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ベトナム旅行記(2005.7.21〜27)

ハロン湾 2005.7.22撮影 &旧南ベトナム大統領府 2005.7.25撮影

 



7月21日

2005.7.21
ベトナム航空のスチュワーデス
ベトナム航空のエコノミー席は、全日空やJALに比べて前の席との間隔が広いので、ゆったりしている。お薦めだ。
14:40 成田から約5時間半でハノイのノイバイ空港に到着。ムッと南国の熱気と香りが押し寄せてくるが、気温は約32度で東京より涼しい。
ノイバイ空港で税関を抜けた所で、両替。1万円を両替したら139万2000ドンになった。1万ドンが約70円だ。札束を受けとると急に金持ちになった気になるが、まずは札の確認が肝心。
空港から車で約50分でホテルに到着。ガイドのホンさんにシン・カフェに電話してもらい、明日のハロン湾日帰りツアー21ドルを予約。
16:20 ホアンキエム湖見学。思ったより小さく、水が汚い。亀の塔が見える。アベック多し。羨ましい。
バイクが多い。ゆっくり横断するのがコツ
17:00 友人夫妻と感激の再開。中越地震の際のテント設営を感謝される。
玉山堂見学。亀が大きい。スッポン
 
 
 

湖畔のレストラン・トゥイータで、ココナッツアイス入りストロベリージュース14000ドンを飲む。アイスが美味。友人のおごり。感謝。
レストラン・シーズンズでS女史、H女史、フォイさん(24歳)と会食。いずれも、ハノイの大学の日本語教師。
料理は、揚げ春巻き、つくね串焼き、ゴイ・ゴーセン(蓮の茎、エビ、豚肉などを魚醤油であえ、砕いたピーナッツをまぶしたもの)、蓮の代わりにココナッツ細切りをあえたもの、ガー・サオ・オッサン(豚肉とピーマン、人参、タマネギを炒めたもの、中華風)、エビ半身ロースト、蟹玉スープ、トマトスープ、鶏肉のクリームスープ(ココナッツミルク入り)、チャー(ベトナムぜんざい)など多数。うーん、満足、満腹!
 
 
Thui_Tienホテルは、居心地のいい清潔な部屋だが、ウエルカム・ドリンクなし、リンス、洗剤なし、バスタブが小さい。裏通りに面しているので多少うるさい。CNNしかない。15A、125Vのコンセント1個あり。他は、日本のコンセントがそのまま使える形状だが、220V。トイレの水流が弱いので、トイレットペーパーを4片以上使うと詰まる。シャワーでお尻を洗うしかない。フロントにセキュリティボックスあり。最初に半日ほどパスポートをホテルが預かる。私は預けっぱなしにした。
 

7月22日


6:00 起床。洗面、ひげ剃り、最上階のレストランで朝食。まあまあ。フォーボーはタイと同じく薄味で、自分で調味料を添加して、味を調える。ヌックマム、レモン、砂糖、唐辛子は欠かせない。
 
7:50 シン・オフィースのガイドのチイさん(小柄で笑顔が素敵な女性、23歳くらいか?)がホテルまで迎えに来た。私が最初の客。
 

9:00 いろんなホテルを回って、客を拾い、やっとホー川(レッドリバー)を渡り、高速道路を突っ走る。
10:00 刺繍工場に到着。トイレに行くとガイドさんに断ったが、トイレから出ると、誰もいない。置いていかれたかと焦りまくる。カメラ付き携帯のお陰で仲良しになったベトナム人カップルをやっと見つけて、ガイドの所へ連れていってもらう。30分の休憩だそうだ。乗ってきた車のナンバーくらいは覚えておこう。さっきのカップルから、根っこ付きの小さなジャガイモのような果物をもらう。小さなライチーみたいだ。
  

12:00 バイ・チャイに到着。観光ボート(50人乗り?トイレ付き)に乗船し、ハロン湾観光に出発。海の桂林の名に恥じない名勝、奇岩の連続! 家内と一緒に来たかったなあ。
 
 
  闘鶏島
 
 
ティエンクン大鍾乳洞
  天然自噴泉
 ダウゴー洞 鍾乳洞出口からの眺め


船内で向かいに座った韓国人教師のハンさんとチェさんと仲良くなる。果物売りのボートから、ランブータンを1ドルで買い、「一緒に食べませんか?」と誘うと、オーケーしてくれたのだ。旨い!
 


我々の前に、次々とハロン湾の絶景が広がる。思わず「ハウ・ビューティフル!」

お昼時になると、レストラン・ボートに横付けして、他の韓国人とも一緒にシーフードランチを食べて仲良くなる。韓国人は辛いもの好きなので、本当に唐辛子ペーストを持参していた。味見させてもらったが、いやあ辛い!


20:00 夕食
Chuyen(Lo Su St.とLy Thai To St.交差点角。水上人形劇場近く)という食堂(歩道が客席)で夕食
鶏粥1万ドン、ハリダ・ビール7000ドン、青菜炒め1万ドン。旨い!
 
 
 
まだ物足りないので、ChuyenよりLy Thai To St.を10メートルほど南下した食堂で、ビーフステーキ・セット 2万4000ドンを食べた。肉は少々薄くて固いが、この値段なら十分だ。

7月23日


6:00 起床。すごいスコールで、ホテルの前の道路が川のようになった。排水溝がつまったらしい。
 
6:30 朝食。シェフのオムレツとフォー(今日はビーフン)が旨い。
同席したベトナム人と話がはずむ。彼は、トゥアンさんといい、ホーチミンでベトコン・バンクのディレクターをしており、私が明日ホーチミンへ行くと言うと、ホーチミンのお奨め場所をいろいろと教えてくれた。

7:20 雨が小降りになってきたので、ベルボーイにタクシーを捕まえてもらい、ホーチミン廟へ行く。タクシーの中で気がついたが、ホーチミン廟では半ズボン禁止だそうだ。でも、今日に限って半ズボンだ。入場すると、案の定 警備兵に捕まり、回れ右して、手荷物預かり所でバッグを預け(英文パンフレット4,000ドン)、ズボンを借りる(6万ドン。高すぎる!)。さらに携帯を別な場所で預け、身体検査ゲートをくぐる。長蛇の列に加わり、いよいよ廟内へ。帽子とレインコートを脱ぎ、私語を禁止され、救国の英雄ホーチミン氏の保存遺体とご対面。レーニンと同じようにロシア人技術者によって保存されているそうだ。ちょっと血の気が抜けたように皮膚が白い点を除けば、眠ったままのように見える。廟を出てすぐの所に携帯の返還所があるので忘れずに。忘れると、私のように広大な園内をさまよう羽目になるのだから。
ホーチミンの家などを見学した後、5,000ドンを払って(外国人のみ)、ホーチミン博物館へ入場。ホーチミンの生家の模型や生い立ち、革命の歩み等を分かりやすく展示している。
 廟  ホーチミン博物館
 
それから徒歩で軍事博物館へ行く。蒸し暑く、汗がしたたり落ちる。入場料2万ドン、カメラ5,000ドン。園内には、ミグ戦闘機や戦車、火砲、ヘリなどが屋外に展示され、対仏独立戦争の決戦場であるディエンビエンフーの戦いやアメリカとの戦争の様子が分かりやすく展示されている。目玉は、1975年4月30日にサイゴンの大統領府(現統一会堂)に最初に突入したT54B戦車843号の実物展示だ。ふらっとさんが見たら、狂喜乱舞しそうな場所だと思う。
↓ミグ戦闘機
 
 
↓T54B戦車843号 
 

 
 
そこから、ハノイ大教会へタクシーで行き、さらに徒歩で国際郵便局へ行き、絵葉書を出す。しかし、ここの女性事務員は不愛想きわまりない。エアメールの料金を聞いても、コンピューターの操作に夢中で見向きもしない。あまりに無視されたままなので、場所が違ったのかと思い、他へ行きかけると、ここでいいと言い、料金を渡しても、またしばらく無視された。他に客がいないのに、これだけ待たされた経験はない。
 
また徒歩でホテルに帰り、汗まみれなので風呂に入ってさっぱりして、友人に電話すると、こちらにタクシーで来てくれるとのこと。持つべきものは、親切な友人である。感謝。
 
12:50 友人到着。私の行きたかったドンキン(73 Cau Go)という中華料理店に連れていってくれた。ここは、平日5万ドン、土日69,000ドンでランチ・ビュッフェ(点心などを食べ放題)をしている。入り口には、バイクが駐輪していて、とても食堂とは思えない。2階がお店だ。この値段で、こんなに美味しい点心などが食べ放題とは、食いしん坊の私にとっては、天国のような所だ。あんまり食べ過ぎて、友人に呆れられる。また、友人に奢ってもらってしまった。ひたすら感謝。
 
 
14:30 友人のコンドミニアムに到着。1ヶ月18万円で、テニスコート、プール、ハウスクリーニング付きの3LDK(2ベッドルーム・2バスルーム。居間は20畳以上)とは素晴らしい。ここで、プールで泳ぎ、インターネットを使わせてもらった。
 
 
19:00 メキシコ料理店 Al FRESCO’S(23L Hai Ba Trung)で、タコスと串料理盛り合わせを肴にビールを堪能。友人が生ビールを頼むと無いという。しかたがないので、ハリダという瓶ビールを飲んでいると、隣のテーブルに生ビールが運ばれていく。友人はたまらず、ウェートレスに文句を言い、謝ってくると、「イッツ ジョーク」とさらりと流す。私には出来ない芸当だ。ここのお勘定は、税込み451,000ドン(約3,000円)。ハノイにしては高いが、満員で入りきれない盛況なのだから、味は確かだ。ここも友人の奢りになってしまった。感謝するだけだ。
 

7月24日


7:00 雨なので、タクシーでドンスアン市場へ行く。10分もかからずに到着したが、まだ開店準備中の店が多い。広場のある2階建ての市場は、衣類や雑貨や電気器具などを売っている店が多い。隣の建物は食料品で、主に乾物を売っているが、匂いが強烈だ。干した香辛料などが多いが、スルメも売っていた。
  
 
まわりの店をぶらぶら見物していたら、いきなりのスコール。近くの食堂に飛び込む。小さなお好み焼きをフライパンで焼いていたので、音声翻訳機で「同じものをください。」とオバサンに頼んだら、機械が大受け。娘にも聞かしてくれと頼まれて、また発音させる。他の客も集まってきて、お好み焼きを注文していた客は、注文品を私に譲ってくれた。感謝。
  
これが、バイン・ミー・ティット(1万ドン)といって、フランスパンに先ほどのお好み焼きと何かのパテ(美味しいが、原料は聞かないほうが良さそうだ。)と薄切りキュウリをはさんで食べる。ちょっとチリソースをつけ、ライムの汁を振りかけると、これが絶品! オバサンは、他にもいろいろと勧めてくれるが、これだけでお腹がいっぱいなので、豆乳(4000ドン)だけを注文。他の客には入っていない氷をサービスしてくれたが、氷は曲者なので、溶けないうちに急いで飲み干す。ほの甘くて、うまい。オバサンを携帯で撮影したら、これも大受け。
 
そうこうしているうちに友人宅に忘れた帽子を受け取りに、ヴィンコン・タワーに行く。忙しい友人がわざわざ届けに来てくれたのには感謝感激だ。
 
10:00 タクシーで歴史博物館に行く。入場料15000ドンだが、カメラ持ち込み料3万ドンをごまかすために、携帯だけをポケットに忍ばせて入場。日本語パンフレットをもらった。入り口でバッグを預けて、館内を回る。石器から20世紀まで、ジオラマなどを駆使して分かりやすく展示してあるのには感心した。中国に1000年くらい占領され、独立後も明や元や清やフランス、日本、アメリカと戦っている。大陸の歴史は、どこも過酷のようだ。
  

  玉座
 中庭
 
11:00 ダンチュー・ホテルのマッサージを1時間頼む。95000ドンだ。個室に入ると、マッサージ嬢が入ってきて、シャワーを浴びてこいという。そうしたら、今度はパンツまで脱いで裸になれという。うーん、怪しい。スッポンポンになり、タオルを腰に巻いて、マッサージ台に横たわる。背中の筋肉を肘でゴリゴリやられる。痛いが気持いい。足裏も肘でやられて、呻くが、これも効く。裏返されて、天井を見ながら、足を揉まれ、さらに足の付け根付近まで丁寧にマッサージされると、男の本能であそこがムクムクと立ってくる。彼女は、口であそこもマッサージしようかと言ってくれたが、ホテルから空港への出発まで時間がないのでノーサンキュー。終わって、2ドル(約3万ドン)のチップをやるが、ケチと言われた。やりすぎたくらいなのに・・・。
 
12:30 レイト・チェックアウトして、迎えのガイドのホンさんと出会い、空港へ。途中、我慢しきれなくて、田圃の真ん中で、ホンさんと一緒に放水。
 
13:00 チェックインして、国内線の出発ロビーの食堂で、ヌードル・スープ25000ドンを注文。麺とスープはインスタントだが、鶏肉とモヤシと香草は本物だ。チリソースと砂糖を入れると、まあまあの味だ。
 
15:00 NV225便でホーチミンへ出発。
17:50着。ガイドのポンさんの案内でHuong Senフォンセン・ホテル312号室。窓の外は隣のビルの壁と屋上で最悪。部屋は、古いが落ち着いていて悪くない。ロビーは素敵だ。場所もドンコイ通りに面していて最高。
 
 
19:00 機内食も食べたので、お腹がすいていない。軽食で十分なので、ホテル近くのBRODARDデリカテッセン(11 NGUYEN THIEP St.-QUAN1)というケーキ屋さんで肉団子入りパイやケーキなどを買う。店の前にはバイクがいっぱい駐輪し、店内も地元の人でいっぱいなのだ。狙い通り、とっても旨かったよ。特に肉団子入りパイやバナナケーキ(パイナップルも入っていて、上面にオレンジマーマレードが塗ってある。)が絶品だった!
 
19:30 国営百貨店の2階に上がり、1時間15,000ドンのインターネットを楽しんだ後は、同じ階のスーパーで土産物を買い込む(ただし、54-56 Nguyen Traiのゼン・プラザ6F?の方が割安)。アオザイ姿の日本人美人二人組と知り合い、土産物にはこれがいいと教えてもらった。感謝。
22:00 ホテルの部屋に戻り、洗濯をし、入浴をすませ、パソコンに向かう。
23:00 就寝。お休みなさい。グー・・・。
 

7月25日


7:00 起床、朝食は6階のレストランでビュッフェ。シェフ焼きたてのパンケーキとハム・オムレツは旨い! 他に空芯菜の炒め物、果物、ヨーグルトは、お腹の調子を整えるのには欠かせない。
 
8:30 ガイドのポーさんが来る。日本人親子4人組と一緒に、サイゴン大教会などを回る。
  

サイゴン大教会前の新婚さん
 中央郵便局
 市民劇場
ペンタイン市場は、大変な活気で、通り過ぎる店全てが商品を売りつけようとする。私が、よほどカモに見えるのか。Tシャツを物色していたら、とうとう捕まってしまった。ナイキのTシャツにちょっと色気を出したのを見抜かれたらしい。1枚20ドルと吹っかけてくる。「マッカオ!(高すぎる)」と言って、他の店に行こうとする度に、値段が下がっていく。9ドルまで下げたので、まあいいかと思ったが、「2枚買うならディスカウントするか」と聞くと、「イエス」の返事。2枚で15ドルまでまけさせて、手を打つ。関西人の友人たちなら、もっとまけさせるのだろうが、現地の人に適当に儲けさせることも外人の義務かと思い、ほどほどにしておいた。この値段なら偽物でもいいかなと思ったのだ。
 
 
10:30 安宿街であるデタム通りをうろつき、シン・カフェ近くのサイバー・カフェ2階でインターネット(1分100ドン=約0.7円)を楽しむ。ADSLという割には遅いが、エアコンもあるし、料金が安いので、ゆったりできる。家内からのEメールを読み、返信し、いつものコースを巡回する。この時間だけは、日本と流れる時間が同じような気がして、ほっとする。しばらくすると、いきなりの激しいスコール。今年のホーチミンは、スコールが多いそうだ。午後4時頃にもスコールがあった。普通は1日1回なのになあ。
 
 
シン・カフェ近くで、TNK JAPAN(230 De Tham St. /www.tnkjapan.com)というツアー会社の勧誘を受ける。学生みたいな日本人がパンフを配っていたが、メコンデルタ日帰り17ドル、カオダイ教とクチトンネル日帰り14ドルという日本語ツアーでは破格の安さだった。行かなかったので、その価値は知らない。
 
12:30 インターネットを終え、またペンタイン市場をひやかし、ニューランというパン屋さんでバイン・ティット・ミー(フランスパンのハム・サンド)1万ドンを購入。パテとハムと野菜とフランスパンのハーモニーが素晴らしい。さすが、市内最高と言われるだけはある。チリソースとライムがあれば、もっと旨いのになあ・・・。臥竜点晴を欠くというところか。
 
快晴となり、気温がグングンと上がっていく。ホテルに帰り、シャワーを浴びてさっぱりし、午睡を楽しむ。
 
15:00 少し寝たので、気分がよくなった。ホテルからすぐ近くの Royal Foot Massage(36 Mac Thi Buoi St.)に行く。インターネットでの情報収集の結果、ここのコスト・パフォーマンスが最高らしい。
可愛いアオザイ美人に70分10万ドンの料金を確認後、入店。2階のエアコンの効いた大部屋に案内される。しばらくして、アグネス・チャンにちょっと似た可愛いミニスカートのマッサージ嬢がお湯の入った桶を持ってくる。ここに足を入れろということらしい。両足は、桶の中で丁寧に洗われた後、彼女の太股に広げたタオルの上で、綺麗に拭かれ、ずっと太股の上で交互にオイル・フット・マッサージを受ける。うーん、天国だ。最後の方で20分くらい両手と背中のマッサージを受けて終了。満足し、3ドルのチップを渡す。彼女も嬉しそうだ。
 
18:00 ホテルでパソコンに打ち込んだ後、夕食に Tan Hai Van(162 Nguyen Trai)で夕食。テレビに映っているレアル・マドリッド対ヴェルディの試合を応援しながら、各種点心をぱくつく。どれも一皿100円くらいなので好きなだけ注文し、タイガービールで流し込む。うーん、これも天国。試合も3対0でヴェルディの圧勝で気分がいい。レアルはよほど体調が悪いのか、各選手にキレがない。しかし、途中で映像が中断してしまったのが、ベトナムらしい。明日も来よう。

 
20:00 近くのゼン・プラザ(54-56 Nguyen Trai)という日系のデパートで、ネクタイと半袖シャツを購入。ちょうど半額セールをやっていたので、余りそうなドンを使う。シャツはしゃれたデザインだと思ったが、後で確認するとタイ製だった・・・。
 
23:00 パソコンや読書を楽しんだ後、風呂に入って、就寝。お休みなさい。明日は、帰国かあ。時間が経つのは早いものだ。
 

7月26日


7:00 起床
8:00 統一会堂へ徒歩で出発。30分後、到着し、入場料15,000ドンを支払う。1975年まで南ベトナム政府の大統領府、それ以前はフランス総督府だった所だ。国書奉呈室がもっとも立派で、壁一面の巨大な漆で作られた壁画がある。上映室、夫人専用のパーティー室もあり、屋上には米軍のヘリが展示してあった。運命の4月30日には、ここから飛び立つ米軍のヘリに必死で乗ろうとしたベトナム人を殴って乗せまいとしているアメリカ人がいた。それを撮った写真は、南ベトナムの本質を表したものだったかもしれない。
 ここに突入した戦車(コピー)
 宴会室
↓大統領執務室、賓客室
 
↓国書奉呈室、夫人用宴会室
 
 
 
9:30 サイゴン河畔に立つ。老人がのんびりと釣り糸をたれている姿は、ずっと昔から変わらないような気がした。この川沿いの大通りは、幅が広く、車の量もすごいので、渡るたびに寿命が縮まる気がする。しかも、近くには信号すらないのだ。
 人民議会堂
 
10:00 ホテルに戻り、休息。
12:00 チェックアウト
 
ペンタイン市場でバインセオ1万ドン(よそから持ってきてくれた。ベトナム版お好み焼き。焼きたてで熱いので、サラダ菜などに包んで食べる。美味。なお、野菜には寄生虫の卵がついていることがあるので、よく加熱すること)、チェー5000ドン。チェー・ダウ・サン(緑豆・寒天・ココナッツ入りの氷あんみつ)を作ってくれた店のお嬢さんに「ゴン・クア(おいしい)!」と言うと、最上の笑顔のお返しをくれた。その後、またデタム通りのサイバーカフェでインターネット1時間。
15:00 ゼンプラザ7階のレストランで、アイスコーヒー、アイスクリーム・ケーキ計29000ドンを食べる。6階のスーパーで土産を買う。ここが一番安い。水0.5リットル2000ドン
16:00 公園を散歩。同じように散歩する人、ジョギングしている人、バドミントンのコートとネットを使って、ボールを蹴り合う人々(3人で1チームとなり、1セットごとにサーブを交換。頭と足だけを使う蹴鞠のようなゲーム。結構、見応えがあり、私も拍手したりしていました。)、様々です。
17:30 夕食は、また「新海雲」で蝦蟹炒飯4万ドン(蝦、蟹がいっぱい入っていて美味)、缶入り冬瓜茶・低糖12000ドン(これが、あっさりして、実に旨い。もっと早く出会いたかった。)。今回のツアー会社Le Phong Tourism(72/6 Tran Quoc Toan。ペンタイン市場の近く)でフットマッサージ1時間8ドル(チップ込み)。気持ちよくて、つい寝てしまった。マッサージの間に寝込むのが最上の眠りですね。

20:30 ホテルのロビーでガイドと会い、空港へ。チェックイン・カウンターで交渉して、足下の広い非常口席を取る。夜行便エコノミー席は、これじゃないと駄目なんだなあ、私は。
 

7月27日

1:30 23:40発VN950は機体整備のため約2時間遅れで成田へ飛び立つ。機乗してからの遅れだったので、睡眠時間が増えただけだったのは幸いだった。待合室では一人旅だと眠れないから。

8:50 成田空港着
11:26 新潟行きの新幹線に乗車。駅のコンビニの「鮭の寿司」おにぎりが旨い! 夢中でかぶりつく。私が求めている日本の味の代表だ。これに、無糖の日本茶が実に合う。ベトナムの町中には、無糖のお茶なんて売っていない。日本茶のペットボトルを置いているスーパーに行くか(ホーチミン市内で2軒しか見つけられなかった)、自分でお茶をいれないと駄目なのだ。いや、食堂でサービスに出してくれるベトナム茶があったか(おしぼりは有料だが)。

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