くまさんとカレーライス 更新日
2010/05/04

まんずまんず、はじめは「かれえぱあてい」なのだ

お米と野菜を持ち寄って

2010年4月29日(昭和の日)
みんなでお料理!たのしいな

MIDI Plug(Song=Pop31xg)

くじっ子クラブの最初のイベントは、“かれえぱあてい”なのだ。
 子ども達は、カレーに入れる野菜を1品持ってきます。カレーに入れる野菜は「じゃがいも」、「にんじん」、「たまねぎ」と、いつもの野菜を持ってくるのが普通ですが、「ピーマン」、「キャベツ」、「まいたけ」などを持ってくる子の発想は“すばらしい”。「えりんぎ」を持ってくる子は、お肉みたいで“もっとすばらしい”ということになるのです。

包丁で指を切らないでね!

お料理は楽しい

子どもが自分で調理

細い指があぶなっかしい
生活体験をしましょう

お母さんが見守る中、下ごしらえがはじまるのだ。
  子どもが一人ひとり持ち寄った野菜の皮を、皮むき器でむいてから、包丁でちょうど良い大きさに切り刻みます。
  人参を、切れない包丁で切るのはたいへんです。子どもの細い指を「やってしまいそう」で、ひやひや見ています。どうせなら切れ味の鋭い包丁を使ったほうが上手に切れるし、危なくないのでは?
  子ども会では、子どもの健全な育成のためには、多様な生活体験や自然体験が必要だと考えています。そして、子どもに、もう1つ集団活動を体験させることもあらためて大切なことだと考えています。この「かれえぱあてい」は、そのような考えから生れたものです。

子どもの集団活動

お料理は男の子も楽しい
野外調理の醍醐味を味わう

みんな、カレーの調理に飽きずに取り組んでいるのだ。
  いつもなら、下ごしらえに飽きてしまって土手の桜の木の下で遊びに夢中になってしまう子もいるのですが、今年の子ども達は、がんばって野菜の下ごしらえに夢中になりました。
  子どもは、その発達上、集団活動の経験が不可欠であると考えます。例えば、小学生の時期は、いわゆる勉強よりは遊びを中心とする活動性を身につける時期だと思います。しかし、現実の子どもたちは、遊ぶ仲間や時間が少なくて、結局は室内でテレビゲームを中心とした一人で遊ぶ機会が多いのです。本来、この時期には子どもの発達にとっては、戸外で、のびのびと仲間と遊ぶとともに、子ども会やスポーツ少年団などの少年団体等の集団活動を十分に経験させることが重要です。
  子どもたちは学校教育の中でも集団活動は体験しています。しかし、必要なのは地域の異年齢集団の活動です。ここでの多様な体験により、学校では学ぶことのできない様々なことを学ぶのです。例えば、役割分担を通じて長幼の序を学ぶこともその1つですし、さらにその中で、自己の主張や抑制について学び、また、役割分担など自主的な活動の中から、協力、責任、集団の規律などを学びます。また、具体的に他人への理解、協同作業の尊さ等を体験するのです。いわば集団活動は、社会性や愛他心等を培うためにも重要な活動なのだと考えます。さらに、1人では不可能なことも集団では実現できる、という学習方法的な意義もあります。

カレーを食べよう

カレーのできあがり

今年はとてもおいしくできました
外で食べるとよけいにおいしい

下ごしらえが終ったら、大鍋に具材を入れて煮込みます。じゃがいもが柔らかくなったら、鍋の火を止めてカレールーを入れます。火を止めないでルーを入れると、カレールーが“だま”になってしまうので注意が必要です。これは、大切な「生活体験」の智恵です。
  もうひとつ、カレーをおいしくするのは、カレースープにしないということです。参加者が不特定で、持ち寄る野菜の分量がわからないので、カレールーが不足する場合があります。その場合はとかく煮込んで、水分を飛ばすことを考えますが、カレールーを少しづつ入れてかき回しながら、十分な量のカレールーを入れたほうが、おいしくなるのです。だから、余分にルーを仕入れておきます。

アナログ遊びをやった

久地いきいきクラブのおじさんたち
手作りおもちゃを作った

今年も「いきいきクラブ」のおじさんたちが、子ども達に“むかしの遊び”を教えてくれました。むかしは、お金がなかったので、遊びのおもちゃは全部手作りです。竹を使った「割りばし鉄砲」、「竹紙てっぽう」、「竹トンボ」などを持ってきてくれました。「久地いきいきクラブ」は、社会のために何か取り組もうと考えて、町内の元気なお年寄りが集まってできた集まりです。ホームページはここからみてね!

さあ、カレーライスを食べよう

親子で食べる。
いきいきクラブのおじさんと食べる。

かすみ堤防にシートをひいて、好きなグループに分かれてカレーを食べます。ごはんは、タッパにつめて持ってきました。それにカレーをたっぷりとかけてもらいます。味がほどよく辛いので、“甘口カレー”がちょうど良い辛さです。
  天気は曇り空ですが、寒くはありません。外でお父さんやお母さんと一緒に食べるカレーの味が、子ども達の“懐かしい思い出”になることが私たちの願いです。
  今年もたくさんのイベントを用意して、“親子”で楽しんでもらえるように、工夫とアイデアを積み重ねていきますので、お楽しみに!