3Mix(スリーミックス)を使用した治療には、3Mix法(スリーミックスほう)と3Mix-MP法(TM)(スリーミックスエムピーほう)があります。
●開発の歴史
3Mix法は、1980年代より新潟大学の研究グループにより開発されました。3Mix-MP法(TM)は3Mix法をもとにして、新潟大学と仙台で開業の歯科医師により開発され、2000年に発表されました。
●薬剤
3Mix法と3Mix-MP法(TM)は、使用する薬剤は同じです。メトロニダゾール(アスゾール)、ミノサイクリン(ミノマイシン)、シプロフロキサシン(シプロキサン)という3種類の薬剤(抗生物質)を使用します。
新しい3Mix法では、ミノサイクリン(ミノマイシン)が使用する基材が硬くなるのを遅くさせることから、セファクロル(ケフラール)という薬に置き換えられています。
アズソール
ミノマイシン
シプロキサン
●基材
3Mix法ではαーTCP系セメントもしくはグラスアイオノマーセメントを使用しますが、3Mix-MP法(TM)ではマクロゴール(M)、プロピレングリコール(P)という2つの基材を使用します。
使用する薬剤と基材
| 治療方法 |
3Mix法 |
3Mix-MP法(TM) |
| 薬剤 |
メトロニダゾール シプロフロキサシン |
| ミノサイクリンもしくはセファクロル |
ミノサイクリン |
| 基材 |
αーTCP系セメントもしくはグラスアイオノマーセメント |
マクロゴール(M)
プロピレングリコール(P) |
●用途
3Mix法では大きな虫歯の治療に使用されますが、3Mix-MP法(TM)は虫歯の治療だけでなく、歯の根の治療、歯周病治療、歯を抜いた後の処置、口の中の怪我などにも使用され、用途が広いのが特徴です。
●効果
3Mix-MP法(TM)は3Mix法を改良して開発されたものです。基材(
MP)を使用すると、プロピレングリコール(
P)によって効果的に薬剤(
3Mix)が虫歯の部分に運ばれるとされています。また、基材(
MP)を使用することにより、薬剤(
3Mix)が使いやすくなります。
保管ケース
3Mix-MP
●そのほかの違い
3
Mix法は歯科医師が治療するのにあたって制限はなく、自由に治療をおこなえます。
3Mix-MP法(TM)は登録商標となっているため、歯科医師は許可なく治療をおこなうことはできません。所定の研修を受けることなどが求められます。
また、テレビ、雑誌、新聞等のメディアで、盛んに取り上げられているのは
3Mix-MP法(TM)で、3
Mix法はメディアには殆ど取り上げられていません。
3Mix-MP法研修終了証(当クリニックの歯科医師)
※3Mix-MP®は、登録商標です。3Mix-MP™、3Mix-MP法™、3Mix-MP療法™、LSTR 3Mix-MP療法™、はTM(商
標)です。3Mix-MP®、3Mix-MP™、3Mix-MP法™、3Mix-MP療法™、LSTR 3Mix-MP療法™に関するPriority
(プライオリティ=先取権)は星野悦郎並びに宅重豊彦にあります。
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