2013.3.31 神山征二郎監督トークショー&「さくら」上映会と、長良川鉄道の旅。

岐阜新聞の企画でタイトルのような旅に行ってきました。
長良川鉄道の「美濃太田駅」または「関駅」から乗車し、「美濃白鳥」で下車。→ふれあい創造館で神山監督の映画話をききその後「さくら」の上映です。

神山監督のトークでは、撮影に必要な桜の木の花びらを食べてしまう「ウソ」という渡り鳥の話や、同じく岐阜県が舞台の「郡上一揆」のカツラの話が印象に残りました。

映画「さくら」は、国鉄バスが名古屋と金沢をむすんでいた頃、ダムで沈む荘川村にあった桜の木を移植→名金線沿いに桜を植え、日本海と太平洋を桜で結ぼう、と尽力した佐藤良二さんのお話です。(1993年公開)
寿命が長く丈夫な荘川桜を種から育てようとする姿と、病にたおれる佐藤さんの命が対照的に描かれており、じんわりと心が温かくなります。
映画のラストシーンに、今利用したばかりの長良川鉄道「美濃白鳥駅」も出てきて、とてもよい記念になりました。
その後は地元の方たちによる美味しいお弁当をいただき、酒蔵巡りチームと、温泉チームに別れ三々五々となりました。
列車の窓から桜が見えるたびに、あれは佐藤さんが?などと思ったりしました。


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