横浜・中川駅前歯科クリニック
ガルバニー電流

銀歯でアルミ箔をかんだとき、あるいは金属製のスプーンやフォークをかんだ時に、キーンとした不快な感覚が生じます。これを「ガルバニー電流」といいます。

歯科治療で使用している銀歯をはじめとする金属は、様々なものが使用されています。異なった金属が口の中にあると、
唾液が電解質となって電位差が発生し、電流が生じることがあります。これもガルバニー電流です。聞きなれない言葉ですが、歯科学生が必ず習う事項でもあります。


●問題点
ガルバニー電流によって、ごくまれに痛み、違和感、金属味(味覚障害)を生じることがあります。また、ガルバニー電流が生じると、陰極となった金属からイオンが溶け出して血液の中に入り、金属アレルギーを引きおこすことがあります。


●対策
ほとんどの人にとっては問題はありませんので、対策をおこなう必要はありません。

ただし、金属味などの自覚症状が気になったり、金属アレルギーの症状が生じたり、発症する可能性が高いときは、口の中の金属をセラミックスやプラスチック(レジン)に交換するなどの対策をおこないます。


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