コロナワクチン接種と歯科診療 Q&A
(2021年6月6日)
2021年5月に高齢の方のコロナワクチン接種が始まってから、ワクチン接種と歯科診療についてのお問い合わせを、ほぼ毎日受けるようになりました。

下記は患者様からよく受けるご質問です。ご参考になれば幸いでございます。詳細については、かかりつけの歯科医師にお問い合わせください。

新型コロナウイルス感染症について


Q.ワクチン接種を近々受けるのですが、虫歯や歯周病の治療を受けることはできますか?

A.通常は問題なく治療を受けることができます。

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Q.ワクチンの接種日がインプラント手術の次の日になってしまいました。インプラント手術は延期したほうがよいでしょうか?

A.手術内容にもよりますが、延期することが多い傾向にあります。

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Q.歯科で薬を処方されましたが、薬を服用していてもワクチン接種を受けることができますか?

A.薬を服用しているためにワクチン接種ができないということはありませんが、免疫抑制剤、ステロイド剤等を服用している場合は接種を慎重に検討したほうがよいこともあります。

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Q.ワクチン接種を受けるので、接種前後は薬の服用は中止したほうがよいでしょうか?

A.中止せずに薬の服用を続けたほうがよいでしょう。詳細は歯科医師、薬剤師にお問い合わせください。

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Q.金属アレルギーがあるのですが、ワクチン接種を受けることはできますか?

A.接種を受けることができます。金属アレルギーだけでなく、食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー体質などがあるといった理由だけで、接種を受けられないわけではありません。

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Q.アナフィラキシーショックとは何ですか?

A.薬や食物が身体に入ってから、短時間でおきることのあるアレルギー反応です。頻度は極めてまれですが、じんま疹、腹痛、嘔吐、息苦しさなどの症状が急におき、血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます。

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Q.歯科の麻酔でアナフィラキシーショックをおこしたことがあります。大丈夫でしょうか?

A.ワクチン接種を受けることはできますが、薬、食品など何らかの物質でアナフィラキシーをおこしたことがある方は、接種直後に調子が悪くなったときに速やかに対応ができるよう、接種後に通常より長く接種会場で待機していただいています。

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Q.アナフィラキシーショックの治療方法はありますか?

A.ワクチン接種後に、息苦しさなどの症状がみられれば、接種会場や医療機関で、アドレナリン(エピネフリン)という薬の注射をおこないます。その後、症状を軽くするために、気管支拡張薬等の吸入や抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴や内服などもおこないます。

接種後にアナフィラキシーショックがおきてもすぐに対応できるように、接種会場や医療機関では医薬品などの準備をしています。ご安心ください。



Q.ワクチン接種を受けようか迷っています 担当の先生に相談できますか?

A.できます。お気軽にご相談ください。

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Q.ワクチンは必ず接種しなければならないのでしょうか?

A.必ずではありませんが、国の予防接種法で努力義務に定められています。



Q.歯科医師がワクチン接種できると聞きました。中川駅前歯科クリニックでワクチン接種を受けることはできますか?

A.申し訳ありませんができません。歯科医師によるワクチン接種は、自治体の長(市長など)が看護師の確保が困難と判断し、医師会が合意して歯科医師会に要請があった場合に限られ、場所も集団接種会場に限られています。



Q.横浜市では歯科医師によるワクチン接種をおこなっていますか?

A.歯科医師によるワクチン接種をおこなっている自治体は多くありますが、横浜市ではおこなっていません(2021年6月6日現在)。



Q.中川駅前歯科クリニックのスタッフはワクチン接種を受けていますか?

A.診療になるべく支障がでないように、2021年4月から順次、ワクチン接種を進めています。2021年5月末現在、スタッフのほとんどが1回目の接種を終え、半数ほどが2回目の接種を終えています。



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