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大崎市市章

オオヨシキリ

 蕪栗沼のヨシ原では、夏にオオヨシキリという鳥が集まって繁殖しています。「ギョギョシ、ギョギョシ」という声で鳴きます。

ヨシの中のオオヨシキリ

ヨシやススキの茎にとまるオオヨシキリ
 オオヨシキリはヨシ原の中に巣をつくって、なわばりをつくります。よくヨシの茎にとまっているところが見られます。大声で、ギョギョシと鳴いています。
 

おす

おす

オオヨシキリのオス
 オスはなわばり宣言のためによく鳴きます。

 

生き物の観察

ヨシの葉や茎でつくられたオオヨシキリの巣
 オオヨシキリは、ヨシの葉や茎を、細長くちぎって巣をつくります。ヨシの茎を3本たばねていることが多いです。ヨシが成長して伸びると、巣の位置も高くなります。ヨシ原はよく増水で浸水するため、巣が高くなるようにつくっていると考えられています。

たまご

5個ぐらいの卵を産む
 巣をつくると、メスが卵を産みます。白い地に、茶色いもようがついています。ときどき青いカッコウの卵が入っています。

 

すっぽん

ひな

ひな

オオヨシキリのひな
 最初は大きく見えた巣も、だんだんすしずめ状態に。

めす

巣立ち
 オオヨシキリの繁殖は7月まで続き、ひと夏に何回もするようです。

 

 

大崎市市章
   

緑の横棒

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