横浜・中川駅前歯科クリニック
歯周病予防 Q&A
Q.歯周病の予防は、何歳くらいから気を付ければよいのでしょうか?
A.歯周病の原因は、歯についた歯垢が原因です。歯垢は歯あればつきますので、歯が生えた時点から気を付ける必要があります。特に40歳以上の方は、歯周病が進行しやすいので気を付けたほうがよいでしょう。
Q.予防のために、歯科医院に通ったほうがよいのでしょうか?
A.歯周病は病状がかなり進むまで、腫れや痛みなどの自覚症状がでにくい病気です。気付いた時には手遅れということもよくあります。
定期的に歯科医院で歯周病の予防処置をおこなうことにより、歯周病の発症や進行を抑えられます。
Q.歯みがきをしっかりすれば歯周病は防げますか?
A.日本人成人のほとんどが1日2回以上も歯をみがいていますが、8割が歯周病にかかっています。歯みがきだけでは歯周病を防ぐことは難しいのが現状です。
Q.手でみがくよりも、電動歯ブラシでみがいたほうが歯周病予防によいのでしょうか?
A.電動歯ブラシのほうが手用歯ブラシよりも歯垢の除去効果はやや高いようですが、電動歯ブラシか手用歯ブラシかというよりも、使用している方のみがき方による差のほうが大きいといわれています。
Q.歯みがき粉は歯周病向けの歯みがき粉がよいのでしょうか?
A.歯周病向けの歯みがき粉には、歯肉の炎症を抑える成分などが入っていますが、大きな効果はありません。歯周病の予防において大切なのは、いかに歯みがきをしっかりして歯垢を除去できるかです。歯周病予防の補助的なものとして考えるのがよいでしょう。
Q.うがい薬は歯周病予防に効果はありますか?
A.うがい薬だけでは歯垢の除去はできませんが、歯周病菌の殺菌作用があるものが多く、一定の効果は得られます。歯周病予防の補助的なものとして考えるのがよいでしょう。
Q.塩による歯肉のマッサージは歯周病予防に効果はありますか?
A.塩はわずかな殺菌効果はありますが、歯肉の血行をよくしたり、歯肉を丈夫にするような効果はみられません。粗塩でマッサージすると、かえって歯肉を傷つけてしまいますので気を付けてください。
Q.歯周病予防に適した歯ブラシはありますか?
A.全ての人に適した歯ブラシはなく、一人ひとりの歯並び、歯肉の状態などにより、適した歯ブラシは異なります。歯科医院でおすすめの歯ブラシを聞いてみてください。
Q.歯周病予防に適したサプリメントはありますか?
A.残念ながら特にありませんが、栄養不良、ビタミン欠乏は歯周病菌に対する歯肉の抵抗力を弱らせます。十分な栄養を摂ることが大切です。
Q.歯周病の予防に適した食べ物はありますか?
A.肉、魚、野菜、リンゴなどは、硬く繊維性に富んでいるので、食べカスや歯垢がたまりにくい傾向にあります。その反面、パン、クッキーなど炭水化物が多く軟らかくネバネバしているものは、食べカスや歯垢がたまりやすい傾向があります。
Q.生活習慣に注意することも歯周病予防につながりますか?
A.歯周病は細菌による感染症ですので、発症や進行には生活習慣が密接に関係しています。不規則な生活、誤った食生活、睡眠不足、喫煙は歯肉の抵抗力(免疫力)を弱らせ、歯周病を発症させたり、症状を悪化させやすくします。
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