彩 色 

第17回目11月12日/第18回目(11月26日)/第19回目(12月3日)/第20回目(1月21日)/第21回目(1月28日)

卵の処理

卵白と卵黄を分けます。卵黄のぬめりを手のひらで取り去ります。

容器の上でつまみ上げます。
下から尖った物で突いて、薄皮を破き中身を取り出します。
うっかり卵黄の皮を破くと手のひらにべっとり。もったいないので、慎重に。使わない卵白の用途は考え中。
絵の具の練り合わせ

使用する色は主に茶・緑・黄土などです。顔料と水をパレットナイフでよく練り合わせます。

パレットは絵の具の乾燥を防ぐ重ね皿が便です。混色には不便ですが、後片付けが楽です。

水を多く入れすぎたときはティッシュで吸い取ります。

彩色の準備が完了しました。

左に図版、上部に卵と練り合わせた絵具、筆は面相と彩色を数本ずつ。

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彩色のでは下色を施しその上にハッチングで固有色を彩色していきます。明部は下色を薄くし、地の石膏の白を生かして明度を保ちます。暗部は茶系統の色を不透明に施します。

主題の肌色は緑色の上から黄土と白で明るく描き起こします。

黄土・緑・茶の3色とそれらの色の濃淡で絵柄にフォルムを与えます。
刻印を打ちます。
革細工用の刻印棒

この他、ボールペンの先や五寸釘の先を丸めたものなど、色々使えます。

時間があれば、刻印棒の自作もしたいところです。

軽くタンと叩きます。
左上,右上/釘の先を丸めたもの

左/刻印棒の組み合わせ

作例1
burnt shienaで明暗を作りフォルムを与えます。
肌と服の下色をそれぞれ入れます。
作例2
作例3
下色は上手く入りました。
ハッチングが上手くできませんでした。
その他の生徒作品

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