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宝示戸亮二(ほうじと・りょうじ)プロフィール

ピアニスト/作曲家。1959年栃木県出身、74年より札幌市在住。北海道大学理学部数学科卒。
その活動当初は通常のピアノ演奏を行っていたが、90年頃よりピアノ内部にさまざまな小物類(空き瓶、空き缶、発泡スチロール、木片、玩具、バイブレーターなど)を持ち込んだ独自の演奏方法に移行、ピアノの響きの可能性の拡張に挑み続けている。表現者として通常の奏法に感じた限界と、「いかに自由に自分を自分らしく表現できるか」という命題を、同時かつ瞬時に解決したその過激ともいえる特異なサウンドは、ピアノの持つ既成概念を軽々と解体し、宝示戸の音楽は誰にも似ていないオリジナリティを獲得した。時にノイジーな面も見せる多彩な音色的アプローチと、それとは裏腹に位置するような抒情的な旋律、思わず漏れ出るようなヴォイスとが相俟った彼独特の表現には、根強いファンが多い。
普段は札幌や東京を活動の拠点に、主に即興のソロ・ピアノやセッションを行っている。’93年、ニコライ・ドミトリーエフの招聘によるロシア公演(モスクワとノボシビルスク)で絶賛を浴び、その後ほぼ毎年、ロシア(The Jazz Days-'94 in Arkhangelsk, Bryansk Jazz Festival '02)、ドイツ(Munchen Klabier Sommer '97, Open Jazz Festival “Piano Piano” '01)、フィンランド(Tampere Jazz Happening '98)、リトアニア(Vilnius Jazz Fesival '99 & '04)など、ヨーロッパ各地のフェスティヴァルに出演している。日本においても、“Now Music Festival Sapporo”(’86〜’97年のうち6回出演)、“Festival Beyond Innocence '96”(神戸)、“第二回ピアノ舞踏会”(’07年・東京)などに出演している。
この20年近くの即興での演奏活動の中から生まれた多くのモチーフの集大成として、近年は作曲にも力を入れており、それらの作品の公開が期待される。
■これまでの主な共演者:
・大友良英(turntables, guitar)
・巻上公一(voice)
・梅津和時(reeds)
・内橋和久(guitar, effects)
・山口とも(percussion)
・山内桂(saxophones)
・デイヴィッド・モス(voice, percussion)
・ニコラス・コリンズ(trombone propelled electronics)
・トム・コラ(cello)
・サム・ベネット(percussion, electronics)
・カール・ストーン(computer)
・ボブ・オスタータグ(sampler)
・姜泰煥(alto sax)
・ジョン・ローズ(violin)
・ジョエル・レアンドル(contrabass)
・ヴェチャスラフ・ガイヴォロンスキー(trumpet)
・ハインツ・ゲデック(trombone, electronics)
・ドミトリー・プリゴフ(poet, painter)
・リューダス・モツクーナス(reeds)
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