蕪栗沼へようこそ
 
大崎市市章
 蕪栗沼でよく見かけるヘビを集めてみました。アオダイショウ、シマヘビ、ヤマカガシが、いちばん多いです。ジムグリ、ヒバカリがたまにいます。沼ではマムシは見たことがありません。

アオダイショウ

アオダイショウ

 くすんだ緑色でうすくもようがある。一番よく見るヘビ。水門や建物のすきまに入っている。小鳥やネズミを食べている。体の長さに比べて頭が小さくみえる。

アオダイショウ

アオダイショウの全体

体の長さに比べて頭が小さくみえる。

アオダイショウのあたま

アオダイショウ

増水すると

 増水すると逃げ場がなくなるのかよく地上に出てくる。若いときはちょっとだけもようがある。人を見ると逃げ出すので臆病な性格。

 

しまへび

シマヘビ

 クリーム色のからだに、こげ茶色の四本線がはいっている。昆虫やカエルを食べる。たいへん気が荒い。

しまへび

地面を這うシマヘビ

 草むらにいるときはすばやく動くヘビも、コンクリートやアスファルトの上ではすべってうまく進めない。

シマヘビ

得意の草むら

 顔の模様はマムシに似ているが、目の色が赤色なところで見分けられる。持った感覚では、アオダイショウより堅い。

 

ヤマカガシ

ヤマカガシ

 顔が小さくて丸い。体に赤と黒のもようがついているので、毒蛇だとすぐわかる。

 

ヤマカガシ

ヤマカガシの首

 ヤマカガシの毒は、のどの奥にある神経毒針だけでなく、首のうしろにある腺からも出る。目に入ると失明したりする。

 

ヤマカガシ

ヤマカガシのからだのもよう

 赤と黒で危険そう。性格は、オタマジャクシを食べてばかりいる平和なやつ。

 

ヤマカガシ

ヤマカガシのおなか

 お腹がわも黒くてどくどくしい。

 

 

マムシ

 先生方からマムシについて教えて欲しいという要望がたくさん来たので、マムシについて説明するよ。でも蕪栗沼でマムシを見たことはまだないよ。アオダイショウの若い奴がなんかもようが付いてるから、マムシ?って一瞬思うけど、写真で比べるとぜんぜん違うよ。

 

マムシの目

マムシの目は金色

 からだのもようで迷ったときは目を見るといいよ。マムシの目は金色に光ってるよ。あと目の後ろがアマガエルみたいに黒い。

 

マムシの頭

マムシ

あたまが三角形

 よく言われるのが、マムシの頭は三角形。からだから「えら」が飛び出してるように見える。後ろから見るとよくわかる。

 

図鑑

太さのわりに短い
 マムシは太さのわりに短いよ。ツチノコは餌がお腹につまったマムシだっていう話もあるよ。
 

 

マムシグサ
 マムシのあたまみたいに見えるらしい。

オオヒシクイ

アオダイショウ
 アオダイショウのもようはもっとうすい。頭が小さいのが分かる。

 

ヘビに注意

 迷ったときは触ったりしないほうが無難です。マムシはかまれるとほんとにあとが大変です。

 

 

 

大崎市市章
   

緑の横棒

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