四季彩舎(東京・京橋) `09 7月20日(月)〜7月29日(水)
作品タイトル サイズ 材料はいずれも板・石膏・金箔・テンペラ・アクリル
かぜのみち 91cm

X

45.5cm

いつも通る道のお宅の道沿いに、この作品とは違うが白い大輪を咲かせる薔薇がある。相当の樹齢だ。太い幹が見事に塀を往復している。丹念な手入れと、ご主人の花に対する愛情を感じる。無精な私にはとてもできない事だが、いつか、私もあのような花を咲かせる事ができたらと思うのだ。ニュートラルな空間に流れるように花が咲く。そんな情景を表してみたかった。
rose 〜そよかぜ〜 F8
同じ株の別の場面。陽のあたる花と、陰になる花のコントラストが美しかった。軽さを意識して、葉を多く省略してみた。花も中央部に3つだけ。背景の空間をなるべく多く取ろうと考えた。少し、画面構成を考え過ぎてしまったかも知れないと、少し反省している。でも、うまく行った。
rose 〜ひかりにむかって(1)〜

rose  〜ひかりにむかって(2)〜

M15
春に近くの植物園に取材に出かけた。大きな緑の塊に小ささな淡いピンクの花をたくさん付けていた。そのどれもが、空に向かって陽を浴びている。とても爽やかだ。この株の辺りが若々しく、華やいで見えた。私のアトリエの庭にもあれば、どんなに朝が楽しくなるだろう。
rose 〜ひかりの方向〜 F8
上と同じ株をもう一点作ってみた。上の作品は白金を使って、浮き上がるような軽さを表現してみたが、こちらは石膏を盛り上げて、陽のひかりの強いエネルギーを付けてみた。
rose 〜ひとつ〜 変36 X 15.5cm 金地に茶の色をかけ、ハッチングで線を削った。マットな印象を作ってみた。
午后のひかり F3
朝の庭(1) F1
朝の庭(2) F1
rose 〜そら〜 SM
rose 〜あか〜 F4
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