生活費の報告

2010年9月から3ヶ月間、真面目に家計簿を付けました。そこから30日間の平均を算出したのが以下の表です。
費目金額
(バーツ)
メモ
住居、光熱費4,800
食費3,771朝食:1570、昼食:862、夕食:1063、
その他菓子や水
教育費7,168タイ語学校や本など。
通信費617500は、コンドミニアムのWiFi接続料。
残りは携帯電話のチャージ。
医療費、散髪383一度、歯医者に行って 1000バーツ払ったものが平均化されている。
洗濯、衣料348服はほとんど買ってない。
娯楽・交際費489ローイ・クラトンのツアー代金など。
交通費222ほとんどソンテウ
備品345
その他655VISA更新など
合計18,798


これを見ると、1ヶ月、2万バーツ(約6万円)以下で生活していますね。
表を集計した時はタイ語学校にも行っていたので教育費が高いです。 逆に、年に一度ほどの日本への渡航費用(約3万バーツ)が入っていません。

私の場合、酒・タバコ・ゴルフはやらない代わり、コンドミニアムがちょっと贅沢目の所に入っています。
食費も意外とリッチですね。朝食用のコーンフレークと牛乳、サラダバーで費用をかけてます。逆にほとんどタイ飯の昼食は1食平均30バーツを切ってます。
あと、デザートが徐々に贅沢になっている傾向があり、今後は注意が必要かもしれません w

忍び寄るインフレの影

2011年になってから、いろいろな物価が上がってます。
例えばサラダバーが 100gあたり 7バーツだったのが 9バーツに、電気水道がそれぞれ 150づつだったのが 200へと値上がりしてます。
タイは年間で 5%づつぐらい物価が上がっているそうで、過去15年間で倍になってます。バーツ高のトレンドが続いているにも関わらずガソリンが高くなっているのも要注意です。
タイで長く暮らしたいと考えている人は、インフレ影響はちゃんと計算しておいた方が良いでしょう。

ちょっと救いなのは、(インフレなので)銀行の利子も高いことです。定期預金で 2.5%ついています。リタイアメントビザ取得に必要な 80万バーツの預金を定期に入れておくと毎年 2万バーツの利子がつくので、これだけで1ヶ月分の生活費に充当します。
まあ、インフレが続くと老人が困るので、ずっとこのままの状態が続くとも思えないのですが、日本の銀行より遙かに高いタイの銀行利子を上手に使うというのはリスク回避としてなかなか良いんではなかと思います。

為替レート

2011年3月現在、まだ円高と言って良いと思いますが、米国が持ち直したことにより今後は円安が想像されます。一方、バーツ高トレンドも続いています(インフレ基調なのだからあたりまえですが)。バーツは、タイ国内で問題が起こると高くなるという不思議な貨幣なので、もう少し政情が安定したら安くなるかもしれませんが、どうなるかは全く見えません。
円・バーツのレートが 0.01 違えば、100万円換金でも1万バーツの差になりますが、これぐらいの変動はほんの数日間で起こったりするから怖いものです。
銀行振り込みだとなかなか良いタイミングが計れませんから、現金を持ち込んで、毎日為替レートを睨みながら換金するというのも手ですね。実際、そうしている人も結構います。

↑の表は、「日本円への為替レート」と書いてありますが、
「日本円からの為替レート」が正しいです。
(私からは直せないんだよね)