@蕪栗沼を活用した環境教育のねらい


 兄弟や子どもが少ない現代では、大勢のこどもが外で遊ぶという経験ができなくなってきました。自然のなかでさまざまな生き物に触れるという経験は豊かな人間性の形成に不可欠です。また学校のカリキュラムの指導要領により、理科の実験の時間が大幅に削減され、理科離れが進み、科学に対する興味が失われつつあります。

 蕪栗沼を活用した環境教育では、魚や水生昆虫、渡り鳥の観察などの体験学習によって、子供たちが楽しみながら自然に興味をもつことで、学習意欲を引き立てることができます。また自然や動植物との触れあいを通じ、命の大切さや自然への感謝の気持ちなど人間性の育成にきわめて有効です。学校で勉強した知識や技術を実地で「使う」経験をすることによって真の学力の向上を図ることができます。

 学習意欲の向上、人間性の育成、学力の向上が蕪栗沼を活用した環境教育のねらいです。主な体験メニューとして、生き物出前講座、蕪栗沼探検、渡り鳥の観察等を実施しています。

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生き物出前講座

 蕪栗沼の動植物を、学校の理科室に展示する出前講座を実施しています。水生昆虫や魚、プランクトンなどの生き物を、蕪栗ぬまっこくらぶから派遣された講師が解説します。図鑑や顕微鏡などで調べたりスケッチをしたり、子どもたちひとりひとりが思い思いに観察することで、身近にいる生き物の面白さを肌で体験します。授業で利用したり、休み時間を使って自由に観察させたりしてください。

蕪栗沼探検隊(夏期)

 夏の蕪栗沼で、鳥や魚、昆虫や植物を探す探検隊を実施しています。野生の動植物は普段目に見えない場所にかくれて暮らしています。生き物を捕まえたとき、まるで宝物を見つけたときのような感動を体験することができます。身近な場所にもたくさんの生き物がいることを知り、自然のしくみや命の不思議について考えます。

渡り鳥の観察(冬期)

 蕪栗沼は天然記念物マガンの飛来地として有名です。日本に飛来するマガンの約5割が蕪栗沼で越冬します。他にも天然記念物のオオヒシクイやオジロワシ、ハクチョウ類やカモ類など多彩な渡り鳥が集まってきます。渡り鳥の観察を通じ、田んぼと沼の関係や自然と人間の関わりについて学びます。

 特定非営利活動法人蕪栗ぬまっこくらぶ
宮城県大崎市田尻蕪栗字沢田23番地2
電話0229-38-1401 FAX0229-38-1402
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