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#9224/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/ 2 9:28 ( 39)
子連れで食べ歩きシンガポール(前書き)     洋ちゃん
★内容

行き先:シンガポール、ビンタン島(インドネシア)

日 程:
 1999.8/2(月) 昼 成田発、夕刻 シンガポール着。 
        夕食:ジャンボシーフード、泊:メリディアン・チャンギ ホテル
8/3(火) フェリーにてビンタン島へ。
        朝食:チャンギ・ホーカーズ、昼、夕食:クラブメッドのバイキング
    8/4(水)〜6(金) クラブメッド・ビンタン滞在(各種スポーツ、マッサージ等)
    8/7(土) ビンタンからシンガポール・セントーサ島へ
        夕食:セントーサ・ホーカーズ、泊:シャングリラ・ラ・サ・セントーサ リゾート
    8/8(日) シンガポール市内へ。  泊:リージェントホテル(以下、同)
        昼食:リージェントホテルのハイティー、夕食:老北京食堂(中華)
    8/9(月) ゴルフ・プール、フットマッサージ。
        昼食:ラグナカントリー(ゴルフ場)、夕食:ウエストレイク(中華)
8/10(火) セントーサ島ファンタジーアイランド(プール)。
        昼食:チャイナSQホーカーズ、夕食:ヘボック(韓国)
8/11(水) 市内散策(ダンナはゴルフ)、買い物。
        昼食:くらま(和食)、夕食:リド(シーフード)
  8/12(木) 動物園、タイマッサージ。
        昼食:高島屋デパートの地下ホーカーズ、夕食:コカ(タイ・スキ)
   8/13(金) オーチャード、チャイナタウン等で買物。 ドリアン挑戦。 
        昼食:レイガーデン(飲茶)、夕食:ウエストレイク(中華・2度目)
        夜 シンガポール発。
   8/14(土) 朝 成田着。 記録的な大雨の中を車で帰宅。

料 金:航空券(JAL前売り悟空)、ホテル(会社契約割引)、クラブメッド(シンガポールで予約)

    現地で両替して食事、おみやげなどすべて含めて、大人2人+子供1人
    11泊13日で、70万円程。 

感 想:シンガポール、侮れず。 ただの綺麗な観光地、と思ってはいけません。
    子連れで東南アジアを堪能できる絶好の地です。

  今回は日記風に書くのをやめて、レポート風に書いてみますね。 まずは、
  シンガポールの「食」から。
  では、しばらくおつきあい下さい。

                          洋ちゃん 川崎



#9245/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/ 6 8:12 ( 48)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その1)     洋ちゃん
★内容

相変わらず混んでいる ジャンボ・シーフード UDMC Seafood Centre

シンガポール1日目の夕食は、2年前の前回にも行った、ジャンボ・シーフード。
ホテルチェックインなど済ませて、友人のR子夫妻の迎えを待ち、店に着いたのが8時過ぎ。
30分程待って、エアコンの効いている2階席へ。 わざわざ、「室内でもいいか?」と
聞くということは、外を選ぶ人が多いってことかな? しかし、週末並みの混雑で
ある。 今日は月曜日なんだよ〜。
 
注文:チリクラブ(雄)Sサイズ2人前S$54(\3,780)、ゆでエビS$18、カイラン(青菜)の炒めS$9、
   海鮮焼きそばS$9、揚げ饅頭(8個)S$4.8、コーラS$1.5、ビールS$18  
   その他、税がつき、割引券利用(-S$9)で、S$115.67(\8,097)  
                         1シンガポールドルは\70で計算。

   中流以上の店では、お茶(S$1*人数分)、タオル・ナッツ代が各S$1程度計上される。

   ジャンボはサービス料をとらない。

今回は、とにかく注文し過ぎず、腹12分目はやめよう(なんせ、滞在日数が長い)
と臨んだ「食の強化合宿」なので、控えめである。 それでも、1皿が大きいの
で、大人4人+7才男児には十分。

チリクラブはカニの身も美味しいのだけど、卵とチリの混じったソースが美味しい。 これを
薄甘い揚げ饅頭につけて食べるのが「通」。 Sサイズといえども、40cmはある楕円
のお皿に山盛り。 ソースも絶対余る。 ま、ともかく、両手をドロドロにし、ライム入り
のフィンガーボールで洗いながらカニの身をほじくり出して、ソースに絡めて食べる。 
終始無言。 一息ついたところで、写真を撮るのを忘れたことに気づいた、、、。

ゆでエビは、そのままでの薄い塩味だし、醤油(魚醤かな)やチリソースや、おつまみの
チリの酢漬けと一緒に食べると、辛い物好きな私にはたまらない。 ダンナはそのまま
でもりもり食べる。 頭の中の味噌ももチュウチュウ吸う。

海鮮焼きそばは、息子のリクエストで、揚げた麺にとろみのソースがかかったもの。 
ホタテ、イカ、エビ、白身の魚、青菜なんかが大きな切り身で入っている。 息子はこれ
が好きで、この後ほとんどの店で「海鮮揚げやきそば」を食べる。

カイランは、ちょっと苦みのあるような、茎が固めの青菜。 菜の花の、花が無いよう
な感じ。

まずは、一軒目クリア! 注文品に外れ無し。
店を出たのが10時過ぎ。 さすがに食べている人も少なくなった。


*中心街ではないので、不便な所にあるけれども、安い、美味しいので、タクシーを
 使っても食べに行く価値有り。 帰りも9、10時頃ならタクシースタンドで待てば拾えそ
う。

                          洋ちゃん 川崎


#9250/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/ 8 8:12 ( 64)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その2)     洋ちゃん
★内容

本格ハイティの穴場 ザ・リージェント ホテル

4泊5日ビンタン島、1泊のラサセントーサ島のバカンスを経て、再びシンガポール戻っての昼食は、
それから5泊するリージェントホテルのハイティ。 チェックインをしてR子夫妻とロビーラウンジで待ち合
わせる。

注文:ハイティ大人4人、子供1人 (S$112.04)


前回、今回の旅行前に準備したガイドブックは写真の綺麗な{るるぶ」だったのだけど、
それには、リージェントホテルにはハイティがあるとは書いていない。 紹介されているのは、
ツアーで使うホテルや、バイキング方式の所ばかり。 しかし、実はリージェントは駐在奥様方
の御用達ハイティ所だったのだ!

3段重ねトレーの、下段はパウンドケーキ系3種が1.5cmの厚さで切ってあり、2段目はスコーン。
もちろん暖めてある。 上段はサンドイッチ。 1口大でサーモン、タマゴ、ツナ、ローストビーフetc
はさんで切ってある上に飾りでサーモン等がまたのっている。

紅茶はそれこそ10種類以上あって、コーヒーも有り。 ポットサービスの上に、どんどん継
ぎ足してくれるので、ポットが空になることはない。 トレーの食べ物だって、無くな
りそうになると、「お代わりは?」と聞いてくれる。 しかし、スコーンとサンドイッチを
一通り食べると普通の人はお腹が一杯になる。 

本物スコーン(クロテッドクリームと苺ジャムをたんまりつけて食べるのだっ)が目当てだった私
は、3段目のパウンドケーキはパスしたものの、サンドイッチとスコーン2個でやっぱりお腹が一杯
になる。 悔しい。

3段トレーとは別に、冷た〜く冷えた5、6種類の1口タルトを持ってきて選ばせてくれる。
生苺、生ブルーベリー、ティラミス、生チョコレート、カスタードクリーム等のタルト。 私以外の大人は一通
りそのプチタルトも食べた。 息子はこれが一番気に入った様子。 2時間後に「もう
これ以上何も入らない状態」に陥った時に、「最後にタルトが欲しい」といって、再
び、2個食べた。 恐るべし。 

R子によると、ちょっと前のプチケーキはどおって事無かった味だったけど、今回の
プチタルトは美味しいそうな。 どんどん美味しくしないと人が来ないのだろうな。 
確かに、日曜のハイティなのに、全席が埋まっているわけではない。 テーブルとテーブル
も間隔が広くとってあるし、ゆったりしていられ、サービスも満点(まるでわんこそば
状態のようにお茶やケーキのお代わりがやってくる)なので、お客にとっては居心地が
いい。 バイキング方式だと、しょっちゅう立ち上がって取りに行かなければならい
から、落ち着かない。 私はリージェントのような本格ハイティが好き。 別に飲茶までハイ
ティで食べなくてもいいし、そんなに食べられない。 

リージェントはオーチャードの中心からは離れているので(地下鉄の駅から徒歩15分弱)、敬遠
されがちなのかも。 でも、空港やセントーサからのバス停がホテルの目の前にあるし、タング

リングモールが隣にあり(地下にホーカーズ、スーパー有り)、なんと言っても設備・サービスが高級

ホテルそのもの。 プールが小さいのが残念だったけど。 

ホテル玄関ドアはドアマンが必ず居て開けてくれる。 早朝には、玄関脇にジョギングする
人のために冷たいエビアン水や濡れたタオルが置いて有る。 ルームキーはカード式じゃなくて
鍵なのである。 朝日、日経新聞も届けてくれる。 部屋のTVではNHK衛星放送が
みられる。(多少番組編成が違う)

チェックインの時に息子の歳と名前を聞いたのだけど、夜部屋に戻ったら、ウエルカム風船(息
子の名前入り)、ディズニーの人形付きのストロー、ジュース、パズルなんかが置いて有った。


こんなリージェントに洋ちゃん一家は、R子のご主人を通じて、1泊\12,500弱(税、サービス
込)で泊まってしまいました。 エキストラベッドも無料。 


                          洋ちゃん 川崎




#9279/386 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/18 8: 9 ( 41)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その3)     洋ちゃん
★内容

餃子がおいしい、オーチャードの穴場 老北京食堂(Lao Beijing Dining Hall)
   オーチャードタワーズ内

ハイティ昼食でお腹が一杯だったのに、夕食もしっかり食べる「予定」の洋ちゃん一
家は街歩き・買い物をヘトヘトになるまでこなして、お腹をすかせるべく努めた
のであった、、、。


で、今晩の夕食は、前回の餃子屋「チンタオ」に負けないくらい餃子が美味しい店とし
てピックアップされた、老北京食堂。 餃子専門店ではなく、中華料理店なのだけど、
「焼き餃子」が美味しいということで、今回ノミネート。

注文:焼き餃子S$7、エビ・豚肉焼き餃子S$8、スープ入り肉まんS$8、北京風はさみ
   餃子S$8、蒸し野菜餃子S$6、ザーサイ入り麺S$6、ぱりぱりキュウリS$3.8、豚肉
   ニンニクソースS$3.8、あずき餡入りクレープS$8、ビール   合計S$83.44(\5,840)

ここの付きだしの香菜入りザーサイが、また美味しい。 料理が来る前に揚げピーナッツ
とこれとお茶でお腹が脹れてしまう。

餃子はだいたい1皿8〜10個有る。 どれを食べてもそれなりに美味しい。 絶品!
ってほどまではいかないけど、いろんな餃子を外れなしで安く食べられると言う
店だ。もちろん、中華料理店なので、一品料理も各種有るけど、ここは、餃子を
食べる店。 醤油をやチリソースを付けてバンバン食べる。 もちろん、私は、各種類1ヶ
づつが精々なんだけど、、、。 

ぱりぱりキュウリは、トウバンジャンと醤油かなんかで味付けしてたたいてザクザク切って
ある文字通りパリパリしたキュウリ。 さっぱりしていて美味しい。 デザートの餡入り
クレープは餡を餃子の皮の大きいやつで包んで揚げ焼きして10等分してある。
皮がモチモチしていて美味しい。 当然息子は半分近く食べる。

8時の予約だったけど、もちろん、店は大盛況。 JTBのツアー客用のクーポン券も使
えるようだった。 シンガポールの雑居ビルでは、「ここだよ」って連れてこられな
いと、「まさかこんなところにこんな店が!?」って不安に思うことが良くある。 
ここも、同じ階の他の店は閉まっていて、薄暗くなっているし、人は居ないし、
で「おいおい大丈夫かよ」と到着すると、店の中は大混雑で、びっくり。

ここは、オーチャード通りに有りながら安くて美味しい。 


                          洋ちゃん 川崎




#9308/9309 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/27 10:30 ( 40)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その4)     洋ちゃん
★内容

ゴルフ場のコーヒーハウスで地元料理を堪能  ラグナ・カントリークラブ

R子夫妻がメンバーになっているゴルフ場で、ダンナと夫妻はゴルフ、私と息子はそこのプール
で午前中を過ごし、昼食を取って帰ろう、というプラン。 なんと、そこのコーヒーハウス
のチキンライスや麺類が結構いける、ということ。

注文:牛肉炒めきしめん、鶏の唐揚げ、魚のすり身団子入り豚ミンチヌードル、チキンライス、
   海鮮固いやきそば、アイスカチャン、ビール、ジュース  S$60位

今回発見した、思わぬ美味しさの1つに、「鶏の唐揚げ」がある。 セントーサのホーカー
で並んでいるのをみて息子が注文した唐揚げは、甘辛の醤油味でカラっと揚がって
いて美味しかった。 で、このゴルフ場で注文した唐揚げは、塩味で、やっぱりカラ
っと揚がっていて、どこぞのフライドチキンなんかよりずっと美味しい。 鶏の身の部分
はチキンライスに使うせいか、唐揚げは手羽先ばかり。 これが、衣はパリっと中はジュ
ーシーというわけ。 (家に帰ってから研究した結果、衣は小麦粉と片栗粉を混ぜ
るとカラっと揚がるようだった。もちろん、火加減も大事よ)

牛肉炒めきしめんは醤油味。 豚ミンチヌードルは塩味。 海鮮やきそばは塩味。 
とまああれこれをみんなで回し食べて、どれもそれなりに美味しくて、みんな満
足。チキンライスはちゃんと骨も抜いてあって食べやすく、味も上々。 チリソースと醤油の
タレをつけてわしわし食べる。 至福の時だ〜! 

アイスカチャンは、大盛りかき氷、あずき餡とアイスクリームのせ。 コーンは抜いてもらう。 
なぜ、シンガポールの人は茹でたホールコーンと甘いものを一緒に食べるのか? 注文する時
は必ず抜いてもらいましょう。 

ゴルフ場を見渡すテラスで、ローカルフードを堪能。 お腹がはちきれそうになりながらも、
最後の1口まで食べ尽くした私達、、、。

なんとゴルフ組は、ハーフの休憩の時に、これまたここの名物の「カレーパフ」を食べたので
あった。 このカレーパフは休憩所にしか売っていなくて、プール組の私達親子は食べて
いない、、、。 悔しい!

というわけで、ゴルフをしたんだか、食べに来たんだかわからない半日が終了。
このあと、R子宅で洗濯などして、フットマッサージへ行き、お腹が空いたところで、夕
食は、今回、大ブレイクした「ウエストレイク」。


                          洋ちゃん 川崎



#9315/9316 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/29 8: 6 ( 37)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その5)     洋ちゃん
★内容

今回の大ヒット、安い、旨い、の中華料理店 ウエストレイク・イーティング・ハウス
             BLK4, QUEEN'S ROAD #02-139

オーチャード通りから車で10分、公団住宅の2階にあるこの店は、'98るるぶには宣伝が
載っていたのに、今年のには無し。 しかし、今回結局2回も行ってしまったうち
の一押し店である。 

注文:豚の角煮パオ包み パオ10個(S$16)、蒸し豆腐(S$8)、チャーハン(S$4)、ビール
   (ピッチャー)(S$9.6)2杯、四川風スープ(S$6)、税、サービス等でS$64.02(\4,481) 
   日本語メニュー有り

何より、この安さに驚き! チャーハンなんて、もちろん1人では多く、みんなで取り
分けて食べる量で、4Sドル、280円!! 玉子、ハム、エビ、野菜などがたくさ
ん入って、塩味で美味。 泣けてきました。 この味でこの安さ。 

角煮のパオ包みは、何があっても食べなくてはいけない。 豚の角煮はトロトロに煮え
ていて、箸で摘むとホロホロしちゃう。 醤油味で濃い色合いだけど、味は濃くない。
固まりで出てくる。 500グラム位は優にあるぞ。 これをパオ(肉まんの皮)に挟ん
で食べる。 この皮も薄甘くていける。 飲茶のチャーシューパオのキングハンバーバーサイズ版
って感じかな。 何てったって美味しいんだけど、1個食べたらお腹は脹れる。 
ところが、息子は3個+2口。 おそるべし。 大人は一人1個づつでとりあえず
ギブアップ。 2個はお持ち帰りとした。 あぁ、今も目に浮かぶ! トロトロ角煮!

蒸し豆腐は、さっぱりつるりんと喉を通る。 

酸味のある辛い四川風スープも、なかなかいける。 豆腐、玉子、竹の子、椎茸、
なまこが入っていた。 

とにかく、何でも有りの中華料理店なのだ。 美味しいものなら何でも出すよ、
って感じ。 白人も多い。 家族連れで来てワイワイ、モリモリ、食べても安いからいつで
も混んでいる。

大人4人集まったら、ウエストレイクに行くべし。 


                          洋ちゃん 川崎



#9320/9321 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/ 9/30 14:12 ( 68)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その6)     洋ちゃん
★内容

チャイナタウンのホーカーズいろいろ
              チャイナ・スクエア、ファー・イースト・スクエア、マックスウエル・フードセンター

オフィス街に近いチャイナタウンは、昔からの建物を壊して、ビルにかわって来ている。それは
それは小綺麗な近代的なビルが建ち並んでいるのだけど、その中にはホーカーズがあっ
て、ホーカーズなのに、マクドナルドやフランチャイズの店があったりして、がっかりしちゃうん
だけど、何軒かは、昔ながらの美味しい店がある。 

で、チャイナスクエア2Fのその店は、いつも長蛇の列なのですぐわかる。私達は、11時に着
いたのだけど、(他の店はまだ閉まっていたりする)常時2、3人は並んでいる。 
これが12時過ぎるとすごくなってしまうらしい。 注文してすぐに出てくるのに。
 ここでは、フライド・フィッシュ・ビーフン(Mサイズ S$5)とホッケン・ミー(Mサイズ S$5)を注文。

フライド・フィッシュ・ビーフンは、衣を付けて揚げた白身の魚と魚のミンチボールの揚げたもの、野
菜などがのった白濁したスープに入った麺。 スープ自体はそれほどこってりはしてい
ないけど、揚げた魚の切り身は大きくて、揚げ物も全部食べるとけっこう腹にこた
えるらしい。 私達は大人3人+子供でMサイズを食べたから、ちょうどいい感じ。

ホッケン・ミーは、ビーフンの太い麺と細い麺のまざった海鮮焼きそば。 チリソースを付けたり、
青とうがらしの酢漬けと絡めて食べるとどんどんいける。 麺は柔らかめで短く切
れちゃっている。 これが本式らしいけど。 なんか、独特の舌ざわりで美味しい
。 
いくらなんでもこれじゃ足りないのは当たり前。次は、目の前のファー・イースト・スクエア1F
にある、カヤ・トーストの店へ。 これは、R子から「是非食べて欲しい」と言われていた
もの。 「カヤジャムのぬってあるトースト」って説明聞いただけじゃ、「別にそんなもん
食べなくても」と思ったけど、とりあえず、トライ。

この店は、新しく出来たビルの1Fながら、壁もろくになくて、良く言えば、オープンテラス
か。 黄色に塗ってある壁がなんとも目立つ。 店の名は、Ya-Kun KAYA Toast。 
地元では有名なコーヒーショップ。 12枚切りの厚さの茶色い食パンにバターとカヤジャムを挟ん
で4等分したものが、8切れでS$1.4。 甘いのでお菓子感覚で食べる。 コーヒーは
ドロドロして甘〜い、いかにも東南アジア系のコーヒー。 底にはコンデンスミルクたっぷり。 
1杯S$0.8。 カヤジャムとは何か? 壁にはってあったお店紹介の記事によると、
ココナッツミルク、砂糖、玉子で出来ているものとか。 この店のカヤジャムは、もちろん自家
製で美味しいのである。 チャイナタウンへ行ったら、ここで一休みもいいかも。

別の日には、マックウエル・フードセンターへ。 昔ながらのトタン屋根の下の市場の中のホーカーズ。
 5時頃で半端な時間だったのだけど、「ここにねぇ、いつ来ても長蛇の列でなかな

か買えないドーナツ屋があるの」という話を聞いたら、とりあえず行ってみよう、と
なるのは当たり前。 奥の方にその店はあった。 案の定、5、6人並んでいる。 
「これなら今日は買えそう!」というので、並ぶ。  一日中作り続けていてフラフラ
って感じの、娘と父親が二人で黙々と、皮にあんこを入れて丸めて切ってフライパンに
放り込む。 おばさんがすくい上げてざるにあげる。 手慣れたお客は、自分で砂
糖をまぶして袋に詰めていく。 それが半端な量じゃないから、なかなか自分の番
にならない。

なんせ、10個でS$1。 餡入りと餡無しがある。 1個は、二口くらいで食べられ
る大きさなんだけど、それでも安い。 みんな、50個から100個は買っていく。 
何やってんだ、って白人がのぞき込むと、おばさんが流暢な(?)英語で説明して、
ドーナツを振る舞う。 陽気なおばさんなのである。 30分後私達の番になって、
「30個下さい」ってR子が英語で言ったら、「30」の発音をまねして、「オー、ジャパ
ニーズ!」。 どう発音が違ったのか、私には分からなかったけど。 で、私達にも
ちょっと焦げて売り物にならないらしきドーナツを振る舞ってくれ、「日本には有名
な花があるでしょう」「桜ね」などR子と英語で話す。 正直言って、私には半分
も理解できず。 

甘すぎないあんこの入った揚げたてドーナツは、もう1個、もう1個と止まらなくな
ったのである。 それでも、100個も買っていく人がいるわけは、滅多に買えない
から、買えると友達に配る人が多いそうな。 「あそこのドーナツが手に入ったから」
すごく喜ばれるらしい。 

小綺麗になってきているチャイナタウンだけど、美味しいものは健在。 やっぱり、いか
なきゃねー。 


                          洋ちゃん 川崎



#9330/9330 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/10/ 5 9: 9 ( 28)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その7)     洋ちゃん
★内容

ランチがお得 韓国料理 ヘボック       アポロホテル内

毎日中華じゃ飽きちゃうか、ということで、今日の夕食はコリアンフード。本当は、こ
の店は、ランチがS$9.9で食べられ、お得なんだそうだが、ランチの予定はぎっしり詰
まっているので、ちょっと贅沢に夕食に行くことにした。

注文:カルビ(S$20)、ブルコギ(S$17)、ユッケジャン(S$15)、ビビンバ(S$15)、冷麺(S$15)、
   カルビタン(S$15)、ご飯(S$1.4)、コーラにビール、税・サービスでS$158.23(\11,076)

日本以外にある韓国料理店って、キムチやおつまみみたいなのが、注文しなくても最
初にどーん、とテーブルに並べられる。どうして、日本だけ別注文なんだろうなぁ?

ここでも4、5種類の小皿が並べられ、料理が来る前についつい箸が伸びる。
いかん、いかん、ごはんがくるまで我慢しなくちゃ!

肉は網で焼くのではなく、ジンギスカン鍋状の鉄板で焼く。 これだと野菜が落ちな
くていい。

ここは、特別・絶対・美味しい!というわけじゃないけど、中華に飽きたら焼き
肉もいいね、というつもりで行くならいい。 味のはずれもなく、1皿の量も多
いから、もちろん、日本で食べるより安くてお得。 

るるぶでは、「ハエボックス」という名で紹介されていたけど、正しくは、「ヘボック」。 
タンジュン・バガー・ロード沿いにもあるけど、私達は、アポロホテル内の店へ行った。 


                          洋ちゃん 川崎

番号またはコマンド=RB-
#9333/9333 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/10/ 7 14:10 ( 34)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その8)     洋ちゃん
★内容
★内容

老舗日本料理店 くらま でお得なランチ  
                  ザ・プロムナード内 オーチャード通り

ランチがお得な店の話になったときに、「くらま」のランチの海鮮丼(S$20)がいい、と
いうことを聞きつけ、何もシンガポールで空輸の刺身を食べなくてもいいのに、と
思ったのだけど、\1,400という値段を考えると、ま、食べてもいいかな、という
気になる。 そろそろ日本式のご飯も食べたくなってきたし。 この店は夜は手
作り豆腐と地酒の店で超・高級(な値段)なのである。

注文:海鮮丼(S$20) 5人分、カルフォルニア巻(S$15)、鰻丼(S$18)、ビール(S$32)、
   税・サービスでS$186.28(\13,039) 大人5人+子供1人

この日は、A氏夫妻+ダンナ+R子のゴルフ友達の4人はゴルフへ、私と息子は街ブラブラ
の日で、ゴルフ組の終了の電話連絡を待ち、オーチャードの店で待ち合わせ。 ランチ終了
ぎりぎりの時間だったけど、「海鮮丼」があることを確かめて入店。 人数が多
いからか、個室の座敷に通される。掘り炬燵風になっていて、くつろげる。

日本料理店なので、着物を着たお姉さんが給仕をしてくれる。日本人のようなの
に、今一つ日本語が通じない?? ゴルフ組はお腹が空いているので、カルフォルニア巻
きをつまみに頼む。アボガドとマグロが巻いてある例のやつ。 美味しい。

海鮮丼は、平たいお皿にどーんと、まぐろ、イカ、とびっこ、うに等々ぎっしり。
なるほどお得なのである。 酢飯じゃないからちょっと物足りない感じだったけ
ど、特製ソースがついてきて、わさび醤油とはべつに、これをまぐろにかけて食べ
るのがまた美味しい。 けれども、この多さは!! 息子用に鰻丼を頼んだけど、
息子は海鮮丼を1/3程食べてギブアップ。 鰻丼はまあまあの味。 みんなで
フーフー言いながら満足して終了。 

ランチには、うどん等もあるので、どうしても日本食が食べたくなったら、ここの
ランチはお勧め。 

                          洋ちゃん 川崎

番号またはコマンド=RB-
#9349/9352 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/10/16 10:28 ( 41)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その9)     洋ちゃん
★内容

やっぱりカニは リド の冷やしカニ LEE DO RESTAURANT

カニ大好きのうちのダンナの一押しはリドの冷やしカニ。 いろんなカニを食べている
けど、ここのカニはベスト1、2を争う美味しさ。

注文:コールドクラブ(S$3.2/100g)中位の2匹でS$33.6、シーフードビーフン小(S$15)、
   エビロール小(S$12)、カイランの炒め(S$6)、タロイモココナッツ(S$8)、ビール(S$11.6)、
   お茶とタオル代、税・サービス無しで、S$92.7(\6,489) 

この店に来るほぼ全員が注文するカニは前菜なのである。 まず、これが来て、む
しゃむしゃと口を利かずに食べる。 醤油っぽいのをつけたり、チリソースをつけた
り、カニ自体は淡泊な味(だけどカニの味がたっぷり)なので、ちょっと味を付けて
食べるともりもりいけるのだ。 足も身もしゃぶり尽くして、ライム入りのフィンガー
ボールで指を洗って(それでも手はカニ臭い)やっと次の料理にとりかかる。

シーフードビーフンは土鍋入りで白濁スープが美味しい。 シーフードもたっぷり。 息子の
リクエストで注文したのだけど、実はこれもリドのお勧め料理だったらしく、回りの
テーブルのほとんどがこれを食べていて、柱に貼ってあった雑誌の切り抜き記事に
も紹介されていた。 

カイランは、青菜の炒めもの。 塩味でさっぱり。 

エビロール、ここはエビも美味しいのだけど、カニの前には印象が薄く、すでにどうい
う料理か忘れてしまいました。

タロイモココナッツ、これよー、私が食べたかったのはっ! というわけで、別腹の無い
私は、最後のタロイモを食べるべくそれまでの料理の食べる量を調整していた。
暖かくてほんのり甘いココナッツミルクの中に銀杏とすり下ろしたタロイモがトロ〜っと入って
いる。 一つ盛りでやってきて、人数分お店の人が取り分けてくれる。 息子の
茶碗に銀杏がたくさん入っていて、大当たり。 ところが息子は銀杏が食べられ
ないので、私が10数個食べるハメになった。 満足。

大大満足で店を出ると、駐車場の回りには、中国のお盆の風習で紙のお札を焼い
たり線香(巨大な!)を焚いた後がある。 果物なんかもあちこちに置いてある。

リド、オーチャードからは離れているけど、カニ好きの人はタクシー飛ばして行くべし。
絶対、満足します。


                          洋ちゃん 川崎



#9360/9361 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/10/19 13: 7 ( 36)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その10)    洋ちゃん
★内容

鍋もまたいいものです タイスキのコカ   COCA CHINATOWN

もちろん、バンコクにある、あのコカのシンガポール店なのである。 オーチャードにも支店が
あるけど、私達はチャイナタウンの方へ。 怪しいビルの中にあるので、連れて行かれな
いと自分では入りにくい。 ここは空いていた。 

注文:野菜や豆腐、魚のすり身、魚ボール、エヒボール、餃子にエビワンタン、ご飯セット
   など、1皿S$2.5〜S$8.8程。 デザートにタピオカココナッツ、レッドルビー、ビール、
   税、サービスでS$124.06(\8,684)

もちろん、タイ風の辛いタレが有る。ポン酢も有る。 私は真っ赤な辛・甘・パクチー
入りのタレで食べる。幸せ〜。 クーラーがガンガンに効いている店だから、熱い鍋もま
た美味しいのだ〜。 おまけに辛いから体の芯から暖まって汗が出てくる感じ。

餃子やワンタンも鍋に入れると美味しい。 いままで炒めものでしか食べていない野
菜をたっぷりスープで食べることが出来て、栄養面でもよかったかな。 つるりつ
るりといくらでも食べられそうな感じ。

最後のおじやは店の人が作ってくれる。 玉子でとじて辛いタレをつけて、大満足
でごちそうさま。 あ、まだデザートがあった。 タピオカココナッツで、辛さでしびれた
口をなだめて終了。 

あまりに満腹なのでホテルに帰る途中、クラークキーで降ろしてもらい、しばし、夜のシン
ガポールを探索。 といっても子連れだし、お腹はいっぱいなので、川沿いの店を
30分程ひやかして歩いて、タクシーを捕まえるのに30分かかって帰る。

ちなみに、この日の昼食は、高島屋デパートの地下のホーカーズでドライワンタンミー、チキンや
きそば、ワンタンスープ、しめてS$9.9。 デパートのホーカーズでも、まずまずの味。 
その後、ホテル近くのタングリンモール(ショッピングセンター)地下のホーカーズで、鶏の唐揚げを食べ
る。これがまたからっと揚がっていて熱々で味もよく、シンガポールの唐揚げはどこ
で食べても美味しい、と深く感動したのであった。 塩味あり、醤油味あり、ど
れも香ばしくて美味。


                          洋ちゃん 川崎



#9378/9379 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/10/26 15:41 ( 42)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その11)    洋ちゃん
★内容

飲茶はここ! レイガーデン   オーチャードショッピングセンター内

夕食を取るとなると高級すぎちゃうけど、飲茶なら安くて美味しいのが、レイガ
ーデン。 チャイムスにある店が有名だけど、このショッピングセンターの中の
店も、高級感あふれ、店員のサービスよろし、で二重丸。

何てったって、私が身ぶり手振りで話をしていたら、呼ばれたと思って、店員さ
んが飛んできた位なんだから。 1テーブルに少なくとも3人は目を光らせてい
る様子。お茶もとぎれることがない。 さまして飲もうと思っているのにつぎ足
してくれちゃうのだもの。

注文:ニラ餃子(S$3)、エビ餃子(S$4)、ワンタン入りフカヒレスープ(S$8 x3)、
   チャーシューパイ(S$4)、焼きチューファン(S$4)、大根もち(S$3)、ゴマ
   団子(S$1 x8)、マンゴープリン(S$4) コーラ(S$3.5)、税、サービスが付
   いてS$72.32(\5,062)

またまたどれも美味しい、はずれ無しの選択。 ニラ、エビ餃子(蒸し)は口に
入れると透き通った皮がプチンとはじけて、じゅわーっと美味しさが口の中に広
がって、、、と月並みな表現しかできない私がもどかしい。

フカヒレスープは小降りの腕に、フカヒレが入っているワンタンが餃子の様な形
ででーんと鎮座ましましている。 それをれんげでくずすとフカヒレがプワーと
でてきて、スープといっしょにすくって食べる。 美味しいじゃないの!

チューファンはもちもちしたお米の粉の皮。 タレが絶妙に美味しい。 大根も
ちって、英語でキャロットケーキだとは知らなかった。ここのは、6cm角のサイ
コロ状。食べがいがあった。

ゴマ団子は黒ゴマの餡が中に入っていて、回りは粉状の白ゴマがまぶしてある。 
一人2個、計8個も注文してしまい、お腹に重く残ってしまった。 美味しいか
ら食べてしまったけど。 マンゴープリンも食べなきゃ損。 果肉がしっかり入
っている。 シーズンにはドリアンの生、プリンもあるそうな。

やっぱり飲茶もいいよー。 この安さで高級中華料理店を味わえるのだから、滞
在中に一度は行かなくてはなるまい。

レイガーデンのあるオーチャードSCは、マンダリンホテルからも近いので、お
昼はぜひ、ここで。


                          洋ちゃん 川崎



#9391/9394 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/11/ 2 8:48 ( 50)
子連れで食べ歩きシンガポール(食その12)    洋ちゃん
★内容

もう一度来たかったのは、ウエストレイク イーティングハウス

いよいよシンガポール市内滞在中、昼食6回、夕食8回の最後の食事である。
私はもう一度リージェントのハイティーのスコーンを食べたいけど、スコーン
は東京でも探せば美味しいのは見つかるかも。ここでしか食べられないのは、
何だ!? やっぱり、ホーカーズのホッケンミーか、チキンライス、ドライワ
ンタンも食べ足りないし、カレーパフも食べて無いぞ〜。とものすごく悩んだ
あげく、ダンナの「ウエストレイクのチャーハン食べたい」の一言と「ここの
焼き餃子も美味しいんだよね」のA氏の発言でウエストレイクに決まり。

注文:チャーハン(S$4)、マーボー豆腐(S$6)、鶏の唐揚げ(S$8)、餃子(S$5.5)
   固い焼きそば(S$4)、餡入りパンケーキ(S$5)、生ビールピッチャー
   (S$19.9)、   税、サービスが付いて、割引券利用でS$60.40(\4,228)

どれも説明不要のありふれた料理ばかりだけど、満足、満足で締めたのだった。
結局いつもの食事が一番美味しく感じるのかしらん?

ウエストレイク、なんでこんなに安くて美味しいのだろう?

もちろん、店はぎゅうぎゅうに客がひしめきあって、椅子がぎちぎちなので、
客同士譲り合って場所を確保しなくてはならない。 昼のレイガーデンとはまっ
たく違っているけど、店員は、忙しい中でも、料理の説明を詳しくしてくれ、
決してサービスは悪くない。 ま、中国人系の人の話し方って怒って突っかかっ
て来るみたいだけど、別に悪気があるワケじゃないのである(らしい)。怖じ
気付く必要なし。

ここを知ったおかげで、日本に戻ってからはどこの中華料理も美味しく感じな
かった。「ま、普通ね」が口癖になってしまった。 美味しい感動を味わう機
会が段々少なくなってしまいそうで悲しい、、、。


そして、ここの夕食を最後に空港へ行き、歯磨きを済ませて、飛行機の中では
寝るだけ、の状態で乗り込む。夜の便で時差が無いのは、本当に楽。あ、もう
着いたか、って感じだった。

昔は機内食も楽しみの一つだったけど、「食の合宿」の後では「うぇー、何こ
れ」。それでも、乗ってすぐ出された箱入りサンドイッチは「朝食べたくなる
かも」とキープ。着陸前に出たお粥はちょこちょこってつまんで終了。

そのサンドイッチは結局、家に持ち帰って昼に食べようかと出してはみたもの
の、「ごめんなさい」って代物だった。 


というわけで、「食のレポート」はこれでおしまい。 次からは、「遊び・お
土産のレポート」です。 クラブメッド・ビンタンのレポートも書こうと思っ
ています。


                          洋ちゃん 川崎



#9435/9435 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/11/19 11:17 ( 76)
子連れで食べ歩きシンガポール(遊その1)     洋ちゃん
★内容

子供を預けて、のんびり、ゆったり   クラブメッド ビンタン

洋ちゃん夫婦は浜辺でのんびりしたり、マリンスポーツをびしばしやったり
が非常に好きなのである。 多少、興味の対象が違ったりはするけど、とり
あえず、山登りよりは海系の遊びが共通している。 身体中シミだらけにな
るのもいとわず、日焼けも大好きなのである。 こんがり日焼けがかっこよ
かった1970年後半から80年を青春時代で過ごしたもので。

そんなわけで、子連れの海外もとりあえず「海」が一番に候補にあがり、2
年前に行って超・美味しかったシンガポールを経由して行ける「島」を研究
した結果、シンガポールからフェリーで40分、インドネシアのビンタン島
の地中海クラブに決定。

地中海クラブは、過去、プーケット、モルディブについでこれで3回目。 
高めのツアーなのだけど、美味しい食事、スポーツ各種、全部料金に含まれ
ていて、精力的にこなす私達にはまあ、元取れるかなってとこ。 食事は基
本的にビッフェ形式なので、好きなモノを好きなだけ食べられるのが何より。

今回は子連れということで、「子供を預ける」という大サービス(ミニクラ
ブ、キッズクラブ)を利用しない手はない。 2才から11才までの子供は
1日、スタッフが見てくれるのである。 4才以上は無料。 もちろん、部
屋でビデオをみせているだけ、なんてモノではない。 クラブ内のスポーツ
施設を利用して、1日中あれやこれややるのである。 バスケット、テニス、
プール、シュノーケル、空中ブランコ、トランポリン、セーリング、等など。
ショーもあって、踊ったり、ファッションショーをやってみたり。

日本人の先生はいなかったものの、スタッフは片言で各国の言葉をこなすの
で、日本人の子供たちも何人も参加していたので、すぐなじんで日本人同士
で仲良くなっていた。 日によって参加人数はまちまちだけど、各人種あり
で、なかなかみものなのである。 大体、外人の方が積極的で、日本人はモ
ジモジ気味。 時折、お、日本人にしてはやるじゃん、と思うと、韓国人だ
ったり、台湾人だったりする。

ミニクラブは、朝8:30〜17:00、19:00〜21:00。 この間好きな時間だけ預け
てもいい。 着替えと帽子を持たせて連れていって、ノートにサインしたら、
後はよろしく。 夕方の2時間はシャワータイムということで、一度連れて
帰り、シャワーを浴びて着替えさせてまた夕食から預けちゃうのだ。 朝食
を子供と食べたら、昼食、夕食は夫婦でゆっくり食べられる。 これは何よ
りすばらしいことだってことは、子供のいる人なら分かるでしょう。 食事
中、ずーっと小言をいわなくていいんだから!

子供にしても、友達と一緒に食べたいモノを食べて(当然、嫌いな野菜は残
し、コーラを飲み、食後のアイスクリームは山盛り)少々お行儀が悪くても
そんなに怒られない。 天国なのである。 先生達も若いお兄さん、お姉さ
んで優しいし、一緒に遊んでくれるし、幼稚園時代に戻ったみたいで、もの
すごく楽しいみたい。

夜も9時に一度引き取った後でも、まだまだクラブメッド内はにぎやかなの
で、ミニクラブの子供たちをスタッフが引き連れて遊んでくれる。 うちは、
早寝のタイプなので、精々10時までがいいところ。 最終日の夜だけがん
ばって起きていようとするものの、10時半でギブアップ。 夜なのに、子
供の手をつないで見張って無くてもよく、放し飼いで大丈夫なのがいい。 
今度来たら、もっと起きていることにしよう。

うちの息子は、「明日、シュノーケルツアーに一緒に行く? それともミニ
クラブに行く?」と聞いても「ミニクラブがいい」というので、結局3日間
丸々参加。 私達とは、夕方の30分程岩場でシュノーケルでピチャピチャ
やった程度。 こうも手が離れると気が抜けたというか、寂しいというか。 
子離れってこんなモノなのかな。

おかげで、滞在中に子供抜きでできたこと。
至福のマッサージ1時間半を2回/シュノーケリングツアー/ビーチバレー/
水中エアロビ/浜辺で読書/海水浴/カヤックツアー/ウインドサーフィン/
空中ブランコ/ゆっくりランチタイム及び夕食/プールで好きなだけ泳ぐ/
等など。

他にも体育館でできるスポーツ各種があったのだけど、時間(と体力)が足
りず、断念。 スカッシュはやってみたかったのだけど。

久しぶりの地中海クラブで思いっきり楽しんだので、居る間に次の予定をた
ててしまったくらいである。 来年の5月、ダンナのリフレッシュ休暇を使
って、今度はサホロの地中海クラブだっ! 噂のウニ・いくら食べ放題を体
験するぞー!!

                          洋ちゃん 川崎

番号またはコマンド=RB-
#9453/9457 世界の旅 コメント数(0)
★タイトル ( ) 99/11/29 8:44 ( 88)
子連れで食べ歩きシンガポール(遊その2)     洋ちゃん
★内容

バカンス村滞在日記(1)       クラブメッド ビンタン

シンガポール発ビンタン4泊5日、というパックをシンガポールの旅行社で
友人に取ってもらったため、ビンタン島に到着するまではガイドは居ない。
前日泊まったホテルはチャンギ空港をはさんでフェリー乗り場の反対側で、
市内に泊まるよりは近い。 でも、勝手が分からず不安な子連れ一家は2時
間も前からフェリー乗り場で待つ。 それらしき観光客も居ないし、窓口に
も係りの人は居ない。 私が持っている券は搭乗券ではない。 友人宅に電
話しても留守。 旅行社に電話しても通じない。 クラブメッドの看板も無
い。 しばし不安な時間をすごしてから、ようやく人がきたフェリー会社の
窓口に行って、券を出すと、搭乗券をくれ、スーツケースは向こうへ出せ、
というしぐさ。 ほっと安心。 観光客も増えてきた。

インドネシアに行くので、税関があり、パスポートをだして簡単な手続き。
酔い止めを飲んで、乗り込む。

ビンタンはいくつも大型ホテルがあり、大勢いた観光客もバラバラに迎えの
バスに乗り込み、一緒にクラブメッドに行くのは、インド人家族とうちだけ。 
迎えの人はカタコトの日本語で「ミニクラブ最高」と親指をたてて息子に話
しかける。 これでまた期待が膨らむ私。

部屋までは韓国人G.O.(クラブメッドでは、スタッフのことをG.O.という)
に案内され、これまたカタコト日本語とカタコト英語(私)で会話。 滞在
中、この調子で会話することになる。 毎度のことながら、もう少し英単語
をしっていたら、ヒアリングが良かったら、と思う。

まずは、昼食。 広くて、種類もいっぱいあって、ワインどころかビールも
飲み放題なのがすごい。 当然、ダンナは滞在中毎回4杯はビールを飲み、
3杯以上のワインを飲むのであった。 ダンナは元を取っていると思う。

その後に説明会。 日本人G.0.が村内を案内しながら説明する。 うちはク
ラブメッド経験者なので、スムーズに終了。 どこのクラブメッドも基本は
同じ。 銀行やレストランのあいている時間、予約などの手続きをする時間
を知っておけば、大丈夫。 後は掲示板を見て、今日のアトラクションを確
認して、やりたいモノがあれば、参加。 やりたくなければ、ブラブラして
いればよし。

それから、プールへ。 少し寒いかな、と思ったけど温水になっていて、水
の中は暖かい。 深いところもあるが、泳いでいる人も少ないので、気持ち
よく泳げる。 息子も足が着かないところでも、犬かきでどんどん泳ぐ。

予約が必要なモノはさっさとするのが、洋ちゃんのポリシー。 マッサージ
を見つけ、翌日予約。 105分でS$140(=\9,800)だけど、高い安いの問題では
ないので、躊躇無し。 私はケチでは無いのだっ!

初日の夜は、夕食後にコインランドリーで洗濯、10時就寝。

<クラブメッドの食事事情>

国際的なビッフェタイプの食事は、日本、インドネシア、中華、韓国、フラ
ンス、イタリア、アメリカ等。 後は日替わりでメキシカンがあることも。 
和食はまずまずで、お茶漬けの小袋あり、緑茶のティーバックあり、冷たい
麦茶あり、漬け物各種(たくわんやシバ漬け)ご飯も日本のお米らしい。 
味噌汁も。 当然、食器もお椀、お茶碗、割り箸あり。 悲しいかな、やっ
ぱり私は日本人なので、とりあえず、ご飯を皿にもって、おかずを国際的に
選ぶ、というパターン。 バンズに野菜とステーキ載せて、ハンバーガー作
ったらそれでお腹一杯になっちゃうし、、。

料理は、その場で調理しているモノもあり、私はインドネシア風の揚げたて
薩摩揚げ(チリソースがけ)がお気に入り。 少しづつ取るモノだから、3
度も4度も取りにいき、コックさんに顔を覚えられてしまった。 ソースも
辛さがいろいろあり、どれも旨い!

さすが本国フランス仕込みのフランスパンが美味しい。 皮がパリとしてい
て、かめばかむほど味があって。 他にも胡桃入りのドイツパンあり、棒み
たいなのあり。 パンに、これまた何種類もある世界のチーズを載せて、ワ
インを飲めば幸せってもんでしょうね。

山盛りのトロピカルフルーツ。 モルディブでは食べ過ぎてお腹を壊したの
で今回は1つ2つづつ食べた。 思わぬ美味しさは、パイナップル。 皿に
山盛りにして食べている人を見たので、ためしに食べてみると、良く熟れて
いて甘い。 ついついお代わりをしてしまった。 さすがにドリアンは無か
ったけど、ほとんどのフルーツはあったかな。 一通り体験。 

ケーキにアイスクリーム。 アイスだってただ、コーンに載せるだけじゃな
くて、チョコレートやフルーツソースのトッピングもある。 ただでさえ甘
いアイスなんだよー。 ケーキも甘ーい。 中には美味しいのがあったりす
るけど。 感が冴えていないと失敗する。 5つトライして1つ美味しかった。

この調子で内容を一つ一つ紹介しているとキリがない。 レストランは他に
予約の必要なイタリアンレストランとシーフードBBQがある。 もちろん、
どちらにも行き、満足している。 何てったって、子供無しの食事だから、
2時間かけてじっくり飲み食べできるのである。 もう食べられない、とい
うとこまで食べても長くいるうちにまた食べられるようになる、、、。


                          洋ちゃん 川崎