蕪栗沼について調べてみよう

 蕪栗沼は日本に残された数少ない低地性湿地です。縄文時代は海だったのが、だんだんと干上がり、北上川の流れによって複雑な地形ができました。現在は干拓で沼の面積はかつての2割ほどになっていますが、かつては東西8kmもある大湖沼だったようです。蕪栗沼の成り立ちやそこに住む生きもの、歴史や文化とともに、遊水地として周囲の家や水田を守る日頃の蕪栗沼の活躍について調べてみましょう。

渡り鳥について調べよう

 蕪栗沼には天然記念物のマガンが4万羽以上集まってきます。なぜこの場所にこんなにたくさんの鳥が集まるのでしょうか。渡り鳥と農業の関係や、ラムサール条約などについて調べて、考えてみましょう。またオオヒシクイやハクチョウ、カモ、オジロワシ、ツバメなど、いろいろな渡り鳥の生活を調べ、なぜ困難な渡りをするのかについて、みんなで考えてみましょう。

魚について調べよう

 蕪栗沼にはコイやナマズなど30種類以上の魚がすんでいます。中には貝の中にタマゴを産む変わった性質をもったタナゴという仲間がいます。いろいろな魚の生活から、生きものの智恵について学んでみましょう。またブラックバスなどのよそから来た魚が、どのような影響を与えているのか、昔はどんな魚がいたかなどを、縄文遺跡などから調べてみましょう。

植物について調べよう

 蕪栗沼のように水があったりなかったりする場所では、いろいろ珍しい植物や面白い植物が生えています。葉っぱしかないイグサの仲間や、水の中にたねをかくす植物、水にもぐっても平気で生きてる植物など、暮らし方もいろいろです。また干拓や埋め立てで沼がなくなり、貴重になってしまったタコノアシやミズアオイ、オオアブノメなどの絶滅危惧種についても調べてみましょう。

昆虫や水辺の生きものについて調べよう

 沼や川、田んぼなどの湿地には、トンボやコオイムシなどの昆虫をはじめ、ザリガニ、ヌマエビ、カエル、カラス貝などの水生動物がたくさん生きています。水たまりの中を網ですくってみつかる水辺の生き物たちについて調べてみましょう。また、落とし穴をつかって自然のそうじ屋ゴミムシをつかまえたり、プランクトンの観察をしたりしてみよう。

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