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インプラントを装着している人の割合
厚生労働省は5〜6年に1回、歯科疾患実態調査という大規模な歯に関する調査をおこなっています。歯科に関するものでは最大の調査で直近では2022年11〜12月に調査をおこない2023年6月に発表されました。
この調査によると
インプラントを装着している人は50歳以上では3〜5%となっています。
インプラントは機能面では非常に優れているものの、高額な費用がかかることもあり入れ歯やブリッジを使用している人に比べると少数となっていますが、前回の調査と比較するとインプラントを装着している人の割合は増加しています。
インプラント装着者の割合
令和4年歯科疾患実態調査(厚生労働省)
関連するページ 入れ歯人口
●インプラントを装着している人の数
歯科疾患実態調査(厚生労働省)、人口推計(総務省統計局)から、
インプラントを装着している人はおおよそ250万人と推察されます。
65〜69歳は団塊の世代で人口が多いこと、インプラント装着者の割合が高いことから、最もインプラントを装着している人が多くなっています。
インプラント人口
令和4年歯科疾患実態調査(厚生労働省)、人口推計(総務省統計局)をもとに作成
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インプラント販売本数
インプラント販売本数の調査では、人口あたりのインプラントの販売本数は韓国が突出して多く、
日本は先進国の中ではインプラントの販売本数が少ない国となっています。
インプラントの販売本数は使用本数に比例するため、日本は先進国の中ではインプラント治療があまりおこなわれていない国といえます。日本での販売本数は人口1000人あたり5本以下となっており、販売されたものの使用されなかったインプラントもあるため、実際に使用されたインプラントはさらに少ないものとなります。
日本での販売本数が少ないのは、ブリッジ、入れ歯などの健康保険の治療費が他の先進国に比べて極端に安いため、相対的に治療費のかかるインプラントを希望する人が少ないためと考えられます。
人口1000人あたりのインプラント販売本数
Strawmann Annual Report 2015をもとに作成。
関連するページ 入れ歯
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