胃レントゲン要精密検査の判定を受けた。「胃部ニッチェ」と書かれてあった。これは難病か。青くなった。そこで、職場に一番近い、腕が確かだと評判の中村胃腸科病院に予約を入れ、ついに、来るべきものが来たかと、観念し、前日夜9時以降絶食、の御祓をして、朝に３本ほどたばこは吸ったが、緊張しながら、痛む胃部を摩り、胃カメラ検査を受けた。主治医曰く、「典型的な胃潰瘍です。」事も無げに言い放たれた。私は決定的な宣告をされるものと覚悟していたのだったので、肩すかし。主治医は2枚プリントアウトしたうちの１枚を私に渡した。これが、それである。私の立派な胃潰瘍である。

病気になると、悪い方へとと考えが行く。それが小市民。即、入院の宣告か。しかし、どうやら、そうではないらしい。急を要するほどではないらしい。寧ろ、それなりに立派な病気名も付いた。言わば、ハクが着いたと言う事だ。帰りに薬局に寄り、処方された薬を求めた。

ともあれ、皆様、もくれぐれもお体はお大事に。