山中湖自然教室(中学1年)。右から4番目
が私です。
中学2年の日光林間学園。長かった髪の毛
はショートに
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●14中は「厳しい」ことで有名な中学校でした。
校則・あいさつ・勉強・・・靴下は三つ折り。頭髪検査・・・。
私自身は、今でも疑問に思う校則もあります。
もっと生徒の自主性を尊重できないものか。自ら考え行動する力が必
要ではないか・・・。
ただ当時は、外から見ているほど窮屈ではありませんでした。
厳しい校則の中でも、小さな自由を見つけて生き生きと楽しく過ごせま
した。
先生に一度だけ、ビンタされたこともありました。
「授業開始時にふざけていた」ということで・・・。
親は「!!」と感じるかもしれませんが、子どもは「自分が悪いんだから
仕方がない」と思い込むんです。
子どもって適応能力・吸収力があるんですよね。
だからこそ教育に政治が介入したり、時の権力者や大人の都合でその
内容が左右されてはいけないと思います。
ちなみに今は、14中は「体罰」はありません。先生方は一生懸命がん
ばっていて、感謝してもしきれないくらいです。
●14中時代に身について、今でも財産になっていることがたくさんあり
ます。
たとえば「あいさつ」。
14中では、「校内で大人や、14中生以外の人に会ったら、必ず『こん
にちは』とあいさつをしよう」という運動・取り組みがありました。
今でも来賓で学校に行くと、数え切れないくらいの元気な「こんにちは」
のあいさつの声を連続して生徒からかけられます。
「あいさつは基本」。それをきちんと教えてくれたのが14中でした。
●もうひとつ、中3の国語の野口先生は、膨大な宿題と課題を出される
先生でした。
GWの宿題なんて、それはもう休み返上で、一日中漢字の練習をした
ものでした。
それと同時に生徒の自主性、やる気を尊重される先生でした。
古典のフレーズや有名な詩歌を暗記して復唱できると、それがテストの
点数にわずかですが加点されるのです。
勉強ができる子もできない子も丸暗記はできるのです。
私が覚えたのは「島崎藤村の初恋」「平家物語の冒頭 祇園精舎の鐘
の声・・・」「奥の細道の『中尊寺平泉の章』と『月日は百代のかかくにし
て』の冒頭部分」「徒然草」など。
よく先生が「中学時代に覚えたものは一生忘れないものよ」と言われて
いました。
今でも復唱できることはちょっぴり私の自慢です。
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