願い 〜最後の言葉〜

もう、なかないで。
私は、ここにいる。
はるか昔の、声のない約束。胸に抱いて。
桜の花と共に、私のこの想い、
幾人もの胸の中に。そっと、そっと、降り積もる。
残したいのにいつか消えゆく。けれど忘れないでいて。

あなたが感じた私の想い、それは永遠(とわ)にあなただけのもの。
あなたが信じた私の心、それはずっと共に歩み行く。

桜の花が咲くとき、私のこの願い、
幾年もの時を超えて。そっと、そっと、思い出して。
私、あなたにあえないけれど。だけど悲しまないでいて。

あなたが感じた私の想い、それは永遠(とわ)にあなただけのもの。
あなたが信じた私の心、それはずっと共に歩み行く。

あなたが感じた私の想い、それは永遠(とわ)にあなただけのもの。
あなたを信じた私の願い、・・・・強く生きていて。


 この詩は初めて書いたものです。
 全力ですねぇ〜
 さすがに丸一日かけただけはありますが。
 題材は『桜の巫女』っていう文月屋さんのデジタルノベルから。
 登場人物の中に伊月初菜という女の子がいるのですが、その子のイメージで書いて見ました。
 薄幸の美少女という表現がよく似合うキャラクターで気に入っています。
 話が始まる前にすでに亡くなっていて、回想シーンとかでしか出てこないんですけど。
 文月屋さんに送る前に、南さんに見せたら曲をつけて、なんと歌ってくれたんです。(細かい経過は省く)
 いくら御礼を言ってもいいたりないですね。仕上げも凄く早かったし。
 正直、ものになったのは幸運でした。
 曲自体は、南さんのHPで聞くことが出来ます。

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