本人ガイドが乗車しての説明
なので、その時時に応じたものが聞ける。 質問も出来る。

トラムルートとは別に徒歩ルートも有り、時間が有れば、徒歩もおもしろい。
夜の森の中を動物を探しながら歩くのもなかなか楽しい。

私達もちょっと歩くつもりがいつの間にやら奥へ奥へといっていて、
トラムの第2乗り場まで着いてしまった。 英語のトラムはそこで乗り降
りすることができる。 ついでだから、今度は英語のトラムに乗車し
た。 ルートは同じだけど、説明は英語。 さっき聞いていなければ、
動物の名前だって、聞き取れやしない。

なんやかやで9時には帰路につく。 

パッキングしたり、ほろ酔い気分でご帰還のA氏を囲んで、おしゃべ
りして12時過ぎに就寝。


                   洋ちゃん(東京・原宿)



#6632/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 98/ 1/14 14:36 ( 78)
ひょんなことからシンガポール(12)    洋ちゃん
★内容

<第六日目> 帰国

朝7:00出発の便なので、4:30起床、5:00出発、5:30空港着。 会社
があるA氏が運転してR子も同乗。 朝に弱い夫婦なのをしってい
るだけに、感謝しきり。 今回の旅行はR子夫妻が居なかったらそ
の半分も楽しめなかっただろうな。 

私達はビジネスの待合い室での飲み喰いが待っているので、車を降り
たところで、わりとそっけなく、バイバイ。

チェックインもスムーズに済む。 出国税はいつ払うんだろうと思っていた
が、とうとう払わずじまい。 そうだ、チケット発券の時にルーシーさんが
日本円で払ったのがそれか! せっかくS$を残しておいたのに、
無駄になってしまった。 こんなことなら、置いてくるんだった。

で、ビジネス用の待合い室を探したが、UAのが無い。 反対側まで
行くが、もちろん無い。 朝が早いので、聞こうにも職員も見あた
らない。 20分近くウロウロして、ようやく単独ではなく他の航空会社
と同じ部屋だということが判明。 やれやれ。

簡単なサンドイッチとジュース、コーヒーをとりあえず口にする。 あまりゆっ
くりする間もなく、搭乗時間となる。

搭乗口の近くには子ども用のゲーム等の遊び場があって、息子はここ
が気に入った。 なんだ、最初からここにいた方が良かったかもし
れない。

定刻通り出発。 席はまたしても満席状態。 今度はダンナと息子
が窓側2席に座り、私は通路をはさんで一人で座る。 隣はインド系
の親子連れ。 6才位の男の子。 乗り慣れているのか、ゲームボーイ
でさっさと遊んでいる。

1時間後に機内食(朝食)。 おかずは、オムレツか中華麺を選ぶ。パン
はクロワッサン、マフィン、ブルーベリーペストリー。 牛乳にコーヒー、果物。パンはど
れも温めて篭に入れてあって、選べる。 お替わりも可能。

これまた超美味だった。 ダンナが「美味しいから持って帰ろう」
とお替わりをして、袋に詰めた。 (翌日の朝食にばっちり)機内
食では、パンがいちばん美味しかったなぁ。

中華麺(きしめんあんかけ焼きそば風)をおかずに選んだ私は、そ
れだけでお腹がいっぱいなのである。 でも、とりあえず、超美味
パンを2個貰ってお持ち帰りにする。(こういう人はビジネスクラスに乗っ
てはいけない)

2食目は、軽い食事。 鶏肉のロースト、パテ、スモークサーモン&野菜か、焼き
鳥、シュウマイ、春巻きなどの中華風の食事。 当然、夫婦で別々のモ
ノを選ぶので、どっちも食べられる。 そして、美味パン。
デザートは、ザッハトルテ(チョコレートケーキ)。 それなりにいただきました。
(実は、よく覚えていない。 なんという記憶力の低下!)

飛行機は揺れる事もなく、定刻通りに到着。 

コックピットを見せて欲しいと聞いたら、飛行中はお見せできませんが、
到着した後ならいいですよ、という返事だったので、2F席の人が降
りきった頃を見計らって、コックピットへ。 片付け始めている中を、
「子供にコックピット見せてぇ〜」(一応英語) にこやかに応じてく
れて、操縦席に座らせてくれ、機長の帽子までかぶらせてくれた。

パチパチ写真を撮って、「サンキュー、バイバイ」。 子連れは強し。

韓国からの便も到着した後らしく、成田はやや混雑。 さぁ、これ
からもう一旅行である。

雨の中、リムジンバスはやや遅れて箱崎到着。 思ったほど日本は寒く
なく、着込んだ服をまた脱ぐ。 半蔵門線は始発なので座れたもの
の、夕方のラッシュと重なってしまい、スーツケースをもって降りるのに
一苦労。 雨足がひどくなり、駅からは、タクシーで帰宅。 6時半。
会社から帰る時間と同じだった、、、。

それからは、片付け、スーツケースを返却、あるもので夕食(久しぶりな
ので、天ぷらうどんを作ってしまった)入浴、就寝10時。

次の日は普段通りに会社・保育園なので、家に帰ったとたん、日常
生活が始まった。 (^_^;)

                   洋ちゃん(東京・原宿)