サポーター集会2010議事録

はじめにこちらの注意事項をお読みください。
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コンサドーレ札幌サポーターズ集会2010

○ 日時
  2010年2月11日(木曜日)午前12時から
○ 場所
  札幌コンベンションセンター「SORA」 107・108会議室
  (札幌市白石区東札幌6条1丁目1−1)
○ 主催者(集会時に観客に対面して着席していた方のみ。観客席から向かって正面左側に着席) 
     司会 齋 藤   孝
     幹事 本 間 英 忠
     幹事 平 松 一 弘
○ 来賓 株式会社北海道フットボールクラブ(HFC)側出席者(集会時に観客に対面して着席していた方のみ。観客席から向かって正面右側に着席)
     代表取締役社長      矢 萩 竹 美
     専務取締役        岡 田 俊 介
     常務取締役        渡 辺 能夫昭
     強化部部長        三 上 大 将

※ なお会場全体の机配置は、正面演壇の両側に主催者とHFC関係者が着席している。また会場内にはHFC三谷部長の姿も見られた。
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1 開会(12:00 主催者挨拶)
司会 それではお時間でございますので、いったん後ろの方の入り口を閉じてください。
 それでは、サポーターズ集会2010を開催させて頂きます。例年同じような形でやらさせて頂いて、毎回沢山の方がお集まり頂いて本当に有り難うございます。
 今年の内容につきまして、ちょっとお断りを一部させて頂きます。
ネット上の色々な技術も進歩しておりますので、例年会場内でPCを使ってネット配信で議事録の速報をお出しの方もいらっしゃると思いますが、「Twitterをご利用で配信という方も今年はいらっしゃるのかな」という風に思います。
 株主総会前の非常にデリケートな話題を、HFCの役員の方が一部数字等を交えてお話いただく部分もございます。御配信者の方は、オフレコ又は「ここだけで」というような形でお断りをしてご発言をいただいた物に関しましては、Twitter等で配信されます方はそこから以降の内容に関しましては配信をご遠慮頂きたいと言う風に思います。
 正式な株主総会の前に、数字等が若干でもサポーター集会で先に漏れることをスポンサー等でいやがる方もいらっしゃると思いますので、発言者の方が「オフレコで」又は「ここから後の内容はこの場だけの話にしてください」という内容の前提の発言された後の文章につきましてはネット配信をご遠慮頂きたいという風に思います。 
 くれぐれもその辺が守れなくなりますと、本当に通り一遍の、ここに足を運ばれた方しか聞き得ない情報というのがなくなちゃいまいますので、せっかく遠路はるばる・・この中には淡路島からこの日のために来ていらっしゃる方もいらっしゃいますので・・(場内から笑いが起こる)、そういう遠路はるばるいらっしゃる方に「ここに来たが故に手に入れられる情報」というのをお持ち帰り頂きたいと思います。配信される方はくれぐれもご注意頂きたいと思います。またご発言者の方も、その辺を識別していただいてご発言お願いします。
 それとプログラムの方にも書かれていますけど、本来ですと社長のお話の後に会社の運営に関するお話を優先すべきところなんですが、13時以降三上強化部長はちょっと別の会合の御予定が入っておりますので、退席の時間が13時という目安を考えております。その関係でちょっと順を逆にいたしまして、三上強化部長の話を先にという風にプログラムを組ませて頂きました。その辺はご了解頂きたいという風に思います。
 あと今年もまた我々のメンバーをちょっと紹介されて頂きます。まず今、腕章とかしているメンバーがいますので、会場係として平松さん(場内拍手)、松本明美さん(場内拍手)、渡辺恵子さん(場内拍手)、記録係として後藤さん(場内拍手)、鎌田さん(場内拍手)、熊野さん(場内拍手)、あと受付で千葉さん(場内拍手)、
高森さん(場内拍手)、松村さん(場内拍手)、齋藤さん(場内拍手)。本間洋子さんいらっしゃいますか。本間さん(場内拍手)。それと音声の方やっております中川さん(場内拍手)、それと本間さん(場内拍手)、それと私齋藤でございます(場内拍手)。
 後、今日会場にはお仕事の関係で来られなかったそのほか7名ぐらいのスタッフがいますが、プログラムを作ったり色々なことでお手伝いを頂戴しております。
 それでは早速はじめさせて頂きます。まず株式会社北海道フットボールクラブ代表取締役社長矢萩社長よりご挨拶を頂戴したいと思います。よろしくお願いします。
 
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2 来賓ご挨拶(HFC代表取締役社長 矢萩竹美)
矢萩社長 (矢萩社長は立ち上がり中央の発言台の位置に来て発言を始める)。こんにちは(社長の挨拶に対して参加者から「こんにちは」と応ずる声が出る)。
 えーと、いよいよシーズン開幕まで1月ということになりまして、今日はせっかくのお休みのところ、沢山のサポーターの皆さんにお集まり頂いたことをまずもって感謝したいと思います。それから今年もですね、こういう機会をクラブに与えて頂いてですね、今回の集会の開催に当たって大変ご苦労頂きましたサポーター有志の方々にも心からお礼を申し上げたいと思います。
 この後ですね、今、司会の斎藤さんからありましたとおり、最初に三上強化部長の方からチーム関連のお話をさせて頂いて、その後質疑応答をまずすると。その後(に)私の方から時間を相当頂いてですね、昨年の総括と今年の動向という経営に全般に関わるお話を私の方から申し上げたいという風に思っております。
 まぁ昨年はですね、J2に落ちて1年目の年だったということもありまして、私共クラブとしてはですね、昨年から皆さんご承知のとおりJ1とJ2の入替戦がなくなったと、J2は3位まで自動昇格という年であったということですとか、それから当然のことながら前の年J1で戦ってきたということの経験値、そういったことを総合的に勘案しまして、やはりJ2に落ちた昨年がですね、J1昇格の最大のチャンスの年ということで、クラブとしては予算面でもそうですけども・・、まぁ詳しくは後ほど御説明いたしますが、色々な形ですね、昨年J1昇格を目指して色々な活動をしてきていただきました。
 残念ながら、そして申し訳ないことに、結果としては6位に留まりまして、一番可能性の高かった昨年をですね、やや不本意な成績で終わることになったということもあります。それからそのことと併せてですね、動員面で私共の計画を大幅に下回るという結果に終わってしまったということもありまして、サポーターの皆さんに対しては非常にですね、不本意な1年をですね、強いるような形になったということについて、まずはお詫びを申し上げたいと思います。
 ただし昨年までのですね、色々皆さんから頂いたご指摘、それから昨年のこのサポーターズ集会で頂いたご指摘につきましては、クラブとしては新しい経営計画を作る中でですね、具体的にかなりの部分改善若しくは新しい規格でですね、皆さんのご期待に応えられるような政策は行ってきたつもりです。ただしこういったことというのはですね、なかなか1年ですべて完結する訳ではございませんので、是非今日も皆さんから色々なご指摘を頂きながら、昨年色々積み重ねてきた実績を基にですね、また一段と完成度の高いクラブづくりを今年目指していきたいと思います。後ほど詳しく色々ご説明いたします。
 今日はまずは皆さんの御参加に心から感謝を申し上げます。有り難うございました(場内から拍手)。

司会 有り難うございます。それでは早速ですが皆さんが一番聞きたいチームの状況というものを・・・ちょっと焦げている三上部長の方から(司会はグアムキャンプですっかり顔が黒くなった三上部長の顔を見て笑いながら)、焼けているというより焦げているといった方が近いと思いますが、お話をお願いします。
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3 本年度のチーム体制、強化コンセプト等について(HFC強化部部長 三上大将)
三上強化部長 (三上強化部長は立ち上がり中央の発言台の位置に来て発言を始める。場内からすっかり黒くなった三上部長の顔を見てざわめきが起こる)。
 こんにちは(三上強化部長の挨拶に対して参加者から「こんにちは」と応ずる声が出る)。
 強化部の三上です。えー・・97年以降このような形でクラブと対話出来るようになったと聞き、またこのようなイベントに呼んで頂いて有り難うございます。
 私の方(は)、実は2007年のサポーター集会に初めて呼んで頂きまして、それ以降、キャンプ等々でスケジュールが合わなくて、今年度まで出席することが出来なかったんですが、2007年度にお話させていただきまして、当時こういう形で皆さん方と直接対話出来る機会がそうないものですから、個人的にはより詳しく皆さん方にお話をしてですね、「少しでもチームの状況を判っていたただければ」という想いでこの場に立たせてもらったのですが、僕の方が勝手に喋りすぎましてですね、その後反省点として終わったと思ったことがホント・。
 僕が喋りすぎたために、主催者の斎藤さんに、皆さん方にその後のタイムスケジュールにご迷惑をお掛けしたなという点とですね、もう一点は僕自身も皆さんの質疑応答若しくは意見をですね、聞きたかったなという風に思っていたのですが、僕が話しすぎたがためにですね、「質疑応答の時間が非常に短くなってしまって申し訳なかったな」とそんなことを2つ大きな反省として当時考えていまして。
 で、今回、先ほどお話あったようにですね、昨日無事チームの方(は)グアムキャンプ終わって(帰ってきました)。グアムキャンプ出発前にですね、今年度サポーターズ集会があるということをお聞きしまして日にち(を)聞いたところ、(2月)11日ということだったので、それであれば僕が登壇するんで出してくれと。だけどもその日申し訳ないけど、2時から別のミーティングがあるんで、先に話させてくれないかという、非常に我が儘なことを申し上げまして、ご理解頂いた次第です。皆さん方にお礼申し上げたいと思います。  
 えーと・・、早速なんですけども、今年度のチーム体制・強化コンセプトそういうお話を聞きたいということでお話がありましたので・。
 一応私の方で、今年度選手の方に契約交渉等々でお話したお話、そしてどういう想いでチームを作り、グアムキャンプをどういう風にやっているかという話を簡単にさせていただきながら、なるべく質疑応答の時間も取れればなという風に個人的に思っています。
 先ほど主催者の方からあったように、「ここでしか聞けない」ということで全然構いませんので是非お話しして頂ければという風に思っています。
 早速ですが、まず先ほど社長の方からお話があったように、(昨年)J2リーグで残念ながら6位という成績で終わってしまって、シーズン終わって率直に思ったことはまず自分自身の力のなさ。そういったことを踏まえてチームのことを考えた時に・・、やはり・・テーマとしては、攻守における決め事として、「攻撃においてはシュートを打つこと、守備においてはボールを奪うこと」というテーマを昨年挙げてチームとして取り組んだ。 
 これがどれだけ体現出来たんだろうかという風に考えた時に、「6割程度だったな」というまず率直な想いがあります。その上で具体的に言いますと、やはり得点という物に関してはある程度チームが目標としていた得点数に、シーズン終了時近づけることは出来ました。ただ・・えー、昨年で言いますと、キリノがまぁそこそこの得点を重ねたものの、次の得点者数が出てこなかったというところは大きな課題だと。
 またクロス・セットプレー、これにおいては、J2の中でも非常にコンサドーレは多い数値が出ているのですが・・それをシュートに繋げれなかった、若しくはゴールを入れれなかった、そういったところが攻撃的なところで言うと特色的にあります。
 同時に守備におきましては・・失点数、これを目標をおいていたものにかなり大幅に増えまして・・。これには様々な原因があるんですが、まずこの失点数というのが非常に多かったということ・・。
 また先ほどテーマで挙げました「ボールを奪う」ということに関して、なかなか実施出来ずに、どうしても「ゴールを守ってしまう」。
 本能的にサッカーというのは当然ゴールの奪い合いですので、ゴールを守るということは大切ですが、最終的にゴールは守るのですが、私たちは今、「ボールを奪う」ということをまず考えてやっている中で、そういうことを体験出来た選手、若しくは体験できた試合、そういったものが非常に少なかったのかなと、そういうような反省点を考えてみました。
 そんな中で、そうは言っても今年度こそJ1昇格を達成しなければならないと言う中で、皆さんもご存じのように、報道等々ですでに(報道)されていましたけど、財政的に非常に厳しい状況の中でこの目標を達成しなければいけないと、そういう言う風に思っていました。
 ただ現実的に財政的に非常にホント厳しいものではあるんですが、これに関しては選手・僕も含めたみんなの・・出した結果がこのようになったと受け止めなければいけないと思っていますし、逆に言うと自分たちの力でもう一度よりよい環境を掴むこと、もっと皆さんに喜んで頂けること、そういったことは自分たちの手で出来る、そういった可能性はあると、という風に僕は思っておりましたので、契約交渉の際には一人一人同じ話をさせていただきました。
 具体的にはですね、非常に厳しい中でも、えー・僕を含めた強化部、そしてクラブ全体の話の中で、どうしても捨てることが出来なかったのは「今年度のJ1昇格を目指す。それに値するチームを作る」と言うこと。もう一つは「五段階計画をここまでやってきて、やはりそれを継続的に行う」と。この2点は、どういう財政状況であれ、私共としては捨てることが出来ないものだという風に、改めてクラブ内で議論させて頂きました。
 その想いを各選手に話をさせて頂き、その中で「じゃあこの厳しい財政状況の中で、どのようにJ1昇格に。そういったチームを作っていくの」ということで選手にそれぞれ話をしていったんですが・・。えー、すべての選手に対して、「それをやるためには相当なる覚悟がまず必要だ」と(話しました)。  
 現実的には、一番目にまずやらなければならないことは僕たちスタッフ・選手を含めたサラリーのカット。
 二つ目はそれでも難しいと思っていましたので、少数精鋭と言われるある程度・・厳しい決断をせざるを得ない。要するに本当ならば、もう一年一緒に仕事をしたいと思えるような選手に対しても、厳しい決断をしてでもですね、少数精鋭でやりきるしかない。それが二つ目でした。

解説
 HFCでは、2009年11月28日付けで荒谷弘樹選手、中山元気選手、石井謙伍選手及び柴田慎吾選手に対し、来季契約を更新しないことを通知した旨を告知しました。
    http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2128

 三つ目に関しては変動報酬という、・・Jリーガーの選手の報酬は基本報酬と変動報酬という2つの報酬に分かれているんですが、変動報酬と言われるものについてもカットせざるを得ない。
 出来るんであれば、今言った3つで、昨年からの財政的な厳しい状況の中でも「J1昇格に値するチーム」を作れればという想いがあっていたんですけども、それでも足りなかった場合には、4番目としてJ1等々から評価されている選手、そういった選手のことを考え、またクラブの財政状況等々を垣間見て、お互いがよかれと思う方向で行うこと。これが4つ目ということで考えていました。
 今お話したとおり、上の1から4までをプライオリティ順に付けまして、それぞれ予算計画、そういったものを立てて選手交渉に当たった訳ですが、結果的には残念ながらプライオリティ4までを使い切らなければ、今シーズンのチームを作ることが出来なかったという状況であります。

解説1
 HFCでは、 2009年12月16日付けで西大伍選手がJ1のアルビレックス新潟へ期限付き移籍することを発表しました。
 なお西大伍選手は、期限付き移籍に際して『新潟からオファーを受け、自分なりにいろいろ悩みましたが、自分のため、そしてチームの未来のため、決断しました。』と述べています。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2148
※ HFCでは、 2010年1月4日付けでダニルソン選手がJ1の名古屋グランパスへ期限付き移籍することを発表しました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2178

 またこの話は、全選手に契約交渉の時にお話をさせてもらって、その中でも全選手・全スタッフに共通の理解をしてもらった中で、「この赤黒のユニフォームを着てJ1昇格を達成したい」とそういう風に言ってくれた選手25名、そしてスタッフ、そういった人間が今このチームでやっております。

解説
 HFCでは、 2009年12月29日付けで2010年度コンサドーレ札幌との契約に合意したスタッフを発表しました。
    http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2172
    
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三上部長 次にじゃあその25名体制等々の中で、どういうコンセプトでやっていくかということに関しましては、やはり昨期まで成長した選手、若しくはチームに貢献してくれた選手をやはりベースとしたい。そのベースを生かしつつ、先ほど申し上げた反省点である得点・失点、またチームとしてはメンタルの強化、そしてゲームをコントロールする力、こういったものが昨年課題として残ったという風に思っております。
 これらの物を埋めるべく、補強を行うことがまず大切ではないかと言う風に考えました。攻撃的な部分で見ますと、先ほど申し上げたとおり昨シーズン、キリノという選手が、ある程度の、まだまだ彼も成長していかなければ困るんですが・・、ある程度の数字を残しましたが、第二・第三の得点者というのがなかなか出てきませんでした。
 昨シーズンのJ2、J1昇格した仙台・セレッソ・湘南。それぞれのチームを見て見ても、やはり3名程度の二桁得点に近い得点者というのがいます。要するに複数のスコアラーがいるということは、やはりそれだけでそのチームの大きな強みになる。
 それに対し、昨年のコンサドーレはどうだったかと言うと、先ほど申し上げたとおりキリノ一人がある程度気を吐いたものの、二人目・三人目というのが中々こう出てこなかった。そういったことが一つありましたので、そこでの解消をしたいということで近藤君であり、内村君でありと。
 それぞれクラブがここ数年、勝手ながら見させて頂き、自分たちのサッカーに合う、若しくは今、自分たちの足りない物を埋め合わしてくれるなと思っていた選手2名に声かけをさせて頂いて、彼等に加入して頂いたと。
 同時に守備・中盤、守備・ディフェンスライン等々に関しましては、失点が多かったというのが一言で申し上げた昨年の課題であるんですが。これを課題解消するには色々な方法があります。
 一つはメンタルが弱いがために失点を招いてしまった。皆さんを何度残念な想いをさせてしまったことか。昨年は終了間際等々での失点。そういったもので勝ち試合を引き分け、若しくは勝ち点を得ていた試合で負けてしまった。
 そういったところを補強という形で出すために、やはりメンタルで強い選手、そして中盤や最終ラインでゲームをコントロールということを体現出来る選手。そういったものが必要であるとそういう風に考えております。そういった部分で李 漢宰(リ・ハンジェ)選手の方とFC東京の方から藤山君に入って頂き、昨年の課題である部分を、自分たちの今シーズン、逆に強い部分にするためにそういった補強をしてきました。 
 最後に・・それらのものをすべて兼ね備え、またそういったチームの大きな刺激になるだろうということで、ゴンさん(注.中山雅史選手のことを三上強化部長は『ゴンさん』と呼んでいました)の方にも声を掛けさせて頂き、皆さんの力もあって、非常にクラブとしては有り難いことにゴンさんの方にも加入して頂くことになりました。
 そういった形でチームコンセプトを決め、この昨年までのチームをベースに足りなかったものを今シーズンの補強という形で表させて頂きました。
 グアムキャンプ始まってですね、一番最初にチームミーティングを当然させて頂いたんですけども、チームの方に、各選手に伝えた、まず今シーズンの目標勝ち点75ということで、全選手に伝えさせて頂きました。
 これは決して簡単な数字だとは思っていないんですが、やはり自分たちの目標であるJ1昇格、そしてその先のJ1での安定した戦いをすることを考えた場合に、今シーズンどうしても勝ち点75というのは、自分たちのハードルになると。そのハードルを越えなければ次のステップには進めないんではないかと、そういう風に思っております。
 これは、例年のJ2リーグの傾向等々を見た中で考えますと非常にまぁ難しいんですが、今シーズンJ2の方は皆さんご存じのとおりゲーム数かなり減った中でやります。
 J1の方はここ数年ずっと34ゲームで行われている訳なんですが、(J2で)36ゲームでどういう勝ち点になるかという傾向は実はデーターの中ではないものですから、今までのJ1(では)34ゲームで上位3チームがどういう勝ち点であったのか、また昨シーズン51節ありましたけれども、昨シーズンでの36ゲームでの当時の上位3チームの勝ち点はどうだったかを、そういったことを監督・コーチ・スタッフと色々相談しながら、この勝ち点75というものを目標設定をしました。
 選手の方も、この勝ち点75という具体的な数字に向かって、自分たちがやらなければならないことをそれぞれ考え行っている訳ですけども、同時に昨シーズンは一つチームのテーマで言うと「戦う」という事をテーマにしながら、チーム戦術の部分で言うと「攻撃においてはシュートを打つこと、守備においてはボールを奪うこと」、そういうことを考えた訳なんですが、今シーズンに関してはこの「戦う」ということプラス「正確に、強く、タフに、そして戦う」ということを全選手に話をさせて頂きました。
 これを実施するには、今まで以上のやはりハードなトレーニング、そして戦術的な理解、そういったものが必要である。
 今回、先日までおこなったグアムキャンプに関しましては、まずはフィジカルの向上、第二に個人戦術の向上、第三にグループ戦術の向上、この3つをグアムキャンプ始まる前に全選手に話をし、それを目的に日々トレーニング、グアムキャンプ3週間をやっていくということで、お互い共通の理解を持った中で実施させて頂きました。
 フィジカル等々に関しましては、昨年のものがベースにあったおかげで、かなり昨年度以上の厳しいグアムキャンプのフィジカル等々をこなすことが出来ました。
 一方、個人戦術若しくはグループ戦術についてなんですけど、これは僕の見てきた感想から言うと、個人戦術の方は非常に上がってきている。ただグループ戦術については、僕らが当初考えていた程、厳しいことを考えると、そこまでちょっと達する事が出来なかったな、そういう風に思っています。
 これに関しては、原因としては、皆さんもご存じのように、例えば李 漢宰選手がグアムキャンプの方に帯同出来なかった。あとは数名の怪我人がいた。そういったような状況の中で、こちらが当初予定していたグループ戦術までの浸透というところを行うことが出来なかったという反省はあるんですが、トータル的には、今までお話ししてきた「戦う、そして正確に、強く、タフに」、その上で「シュートを打つこと、ボールを奪うこと」。そういったことを体現出来る基礎、そういったものは出来てきたのかなと、そういう風にグアムキャンプを終えて思っています。
 そのグアムキャンプの中で、日々トレーニングしていった中で、トレーニングゲーム等々も2試合程なんですけどやってきました。残念なことに2連敗という形になったんですけども、そちらの方では、1試合目の方が大宮さんの方とやらせて頂きまして、システムは4−4−2という形でやらさせて頂きました。 

解説1
 コンサドーレ札幌は、1月30日に大宮アルディージャと練習試合を行い、1−2で破れました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2205
   http://www.ardija.co.jp/player/camp/2010guam/0130game.html
   http://www.ardija.co.jp/player/camp/2010guam/20100130camp.html
解説2
 コンサドーレ札幌は、2月6日に柏レイソルと練習試合を行い、0−2で破れました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2216
   http://blog.reysol.co.jp/news/2010/009749.html

三上部長 昨シーズン4−2−3−1若しくは4−1−4−1というのを基本ベースとしたシステムで戦ってきたんですけど、これは一つは今お話した「守備においてはボールを奪う」ということを体現しやすいシステムということで、4−2−3−1若しくは4−1−4−1ということをまず昨年取り組んでやってきました。 
 そこから今シーズン、「複数の得点者を作る」、引き続き「ボールを奪う。シュートを打つ」、そういったことを考えた場合に、4−4−2というものが一つベースになり得るのではないかと。 
 これは開幕までまだ3週間ありますので、最終的にどのような形になるか、また別の話なんですが、一応監督・コーチ・スタッフ等々と話しあった中で、「現状4−4−2というものをベースにやっていこう」、そういったことで事前に話しあったこともあり、大宮戦のトレーニングゲームでは4−4−2という形でやらさせて頂きました。 
 残念ながら1対2という形で、試合の方、敗戦してしまったんですけど、この大宮戦に関しては「攻守の切り替えを早くする」、その一つのテーマだけをやっています。これに関しては、実はその前日まで、ほとんどフィジカル、9割5分フィジカル練習しかやっていませんで、ボールを使ったトレーニングというのをほとんどしていない中での大宮戦のゲームだったので、そのフィジカルをどこまで自分たちが上げて来れたのかを、自分たちで確認するためにも、攻守の切り替えを早くしようと、そのただ1点だけをチームのそのときの目標として、この大宮戦でやってきました。
 この大宮戦に関しましては、攻守の切り替え非常に早く、それが原因なのか、ゲーム内容としてもこちらが考えていたよりも、非常に良いゲームの内容となっていました。ほぼ大宮さん相手にも、ボールを支配しながら、ゲームをコントロールし、相手に常に脅威を与えていたと、そういった実はゲーム内容だったという風に僕自身思っています。
 ただ残念ながら、そういった攻守の切り替えだけをテーマにし、また内容・結果をそんなに大きく問わないという風なゲームであったものの、結果的に2失点してしまってですね・・。この2失点の内訳で言うと、1失点目が相手コーナーキックからのセットプレーでの失点、そして2失点目は残念ながらまた終了間際での失点ということで、まさしく昨年までの課題がそのまま、まだその時点では出てきてしまったのかと。やはりこれを改善することが必要だなということを改めて感じることが出来たゲームでした。
 また選手個人に関しましては、新加入だった近藤、内村、藤山、この辺の選手は非常に相手にとっては脅威な選手だったのかなという風に思っています。特に前線の近藤・内村に関しては、こちらが考えていたよりも二人でのコンビネーション等々で大宮さんの最終ライン混乱さしてましたし、現にうちの得点はPKだったんですけども、そのPKもホント、もう向こうは反則で止めるしかないというようなぐらいの内容でありました。
 そういった部分で言うと、前線の近藤・内村、彼等が昨シーズンの課題であった「複数のスコアラーを作る」という部分で、非常に期待通りやって頂けるんでないかという風な、まず感想を持ったこと(があります)。
 そして最終ライン。そのときは右サイドバック、後半からはセンターバックという形で藤山選手が出た訳なんですが。藤山に関しましても、ボールを奪うということを非常に体現してくれましたし、そういったことで非常に心強く思っていました。
 また昨年までいた選手の中では、岩沼が非常に攻守に安定したプレーをしていました。昨年終盤自らチャンスを掴み、そのチャンスの中で得た物を間違いなく今シーズン、キャンプの中でそれを具体化し、さらなる成長に繋げているなという風に感じました。
 そういった形で大宮戦を終えまして、選手の中でも「自分たちが今までやってきたフィジカルトレーニング(は)かなりきついものでしたけれども、間違っていなかったんだな」ということをまずその時点で認識しながら、次の段階の個人戦術、そしてグループ戦術に入って行こうということで、次の予定していたトレーニングゲームを予定していた柏戦まで約一週間程度ありましたので、その一週間(については)次なるステップに行こうとして、改めてミーティングをし、その一週間に関してはフィジカルのことを並行しながらも個人戦術、そしてグループ戦術へという風に入って行きました。
 ただ個人戦術(及び)グループ戦術(は、大きく分けて2つ)攻守(にそれぞれ)あるのですが、やはり昨年の反省点を踏まえて、「まずは守備から入っていこう」ということで、守備における個人戦術及びグループ戦術。そういったものを柏戦の一週間前からチームとして取り組んだという形になっています。  
 それを一週間程度続けまして、トレーニングゲーム、柏の方とやって来たんですけども、これも結果的には残念ながら0対2。そして非常に・・完敗といって良いほど、現時点での力の差を見せつけられたゲームでした。
 戦前からですね、僕なりに今シーズン、他のJ2チームの動向を見ていまして、「やはり個人的な能力だけで言ったら間違いなく柏さんだろうな。」と。その他には、総合的には僕は甲府。そして千葉。そういったチームは間違いなく大きなライバルになるだろうなという風に思っていました。
 グアムキャンプでは、その中でまぁ柏さんと対戦することが出来ましたので・・、想像通り、若しくは想像以上という形を受けたというのが率直な感想です。
  ちなみに柏の方は、うちにも所属していたアウセウという選手と、今年新しく新加入で入ったレアンドロ・ドミンゲスという攻撃的な選手がいるんですが、この2選手が怪我のため、僕たちの試合には出ていませんでしたが、それを除く、向こうの監督も明言していましたけども、現時点でのベストメンバーと。  
 うちの方は、そこまで戦術等々進んでいないということもあって、まぁほぼオーソドックスに、Aチーム・Bチームという形で分けることなく、均等に分けてやるというゲームではあったんですけども、冒頭でお話ししたように現時点での力の差は非常に感じたゲームでした。
 大宮戦の時に出来ていた攻守の切り替え、そういったことをなかなか表す間もないぐらい、常にゲームを柏さんにペースを握られていまして。
 まぁ特に前半の方は守備一辺倒という状況でした。ただその中でも、前回の大宮戦と同様にですね、まぁその試合においては近藤と岩沼に関しては、個人的には非常に、その相手にとっては・・嫌な存在であってですね・。えー、私共からしたら心強い存在だなという風にそのゲームでも思いました。
 ちょっとその試合に関しては、内村がかなりコンディションが逆に悪くて。数日前にちょっと足首を捻挫していたこともあって、あまり良くなかったんですけど。
 近藤、特に僕が個人的に嬉しかったのはやはり岩沼の存在。非常に心強く思って見ていました。
 そういった中でキャンプを進めてきた訳ですが、残念ながらこの対柏戦に関してはシーズン中連敗したのかと思うくらい正直、練習試合後重い雰囲気にチーム(は)なりました(場内からざわめきと失笑が多少起こる)。そのくらいホント・・、ショックの大きかった物なんですけども、それはもう僕を含めたスタッフ・選手・みんながそのような感じになりました。
 ただ一人石さんだけは、全然気にしていないそぶりだったんですけども(場内から失笑が起こる)。正直ホントそのくらい厳しい現実をその時点では見させて頂きまして、正直その日の夕食会場でも・・「これキャンプ?」という位、非常にシーンとした中でですね・・。
 またキャンプ中僕は、選手とグランドでコミュニケーションを取ると同時に、ちょこちょこ、トレーナールームなんかに実は顔を出すんですね。
 トレーナールームというのは、結構選手のはけ口の場と言いますか、ストレスを発散する場でもあるんで、そういった所に”ずっと”いるとですね、誰も話さない。ちょこちょこ行くと、話している途中に耳に入るみたいな感じですね。ということもあって、ちょこちょこ顔を出しているんですね。
 柏戦終わった後に、トレーナールームに顔を出しても誰も話すこともなくですね、ただ単に黙々と皆治療、若しくはマッサージを受けているような状況でした。
 ただこんな中で、このままではいけない訳で、まずスタッフ間の中で色々話をしようということで、早速その夜の晩に、当日あった柏のゲームをビデオで観て、いろんなディスカッションをし、それを翌日すぐに選手に映像を通して見せ、自分たちが出来た物と出来なかった物を更に整理をして選手に説明し、今後のグアムキャンプ残りの期間、有意義にやっていこうという話をしました。
 ただこれも正直先ほど言ったとおり、石さんだけは全然気にするそぶりもなく、最初のミーティングというのは実は監督は監督だけ映像を観ていまして、僕らは監督が観ているDVDを監督に内緒で、監督が観る前に1枚だけDVDを直ぐ録画しておいてですね、監督が観ている間に僕らコーチングスタッフも含めてコーチ陣と一緒に・・。
 で、それらお互い観た物を監督とコーチ陣と僕らで、更にディスカッションして、チームミーティングの方に反映させるというやり方を取っているんですけども。
 僕らは、コーチ陣と僕らと観ていたんですが、非常に「これどうする。ああする。こうする。こうする」ということを色々ディスカッションし、やっていて、次の日の朝、石崎監督の方と、「僕はこう思う」と言う。それぞれの立場で。 僕は強化の立場で、またコーチはコーチの立場でそれぞれ意見を言っていたんですけど。
 石さんの方は、僕らが4、5つ言っても、「結局はアレやろ。そっちはコレやろ」という2言ぐらいで解決されまして・・。 まあ石さんと一緒にいると、こう・・良い意味でそういった部分で非常にポジティブになれまして・・、ただポジティブになるだけじゃあ意味ないんですけども(場内から失笑起こる)、ポジティブになった上で具体的な解決策、今後チームがやらなければいけないことが同時に明確に表してくれたということがあって、非常に僕の中でも・・、そのとき・・・監督の存在が大きく感じました。
 そういったことを踏まえてですね、ミーティングをしたということで少し選手の気持ちがすっきりしたということが一つと。 もう一つは、タイミングの良いことにですね、その次の日ぐらいから、部分合流ではあったんですけど、ゴンさんの方がチームの練習に出てきたと。皆さんご存じのように、ああいうキャラクターですので、非常にそういった部分でチームに貢献するのが高くですね。
 そうしたゴンさんの力なんかもあって、一時、ホント、シーズン中でもないくらい落ち込んだチームの雰囲気を、またグアムキャンプの初日ぐらいの雰囲気に戻す事が出来てですね、残りのグアムキャンプを回って来ました。
 グアムキャンプに関しましては、残念ながら吉弘君の新たな怪我ということで、今全治三ヶ月という形で今診断されているんですが、そういったことがあり、また(李)漢宰選手も、出来ればグアムキャンプ中にでもチームに帯同出来ればという思いでいたんですけども、残念ながら最後まで帯同出来なかったと。
 そういった部分があったんですが、総合的に今お話したような形で、それぞれのコンセプト等々をやり、最低限やらなければならない・・戦術部分のところまで、そういったところまでグアムキャンプでやることが出来ました。
 ただ最初にお話ししたように、当初目標であった個人戦術からグループ戦術の部分での向上という部分では、僕自身「まだまだだな」という風に思っております。
 熊本キャンプでは、引き続きこの・・、本来はグループ戦術からチーム戦術に入って行こうと思っていたんですが、若干やはりグループ戦術というものを入れながら、最終的にチーム戦術という形を入れ・・。
 既に発表となっていますプレシーズンマッチ2試合、またトレーニングゲームも現時点で1試合程度入れております。
 そういった開幕までの3試合とトレーニングゲームで生かして、開幕からのゲームに望んでいきたいと、そういう風に考えております。

解説
 2月17日に鹿屋体育大学との練習試合が開催され、コンサドーレ札幌が4対0で勝ちました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2222   

三上部長 熊本キャンプの方は、(李)漢宰選手の方も当然参加をしますし、グアムキャンプ当初、別メニューだったゴールキーパーの佐藤優哉、ゴンさん、岡本、この辺も順調にグアムキャンプ終盤ではチームに合流し、引き続き熊本キャンプではチーム練習を行える状況がたっているし。
 そういった部分で言えば、趙 晟桓(ソンファン)がちょっとまだ目処がたっていないという部分で、心配な部分はあるのですが、グアムキャンプより、より良いコンディションでチーム状況でキャンプに入れるなという風に思っております。
 簡単なんですが、今シーズン、昨シーズンの反省に基づいたチームのコンセプトとクラブの財政状況に伴う中でのJ1昇格するための考え、そして今シーズンの目標の勝ち点、チーム戦術、それに合わせた先日までのグアムキャンプを簡単ながらお話させて頂きました。
 是非ですね、今聞いた話、若しくはそれ以外の部分で、皆さんの方でお話伺いたい部分がありましたら、遠慮なく言って頂ければと思っています。
 以上ご報告のほど終わります(場内から拍手が起こる)。
    
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司会 三上部長の方に質問のある方、挙手をいただければ、マイク持って行きます
ので。

質問者1 少数精鋭でやるということで話(を)伺ったのですが、怪我人(が)沢山出て大変だと思うのですが、その中で、箕輪さんはどうしているのでしょうか。

三上部長 箕輪選手に関しましては、当初グアムキャンプに帯同する予定でした。ただ実は、その一週間ぐらい前の検査で・・状況的にあまり良い状況ではありませんでした。
 具体的に言いますと、グアムキャンプではかなりハードにスプリントを掛けた走りをやれるのではないかという予定で、グアムキャンプに帯同する予定だったのですが、一週間前の検査で、スプリントを強く掛けれる状況ではないと。もう少し歩行等々、若しくはプールでの調整が必要だろうという結論になりまして。グアム言ってもあまり行く意味がないと。
 そういった状況もあり、本人とも話した結果、最終的にはグアムキャンプの前日だったんですが、急遽グアムキャンプの不参加が決まりました。チームがグアムキャンプやっていた期間、本人は札幌の方におりまして、宮の沢のクラブハウス及びジムの方で、プール等々を中心にですね、リハビリを昨日も行っていたという状況です。
 実は、今回箕輪選手だけでないんですが、少数精鋭をやる上で、今シーズン僕は一番大切になってくるのは、メディカル部門の充実。こういった物を一つクラブとして大きな力になる。 
 一番は、怪我をさせない身体づくり。二番目はそうは言ってもサッカーですので怪我はありますので、怪我をしてしまった時に初期判断を誤らず、きちんとしたリハビリメニューを組み、早期に復帰させる。これが少数精鋭の25名という中でも1シーズン力を落とさず、やっていく方法かなと思いまして、北大の北村先生という方にお力を借りて、新しくチームドクターに入って頂き、その北村先生の方で箕輪君の方・・今また診察・精密検査等々をして貰っていて、彼にとって更によりよい方法というものを話しあっている状況です。
 現状、今決まっているのは、熊本キャンプの方も最初の方はまだ帯同しない。その中で札幌で調整していくということと、昨日僕帰国して直ぐにトレーナーと僕と箕輪君と北大の方に顔を出しまして、今後の彼のリハビリ等々を含めた進め方についてディスカッションしてきて、最終的な結果は3、4日で出る形になるんですが、まだ残念ながらスプリントを掛けれるような状況ではないので、まだ目処が立っていないというのが、今の現状です。

解説1
 北海道大学病院にはスポーツ医学診療科が設置されています。中山雅史選手も、ジュピロ磐田退団後、多くのクラブからオファーを受けた中で札幌入団を決断した理由として医療設備の充実を挙げています。
   http://www.huhp.hokudai.ac.jp/patient/sec/sports/index.html
※ その後箕輪選手は、前回手術した場所とは違う箇所に断裂が認められたため、改めて縫合手術を行うこととなりました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2224
   
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司会 そのほかにご質問等ありませんか。

質問者2 先ほどの三上部長のお話で、李漢宰選手がグアム帯同が出来ていないとなっているということですが、これはビザの発給が遅れているせいだったと思うんですけども、同じ北朝鮮籍で北朝鮮代表である仙台の 梁勇基選手なんかは問題なくグアム(に)来れたようなんですが、この差というのはどうしてなんでしょうか。
 それと現在、李漢宰選手は、なんか一部、道スポかなんかの報道で今、都内で自分でトレーニングしているという風に書いてあったと思うんですが、それで間違いないんでしょうか。

三上部長 はい。まず李漢宰選手なんですが、昨年の反省点から「彼の力は大きな力になるな」というのがあったと同時にですね、彼が北朝鮮国籍であることは当然私の方も判っていましたし、同時に今年グアムキャンプを実施するということもその時点で決まっていましたので・・。
 まず・・オファーする際にそうしたリスクがあるということをまず判った上で、オファーをさせて頂きました。それはまぁ彼の能力、そういったものがやはり大きいということで、最悪グアムキャンプに参加出来なくても、1年を通して考えた場合、その先のクラブ・チームを考えた場合に、彼の力は大きな力になりえるだろうということで、そういったことで、まずオファーをさせて貰いました。
 そこから具体的に、やはりクラブとしてはグアムキャンプに帯同したいということで、クラブが出来る限りのことを、ビザ申請の中でさせて頂きました。
 当初から簡単ではないということは重々承知していながらですね、グアム州知事さんに実はお願いしてビザ申請の許可をですねアメリカ領事館の方に提出して頂いたり、グアムサッカー協会の会長からの推薦状を貰ったり、いろんな形で行って来たんですが、一方でやはりアメリカ本国の方でなかなか許可が出ず、本当はグアムキャンプ10日目くらいで何とか下りるかもしれないというような情報も一時ありながらですね、最終的にはビザの方が出されずにですね、グアムキャンプ帯同出来なかったというのが、まず事実として一つあります。   
 その上で仙台の梁勇基選手は、同じようにグアムに行けていたということなんですが、実はそのことは当然仙台さんがグアムに行く前、若しくは僕らがグアムに行く前に判っていたことなので、仙台さんの方には問い合わせさせていただきました。

<注意> 以下の説明については、三上部長が「オフレコ」と述べていたので割愛します。
解説
 以下のリンク先のとおり、アメリカ政府は北朝鮮国籍保有者に対してビザをなかなか発給しないのが現状です。三上部長は、 この事情についてオフレコで詳細を話されましたが、結局のところは李漢宰選手がグアムキャンプに帯同するためには、早めにビザ申請をするしかなかったようです。
    リンク先

三上部長 あと(李)漢宰の方は、報道のとおり東京都内で練習しています。先程申し上げたとおり、クラブとしてオファーする時点で、グアムキャンプ帯同出来ないかも知れないということは頭にありました。ですんでオファーすると同時に、オファーをし、「これが契約締結出来た場合にはこういったリスクがある」ということは、契約交渉段階から(李)漢宰選手と話をさせて頂きました。
 その中で、ビザが下りることをまずクラブとして精一杯やるんだけれども、もしそれが叶わなかった場合には東京朝鮮の方でトレーニングをすると。
 やり方としては、チームの方としてもフィジカルがメインでしたので、うちの石栗フィジカルコーチが作ったメニューを(李)漢宰に渡して、東京朝鮮の方で行うということを契約当初から実は考えていました。
 残念ながら、今お話したように、グアムキャンプ出発時にもビザが下りなかったので、当初李漢宰選手と話あったとおり、東京朝鮮の方で行っておりました。
 実は、(李)漢宰選手にもエージェントという方がいるんですが、実はこのエージェントという方が、昔ヴェルディでフィジカルコーチ等々をやられていた経験もある方で、現在はエージェントとして活躍されているんですが、その前までは日本のサッカーの中でも・・フィジカルコーチということで、プロの世界でやって来られた経験のある人だったので、また幸いにうちの石栗コーチとは昔、別のチームで一緒に仕事をしていた仲でもあったということで、石栗コーチが作成した物を(李)漢宰選手のエージェントに渡して、(李)漢宰選手のエージェントが、要するにフィジカルコーチとしての資格を持っている人間がそばに付ききりで(李)漢宰選手の方のフィジカルを高めていったと。

解説
 FIFA及びJFAの規則により、日本国内の選手契約に関するクラブとの交渉において、選手を代理できる者がリンク先のとおり定められています。尹 台祚(ユン テジョ)氏は、過去にヴェルディやガンバ大阪等でフィジカルコーチを務めて、現在ではなでしこジャパンの沢穂希選手等の代理人も務めています。
   http://www.j-leaguers.net/about/agent.html

三上部長 (李)漢宰選手とは、グアムキャンプ中、僕も3日に1回程度、連絡を取りあっていました。順調にフィジカル・コンディション・・。僕らとしては(李)漢宰選手に「90分走れるまずコンディションで熊本に来てくれ」ということをお願いしたんですけど、それを充分出来ることになっているじゃないかなという風に思います。
 また彼自身、非常に自分自身に厳しい男ですので、こちらが与えたメニュー以上のことをどうやらやっていると関係者から聞いてたり、また(李)漢宰の方から話を聞いたんですけども、高校レベルのゲームなんですが60分、70分、80分。そういった形でゲームの方もこなして来ている。ただやっている場所が、残念ながら人工芝のグランドだったので、「そこの部分だけ注意して」ということを、お互いコンタクト取りながらやって来て・・。最終的には、先程申し上げたとおり90分走れるような状況で、熊本の方に入れるんじゃないかなとそういう風に思っています。

質問者2 有り難うございました。

司会 今、途中でオフレコの部分がありましたけれど、ネット等で配信されている方はご注意ください。
  
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質問者3 今期サテライトリーグが廃止になりまして、強化の面から言ってもかなりの傷手だと思うんですけど、(今年は)W杯の中断期間がありまして、試合をするなら日にちはありそうなんですけど、その辺で今年計画していることとか、現時点で検討されていることとか、教えて頂けるものありましたらお願いします。

三上部長 はい。今ご質問にありました通り、サテライトが廃止になってしまいまして非常に残念に思ってます。一応これに関しては、やはり他のクラブが経費がかさむというところからこうなってしまって、強化担当レベルでは正直僕以外みんな「まぁ中止で良いんじゃないか」というような様子で(場内爆笑)・・、 力及ばずでこういう結論になってしまいました。
 これに伴いまして、25名の少数精鋭とは言え、やはりその・・随時リーグ戦に出れない選手っていうのが必ず出てきます。そういった選手をいかにチームの力にするかということが、このJ1昇格する上での大きな力になりますので、そこについてはやはり考えなければいけないと。
 サテライトに変わるものを考えなければならないということで。現時点でまだ決定はしていないんですが、ご相談させて貰っているのは、えー・・3年前ですか、僕の方とかでちょっと立ち上げさせてもらったナイターリーグ。そういった形が・今・。昨年までは、北海道チャンピオンズリーグということで引き続きやってもらったんですが。やはり私共もゲームを組んでいきたいということで、高校・大学・社会人のチームに声掛けをさせてもらって、今、そのリーグ戦を組むということで協議しております。
 今週の日曜日もその会合がありまして、スケジュール等々をやっていきたいと思ってまして、そういった中で一つゲームというものを組んでいきたいと。
 もう一つは、僕が一番気にしているのは、ご質問にもあったとおり、「W杯の期間中どれだけのチームが北海道に逆にキャンプに来てくれるかな」ということを実は調べております。
 決して僕、自治体関係ではないんですけども、そういった関係で誘致をするかの如くですね(場内から笑い)、「あすこにグランドがある。ここにグランドがある」と今、Jクラブに話していますし、現状フロンターレさんとですね、関東の強豪大学チームが今来られる予定になっているんですけど、何とか4チームぐらい、北海道にその期間キャンプ来てくれないかなという風に思っています。
 それを何とか実現して、自分たちがそのキャンプ地に出向いて、ゲームをやっていくということを一つ考えていて、何とか実行していきたいなとは思っているんですけども、まだ相手がいることですので何とも云えないんですが、ただよりレベルの高いところで、そういったところで経験したいと、そういう風に現時点で考えております。 

司会 はい。有り難うございました。ではお約束のお時間でございますので、三上部長のお話とご質問に関してはこれで中断ということにさせて頂きます。
 じゃあどうぞ、退席していただいて結構です。   

三上部長 ホント大丈夫です。あと10分くらいホント大丈夫です。スケジュール的に問題ないんであれば。

司会 良いんですか。まだ10分ぐらい良いそうです。はい。じゃあ。

解説
 Jリーグのサテライトリーグ廃止に関しては、特に札幌に対して影響が大きい旨が報道されています。  http://diamond.jp/series/sports_opinion/10089/
        
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質問者3 先程他チームの状況等について、注目すべき戦力を持っているということで柏・甲府・千葉の名前がありましたが、私個人的には監督も変わらず、選手もあまり変わらず、徳島が凄く気になっている。それだけではないんですけど、他になにか強化部長の方で注目するチームとか、戦力分析で何かあるのであれば教えてください。

三上部長 はい。まぁホントやはり凄く気にしております。ただ一つ、相手のことよりも、まず自分たちがどういうビジョンを持って、どういう方向性で持って行くのが一番大切かなと言う風にまず考えてまして、それを踏まえた上で対戦チームのことを自分なりに、クラブ的に分析させてもらっています。
 強豪だなと思うチームは、先程言わせて貰った3チームで、個人的には僕は実は甲府が一番怖い存在かなという風に思っています。
 そのほか、今ご質問のあったように徳島。監督も変わらないし、昨年の選手はほとんど残った中で、プラス補強されていると。僕もかなり気にしていました。
 
注意
  <ここからはオフレコにしてくださいという要請が三上強化部長からありましたので議事録に落としません>。なお徳島は、親会社である大塚製薬が昨年以上に力を入れているそうです。

三上部長 後、その他のチームで云うと、最後の方になって横浜FCが非常に気になる存在、僕の中ではなっていきました。
 <一部オフレコの部分あり>大黒選手が最後入ったり、その他にも岸野監督がやられていた、軸となる特徴の判っている選手を何人か引っ張ってきたりと積極的な補強をしています。それプラス外国人も日本で実績のある外国人を取っていますので、最後の方になっていくと横浜FCが、ちょっと個人的には非常に気になる存在です。

注意
 ここの部分のオフレコは、後日2010年のJリーグ各クラブの経営指標が公開された後に公開します。
解説
 横浜FCでは、2010年シーズンの監督として、前年サガン鳥栖の監督をしていた岸野靖之氏を監督に招聘しました。その後、2009年シーズンにサガン鳥栖に在籍していた高地系治選手、渡邉将基選手、武岡優斗選手及び柳沢将之選手といった選手が相次いで横浜FCに移籍しました。またスタッフでも、中村敦コーチ及び芝田貴臣フィジカルコーチが同様に移籍しました。その他以前サガン鳥栖に在籍していたシュナイダー潤之助選手・金裕晋(キム・ユジン)選手も横浜FCに移籍しました。

三上部長 あとは、昨年新しくJ2に入ってきたチーム、今年新たに入ってきたチーム、それぞれチーム強化しているなという印象を受けていて・、かなり難しいリーグになるなという風にまず思っています。
 先程勝ち点75という実は設定したときに、これも過去の経緯で言うとですね、つぶし合いの起きたリーグの時というのは当然勝ち点が低くなるんですね。突出した2チームぐらいが勝ち抜く時っていうのは、当然勝ち点は上がっている。 
 僕等この(勝ち点)75というのは、実はそれも踏まえた上で「最悪そういった展開になったとしても、75あれば昇格出来るだろう」という風に思っています。
 ただそれはあくまでもリスクマネージメント的な観点からの75で、現実的には僕はつぶし合いになっていくリーグ、なっていくのかなと実は思っています。
 それ位、今言った、先程申し上げた3つのチームの他にも、横浜FC、徳島そしてその他のチームというのは凄く拮抗するなと思っておりますし、余談ですが・・・いろんな選手にこうオファーしていく中で、今回来てくれた選手、それぞれうち以外にオファーありました。えー、残念なことにどこのチームも、うちよりも条件は凄く良いんですよね(場内からゲラゲラ笑いが起きる)。同じJ2で。
 これは、非常に、その僕としてはやりずらい・・部分ではあるんですけど。それだけ、まぁ力を入れて他チームかなりやって来ているなという印象を受けていますので、難しいリーグになるなと思っています。
 すいません、長々とちょっとお話ししました。。

司会 宜しいですか。それではこれで三上部長への質問タイムは終わりとします。
どうも有り難うございました(場内から盛大な拍手が起きる)。

三上部長 すいません。どうも有り難うございました。

司会 ここで5分ぐらい休憩します。

(休憩 13:05−13:10)

 なお休憩時間中、会場前側のドアから退出しようとする三上部長に対して、会場内から拍手が起きる。
   
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4 会社運営に関するお話
司会 それでは再開いたしたいと思います。それでは社長宜しくお願いします。

(1)HFC代表取締役社長 矢萩竹美の説明
矢萩社長 (矢萩社長は立ち上がり再び中央の発言台の位置に来て発言を始める)。これからちょっとお時間を頂きまして、私の方からですね、昨年度2009年の総括と今年2010年の展望ということにつきまして、内容は相当多岐に渡りますけども、まだ外に公式に発表しておりません2009年度の決算見込み、それから2010年度の予算案、こういったところをベースに話をさせて頂きます。
 お手元に数字的な資料をお渡ししていませんので、ちょっと判りづらい部分も出てくると思いますが、あまり数字の話ばかりする気はありませんので、その数字がどういったことを意味するということですとか、こういった部分をどういう風に改善していかなければならないのかとかという中でですね、数字の話にも触れながら、現在の北海道フットボールクラブの経営状況について、率直にお話させて頂きたいと思います。
 それではまず2009年の総括というところから始めたいと思います。チーム成績はご承知の通り6位で終わったということだったんですけども、先程冒頭ご挨拶で申し上げたように、昨年は色々な状況の中でですね、私共としては「1年でJ1に復帰する最大のチャンスの年である」という位置づけでスタートいたしました。
 それの裏付けになったと言う風に言うとちょっと語弊があるかも知れませんが、たまたま2008年までコンサドーレに在籍していおましたというダヴィ選手が、名古屋に移籍することになりました。それでダヴィの移籍金というのはですね、正式な数字は・まぁ各スポーツ紙等が書いておりますけども、3億円を超える金額が移籍金としてクラブに入っております。その「3億円がクラブ収入として例年度にはない予算で、収入・予算で入った」ということを前提に昨年の予算を組んだという訳です。
 当然の事ながら、J1からJ2に落ちたという年でございますから、予算全体は縮小傾向にせざるを得ないということもありましたし、昨年はご承知のとおり年間51試合、過去のJ2の中でもですね、最大のゲーム数をこなさなければならないシーズンだったということですとか、昨年特有のいろんな状況も加あんしながらですね、昨年ダヴィの移籍金をどういう風に有効に予算の中で組み立てていってですね、クラブとして活用していくかということが昨年の予算上の最大のポイントでした。 
 それでクラブの基本的な考え方としましては、「ダヴィの移籍金は全額を強化費で使うことはしない」というところからスタートしました。ただし先程お話ししましたように、昨年がJ1昇格の最大のチャンスであるという判断もありましたので、当然の事ながら3億内外の移籍金収入の一部をですね、「通常は移籍金がない時にはシフト出来ない強化費に一部はさく」と。
 それからもう一つは・・まぁ昨年までですね、色々クラブに対してご批判ですとかとか、ご意見を頂いていましたファンサービスですとか、スタジアム空間の整備ですとか、広報宣伝ですとか、「いわゆる営業政策も含めたクラブ政策に関わるお金に一部を使う」と。
 それからもう一つはですね、前年の2008年が減資・増資というクラブとしては非常に重要な経営政策を取った年で、皆さんにも多大なご迷惑をお掛けした次の年であるということも勘案しましてですね、「確実に利益を残す」と、昨年はこの3つを目標とした予算を組みました。
 予算につきましては、HP等で既に発表している数字でございますから、詳しくは申し上げませんけども、ダヴィの移籍金があったために本来であると3億円少ない予算を組まなければならないところを、前年とそう大きく変わらない予算を組むことが出来たと。

解説
 ここ数年のHFCの決算・予算はこちらをご覧ください。トップチーム人件費は、2008年度が716,527千円に対して、2009年度は637,211千円となっており、前年比94.9%のマイナスに留まっています。 
   http://consadole-sapporo.jp/club/pdf/yosanjisseki-h2012.pdf

矢萩社長 ということが昨年2009年度HFC予算の最大の特徴かと思います。
 それでその予算を強化費に一部、それからクラブの諸政策に一部、それから確実に利益を残すというところに一部を使ってですね、昨年全体(で)何とかチーム成績の向上ということとそれからクラブの財政状況の好転というところの両方狙った支出でございました。
 まだ私共監査法人が入っておりまして、最終の決算作業を今やっておりますので確定はしておりませんけども、一部新聞で報道はされておりますし、前月末の取締役会で決算見込みというものは一応報告しておりますので、まもなく正式な数字は確定します。おおむね昨年の状況については、既に取締役会で報告しながら、ポイントについては一部の新聞社に取材対応はしていると言う状況です。それで昨年の最大のポイントをまずご説明しますと、収入の面で2つの大きな要素があります。一つは入場料収入でございます興業収入という項目。それから(もう一つは)スポンサー収入でございます広告料収入という項目。
 この2つを併せて、大体予算で言うと7割から8割ぐらいを占める大きな品目なんですが、そのうち片方の興業収入の部分で、予算比(を)大幅に下回るという結果になりました。
 数字的に言いますと予算ベースで(興業収入として)4億8千万の予算を組んだのに対して、最終決算見込みが3億5500万円。数字的に言いますと1億2500万円目標を下回ったということです。
 これの前提としましては、30万人の動員目標を昨年立てておりました。動員目標と言うのは、その年のチーム状況ですとか、それから前年、前々年、それから過去J1だった時、J2だった時、諸々の数字を参考にしながらですね、毎年動員目標の数字を立てるんですが、昨年は30万人という動員目標数字を立てたということです。
 これは2007年のシーズン、これは結果として最後の2試合でJ1に昇格に掛かる試合を行ったシーズン(であって)、皆さんも記憶に新しいかと思いますが、京都戦・水戸戦があったシーズンなんですが、この年の動員数字の実績数字として 24試合で29万人という数字が残っております。それで次の年の2008年はJ1の試合でございますが、この時はナビスコ杯の試合も含めまして、20試合で26万8千人という数字が残っていると。 
 それに対して昨年2009年は、全体で51試合、ホームゲームが26試合のシーズンだったと。
 私共としましてはですね、過去の数字を見ながら30万人というのは当然クラブとしての努力目標を含めた目標数字ではあったんですが、過大にですね、ここの部分に努力数字を積んだという風には考えておりませんでした。
 26試合30万人というのは、過去の実績から言ってもですね、充分届く入場者数であったと思いましたし、逆に言いますと26試合で30万人を入れなければですね、クラブ経営的には今後も含めて非常に厳しい状況になるというクラブの決意を含めまして、昨年30万人という数字を立てた訳です。
 それに対しまして、数字としては26万5千人という結果に終わりました。数字的に言うと、3万5千人ということが目標数字よりマイナスという事です。
 つまりここの興行収入の部分で数字で言いますと、金額でマイナス1億2500万円、人数で言いますとマイナス3万5千人、これがですね、クラブの目標から大幅に実績数字として下回った数字でございます。
 昨年は、J1を1年で落ちてですね、J2のやり直しの年だったいうこともありまして、私共としては最初から無理な予算を組む予定はありませんでしたから、30万人・ある意味まぁリーズナブルな予想を立てた上ですね、いかに確実にこの数字をクリアーしていくかということで、色々政策も展開してきたということでございます。

解説1
 2007年度のコンサドーレ札幌の観客動員数は29万676人でした。この動員数はその年のJ2ではベガルタ仙台に次ぐ第二位の観客動員数です。
 また2009年度のコンサドーレ札幌の観客動員数は26万5376人であり、この動員数はその年のJ2ではベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府に次ぐ第三位の観客動員数です。
 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j2data&g=j2_0&t=t_visitor&y=2009
解説2
 2008年度のコンサドーレ札幌の観客動員数は、リーグ公式戦のみでは24万7305人でした。
 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1data&g=j1_0&t=t_visitor&y=2009
   
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矢萩社長 (マイナス分が)3万5千人で1億2500万ですから、お気づきの方もいらっしゃると思いますけれども、1人当たりの入場料収入単価を想定すると、ちょっと数字が合わないかも知れませんが、昨年についてはいわゆる保護者同伴であれば小中学生無料というファミリーシートを新設したことですとか、それから年間3回ぐらいですね、クラブとして動員対策をした試合がございました。
 これは7月4日だったと思いますが「夏コン」と題して行った日、それから8月22日ですとか、年間3回ぐらい動員対策を実施した日があります。  

解説
 2009年7月4日の水戸戦では、「ワシの夏コン」と題した大規模な集客キャンペーンが行われました。また8月22日の鳥栖戦では、7月4日に引き続き、札幌ドーム屋外テラスに「コンサパーク」を展開し各種イベントが開催されました。
    http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=1890  
    http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2004

矢萩社長 この日につきましては、数千人単位で招待政策ということも行っております。これは、区単位でだったり、それから近隣の小学校であったり、それから関係先であったり、そういったところに招待という形で動員を掛けた試合があったと。
 そういったことを総合的に行った結果ですね、一人当たりの単価が大幅にダウンしたという結果も伴っております。
 これはクラブとしての政策でございますから、招待を無尽蔵に実施していることについては、色々お考えはあると思うんですが、クラブとしてはやはり一度コンサドーレの試合に足を運んで頂いて、長い目でサッカーファン・コンサドーレファンを定着させていくというところを並行してやっていくというところが、今のところのクラブの基本方針でございますので、そういったことを積極的にやった結果ですね、入場者の数が目標を大幅に下回った上に、(入場料)単価も大幅にマイナスになったと。その両方の原因がですね、数字として興業収入が1億2500万予算を下回ったという結果に繋がっていると思っております。
 当然このマイナス数字についてはですね、「そもそもの動員数字の読みが甘い」とか「クラブのチケット営業政策が足りなかった」とか、そういったことのご指摘も頂いておりますが、まぁ私共としましては「両方に原因がある」ということと、併せて分析としましては、やはり特に前年J1でやってですね、次の年、去年J2でやって我々が一番感じたところはですね、ある意味2年間の中で初めて対戦するチーム、その間にJ2に参入してきたチームですね、これは熊本・岡山・富山・岐阜・栃木と5チームあったんですが、そういう初めて対戦するチームなどですね、やはりJ2に比べると馴染みの薄いチーム、いわゆるプロの興行として、相手としてやや知名度に劣るチームところとの試合も相当数あったと、いうことも一つの要因かなと思っております。
 それから当然のことながら、結果としては、一度も昇格争いに絡むことが出来なかったシーズンということで、なかなか1年を通してですね、チームの勢いというものが入場者の勢いというものと連動するところがあまりなかったという、シーズンでもあったことが一つ。
 それからもう一つは、皆さんも感じておられると思いますけど、ここ1年、特に景気の状況が非常に冷え込んで来ておりまして、いわゆる家計支出の中で、こういうエンターテーメント系・スポーツ観戦、これは映画だとか文化系の歳事もそうなんなんでしょうけども、各家計の中でそういったものに費やす、それぞれの家庭の予算がだいぶ絞られてきているという現状も反映してきているのかな、という風に思っております。
 ただし・・私共としては、隣の会社でもあります日本ハムがですね、昨年もお客さんの数においては前年を上回る形で推移して来ていますので、そういう経済状況がどうこうという事だけがですね、コンサドーレのお客さんが伸びなかった原因だという風には考えておりません。
 片方(は)現実そういう風に伸ばして、まもなく年間200万人に届こうとする、我々のある意味、先を行っている球団がある訳ですがら、このことだけを言い訳にすることは出来ないのかなという風に思っております。
 今色々お話してきました複合的な要因が重なって、結果として26万5千人に留まったシーズンだったのかなと言う風に思っております。そういう意味では、ダヴィの移籍金収入というものがありながら、結果としましては興行収入が1億2500万という大幅なマイナスで留まったということもありまして、昨年の決算見込みとしての最終的な利益・損失につきましては、これもまだ確定はしておりませんが、約4400万の赤字決算に終わるというのが今日段階での、決算見込みでございます。
 そのほぼ最大・唯一といって良い要因は、興業収入の大幅な落ち込みということでございます。
 勿論もう一つの大きな収入の品目でございます広告料収入は、逆に予算を1000万ほど上回っているという部分があったりですね、移籍金収入は当然ダヴィの部分があったのでクリアー出来ているとか、Jリーグからの配分金も若干落ちていますけども、そんなに極端に大きくは落ちていないということをトータルで考えますと、収入の中で興業収入が予算を大幅に下回ったと言うところが最終決算に深刻な影響を与えた最大の要因であるという風に考えております。 
 私としては、「ダヴィの移籍金があったために、それをクラブ政策、チーム強化、そして確実な利益というところに結びつくために予算を組んだ上で、(結果として)利益を出すどころか赤字で終わった」ということについてはクラブを代表する人間として非常に責任を感じているということでございます。
 それで最近のJリーグの全体的な状況を見てみますと、皆さんある程度ご承知だと思いますが、J1が18クラブ・J2が今年から19クラブ。併せて37クラブと。
 MAX、J2は、22クラブまで増やすという方針がありますので、そうしますと、最高J1・J2併せて40クラブまで(増えることに)なるんですが、そこの部分についての数字的な状況としては「三極構造にどんどんなって来ているのかな」という風に考えております。
 J1で上位を占めるクラブ、それからJ1とJ2を何年かサイクルで行ったり来たりするクラブ、それからなかなかJ1に上がるきっかけが掴めないクラブと。そういう風に3極に別れてきているのかなと、いう風に思っております。
 北海道フットボールクラブ・コンサドーレは、残念ながら2番目のJ1とJ2を行ったり来たりしながら、その中で何とか経営の安定を図り、更にJ1での安定的な成績をどういう風に目指さなければならないかということが、今シーズンを含めてですね、(これから)当面(の)最大の課題になっているクラブの一つかなという風に思っております。
 今ちょっと手元にデーターがないのですが、毎年8月、9月くらいにJリーグがJ1・J2各クラブの経営指数を発表しています。当然2009年は、まだ終わったばかりで決算も出そろっておりませんので、去年の分については今年の夏に発表されると思います。(それで)2008年に発表された数字を見ますと、例えば私共がJ1で戦っておりました2008年の数字を見ますと、残念ながらコンサドーレの予算は、特に強化費のところに端的に現れるのですが、一昨年は7億台ということで、その当時のJ1の18クラブの中で圧倒的に最下位に留まってます。
 それから2008年のJ1の強化費の平均は、約16億円でそれの半分にも満たないような数字というあたりがですね、現在の経営的な部分から見たコンサドーレの実力なのかなという風に思っています。

解説1
 矢萩社長が話された「2008年度Jクラブ情報開示資料」はこちらです。2008年の札幌の強化費(選手・チームスタッフ人件費)は、787百万円となっています。一方でJ1クラブの平均強化費は16億56百万円に達しています。
   http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2008-9/pdf/club2009.pdf
解説2
 「2008年度Jクラブ情報開示資料」はこちらです。
   http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2009-10/pdf/club2010.pdf
    
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矢萩社長 ですからこういう数字が示しますように、J1の中でも親会社が広告料収入の部分で10億・20億単位で設定しているところが、J1で上位を占めるような傾向が年々はっきりして来てます。
 親会社を持たない中で経営を行っている私共ですとか、新潟ですとか、仙台、あと大分ですね。そういったところにつきましては、チーム成績等々の状況があると、やはり長くJ1に居続けることが現実(には)難しくなっているという状況が反面ではあります。
 ただし今お話しした中で、新潟のように親会社を持たなくても、特に興業収入の部分でJ1の中でも2番目に多い動員を記録するようなチームもございますので、私共としましては、やはりこれからの最大のテーマとしては、動員数をいかに昔のピークだった時に戻していけるかが、当面の最大のテーマであり続けるのかなという風に考えております。
 そういう中で、昨年残念ながら30万人の目標を掲げながら26万5千人に留まったことについては、クラブとしての最大の反省点であり、それをいかに今年以降にですね、その反省を踏まえて、具体的にそこの部分で反攻していくのかというところが、これからの最大の課題であり続けるのかなという風に思っております。
 あとざっとお話ししますけれども、片方で言いますと昨年はシーズン途中で動員数が中々目標に届かないという状況がありましたから、全体的に予算としては相当圧縮した上で、支出は抑えるだけ押さえた結果、何とか赤字は4000万円台に留まる見込みで(す。)
 結果としては、もう一つの指標であります債務超過とのラインにつきましては、2000万円弱というところで、債務超過を何とかクリアー、まぁこれをクリアーと言ってはいけないんでしょうけど・・。債務超過に陥らない形の決算に終わる見込みでございます。
 一昨年減資を行って増資を行った時点では、9000万円台、債務超過とのラインとの差がありましたけれども、2年連続で赤字で終わった結果、その数字が2000万円を切るような状況になったと。
 もっと判りやすく言いますと、今シーズンはこの2000万という数字を余程注意深くフォローしていかないと、今シーズン終わった後に、三度、四度ですね、債務超過に陥る危険性をはらんだシーズンになるという客観的な状況(にあります)。
 後ほどこの2010年の展望の部分でもご説明いたしますけども、私共としては(勿論チーム成績という事もあるんですが、クラブの経営の部分では)昨年の決算見込みを踏まえた上で、何とか今年(は)違う形でいろんな政策を行うことによって、去年・一昨年より以上に注意深く数字の推移を見守っていかなきゃならないシ
ーズンになるのかなと言う風に思っております。 
 あと、チーム(の方)は先程三上強化部長の方から色々お話ししましたけども、昨年はチーム以外でも色々新しいこと、継続してやってきたこと、新しい面を色々な形で展開してきています。
 例えばチームの面では、先程の話では触れていなかったのですが久しぶりにフィジカル専任コーチを置いたこと、それからトレーナーを1人増やしたこと、それから専門家のチームに対する営業指導という部分を相当徹底して行ったこと、それから育成担当スカウトを強化部においたこと、具体的な名前で言うと鈴木智樹君なんですが。この辺が、チームの政策としての去年の新しい部分かなという風に思っています。
 それからこれはチームというよりもクラブ全体として、監督・選手を中心に、「いかにチームをメディアに多く露出させるか」というところも徹底して行ってきました。
 その結果、テレビ・ラジオを中心に、一部フリーペーパー等々を含めまして、前年までと比べますと、具体的に分単位とか時間単位で計測していませんけれども、選手のメディア露出量については数倍の露出量を果たすことが出来たのかなという風に思っています。
 選手は、テレビ・ラジオに出演し、それからクラブイベント、それからスポンサーイベントにも出演する中で、特に若い人が中心のチームなので、若い人間の、人間としての成長に必ず繋がっていく部分が出せたのかなという風に思っております。
 あとは例年のように各種事業、これは普及事業でございますのでサッカー教室ですとか、食育関連、健康運動関係、いろんなことを、これはJAグループさん等のスポンサーさんとも一緒にいろんな事業を展開してきました。この中にも選手は、なるべく顔を出すようなことを徹底して行って参りました。
 また地域対策としては、まだコンサドーレ札幌(のこと)を「札幌のチームであって北海道のチームではない」という風な指摘を頂くことがまだあるんですけども、私共としてはあくまでホームタウンとしては札幌ということではありますが、これはJリーグに申請しているところが札幌ということなんですが、活動エリアとしてはあくまでも北海道全域を活動エリアということで、私共としては試合はどうしても札幌中心になるんですけども、試合以外の部分を含めてなるべく札幌以外の地域にどういう形で展開出来るかということをクラブ全体としていろんな事を実施してきました。
 先程も話に出ていましたサテライトの試合を一昨年から帯広、去年は帯広・士別と2カ所で実施してきました。それに併せて、当然そこのサッカー協会等とのコミュニケーションも強化されます。私共としては、サテライトの札幌以外での展開というのを一つ足かがりにですね、札幌以外の地域対策を実施しようということを一昨年以来行ってきたんですが、残念ながら今年からサテライトは「中断」という表現でなくなりますので、私共が札幌以外の地域展開をする場合には、もう一つ違う手法の開発が必要になってくるのかなという風に思っております。

解説1
 2009Jサテライトリーグ コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディ戦は、7月12日に士別市天塩川サッカー場で開催されました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=1950
解説2
 2009Jサテライトリーグ コンサドーレ札幌vs柏レイソル戦は、7月26日に「河西郡芽室町」にある帯広の森陸上競技場で開催されました。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=1965
     
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矢萩社長 それから皆さんご承知の通り、ドーレくんとかコンサドールズについては、年間ドーレくんで100回位、ドールズで2、30回位、これは試合以外の色々なイベント、それから施設訪問という形で活動して頂いておりまして、これも札幌エリア中心ですが、それ以外の地域にも積極的に出るような方向性がありますので、今までお話ししてきました諸々のクラブとしての事業をも含めて、これからもオール北海道展開というのは是非強化していきたいという風に思っております。
 それからファンサービス・ホスピタリティの向上という部分では、これも昨年から中期経営計画というのを立てまして、その大方針に従っていろんな政策を行ってまいりました。総合案内所を開設したこと、小中学生無料のファミリーシートを新設したこと、シーズンチケット対象者を中心に先行入場という新しい施策をスタートさせたこと、前からご指摘頂いていたスタジアムの新しい食事のメニューの開発に取り組み始めたこと。それから選手とサポーターの皆さんの距離感を縮めるということで、いわゆる試合当日の選手の出迎え、試合に出ない選手がお客様をお出迎えすること、若しくは色々な各コーナーの協力をさせることを前の年よりは徹底していったこと。それからコンサドーレは、トップチームだけではなくて、U−12、U−15、U−18とですね、アカデミー世代、ユース世代も含めて、オールコンサドーレであるということを色々な局面でアピールしていったこと。等々ございます。

解説
 北海道フットボールクラブ 中期経営計画2009−2011は、こちらをご覧ください。
   http://consadole-sapporo.jp/club/pdf/chuki09_11.pdf

矢萩社長 それからイベント関係では、ドームでは外のテラスのところを解放する日を去年は3日間くらい設定しまして、そこで色々ファミリーで楽しんで頂けるようなイベントを設定しました。
 それから厚別では特に秋シーズン、寒くなるシーズンにかけて、毎回ハロウィンがテーマだったり、アウト(ドア)がテーマだったり、イルミネーションがテーマだったり、細かく色々な事業を展開していったということでございます。
 ただしそういうことを諸々やりながらも、結果としては肝心の試合の動員数が大幅に減ったところに留まっているということでございますので、我々としては色々なイベント、それからファンサービスをやることは、ある意味「クラブとしては当然のことだ」と考えておりますので、ここの流れは今年以降も切らさずにどんどん新しいことを考えながら推進して行きたいと思いますが、そのことだけでなかなか動員のプラス方向に結びつかないという現実もありますので、その辺をクラブの政策とそれから動員の結果というところが、「どういったところを力を入れれればそういったところ(動員)に結びつくか」について、更に研究を継続していきたいと思います。
 それでクラブの方としましては、昨年出しました中期経営計画のもう一つの柱に、財務・組織といったものを健全経営の中できちっとやっていくところも発表させて頂きました。
 財務につきましては、当然のことながら、決算・予算については外部公表していますので、そういう意味では他のJリーグクラブと比べても、コンサドーレは透明度という意味ではここの2、3年ですね、一番透明度の高い経営はさせて頂いていると思います。
 ただ残念ながら昨年も赤字で終わったように、財務の健全化というところにはなかなか至っていないという現実があります。
 それから組織の部分では、昨年フロント組織を一部手直ししまして、より機動的に営業活動を出来るという観点、それからファンサービス・サポーター対応が出来るという観点で、組織の改編を行いました。
 今年1月から2年目に入っていますけど、比較的順調に新しい組織は機能し始めているのかなと思っております。出来れば今年、更に完成度を高めながら皆さんに納得して頂けるような試合運営、それからコンサドーレのクラブ運営というのを行っていきたいという風に考えています。

解説
 現在のHFC組織図はこちらをご覧ください。
   http://www.consadole-sapporo.jp/club/

矢萩社長 それからこの2年間、いろんな部署で個人的な理由で辞める方がおりました。フロント系で3人、ユースで1人。基本的には、その欠員が生じた部分は穴埋めをせず、いわゆる人の数は相対的に減りながら人件費の圧縮と。一人二役、三役をやるということで、人を増やさない方針で何とかこの2年間やってきているという状況があります。
 今、ちょっと大ざっぱだったんですが、昨年の結果について、「色々クラブで事業としてこういうことをやってきた」という話しましたけれど、ポイントとしては「興業収入が落ち込んで最終(的には)赤字で終了する見込みである」ということで(す。)
 特に冒頭お話ししましたダヴィの移籍金3億円がありながら、赤字で終わったということについては相当深刻な状況であるという風に認識していると認識しております・。
 続きまして2010年について。これは予算の数字を含めてなんですが、大ざっぱに2010年をどういうシーズンにしたいかということについて、ちょっとお話をさせて頂きたいと思います。
 今お話ししました2009年決算見込みが赤字に陥ることが確実な状況ということで、2010年の最大のテーマとしましては、「J1に昇格することを目指せるチームを作りながらも、収支のバランスを取りながら財務内容の健全化を必ず果たしていく年」。そういう風にクラブとしては位置付けしております。
 これはこの場でお話しする場合でも、(非常に)誤解を受けるかも知れませんけど、単年度で見ていけばですね・・例えば昨年(は)ダヴィの移籍金が入ったシーズンで・・その移籍金の部分を全く強化費に反映させないで・・いわゆるお金を残すという方向だけでチームを作ることは、これは現実的に”出来る”と思います。
 ただし・・今年コンサドーレ15年目のシーズンになりまして、過去14年間も上のカテゴリーにいたり下のカテゴリーに落ちたりを繰り返してきたクラブなんですが、やはり毎年それなりにですね・・「皆さんに期待を抱いて頂けるクラブをいかに作っていくか」ということはクラブ経営上の最大のポイントかなという風に思います。
 やはりJ1昇格を目指せるかどうかについては、私共だけではなくて今日ここにお集まりの皆さんも含めて、それからメディアも含めてですね、いろんな方々がご覧になって、そういう期待感を抱かせるチームであるかどうかというチームを(まず)作って、そこと連動して興行収入が増えたり広告料収入が増えたりといったところに繋がっていくと私は考えております。
  先に興行収入・それから広告料収入があって、そこを固めて、その中で・・その範囲でですね・その時々のチームを作らざるを得ないということ”だけ”を考えていきますと、なかなか毎年・毎年皆さんにご期待出来るチームを作れないという反面もあります。
 これは当然のことながら、全体予算が圧縮された場合には強化費も大幅に落とす形になりますので・。ただし最重点課題がどこであるかということについては、クラブの健全な財務ということと、それから魅力的なチームをいかに作るかという、この2点に集約されるかという風には思っております。ですからこの2点をいかに機能させるかという所が、私共の役割だという風に考えております。 
 例えば過去うちも一時期そうであったように、また去年辺りまで他のクラブがそうであったように、分不相応に強化費に大金をつぎ込んで、結果(的に)財務内容が悪化してしまったということはコンサドーレも経験してきている訳ですので。私共としては、そういった意味でのリスクを犯す気は今後毛頭ございませんけれども。かと言ってですね、皆さんに期待感を抱いて頂けるようなチームを作るところからスタートしなければ、なかなか財務の方の好転にも結びつかないという。
 この辺がプロ興行を中心的な生業とするクラブのある意味宿命的な部分としてありますので・・。我々の責任としては、「その年々の財務バランスをきちっと見ながら、その中で我々の経営資源の多くをいかにトップチームに費やせるかといったところをいかにコントロールするかということが我々の役目だ」と思っておりますので・・。
 この辺を言葉でいうと皆さんなかなか判りづらい部分があるかも知れませんけども。その中で今年2010年、予算についてはまだ対外発表していませんが、昨年の赤字の反省も踏まえて予算は大幅に縮小いたします。その中でも、「J1昇格と我々が言って、そのように皆さんが期待を抱けるようなチームづくりをしよう」というところで今年度はスタートしています。
 先程強化部長から色々お話させて頂きましたが、あくまでも「今年もその方向性は崩さない方針でやっていきたい」という風に思っています。
 具体的に言いますと、今年はポイントとして何点か昨年と大きく違うところがあります。ご承知のとおりホームゲームの試合数が、26試合から18試合ということで8試合減ります。割合で言うと約三割減るということです。今季の(クラブの)最大の課題・経営の目標としては、8試合減った中でもいかに1試合当たりの平均入場者数を増やしながら昨年のレベルを上回ることが出来るかどうかといったところを、今季の経営の最大の課題に置いております。
 昨年12月24日に中山選手の入団発表会見があって以降、クラブにもそうですし、それから皆さんの周りでもそうだと思いますし、私も個人的に相当色々な方面の方々から大きな期待は寄せられております。ただし我々は、中山選手が入ったことだけで問題点がすべて解決するという風には全く思っておりませんので。
 ただし「クラブに勢いが出てきている」ということは事実かなという風に思っています。昨年6位に終わった次の年の割には、コンサドーレに対する注目が色々な面で上がってきているシーズンだという風に思っておりますので、私共としてはそういう皆さんの反響、それからご期待頂く声、そういったものをいかに数字に反映させていけるかどうか、それがすべてかなという風に思っております。
 具体的にはまずシーズンシート、それから今年から法人向けに作ることになった回数券等々ですね、私共クラブの人間が直接いかにチケットを売り切れるかどうか。この作業を昨年からひたすらやって・・。
 今年は、シーズン始まった後も、通年でチケット営業をクラブ全員で行うということを目標に掲げています。このクラブ全員というのは、私をはじめフロント・スタッフだけではありません。ユースもそれからトップチームも含めてクラブ全員です。
 まあ選手が直接チケットを売るという場面はひょっとしたらないのかも知れませんけれども、チケットを買って貰うためのアクションを起こして貰うという意味では、選手も、それからトップチームのスタッフも含めて、自分たちの周りにいる方々にチケットを買って頂くためのアクションを通年行っていくことによって、何とか昨年のレベルを1試合毎で言うと2割以上上げる形で、何とか興行収入というものを確保していきたいかなという風に思っています。
 興業収入につきましてはまだ対外発表しておりませんけども、先程2009年の決算見込みのところでお話ししました3億5500万という売り上げ数字を、今年は今お話しした(ように)クラブ自らがチケットを通年で売るというところをベースに、昨年実績の3億5500万を、8試合試合数が少ない中でも上回る予算を設定する予定でおります。
 これについては、色々ご批判もあろうかと思いますし、ご意見もあろうかと思いますので、後ほどご質問で出して頂ければと思います。 
       
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矢萩社長 それからもう一つ大きな品目であります広告料収入。これもまた皆さんにご心配をお掛けしましたように、昨年の11月の時点でニトリさんがコンサドーレのスポンサーから撤退されるという事態になりました。11月の上旬のことです。
 それから1月かけ2月かけ、結果としてはニトリさんは(ユニスポの)袖で復活する形になったんですが、全体的に広告料収入の部分は、特にスポンサー料収入の部分が大きく目減りしております。
 昨年は予算が5億5000万円に対して(決算見込みで)5億6000万円という広告料収入があったんですが、(今年は)私共の見込みとしてはこの数字は5億内外まで、(つまり)昨年の(決算)見込み数字より6000万円内外落ちるということを念頭に置いた予算を立てざるを得ないのかなという風に考えています。
 皆さんお手元に数字がない中で、私が一方的に数字をしゃべっているものですから、判りづらい部分あるかも知れません。昨年の(興業収入、広告料収入、移籍金収入等のトータルである)営業収入は、約15億5000万円です。それに対して今年我々が2010年度で立てようとする収入・予算は、13億円を若干切るくらいの数字で、トータル2億5000万円減収するということを念頭に置いた予算を立てています。
 これは広告料収入が今お話ししたように数千年円単位(で)減るということですとか、ダヴィの移籍金収入がそもそもないということとかを勘案して、収入自体が2億5000万円以上減るということを念頭に置いた上で(の予算です。)
 (一方で)支出のトータルとしては、昨年が16億8000万円であったのに対して今年は13億台の中盤まで、(つまり)3億円近く支出も削るということを念頭においた予算を立てようとしております。
 そのことによって、今年度(は)単年度で言いますと何とか確実な利益をですね、過去2年間赤字を出してきておりますので、今年は何としてでも黒字を達成することによって財政の健全化のベースをきちっと作っていきたいと、そういう1年にしたいと思っております。
 それで(今年度の)支出の方はトータルで3億以上削るという方向(です)。(なお)皆さんも関心のある部分(として)は、(昨年度の)トップチームの人件費が(予算額より下回って、決算見込みでは)6億1500万(円となりました)。
 ちなみに一昨年J1にいた時の人件(強化)費は7億1600万円でした。(昨年の強化費は6億1500万ですから、一昨年の強化費から)約1億(円)のマイナス(になったん)ですね。
 それに対して、今年のトップチーム人件(強化)費に使う数字(・金額)については、今のところ4億5、6000万円ということで、昨年の実績から1億5000万円以上マイナスするということを基に、先程三上強化部長がお話をしたチームづくりを行ってまいりました。
 当然の事ながら全体収入が2億円以上減る見込みでございますから、支出を大幅に圧縮した上で、利益を目標にした予算を組むのはある意味当然だと思いますので、後はこの辺のバランスを年間を通じていかにコントロールしながら確実な利益を出していけるかというところが今年の最大のポイントかなと思っております。
 当然のことながら先程お話しした入場者数の部分については強気の読みはしています。これは中山選手が入ったから無責任に、黙っていても人が入るだろうということではなくて、中山選手が入ったことによって起きてきた、これだけの反響とか、反応を確実に数字に取り込むべく、クラブ全員がチケット営業で努力をするということを念頭に置いた上での興行収入の見込みを立て(ました。)
 (一方で)広告料収入については、ニトリさんが立場が変わったことによって数千万(円)トータルでは落ちる。それから昨今の経済状況を見ますと、私も昨年からスポンサー回り営業を新規開発ということで直接色々と回っているんですが、中山選手が入ったことに対しては好感を抱いて頂いて、何とか協力はしたいけれどもそれぞれの社の決算状況が相当厳しいこともあって、結果なかなか成約に結びつかないと言うのが多いというのが実情でございます。
 これは北海道だけではないのですが、北海道・札幌の経済状況が相当冷え込んで来ておりますので、広告料収入も落ち込みの部分を1年を通して新規開発営業に勢力を費やすために、営業部に2人増員しました。これは、新規に採用したということでなくて他の部署から営業に人をシフトする形で増員して、私も含めて通年で新規スポンサーの獲得に1年間関わっていきたいという風に考えています。
 それで支出の方は、今お話ししましたようにトップチームの人件費を1億数千万円単位で当然落していくと。落とした中でも、なんとかJ1昇格を目指せるといって遜色のないチームを作るというところを今まさしくやっているところです。
 それから先程三上強化部長もお話ししておりましたが、全般的にクラブ全体の固定費であります人件費の部分、これについてはトップチームのスタッフ、それからユースチームのスタッフ、それからフロントスタッフ共、人件費のカットというものを昨年末から一斉にやっておりま(す)。そういったクラブの経営状況については、スタッフにも全部情報公開する中で、クラブの危機感を共有して貰う形で人件費を抑えることについては、クラブ内で理解を頂いているかなという風に思っています。
 それから8試合減ることが当然入場者にマイナス影響を与えるということは当たり前なんですが、逆に8試合減ることによって運営コストも大幅に削減されるという部分があります。これは単純に比較は出来ないのですが、他のJ2クラブと比較しますとコンサドーレの場合には、会場のロケーションの問題、それから使用料等の問題で、運営費にひょっとしたらJ2で一番支出を余儀なくされているクラブなのかなという風に思っています。
 札幌ドームという大きな会場、それから直ぐ隣に国道がある部分。それから厚別のように周りに住宅地が控えている部分等々。厚別もドームも試合を運営するには相当な費用が掛かります。
 ただし現状、我々は借りている立場ですから、当然、厚別・ドームとは毎年色々なやりとりをしながら、コストの削減についてはご協力頂いております。我々としては、試合運営をいかに効率よく運営出来るか、判りやすく言えば人出をいかに掛けないで沢山の人を集める形にも対応出来るかということについては、これからも色々な事を想定しながら効率的な運営を心がけていきたいという風に思っています。
 ということで、支出の方も大幅に削って、収入の方も昨年比大幅に削った中でバランスを取るという意味では、昨年にも増してクラブの経営としては非常に厳しい1年になるのかなという風に思っております。
    
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矢萩社長 それで今後のゲーム運営を中心に、チーム、試合そのもの以外の部分で、クラブの政策・新しい考え方について何点か方向性だけお話しておきたいと思います。
 これは単純に今年からいきなりゼロからスタートするということではなくて、今までの流れの中で強化していくということも含めて何点かご説明したいと思います。
 一つは他の分野とのコラボレーションと言う部分で、(今までも)音楽とかいう部分は一部あったのですが、これからはいわゆる若い人の動員対策、将来的なサポーター対策ということも含めまして、大学・専門学校を中心に、音楽だけでなくアート・映像・ファッション、他のジャンルとのコラボレーションを会場で行うことによって、スタジアムの雰囲気を盛り上げながら若い人の観客・ファンを開発していくということの両面に結び付けたいという部分を、もう少し徹底してやっていきたいという風に思っております。
 それから選手の活用という部分については、先程話しましたようにメディア露出については相当・何倍かに増やすことが出来たんです(。)更にもう少し近いところに選手を送り込むというやり方として(いきたい。)
 先程もサテライトのところで三上強化部長との間でやりとりがありましたけれども、ご承知のとおり(今年は)6月から7月にかけて1月間くらい中断期間があります。
 今考えておりますのは、先程言いましたとおりこの期間に北海道でキャンプを貼るチームといかにトレーニングマッチ、場合によってはもう一ランク上のプレシーズンマッチを設定できないかどうかという(ことです。)これは既に準備に入っています。先程フロンターレの話がありましたけれども、その他にも複数、この期間に北海道でキャンプを貼るという予定のあるチームがあるということは聞いておりますので、そういうチームを例えば宮の沢に呼ぶのか相手の方に行くのかして、チームの強化にも役立てると共に、いわゆる1月間中断する間に、出来ればサポーターの皆さんとの距離を縮める意味でも、お客さんが入って頂く試合という形でこれを実現して頂きたいな(と思います)。
 そしてこの1月間には、宮の沢の練習場でそういう試合だけではなくて、サポーターの皆さんと触れあえるような色々なフェスティバル的なイベントを是非やっていきたいなという風に思っています。昨年は特に試合数の多いシーズンで、中々シーズン中に皆さんと直接触れあえるイベントを仕掛けることが出来なかったのですが、今年はそういう意味では中断期間をうまく活用しながら、皆さんとの距離感を縮めるための企画をいろんな形で実施していきたいという風に思っています。

解説1
 2010年2月24日付けの日刊スポーツ及び道新スポーツには、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場で、W杯中断期間中に「サマーJリーグ杯」の開催が検討されていることが報道されました。
   http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20100224-599574.html
   http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/217272.html
解説2
 Jリーグのサテライト廃止についての記事はリンク先のとおりです。
   http://diamond.jp/series/sports_opinion/10089/

矢萩社長 それから全体としては、先程入場者数を確保するためにクラブで全員がチケットを売るというような話を申し上げましたけども、やはり私共の周りにいらっしゃる、ここにおられるサポーターの皆さんを初め、沢山の方がコンサドーレには存在しますので、そういう方々にいかにクラブのこういう厳しい状況をご理解頂いた上で、具体的に例えばチケットを買って頂いたり、その他の面でクラブ経営に一歩踏み込んだご協力を頂けるような呼びかけが出来るかどうかということも非常に重要なポイントだと思っています。
 例えばサッカー協会について。北海道サッカー協会、札幌サッカー協会、それからゲームを開催する函館・室蘭の協会とも、「具体的に協会として(試合の)チケットをお買いあげ頂くようなことをご検討頂きたい」というようなお話を昨年からしております。
 それからもう1点は、やはりサッカーに一番関心がある方々はサッカーをやっている方々ですね。小学生から四十代、五十代、六十代の方々まで。北海道は登録人数でいうと、日本(で)3番目に多い登録人数を抱えている。ある意味日本のサッカーの一大拠点であります。

解説
 日本サッカー協会の2008年度の都道府県別登録数一覧はこちらをご覧ください。北海道の登録数は、84,504人で東京都、埼玉県に続いて3番目の登録数です。
    http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2009/23/a20090413_1_2.pdf

矢萩社長 そういう北海道ですけども、最近「これは主にコンサドーレの成績にも原因があると思いますけど、どうしても全体的なイメージとして野球に押され気味ではないでしょうか」と。これは、私が(サッカー)協会の人に言った言葉ですので、そのままお話しさせて頂きます。
 当然コンサドーレも色々な努力をして、もう少しお客さんを集めたりチーム成績を上げるための努力はこれからもやっていきます。(ただ)やはりサッカー全体のパワーを上げるためには、サッカーをやっている人、それからそこを支えていただいているファミリーの方々。そういった方々が、まずはコンサドーレの試合をもっと沢山見に来て頂く。そういう場面を作るために、出来ましたら年に1回でも2回でも構わないので、コンサドーレを観戦する日というのを協会の中で設定して頂いて、その日はなるべく各カテゴリーの試合を組まないような日程調整をして貰うという呼びかけをしておりまして、これについては今、協会の方でご検討頂いているということです。
 やはり私たちサッカーに携わる人間としては、実際サッカーをやっている子供さん達、そしてそれを応援して練習もついて行っているファミリーの方々、そういうサッカーに一番関心のある方々が、なかなかそれの一番トップに位置するコンサドーレの試合を観に来ることが出来ずらい環境というものは非常にポイントだと思っています。北海道は、当然のことながらオンシーズン(が)短い土地柄ですが年に何回かはもう少し協会を挙げて、サッカーに関わる方々がコンサドーレに関心を持って頂くようなやり方というのはあるのかなということで、そういうご提案を申し上げているということです。
 それから当然私共の周りには、サポーターズ持株会があったり、全道に後援会があったり、それからサポーターさんの色々な組織、それからファンクラブ組織、相当数ございます。やはり私共としては、マンパワーに限界があって、私共”だけ”でいろんな事をやっていくには、なかなかすべてのことが解決していかないということがありますので、今一例としてサッカー協会の話を申し上げましたけど、是非ここにいらっしゃる皆さんを含めてコンサドーレファミリー全体に対してクラブとしてまずは「もう少し沢山のお客さんがコンサドーレの試合に駆けつけて頂けるようなご協力を今まで以上にして頂きたい」というようなメッセージをこれから今年は色々な形で発信していきたいという風に思っています。
 それで2年分のお話ですから、相当はしょりながら、それから走りながらお話ししましたから、非常に判りづらい部分も多々あったかと思いますけれども、取りあえず昨年の決算上の総括ということと、今年の予算の簡単な動きを含めた大ざっぱな方向性についてご説明させて頂きました。
 このまま詳しく話していくと時間がナンボあっても足りませんので、取りあえずここでいったん終わりで、あとはご質問(は)何でもお答えするということで宜しいでしょうか。
 ということでいったんご報告を終わらせて頂きます。有り難うございました(場内から拍手。矢萩社長は演壇から自分の席に戻る)。
     
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司会 有り難うございます。このあとの質問は、着席して頂いて受けて頂ければと思います。それでは今お話し頂いた内容について質問がありましたら、挙手をお願いします。

質問者4 矢萩社長ていねいな説明有り難うございました。何か債務超過まであと2000万円弱ということで、大変厳しいということで大変だと思います。ただ今年は財政的に厳しいというのは良く判るのですが、来年はもっと厳しいんじゃないかなと僕、思うんですよ。ニトリさんも袖(スポンサー)に復活してくれて有り難かったんですけど、これからどうなるか判りませんし、札幌市の補助金というのもどうなるか判りません。
 それで現実的にも、先程「チームを作る時にはJ1昇格を期待させる魅力あるチームを作らなければならない」ということを力説されていましたが、そういう魅力あるチームを作ることも難しいんじゃないかなと思うんですよ。もし今年J1に昇格してくれれば良いんですけど、残念ながらJ1に上がれなかった場合、そういうこともやっぱり会社としては考えなければならないかなと思うんです。
 矢萩社長も興行料収入UPのために色々活動されているのは判るんですけども、なかなかチームの成績が好調でなければなかなか入場料収入というのは伸びないと思うんですよ。なかなかこういう物は水ものですので、チームの成績によって大きく左右されてしまうんですよね。
 もし今年ですね、J1昇格が残念ながら難しくなってしまった場合、来期に向けてもやはりJ1昇格を目指すんでしょうか。僕としては昇格が困難ならば、残念な話なんですがJ1昇格だとか残留をあんまり目指さないクラブを作るか、若しくは運営会社の会社組織自体を変えてJ1に残留出来るような会社にするのか。極端な話、クラブを身売りするとか色々な方法があると思うんですけども、そういう必要性があると思います。その辺のところをお伺いしたいと思います。   

矢萩社長 今のご質問については、ある意味考え方としては私とほぼ一致する部分があります。先程私は・・J1に昇格という言葉でですね、チームに魅力がいかに作り出せるかということとお客さんが集まるかということは連動していると話を申し上げました。
 当然チームというのは生き物でございますから、お金を沢山注ぎ込んで良い選手を沢山持ってくれば必ず上位争い出来るということではないということについては、うちだけでなくて他のクラブも含めてですね、(言えると思います)。まぁそういったことが勝負事、それから興行ということだと思いますので・。
 当然そのことをめざし続けることについては、難しい場面もあるのかなという風に思っています。ですからJ1を目指し続けるということは、まぁ過去、昨年も、今年もそういう方向でいっているんですけども・・。
 それから先程、仮定の中で「今年J1に上がれなかったら、来年度はどうこう・・」というご質問もありましたけども、これはやはり今、私、去年の状況と今年の予算状況(について)縷々ご説明しましたけれども、相当ですね、毎年・毎年チームそれからクラブが置かれている状況を総合的に見ながら判断していくということで・・・。
 例えば、まぁこれも仮定の話ですから、私自らがお話しすべきことではないのかも知れませんけれども・・、チーム状況があんまり良くなくて・・・、結果クラブの経営状況も更に・・宜しくないということになった場合には、当然のことながらそこでJ1を目指せるチームを作れるかどうかということになればですね、それはそうじゃない状況になる可能性はあります。
 それは実は去年から今年にかけても、それから一昨年から去年にかけてもですね、そういうことは毎年ありました。そういう毎年の諸々の状況、例えばダヴィの移籍金の話もしましたし、ニトリさんのお話もしましたし、それから観客動員の数字の話もしましたけれども、そうした諸々の状況を見てですね、トップチームの人件費にいくらお金を割けるかということを、毎年相当頭を悩ませながらやっているのが現状でございますので、1年後の来年以降もですね、今私がお話ししました「出来ればこういうチームづくりをしたい」という願望の部分も含めてなんですが、それを来年以降も継続出来るかどうかについては、今年の秋口以降ですね、諸々の状況を見ながら、その部分の判断をしていくのかなという風に思っています。
 ただ先程のご説明の中で私も触れさせて頂きましたけれども、コンサドーレ・北海道フットボールクラブはですね、過去何回か経営危機のある中で、特に2年前に減資を行ったという重い経営判断をしたクラブであるという部分は私は一番重要だと思っておりますので、私としてはですね、当然のことながらそういう経営をですね、更に危機に陥れてまでトップチーム人件費に必要以上のお金を掛けると言う事については、全くそういう風には考えておりません。
 今年の人件費も昨年と比較して、1億5千万円程度落とすということから判りますように、単純に数字だけで言えば「1億5千万円落として、昨年でもJ1に上がれなかったチームが何で今年J1を目指せるのか」という風なお話もあろうかと思いますが、我々としてはチームは一昨年も去年も含めて、その積み重ねの上に今年のチームがあると、そういう捉え方をしておりますので、当然のことながら1億数千万円トップチームの人件費を落としたとしてもですね、今までの積み重ね、今までいた人間の伸びしろの部分、それから新戦力を加味すればですね、今年はそれだけ厳しいトップチームの人件費の状況の中でも充分J1を目指せる”ところまで”ですね、なんとか持って来れたのかなという風に私は思っています。
 それから・・J1を目指し続けるチームであれば、例えば手法として会社形態を変える、若しくはチームを身売りするというようなご指摘もありましたけれども、これは・・あのー手法としては色々あるかも知れません。
 ただ私としてはというか今のクラブとしてはですね、まぁ将来的にそういう選択をするかしないかについては、今の私の立場で・触れるべき事ではないと思いますけれども、当面今の北海道フットボールクラブとしては・現状のスタイルで・何とか同じスタイルで継続していくということで・・経営を行っておりますので、身売りをすること、それから一旦今の株式会社を清算して新会社を設立して違う手法を取ることについては、”一般論としては”あるとは思いますが、現状の北海道フットボールクラブとしてはそういう考え方は一切ございません。
 ということで宜しいでしょうか。

質問者4 有り難うございました。現実的な対応をされているということで安心しました。僕としても、あまり現実から離れた目標を掲げるとJ1に残留出来ないとか、J1昇格を失敗するとかそうしますと、(そうした場合に)会社のトップがなんかHFCの場合は次々と変わっているように思えるので。トップが変わり続けると会社自身の方針が一定しないと思うので・・。現実的な対応を今後もお願いしたいと思います。有り難うございます。
       
矢萩社長 色々ご指摘有り難うございます。
    
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司会 その他にご質問は。

質問者5 スポンサーの件で質問なんですけども。石屋さんやJRさんと同じように、日本航空さんにチーム創設の初期からずっと支援して頂いているわけで。特にうちみたいに、あらゆるとこすべて飛行機移動というチームにとっては移動費なりあるいは宿泊先などで便宜を図ってもらっているとのいうのは非常に有り難いし、必要不可欠だと思うんですけども。
 日本航空さん、今うち以上にエライことになっている訳ですよね。今季はともかくとして、今後のうちに対する支援体制を継続していただけるかというお話はもう来ているのですか。聞かせて頂ける範囲で結構なんですけれども。

矢萩社長 えーと、1月のキックオフイベントの時に、今シーズン、新しいユニフォームを発表させて頂きまして、そこでJALさんはパンツに残った形で。その時に、ユニフォームスポンサー各社の代表の方からのメッセージという形で、ついこの間まで札幌支店長だった清水さんからのメッセージも頂いていることから判りますように、現時点では「JALさんはコンサドーレに対しては継続してご支援頂ける」というお話は、去年の秋口から今年明けてついこないだまではですね、ひたすらそういう状況で、やりとりは何回もさせて頂きました。
 ただ皆さんご承知のとおり、日本航空自体がですね、経営トップが変わり、それから今度支店長も変わると言う形で、経営自体が今後どうなるかについて大方向は発表されているんですけども、具体的な営業政策、それからイベントとか私共のようないわゆるプロスポーツに対する協力、そういった部分については個別に「何に関してはどうこうするという方針はまだ具体的に出ていない」という風にお聞きしている中で、そういう状況を踏まえながらも、今まで窓口だった札幌支店の責任者の方からはですね、当然その時点でのJALさんの本社の感触も踏まえた上で、「コンサドーレに対する支援は継続する」という感触を頂いていますので、そういう流れになっているということです。
 ただ相手があることですから、ある時、これから夏にかけて具体的な再建計画をJALさんが実践していくという形になると思うのですが、その中で具体的にここに出しているこのお金、まぁサッカーで言いますと清水エスパルスもユニフォームスポンサーになっている訳ですけれども、それぞれを個別に見た上でですね、JALさんがどういう判断をされるかについては・・(まぁ)予断は許さない部分はあるのかなという風に思っています。  
 ただJALさんが、今までユニフォームスポンサーとしてご支援頂いた部分については、これは今ご質問の方からもご指摘がありましたように、遠征経費を中心とする輸送費が相当莫大に年間かかりますので、これに毎年まぁ数字で言うと何千万という枠を設定して、その範囲の中で本来我々がダイレクトに払うとそれだけ掛かる部分を、その枠の中でご支援頂いているという事でございまして。 
 もう一歩踏み込んで言えば、その分、日本航空さんに北海道フットボールクラブも枠で値引きして頂いた部分以外はですね、数千万単位でお支払いしているというビジネスパートナーという関係もありますので。
 そういうことから言うと、こういった長年の良好な関係がいきなりゼロになるのはちょっと考えずらいのかなという風に思っています。
 ただ今そういう意味では新しい体制で経営再建の途中ですから、その枠の金額自体が縮小されたりとか、そういったことはある程度は想定しなければいけないのかなという風には思っておりますが。
 当面今年については、そういう中で継続はして頂けると思うんですが、来年以降も含めてですね、こういったこと諸々に対する、まぁ北海道で言えば例えば雪祭りを初め色々なイベントにJALさん協賛してますけど、それ自体もこれからどうなるかちょっと見通しが立っていない部分がありますので。
 そういった全体的なJALさんの北海道全体との関わりの中で、個別の案件についてどういう結論が出せるかについてはこれからも・・、しょっちゅう情報交換してますので、その中で今後の経過は更に確認を続けていきたいと思っています。
 今のところはゼロになるという風には考えておりません。

解説
 2010年オフィシャルパートナー各社からのメッセージはこちらです。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2193

質問者5 判りました。詳しい説明有り難うございました。
   
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司会 他にご質問は。

質問者6 この流れの中で広告収入ということに関して、少し一般的なご質問(を)させて頂きます。ニトリさんのご判断(については)、色々詳しいことがあったとは思うんですが、一般的に考えるとやはりそれは残念ながら私たちが購買して支えられなかったということも含めて、「広告媒体としての力が現実にお支払い頂いたお金に見合わなかったのかな」というのが、非常に一般的に考えるとそうなるのかなと思います。
 ニトリさんご自身がこれまで続けておられた成長が鈍ったというところでそういう判断されたのではなくて、更に成長されている中でのこの判断というのが「非常に痛いな」という風に自分自身考えたんですが・・。
 現に成長されている企業さんからの判断の中にそういう要素があったと言う中で、今後その広告媒体としての魅力というものをどういう部分で打ち出していこうしている、どうお考えなのか・・。
 仮に先程J1平均としては強化費15億円という数字がありましたけれども、もし今後、「五段階計画の中ではJ1定着ということで15億円の予算をいずれは達成したい」となった時に、でもニトリさんのような優良なスポンサーさんであってもこういう判断をされたという時に、別の部分で広告媒体としての魅力を見いださなければならないとなった時に、今そのあたりの変化について、あるいは改善についてはどのようにお考えなのか。
 その当たりの道筋についてお聞きかせください。  

矢萩社長 えーと、個別のニトリさんのお考えについては、ちょっと、なかなかディテールをお話出来きれない部分もあるのですが・・。
 ニトリさんとは・・、ご承知のとおりこれは新聞報道でも一部出されていますけども、ニトリさんがコンサドーレのスポンサーに加わったというのは2008年シーズンからで、その前の2007年にですね、まぁ石屋製菓さんを巡り色々な問題が発生した時にですね、まぁこれは・当時・・・北海道フットボールクラブの役員でもあった石水さん・のお立場からしてもですね・・、やはり石屋製菓さんのその事件があったときの・・、石屋製菓さん自体の経営の状況が不透明になった時期に・・、「イコールそれがコンサドーレの経営にも深刻な影響を与えるということになっても困る」という想いもあって、その時にたまたま石水さんの昔からのご友人でもあり・・、まぁ昔から親交のあったニトリさんに、「ある意味石屋製菓さんに変わる立場でのスポンサー協力をその時点でした」という風に・・。
 それは、前任の社長からお聞きしております。
 それでその時に特に具体的に1年で辞めるとか、2年で辞めるとか、具体的な年数の条件とかはなかったので、毎年、毎年、スポンサーを継続するということを念頭に置きながら、まぁ大体9月から10月ぐらいに掛けて、ニトリさんには、一昨年から昨年に掛けて、それから昨年から今年に掛けてですね、スポンサーを継続して頂けるかどうかの打診を、これはまぁ担当レベルでやるというよりはどちらかというと(似鳥)ニトリ社長と私が直接やりとりをする中で、そういう意向確認を過去2年間はしてきたということです。
 ニトリさんが、そういうことでコンサドーレのスポンサーに加わったことについては、ある意味・最初からまぁ変な話ですが・・。
 私がこういう風に言っちゃうと語弊があるかも知れないんですが、「ニトリさん自身が強くコンサドーレの価値を認めてですね、コンサドーレのスポンサーになる意向を示された」というよりは、どちらかというとまぁ受動的な形でですね、そういう状況を勘案してニトリさんとしても・。
 (ニトリさんは、)それまでもコンサドーレに限らず色々な形で地域貢献の事業を行ってきたり、それから出身校である北海学園大学で寄附講座という形で・いわゆる学生のサポートを行ってきたり、夕張の桜運動をサポートしてきたり、昨年は更に厚生年金会館のネーミングライツで協力したりですね。
 ニトリさん自身が、もう既に東京の一部上場企業で全国的に注目される企業ではあるんですが、やはり北海道に対する思い入れがある中で、いろんな事業を展開される”流れの中で”ですね、たまたまコンサドーレのスポンサーになって頂いたというのがきっかけだと私は認識しています。

解説
 ニトリの社会貢献事業については以下のとおりです。
   http://www.ba-hgu.jp/nitori/
   http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/chicho/yubarisakura
   http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/217064.html
 
矢萩社長 それで結局はですね、ポイントとしては何がポイントとは言えないんですけども、(似鳥)ニトリ社長自身の中にはその北海道意識って云うのは充分ありますから、いわゆるコンサドーレを助けること、それから北海道に色々な形で貢献することには何の迷いもなかったんですけども、やはり一部上場企業の大きな会社でございましたので、当然その中で億単位のスポンサー料を払うということがニトリさんの経営にとってどういう事なのかとについてはですね、やはり取締役会の中で色々な議論があったという風にはお聞しています。
 まぁ言ってみれば取締役会では、”そもそも論”としてコンサドーレに億単位のお金を出すことには否定的な声が強かったと。それが1年でJ2に落ちることによって、その声が更に強くなったと。
 それで「1年でJ1に戻っていれば継続した」っていう風には私は言われていますけども、直接。
 結果、1年でJ1に戻れなかったと。ということで、(似鳥)ニトリ社長からはですね、「2年間で一応当初スポンサーに加わった時のいろんな経過はあったけれども、ニトリとしての役割は果たせたし、終わったので、スポンサーから降りたい」というのが、私が(似鳥)ニトリ社長と直接やりとりしたいきさつでございます。
 まぁ私とはしてはですね、そういう経過でスポンサーになって頂いたニトリさんが、数字で言うと2年間で5億円になります。スポンサー料2億円の他に、初年度は別に寄付金1億円頂いていますから。2年間で5億円という巨額をですね、コンサドーレに対して・・まぁ出資若しくはスポンサーという形で出費して頂いたということについては、やはりここ2、3年のコンサドーレのベースを作ること、特にチーム力を強化することにについては相当大きな効果があったと思いますし、それによってクラブの・・いわゆる減資から増資にかけて一時相当厳しかったクラブ経営に一定のプラス効果があったということもありますので、私としてはこの2年間ニトリさんが5億円を出して頂いたことについては感謝するしかないのかな・・と思って、そういうやりとさせて頂いたということが、ニトリさんに対する経過でございます。
 それで今後ということなんですけども・、今、現状ですね・・・。まぁ皆さんも各クラブのユニフォームスポンサーがどういう形で構成されているかについては、ある程度ご承知の部分もあるかも知れませんけども・・。例えば胸スポンサーで2億円を出しているクラブというのは実はあんまりありません。
 J1の一部はですね・・・、それは親会社がスポンサーでもあるというところは当然ある訳ですけども、そういったところは逆に言うと2億とか3億じゃなくて10億円だったりするところも結構あるんですよね。
 そうすると単純に親会社がない中でユニフォームスポンサーを集めている中で、コンサドーレが集めているスポンサー料については、私は水準としてはそんなに低くないのかなという風に思っています。
 ですから先程もちょっとご説明しました2009年の決算見込みで言いますと広告料収入総額で5億6000万円。今年はそれが何千万か下方修正されるという状況なんですけども、特にユニフォームスポンサー料の数字としては現状としては私はマックスに近いのかなという風に思っています。
 北海道にゆかりのない企業はですね、ユニフォームスポンサーになるケースというのはこれからは相当厳しくなると思いますし。その中で、サッポロビールさんはもともと札幌出身というか北海道ゆかりの企業ですし、JALさんは北海道は全国の中でも拠点地域だということもあって今までスポンサーに加わって頂いてますけれども・。
 これからも北海道に特段の・・、例えば北海道出身であるとか、北海道地域の営業を特に強化するとか、そういうタイミングでもない限りはですね、どうしても地元のスポンサー中心の構成にならざるを得ないのかなと。
 そうした場合に、今の数字である、ここの何年間かの(広告料収入の)平均数字である4億から6億。この辺当たりが今コンサドーレが持っているスポンサー価値としてはマックスに近いのかなという風に思っています。  
 ただし私が考えているのは、ユニフォームスポンサーさんはそういうことで億単位のお金ですとか数千万円単位のお金が動く訳ですから、そう簡単に入れ替え出来ないと思っていますけど、我々が営業努力の中で増やしていける要素があるとすれば、クラブスポンサーとしては、一応50万から150万、200万、300万、500万、1000万、2000万と、相当細かいカテゴリーを設定をして各企業に色々なお誘いをしていますので。
 そこの、先程「私もやっている」と言った新規営業開発、スポンサー開発。そういった部分で・・。ちょっと日本語的におかしな言い回しになっちゃいますけれども、「小口のところを件数集めるやり方」というのをもう少し徹底してやっていく必要があるのかなと(思います)。
 北海道の企業に数千万・億単位のお金をお願いするには、相手の数がちょっと少なすぎるかなというのが実感としてありますので。数十万から百万単位ぐらいのところをですね、より幅広く、支援して頂けるようなスポンサー営業をこれから繰り返しやっていく必要があると。その中でなんとか今の水準を維持していくのが精一杯かなという風に考えています。
 実はですね親会社でもないところが、「自分の出しているチームの胸スポンサーの価値として何億円が広告価値としてふさわしいというところを、きちっと言い切れるところはどこもないのかな」と(思っています)。私も前職で営業系とか広告系のことをやってきた人間なんですけど、これはなかなか計測不能の状況ですから・・。
 去年までは、たまたま胸が2億という価値を持っていましたけども、今年はたまたまそれが若干目減りして、トータルでユニフォーム系がまぁ何千万か落ちることはやむを得ないのかなと。ですから単なる広告価値としてのユニフォームというよりは、我々としてはこういうコンサドーレに協力して頂く形の中で、出来れば単なる広告媒体としてのコンサドーレということではなくて、私たちと一緒に北海道で色々な地域活動・営業活動をやっていきませんかというようなお話をですね、どこまで説得力のある形でお話しできるかが、すべてなのかという風に思っています。
 残念ながらニトリさんについては、ある意味「コンサドーレに2億出すということはそれによって北海道の売り上げに影響があるかないか」というところを、もう企業として遙か超えた企業になってしまっているということでございますから、あくまでもうちに対する広告価値として2億を出して貰ったというよりは、経過として、ある意味石屋(製菓)さんの「助っ人」としてポンと2億を出して頂いたところから始まったということなもんですから、それらを併せ考えるとなかなかユニフォームの広告価値については、ちょっとこうご説明しきれない部分もあるのかなと。
 ただしクラブとしては、そこの部分については現状そういう事がありますので、我々(の)ウェイトとしては・・、最近はどちらかと言うとスポンサー収入・広告料収入の方が若干ウェイトが高かったんですが、これからはますます興行料収入、いわゆるお客さんをいかに集めるかというところの方にですね、ウェイトを置きながらやっていくことが、経営的に見ると当面は一番重要なのかなと、いう風に思っています。
 こんなところで良いですか。 

質問者6 丁寧な説明を頂いて有り難うございました。ユニフォームスポンサーに関しては、どっかのチームでは何か実態の怪しい企業が昨年入ったとか聞き及んでおりますけど、そういうこととは全然無縁ということで安心しました。
 あと最初に質問された方と共通なんですけども、もしかしたらいずれかで「五段階計画につきましては、少なくとも五段階目についてはいずれかの段階で折り合いを付けなければいけないのかな」ということも考えながらお話伺っておりました。有り難うございました。

解説1
 昨年11月7日付けの北海道新聞では、「ニトリはオフィシャルパートナーをとして2億円を供出していたが、来季から取りやめることをHFCに伝えた。コンサドーレのスポンサーをめぐっては、創立時からスポンサーとしてかかわってきた石屋製菓が2007年に発生した「白い恋人」の賞味期限改ざんなどの不祥事を受け提供資金を減額。HFCや石屋製菓から支援要請を受けたニトリが08年シーズンからスポンサーを務めてきたということです。ただ、ニトリの支援は、石屋製菓の経営難を受けた「緊急的な措置」(関係者)のため、2年間の支援で一定の役割を果たしたとの判断に至った」と報道しています。
解説2
 大分トリニータでは、昨年ユニホームの胸スポンサーとして、健康補助食品の製造・販売などを行う「フォーリーフジャパン」と契約しました。フォーリーフ社は健康補助食品の連鎖販売を行っており、今年2月に特定商取引法違反で経済産業省から6カ月の取引停止命令を受け、昨年8月19日に処分が明けたばかりとのことです。なおこれに反対するサポーター有志が、試合会場内で反対段幕を掲げたところ、サポーター該当者4名がスタジアムへの無期限入場禁止処分となりました。
   http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/08/29/13.html
   http://www.oita-trinita.co.jp/information.php?_mode=detail&id=3815
   http://supportista.jp/2009/09/news17071457.html
解説3
 Jリーグの胸スポンサー関連記事について以下のリンク先を紹介します。
   http://diamond.jp/series/sports_opinion/10061/

矢萩社長 はい有り難うございます。

司会 はい有り難うございます。
   
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質問者7 2010年シーズン目前に大変色々問題がある中で、少し飛んでしまったような質問で恐縮なんですけども。日本(サッカー)協会で「やっぱり秋から春にかけてのシーズンでやりたい」という人がいます(場内から爆笑が起こる)。
 クラブとして、Jリーグのシーズンというのがこれだけしつこく・・、その「検討したい」という声が上がってくるということを踏まえて、今後Jリーグのシーズンというのはどういう風になってくる情勢だという風に捕らえてらっしゃるかと。
 (もし)「そういう風になるかも知らん」ということであれば、今非常に集客で苦労なさっている(よう)ですが、試算して、そういうシーズンになったら(観客が)来るのだろうかという検討をなさったのかとか、あるいは積雪地域での他のクラブと連携して何とか回避しようという動きをなさっているのかとか、その辺、お話聞かせて頂ける範囲で、お願いしたいと思います。

矢萩社長 この件について、皆さんも相当関心が高いというのは、充分私も認識しております。実は、一昨年のシーズン、2008年にJ各クラブにJリーグの方から「もし(秋春制に)変えるとすればどういう状況があるかとか、そもそもどうなのか」というようなアンケートがあった上で、2008年12月から去年の頭にかけて、「Jリーグとしては諸々色々な角度から検討した結果、シーズン制の変更は現状では取らない」という結論をJリーグの最終結論として去年に既に出しておりま(す)。その中のやりとりの中で、当然北海道というのは一番その中でも条件が厳しいところですから、クラブとしては色々なデーターを示しながら、私としては「良い悪いの前に、ちょっと出来ないものは出来ない」という立場で、何でできないのかということを、これは言う必要もないことなんですが(矢萩社長の言葉に場内から失笑が沸く)、主に試合が出来ないことと練習環境がないということを中心に、それに気候的なデーターですとか冬場の交通のトラブルのデーターですとか、考えられるあらゆるデーターを法的なデーターも加えながら出した上で、「賛成か反対かと言われれば当然反対」という立場を主張してきました。
 私としては、「賛成・反対というよりも出来ないところが沢山あるのにどうしてくれるんだ」ということなんですが、今の感じでいうと『協会の会長さんとそれ以外』みたいな構図になっているのが(場内から大爆笑が起こる)、私としては非常に残念だと思いますし、逆にそういう構図になることによってですね、会長が目指している例えば「代表チームの強化=日本サッカーの発展」というところがややちょっと違うところに論議が行っちゃっているのが私としては個人的に非常に残念に思っています。
 日本のサッカー界とか日本代表が強くなって頂くことを我々も望むのは当たり前のことですから、会長がおっしゃっている方向性について100%否定するつもりはありませんけれども、現状で言うと札幌はそういう立場を変えるつもりはありませんし、我々が出してきたデーターですとか、説明してきた物事に対して明確に回答も頂いておりませんし、クリアー出来る状況にもなっておりませんので、その中で強硬にですね、(例えば)シーズンを小刻みに1月まで伸ばすとかいう説もあるようですが、そういったことが実現するとは私は思っていません。
 もう一つはですね、どうしてもコレ「北対南」という構図のように受け止められている部分もあると思いますが、実はJリーグの中では、私の(受けた)感じでは7、8割のクラブが反対を表明しています。例えば、南の方の京都とか神戸とかそういったところもですね、「やっぱり冬に試合があったとしても、出来たとしてもお客さんが集まらない」ということを主な原因として、いわゆる雪国・寒冷地クラブ以外のところでも反対のところが圧倒的に多いです。積雪地域については、うちも新潟も仙台も山形も富山もそうですけども、いわゆる練習及び試合環境がないということは共通のことですから、当然のことながらそういう説明をしていると。
 それから実は、Jリーグの実行委員会が1月にあった日に、私はちゃんと時間に間に合ったんですけども、新規参入の北九州の実行委員・社長がですね、雪害トラブルで遅れてしまったと(場内から爆笑)。
 今全国で雪が降ったりしていますし、この間の(日本)代表戦だって相当寒い中でお客さんもあんまり集まっていないということだとか・・。諸々考えますとこの問題については、急いでどういう結論になるという風には私は全く思っていませんので。
 ただこういったことというのは、「誰かが言い続けなければ物事が変わっていかない」というのは、このことに限らずある意味歴史上の事実としてはありますから・。
 まぁ協会会長がですね、それを言い続けること自体については、私は・・一定の評価というよりは「立場上どうぞと。それと出来ないということとはまた違う」というとことを繰り返し言っていくしかないのかなと。
 現状Jリーグでは会長の新しい案については、一昨日もJリーグの実行委員会があったんでずが、まだJリーグで説明もされておりませんので、当然改めてJリーグとして新しいシーズン制・シーズンの変更について審議しているという状況にもないというところでございます。
 こんなところで宜しいでしょうか。

質問者7 どうも有り難うございました。

解説1
 日刊スポーツでは、昨年12月24日に「秋春シーズン制のJリーグへの導入を主張する日本サッカー協会の犬飼基昭会長は昨年12月24日に、今年1月の日本協会常務理事会でシーズン移行を再提案する意向を示した」旨を報道しています。
 http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20091224-579250.html
 http://www.sanspo.com/soccer/news/100112/sca1001122149011-n1.htm
解説2
 今年2月11日に開催された東アジアサッカー選手権男子の日本−香港戦は観客数が1万6368人で、東京・国立競技場で行われた男子の日本代表戦では93年のJリーグ発足後、最少となりました。なお試合は、日本が3−0で勝ちました。
 http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/japan/news/20100212k0000m050061000c.html
解説3 
 その他、秋春制については下記でも説明されています。
 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/2010/text/201003070006-spnavi.html 

司会 はい、有り難うございます。恐れ入りますが、ちょっと時間が押しておりますので、質問はこれで打ち切らせて頂きます。

(休憩 14:53−15:10)
   
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5 サポーター有志からのお知らせ
(1)ほくせんサポカード
司会 サポーターからのお知らせで、私共の受付の方に申し出のあった方から、順番に指名させて頂きます。まずほくせんさんお願いします。

斉藤 (斎藤氏着席場所で立って話し出す)皆さんこんにちは。すいません、後ろ向いちゃうかも知れませんけど。ほくせんサポーターズカードの斉藤です。
 今回も寄付金額の中間報告させていただきますので、宜しくお願いいたします。まず前年度の寄付金額なんですけども、合計で292万4,321円となっております。わずかに300万には届かなかったんですけれども、こちらの方は昨年の最終戦当日に矢萩社長の方にお渡しさせて頂きました。今回は、サポカード・メンバーのワタナベ様という方に代表となっていただきまして、お渡し頂きました。皆さん有り難うございました。
去年は昇格は逃しましたけど、新しい石崎監督のチームづくりですとか、昇格の想いが反映されまして、メンバーの皆様のご利用金額が年々おかげさまで増えておりまして、何度もサポカードのご利用の皆様のご利用のすばらしさは判っていたんですけど、昨年もチームの方への厚い期待が寄せられているというのが、寄付の金額でも実感しておりました。
 新年度は9月から始まっておりまして、今集計が出ています金額ご報告しますが、9月から12月まで4ヶ月で何と寄付金額100万円を超えまして。 100万380円という何となくキリの良いような悪いような金額なんですが、今までで4ヶ月で100万超えるというのは初めてなんで、私も金額聞いてびっくりしました。去年もご報告させて頂いた時も95万を超えて、凄い金額で記録塗り替えている金額だったんですけど、今期はさらに凄いことになって、新しい選手加入ですとか、そういったこともあってチームへの期待が今期も出ているのかなと思います。こちらの方では目標300万超えるというのを目標にしているんですけど、
もしかしたら現実になるかもしれないなと期待を寄せているところなので今年度も皆さんよろしくお願いします。
 今日ご出席いただいている皆さんは、サボカードお持ち頂いている方も多いと思いますが、改めてご紹介させて頂きますが、ほくせんサポーターズカードは御利用金額の1%がチームの方に寄付されるというカードとなっております。もしかしたらお持ちでない方、それからお友達・ご家族でお持ちでない方いらっしゃいましたら、是非この機会に申し込み頂ければと思います。ご入会頂けましたらプレゼントの方もご用意しております。
 この場をお借りして長くなってしまうのですが、ほくせんのサービスなども紹介させていただきます。私の方の一押しは、チームスポンサーでもある北電さんのお支払いですとか、北ガスさん、新聞・携帯の支払い等毎月払う支払い、あと灯油のデリパリーも、全部こちら(の)寄付の対象になるということです。
 あと4月25日まで、おトクに温泉キャンペーンというのを行っていまして、定山渓・登別・北湯沢の3カ所の温泉の方、ほくせんカードのお支払いで会員特別価格でご利用いただけます。4月、春までのロングランのキャンペーンになりますから、家族ですとか、お友達の方と春休みの宿泊も勿論ですけど、開幕戦も始まっていますから、サポーター同士の交流の場などにも利用いただければと思います。ホームページで詳細もご紹介しておりますので、良ければご覧ください。 あともう一つお得なのが、昨年もちょっとご紹介させていただいたんですけど、
毎月の明細をほくせんのWebで確認出来るサービスなんですけど、こちらペーパーレスになりまして環境にもよく、毎月こちらのWeb登録で明細登録していただけますと20ポイントがプレゼントなりますので、皆さん是非ご利用いただければと思います。
 もう一つですね、ほくせんのPointUp.Comというショッピングサイトからネットショッピングしていただきますと、サイトによっては1.5倍から最大で16倍になるという魅力的なサイトなんですが、今ですと2月いっぱいまでの期間限定なんですがPointUp.Comスタートして1周年記念でポイントが更に倍になるというキャンペーンやっています。
 なので16倍のサイトですと、何と32倍になるという嬉しいキャンペーンを今月いっぱいやっています。今ご紹介したのは当社のサービスの一部なんですけども、ご紹介しきれない物は、ほくせんwebサイトで紹介していますので、ご覧頂ければと思います。こういったちょっとしたご利用で、また今年の年末にもHFCに沢
山寄付出来たらいいなと思っております。最後になりますけど、株式会社ほくせんは今年度も微力ながらチームスポンサーをやらせて頂くことになりまして、引き続きチームを応援させて頂くことになりました。サポーターズカードはおかげさまで10年目に突入しまして皆さんに認知されているところも大きいかと思いますが、こちら毎年チームに寄付が出来るのもご利用頂いているサポカードメンバーの皆様のご利用のおかげだと思っております。これからもよろしくお願いいたします。有り難うございました(場内拍手)。

司会 冷静に考えたら凄いスね。1年間に300万円くらい寄付するということは3億円物買っているんですね。みんなお金持ちなんですね。そういった形で何か物を買って、間接的にチームに・・今回の寄付は直接的になりますが・・(急に声調を改めて)もしよろしかったら寄付してください。

解説1
 この年のサポ集会で後刻登壇した南郷氏は、「コンサドーレがJ1に残留し続けるには、サポーターが毎年10億円募金をすることが必要だ」と主張しています。
    
サポ集会
2010
第21段

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(2)開幕戦前のビラ配りについて
長島 こんにちは。「またかよ」と言われるかも知れませんけれども、また開幕1週間前チラシ配布をしたいと思います。今年は(3月)13日がホーム開幕なので、6日の日。場所は、丸井今井一条館前当たりで。(時間は)お昼くらいから。
 結果が決まり次第、クラブのオフィシャルHPですとか、一般紙・スポーツ紙の短信、あと沢山あるHPの中で皆さんがよく見るサイト。2chは入ってませんけど(場内笑)。そちらの方で告知したいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いします。以上です(場内拍手)。   
  
サポ集会
2010
第22段

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(3)南郷とおる氏の話
南郷 南郷です(南郷氏は会場の演壇位置まで来て話し出す)。お世話になっております。(実は)昨年(は)、個人的事情で(ホーム)最終戦の1度しか行けず、歌詞カードを配れず、何か聞いたところによると「歌詞カードを配っている人はどこに行ったんだ」とか(場内から笑い)、「どこで配っているんの?」とか、色々聞かれたんだそうですけど、大変申し訳ないと思います。
 本題に入る前に、2、3点ほどお話をしたいのですが、本題を説明するのに資料を作ってきましたので(場内から笑いとパラパラと拍手起こる。南郷氏は持参した資料を参加者に配布する)。

南郷 本題の前に説明しておくことは2つほどあったんですが・。一つはさっきの歌詞カードの話で、これはもう良いですね。
 もう一つは、実は「札幌赤黒連盟」というところでサポーターの自主チラシを配っている活動をしております。そうは言っても、(私は)昨年1回しか試合に行っていませんので、ほとんど活動らしい活動は私自身は出来ていないんですが・・。ニトリさんですとか、ゼビオさんですとか、あと札幌のあちこちのお店に(チラシを)置かせて頂いております。
 内訳話をしますと、サポーターが自分達でまるっきりお金を出して作っていますので、HFCとスポンサー契約をしている訳ではないんですね、後ろにいますけども(場内から笑い)。
 その場合ですと、コンサドーレの写真・図柄一切使えないんです。もしお手元にあったら確認して頂きたいんですが、何にも入っていないはずです。コンサドーレのそれらしいもの・・。
 「選手が写っているのかなぁ・」とか「応援風景が写っているのかなぁ・」というようなものは、何となく・類推というか想像出来るものは入っているかも知れませんけど、そのものズバリというものは出来ないんです。
 何故かと言うとJリーグさんがうるさいんですね。HFCがうるさいんではなくて、Jリーグさんの映像とかグッズを管理しているところが「使っちゃなんねえ。お前は何者だ」という話になるので使えない。
 (私はデザイン力も何にもなくて全然お手伝いできなかったんですけど、)デザインをしている人がかなり苦労して作って、去年やりました。
 今年も今、一生懸命企画をしておりまして、3月13日の開幕に併せてまた配りたいなという話をしております。試合会場では、総合案内所にまとめて置かれておりますので、試合に来たら何部かずつ持ち帰って頂いて、周りの人に配って新しい観客をぜひ連れてきて頂きたいということです。
 勿論宮の沢ですとか、色々なところに置かれているところがあるかと思いますので、そういうところから取っていっても構わないと思います。

解説
 札幌赤黒連盟のサイトはこちらです。
 http://sapporo12.web.fc2.com/

南郷 (会場を見渡して)ということで(配布資料の方は)皆さんに配られたでしょうか。

解説1
 南郷氏が当日配布した資料はこちらです(A4サイズ1枚で表裏両面を使用)。
後日、南郷氏から配布資料をエクセル形式で入手しました。なお南郷氏からは、資料公開の許可及び説明を容易にするために資料を適宜改変して構わないとのお言葉を頂いております。なお資料を快く提供して頂いた南郷氏に感謝申し上げます。

  資料表面 http://www5.famille.ne.jp/~report/nangoh_tohru-omote.xls
  資料裏面 http://www5.famille.ne.jp/~report/nangoh_tohru-ura.xls

南郷 先に申し上げておきます。説明口調になりますと、どうしても上から目線での説明になったりして、「アイツは何者だ」という話になりがちなんですけど、先に謝罪をしておきます。ごめんなさい(場内笑い)。  
 それから、あまりこういう口調で喋っていくと段々「お前はセミナーか何かの講師でもやっているのか」ということを言われる可能性がないわけではありませんので、その辺もあらかじめ先にごめんなさいしておきます。
 それではお手元に配られた物をご覧ください。まず最初に鹿島・浦和・大宮・千葉・柏・F東京・東京Vと書いた方ですね(南郷氏配布資料「表面」)。
 数字が並んでおります。単位は「億」です。なんの数字かと言いますと、実はさっき矢萩社長ご自身が言われていたんですが、チーム強化費の金額です。
 JリーグのHPにリンクが張られてていて各年度別の各チームのチーム強化費が公開されています。私が別にJリーグに行っていちいち聞いてきた訳ではなくて、皆さん観れますので、間違いがないかどうか今日家に帰えられたら確認されてみてください。多分間違いはないと思いますが、転記の間違いはあるかも知れません。
 (黄色に)網掛けになっているのは、その年J2のチームです。それから例えば、2005年の大宮・千葉・柏とかは、数字が入っていないところがございます。これは公表されていません。それで数字が入っていないんです。
 それから逆に愛媛とか、岐阜とか、真ん中に横線・マイナス線が入っていますが、これは勿論J(リーグ)に(加盟して)いないからです。良いでしょうか。
 平均と書いてますのは、(毎年の強化費)の平均が載っています。鹿島だと平均16億3000万(円の強化費です)。浦和だと22億2200万(円です)。あと名古屋だと20億2900万ですか。そんな具合になっていますね。かくいう我らが札幌が、(平均強化費は)6億700万という具合になっています。これは平均です。この辺は事実の数字を述べております。事実の数字を続けて説明だけしていきます。

 次裏側を見て頂きます。ここに載っている数字。特に興行収入とか、広告料収入とか、販売収入とか、先程の矢萩社長の説明にも沢山出てきましたけれども、この辺は北海道フットボールクラブのHPに会社概況が載っております。有価証券報告書も載っておりまして、その中から数字を拾っていった結果がこういう数字に、表にまとめただけです。なので私が特別聞いてきている訳ではなくて、私だけが知っている数字ではないです。ただ単に公表されている物を、ちょっと違った形で書いただけです。
 例えば2008年の数字から行きますと、これ単位が千円になっていますので、興行収入が5億2024万7千円、広告料収入が6億530万9千円という具合に読んでください。
 (そして)支出というのは、この収入を得るために直接掛かった原価を言います。例えば100円で商品を売ったとして、その仕入れ金額が80円掛かったよといった場合は、80円というのがこの支出に当たります。粗利と書いてありますけど、これは収入から支出を引いたところの金額です。
 この粗利は実は公表されてませんで、私が勝手に計算しています。支出は載ってましたので、その数字をそのまま書いてあります。率は、粗利の率です。収入の粗利に対する割合を書いてあります。
 これからいうとですね、例えば興行収入は(約)5億2000万ありますが、実際にHFCに入ってくるのはその48%しかない。「100円でチケットを買うと、48円しかHFCに入ってこないよ」ということを意味します。
 残り52(%)はどうなったかと言うと、2割はピンハネされ・・・(ここで南郷氏は「ゴホン」と咳をする。場内から笑い)。2割がJリーグに行きます。2割は先に(Jリーグに)行きます。コレ有価証券報告書に載っているんですが・・(ここで南郷氏若干間をおいて)、えっ・ごめんなさい。残り(3割の)金額は、(札幌)ドーム等の会場料とかそういう金額ですね。
 広告料収入(スポンサー収入)は、例えば幕を作ったりとか、広告の看板を作ったりですとか、色々なことで原価が掛かるかと思います。残りの金額が利益率になりまして、94.4%となります。ですから100円広告料収入があったとすればHFCに入ってくるお金は95円ということです。
 販売収入というのは、グッズ等の収入なんですけど、例えば我々が買うレプリカユニフォームとか色々ありますね。100円でグッズを買うと11円しか(HFCの)手元に入らないということになります。
 あと後援会というのはご存じだと思いますけど、後援会で毎年寄付が行われていまして、この後援会の寄付がどこに載っているか色々探しまして、実はHPのニュース(リリース欄)のところでずっと下に見ていくと北海道後援会が「今季はいくら寄付しました」というのが過去3年分くらい載っておりましたので、それを順番に拾って行きました。合っているかどうかはちょっと判らないです。
 それから試合数と総入場者数と平均入場者数というのは、上の(欄の)表1は「単位千円」だったんですけど、ここの(表2)は「人」ですね。試合数はそのままです。
 2008年の例で行きますと、「2,104」となっていますのは、私が勝手に計算した数字で、興行収入5億2024万7千円を総入場者数(24万7305人)で割った数字(です)。だから1人あたりいくら入ってきているのという数字(入場料単価)です。2008年は2,104円、2007年は1,598円、2006年は1,426円と言う風に読んでください。
 ここまで良いですか。その下の表(表3)です。
 トップチームの給与等というのも実は公表されていまして、それも載っていましたので拾いだして来ています。給与等で7億1652万4千円。これは給与です。
 遠征費等が8297万円掛かっています。これ2008年ですよ。J1の時ですね。試合数が少なくてもこれ位掛かっていると。
 それから用具備品医療が1122万円掛かっているよ。他管理費で8945万4千円。この他管理費というのも内訳が判らないので、あまり鋭く突っ込まないようにしようと思います。大体トップチームを維持するのに9億円掛かっていると。   
サポ集会
2010
第23段

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南郷 ここまでは事実です。一切私の恣意的な判断ですとか、意見とかは入っておりません。ここから私の解釈です。なのでどこにも載っていませんし、「アイツ嘘言っている」と言われても構いません。ただしあくまでこの数字から見えたことを申し上げます。
 実は、これと同じようなことを、2年前にウルトラスが浦和レッズ戦の前に応援を拒否した時に、(その)何日か前に「説明するから集まってくれ」という風にHPで言われて、急遽みんなで何人か集まったことがありました。その時と同じ事をこれから言おうと思ってますけども、その時よりも詳しく説明するためにこんな表を用意しました。
 (南郷氏は配布した資料を示して)こっちの表面の各チームのチーム強化費の表を見ると、私思うに、J1に居続けるためには"チーム強化費が少なくとも10億円いる"と見えます。
 お金を掛ければJ1に居続けられるとは限りません。ましてや優勝出来るとも思えません。
 ちなみに2008年浦和レッズは、(約)24億円かけてますが、このとき5位でした。2008年覚えていますよね。僕等が最下位で落ちた年です。
 (浦和レッズは、)その前の年大々的に優勝して凄いブームになった年、それが(約)28億円あります。
 この頃(浦和レッズは)Jフォンだかと契約して、胸スポンサー11億だか12億円だかどうのこうのと話題になった年ですね。その時浦和レッズは28億掛けていました。28億掛けたから1位になったとかということじゃなくて、24億円掛けても5位にしかいっていません。
 鹿島(アントラーズ)ここ3年連続ずっと1位になっていますが、この時(2008年)も1位でして、18億5千万のチーム強化費使っているということです。
 私達の希望がどこにあるのか、皆さんのコンサドーレ札幌に対する希望がどこにあるかで、覚悟をしなきゃいけないということですね、早い話が。
 つまりチームとHFCと我々ファンの間で、三者でみんな一緒で作り上げているのがコンサドーレ札幌というものの全体であって、私たちファン、それからHFC、選手達もみんな「J1で戦いたいんだ。いつか優勝したいんだ」(と)。そう願うのなら、10億円以上掛けれるような予算体制作らなきゃいけないんですよ。ということをこれは端的に言っているんですよコレ。早い話が。
 スポンサーから10億以上集めることは事実上不可能です。だって考えて見てください。この中で皆さん会社の役員さんですとかいらっしゃると思うんですけど、単に地上波の放映もないサッカーのチームのスポンサーで、10億出そうと思います?
 思わないでしょう。どうですか。せいぜい1億、2億って思いますよね。特に北海道に根ざしていたら、尚更だと思いますよ。
 そんなに経済基盤大きくないですよ、札幌とか北海道とか、現実問題。そう考えると、これ以上スポンサーからの収入は期待出来ない。
 さっき矢萩社長からも説明を一所懸命されていましたけど。おっしゃるとおりだと思います。これ以上のスポンサー収入は期待できない。
 じゃあ後はどうするかというと、僕等ファンが集めないといけないんです。
 皆さんが期待しているのが、「いやJ2で良いんだよ」若しくは「J3で良いんだよ」若しくは「このままで良いんだよ」と、「私たちがやらなくても良いんだ」とお思いならこのままです。J1に上がることはありません。じゃあね!・・ということです。早い話。
 今年もう上がれるかどうか判りません。来年も上がれないと思います、このままだと・・。
 あっゴメンね。私サッカーのことあんまり良く判りません。お金の話しかわかんないんです。なのでお金の面からしか言ってないんです。
 あの・・早い時間に三上強化部長が来られて、「あの部長の前でこの話をするのが嫌だなぁ」と思っていたんですけど、ホントにお金(の面)から言うとそういうことが言えます。だって10億いるんですもの。
 新潟見てもらって良いですか。新潟(は)僕等と一緒にJ2に最初いました。で、J1に上がった後、ずっーと降りてきません。ずっとJ1です。これを見ると(強化費として)12億以上掛けています。13億くらいいるんですよ。(J1に)居続けるために、正直言うと。10億と言いましたけどね。
 10億くらいだとどうなるかというと、神戸見て頂いて良いですか。神戸は2006年に1回J2に落ちています、また上がりましたけど。
 広島。これも10億ちょっとくらいですけど、上がったり下がったりしています。
 それからもっと言うと、京都見てもらって良いですか。京都も上がったり下がったりしてますよね。ここ何年か2008年以降がないのでちょっと判らないんですけど、多分12、13億くらい出しているんだと思うんです。だからここ一番で、こう落ちずに頑張って来れたのかな(と)。
 千葉はどうかな。ああ千葉は14億くらい掛けているんですね。それでも落ちる(場内ざわめく)。だから必ずしも「14億掛けたから落ちないよ」と言っているんじゃないんですよ。「少なくとも13億から14億くらいのお金を掛けないと、J1に居続けられないよ」と言っているんです。
 いろんな事情で落ちたり、いろんな事情で優勝したり優勝出来なかったりしますけども、少なくともそれぐらいは言えます。数字から言うとそういうことは言えます。
 断言調で言っていますけど、あくまで私の解釈ですからね。どこにも書いていません。「アイツあんなこと言っていたけど、どっか本に書いてのか」、(と言われても)そんなことはどこにも書いていません。サッカー批評にも書いていません。いないすよね、ここに。
 それから裏面の方を見てください。ネット上とか、ブログとか、それから皆さん方が集まった居酒屋ですとかで、いろんなことを言って楽しむというのも私たちの楽しみ方の一つです。例えば「あの選手はなぁ・・。足が遅いしな。点数入らないしな。どうしようかな」。そういう話をするのは自由なんです。
 自由なんですが、実は私たちが出した金で選手達を雇っていません。 何を言いたいかと言うと、2008年をちょっと見て頂きますと、網(を)かけているところ(が)ありますよね。判りますか、収入で網(を)掛けています。
 興行収入のところと、販売収入のところと、その他収入のところに網(を)掛けています。それから後援会寄付金のところにも網(を)掛けています。
 これは、私たちが直接お金を出した部分です。それの合計金額を実は合計しておりまして、※印で下に(約)7億5900万という数字が入っています。これは私が書きました。
 (約)7億5900万で・・、トップチームを賄っていないです。トップチームは、その年(約)9億円掛かっていますので、私たちが払った分では到底無理です。
 それから2007年を見ますと、(私たちは)6億8000万しかお金を出していませんが、(一方でこの年の強化費は)6億3000万円。あっ、この年はなんとか(私たちが出した金だけで強化費を)賄っていますね。
 2006年(を)見ましょうか。2006年は(私たちは約)6億2400万円しか払っていませんから、(約)6億9000万円掛かったトップチームを賄っていません。

解説
 南郷氏は、ここで2006年のサポーターが出した金について、「6億2400万円」と発言していますが、これは「6億2800万円」が正しいです。
 これは南郷氏が当初配布された資料には、2006年の後援会寄付金が600万円と記載されていましたが、正しくは1000万円だったからです(リンクした資料には南郷氏の同意を得て修正済みです)。ただしいずれにしろ2006年シーズンは、サポーターが供出した資金だけではトップチームを賄っていません。
   http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=449

南郷 もって厳密に言いますと、僕等が払ったチケットは4割ぐらいしか、若しくは2006年で言うと(興行収入の)28%しかHFCにお金が行っていませんので・・。
 厳密に言ったらぜーんぜん足りないです。で、雇ってもいない選手のことを僕等は一生懸命文句言っている訳ですよね。早い話が・・。アイツ出来ねぇだの、どうだの、こうだのと・・。どうも・・・言う意味があるのかいという話ですね。
 で、その表の下<表4>。何のコッチャと思われると思いますが、これは私が勝手に作りました。
 「チーム強化費に10億入るならば、僕等が集めるにはどうしたら良いんだ」ということで計算式を作ってみました。単純にですよ、10億円を1万人で集めるとすれば一人10万円です。「年間10万円は大変だなぁ」と思われるので、月に直しました。8,333円。
 2万人の人で頑張って集めると、年間5万円です。5万円集めると月に直すと4,167円です。あっ、何とかなりそうですね。
 3万人で集めると、(年間で)33,333円。そしたら月に(直すと)2,778円。あっなんとかなりそうですね。という計算方法(です)。
 更に月1,000円出したら、年間12,000円ですよね。「12,000円を何人集めたら10億円になるの」という計算もしています。83,333人です。ちょっと・・アレだな(場内から失笑)。
 月に3,000円ぐらいならどうですかね。月3,000円で年間36,000円ですから年間27,778人。何とかなりそうですかね。
 頑張って(月に)1万円出すと8333人で足りると。そんな具合になります。
 わざわざ皆さんの目の前に立って何が言いかったかと言いますと、北海道フットボールクラブがやっているのは所詮興行です。見せ物です。だから僕等にとって見たらサービスなんです。サービスを受け取る側です。
 今までは、私も含めて多くの人は、「受け取れば良いんだろう。お金を受け取ったらサービスを受け取ってそれで終わりだろう」という考え方をしてきたのが多いんじゃないかと思うんですね。
 いわば床屋さんに行ってお金払って黙って座っていたら、何にもしなくとも髪だけ切ってくれる。そういうもんだろうと・・。
 そう思っていたと思うんです、私もそうでしたから。
 でも・・その結果どうなったかって言ったら、J2に(落ちて)行って今季の強化費予算は(約)4億5000万しかない。4億5000万しかないのに二十何億(もの)強化費のあるところと戦って、J1で優勝出来るはずがないですよね。
 10億以上チーム強化費で作っているJ1のチームと戦って、残留し続けることが出来るでしょうか?
 同じようなことを何度も何度も仲間達の前で言っているもんですから、仲間達からこんな答えが返って来ました。「だって僕等のチームは育成型(チーム)にしたじゃん。給与安いからいいじゃん。それでも(J1に)上がれるよ」。
 うん、(J1に)上がれるんです。だってこの前上がったじゃないですか、2008年。
 上がってどうなったかと言ったら、「札幌さん、育ててくれて有り難う。じゃあダヴィ貰っていくからね」(場内失笑)。コレなんですよ。
 だってね、給与上げてあげられないんです。皆さんの会社で新入社員が入ってきた。2年、3年経って仕事覚えた。「いやあー、あいつ仕事覚えて出来るようになったよね」。
 当然本人だって「来年給与上がるかな?」と期待しますよね。だけどこの会社給与上げてくんないんです。
 「ゴメン。来年給与カットするから」。「エエー!!だって仕事出来るようになったじゃない!」。「イヤ、会社の予算がないんだ・・」と。
 さっき三上強化部長の話では、皆さんの給与カットしたそうですから。それと同じことなんですよ。
 育成型で月額15万円の給与しか払っていない社員を集めて会社を作りました。一人一人に、給与30万か40万ぐらいの人と同じくらいの仕事を頑張って覚えてやりなさい。
 頑張りました。頑張った結果J1に上がれました。頑張ったけれど、15万の給与しか払えません。さあどうなりますか。
 「社長、僕、隣の会社に行ったら、給与20万貰えるというのでそっち行きます」。そう言われたら断れないですよね。
 ネットの掲示板では良く言うんですよ。「自分を応援してくれたファンを裏切って別のところへ行くのか」と。
 そういう声を良く聞くんですけど、現実問題(として)あなたならどうします?「君、同じ仕事をウチに来てくれたら明日から3倍の給与出すよ」(と言われたら)、私ならすぐ行きます。だって3倍ですよ。当然行きますよ。同じ給与ですもん。同じ仕事をやって3倍出してくれるんなら当然行きますよ。
 僕等はそれを止める術はないんです。この会社は特に(止める)術がないんですよ。だって15万の予算しかないんですから・・。
 長々説明してきましたけど、結論です。僕等はここで覚悟を決めなければいけません。
 僕等が本当にチームに望んでいるのは何なのか。J1に上がっただけじゃなくて、J1に定着し、なおかつ、いつか鹿島スタジアムで優勝して(場内に失笑が広がる)、堂々と俺たちの歌を歌い続けてやるんだ。それが夢なんだ、俺のみたいな! そういう人達だったんなら、いくらどうしたら良いの?
 いくらなじられれようが、何しようが関係ないんだ!俺たちはあすこで優勝したいんならばどうしたら良いの?そういう話です。
 ここまで言うと何を言いたいのか何となく判ったかなと思うんですけど・・。じゃあ、どうしたらよいかと言ったら、例えば試合毎に千円札握りしめて、HFCに募金箱用意して貰って毎日千円ずつ入れるよとか。(足りなかったら)五千円ずつ入れるよ(とか)。
 あとは丸井(今井)さんの(コンサドーレ)神社に寄付するとか。毎回、毎月入れるとか。お金をどんどん出して行かないといけないんです。
 もしJ1に行きたい、J1で活躍したいと願うのだったら、僕等がお金出さなければどっからもお金出てこないんですもの、だって。
 若しくは・・、最初のうちは自分でチケット代を負担しても友達を連れてくる。無理矢理拉致して来る。その友達がはまってきたら次の友達もまたはめて来る。

司会 悪い宗教団体ですね。

南郷 そうそう。それをやって、僕等の仲間を増やして、お金を落としてくれる人をどんどん増やすか、どっちかですよね。違います?だってお金集まらないスよ。
 それでもこの人数で10億負担しますか?とんでもない金額になりますよ。 な訳で、長々になっちゃいまいましたが、ぜひ皆さんの中で皆さんがグループに帰った時に、「どうやってお金を出したら良いんだろうね」ということを話して欲しいんですよ。
 もし「こうやろう」というのが決まったら、ぜひ私に教えてください。それに参加したいと思うんです。
 今までは、例えば何か良い活動をしようとしても自分達だけでやっているんですよね。
 良く聞くのは「いや私はこうやっているのよ」、「私は友達を連れてきたわよ」。
 でも「私は友達を連れてきたわよ」じゃなくて、その友達を連れてきたやり方を広めない限り、一人、二人連れてきて終わりなんですよ。一人の人が一人を連れてくるんじゃなくて、百人の人が一人を連れてきたら、百人増えるじゃないですか。
 だから同じやり方を、他の人もやって貰うように、やり方を伝えていく。
 僕等が増やさない限り、観客は増えませんから・・。北海道新聞社で増やしてくれと言っても無理ですので・・。 

司会 南郷さん。判りました。

南郷 ということで長々どうも済みませんでした。有り難うございました(場内から拍手)。

司会 確かに面白い着眼点だと思います。先程言っていた2008年のところ、いわゆる我々が間接的にチケットを買ったり、グッズを買ったりして、7億5998万5千円投資していますけど、南郷さんが言うところの粗利で行くと、我々が(約)7億5000万色々なお金使っても、HFCさんの方に実入りで入るのは、3億4553万3千円と。おのおの48.5%、11.7%、64.0%の粗利率で計算するとということですね。
 その(約)3億4500万では、実際には選手は雇っていないと。いわゆる企業が出して貰ったスポンサーの広告収入がほとんどそういったものを支えているんだと。
 だから例えばダイレクトにお金を寄付するなり、なんなり、ソシオみたいな、バルセロナだとかと同じように、ダイレクトに毎月ナンボかお金を出す。
 例えば1年間15万金出すとか20万金出して、そういう人を4万人集めれば、メッシにオファーも出せよと(場内から失笑)。
 そういうチームを作ろうかと。そういうような発想もまた、クラブ運営のためには一つの方法かなと。
 ただそうしたソシオみたいなものをやれば、また今度意見の対立というのもまた出てきますしね。
 お金を出したら、出したなりにやっぱり言いたいことは言いたいと言う人も、多くなりますから。
 ただ・・、今、色々な部分で分析して頂いた。こういうのも自分でやろうとしたらなかなか出来ない資料なんで、こういうのを作って頂いたことは有り難いなと思います。  
 これから見ると、やはり少ないお金で結構頑張っているじゃないと。わがチームと。いうことが証明されていると思うんですけども。これ以上もっと上を目指すのか、安定志向を目指すのか。
 それとも今こういうご時世ですので、企業もなかなかそういう投資をして頂けなくなってくると、最終的に例えば広告収入も集まらなくなると、もしかしたらサポーターがソシオみたいな形でダイレクトにお金を出して、クラブを支えなきゃならない時が来るのかも知れないよという一つの資料だとは思いますね。  
 そういうことで、九州方面のチームでもお金がなくて困っているチームもありますけども。
 うちのサポーターは、こういう数字的なものをお勉強することも必要なのかなと。今カタールかどっかに行っちゃった凄い選手のパスを買うために、3ヶ月ぐらいで3億集めたサポーターですから、いざとなったらチームのためにお金を出すだけの地力はあるのかも判りませんけれども。
 でも集めるとしたら、毎年これだけのお金を継続的に我々が出さなければチームを運営できないんだと、というような現実もこの資料から勉強させて頂いたかなと思いました。
 どうも有り難うございました。

司会 あと、何かお知らせありませんか。なければ松野さんお願い致します(松野氏は会場の前に出て来て発表用に使うプロジェクターとスクリーン設置の準備を始める)。

司会 今準備している間を利用しまして業務連絡です。
 不況を受けまして、年々サポーターズ集会のカンパも右肩下がりで、現在7万円ぐらいのカンパを頂戴しております。もし小銭がございましたら、帰り際にちょっとチャランと入れてって頂ければ幸いです。よろしくお願いします。    
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6 OSC関西コンサドーレ札幌所属 松野 光範氏の話

司会 それでは、色々な試みで、今回は我々の方で松野さんにお声掛けをさせていただきました。
 同志社大学ライフリスク研究センターというところに今、在籍されている松野さんに、こういう色々なスポーツボランティアの分析をされているところがありまして、色々な論文読ませて頂いて、なかなか着眼点として面白いなとして思いましたので皆さんにも聞いて頂きたいなと思ったので、ちょっと企画させて頂きました。
 これから1時間ぐらい松野さんにマイクお渡しますので宜しくお願いいたします。

※ 松野氏は、講演でプロジェクターに文書を撮しだして、講演されていました。なお使用した文書は、大学の講義で使用するため、貸すことは困難であるとの回答を頂きました。そのためテープ起こしに際しても、松野氏の言葉だけではフォロー出来ない部分が多々ありました。ご了承ください。


松野 私、関西コンサドーレ札幌OSCの松野でございます。昨年の9月にオギ君が中心になってやっと十数名で立ち上がりまして、今年で2年目の活動を予定しております。
 ご存じだと思いますけど、かつてサッポロビールからコンサドーレに出向しておりまして、まぁ一番辛い時といいましょうか、五段階計画を作ってスポンサーさんを回りますと、当初5年計画と僕等は申し上げていたんです。
 そうしましたら、あるJRさんに行きましたら(場内から失笑が起こる)、「5年後にスポンサーになります」と言われて、「松野君。5年計画は止めた方が良いよ」と言われて、実は五段階計画に変わったと、そんなようないきさつがございました。
 今お話を伺がって、「ホントに凄い人が現れたな」と、「コンサドーレは何て言うチームだ」というのが正直なところでございまして・・。
 実は、出向元に戻りまして西日本物流センターというところで、静岡から西の物流の現場を全部持ったんですが・・。
 その時に大阪に駐在をしておりまして、「どうもこのまま単身赴任で生活を続けるとアル中になって、北海道に強制送還されたら困る」ということで、同志社(大学)の総合政策の博士課程に入りまして、そこでティム(という)テクノロジー・イノベーション・マネージメントという、どちらかというと技術経営のところに潜り込みまして、私自身はサッポロビールに何とかイノベーションを起こさなきゃならない、そのネタを探しに大学に行ったんですが、(先生から)「あなたはとてもおもしろい経験をしている。スポーツの経営なんてやった人は誰もいない。是非スポーツを中心に研究(を)しなさい」ということで、実はスポーツからイノベーションを見てみようということで、博士号を(取ることになった論文を)書きまして、技術経営の博士号を頂戴しております。 
 しかしながらやっていることは、極めて技術とは遠い、どちらかと言えばソフトな面でございまして、「ライフスキル教育」という本を出しました。
   
解説
 『ライフスキル教育―スポーツを通して伝える「生きる力」 』についてはこちらをご覧ください。
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/4812209501/ref=sib_rdr_dp

松野 これは、(著者は)ラクビーをやっていた大八木(淳史)ですとか・・・、あと(著者で)知っている人はいないかな・・・・、大学の先生とかが集まりまして、「今の学生何とかせねばいかんな、運動部なんとかせねばいけんな」というところに潜り込みまして、一緒に研究を続けたという、その成果でございます。
 なんでこんなことをやったかと言いますと、実は大元は1980年代のアメリカでございまして、今日、(お話し)する話は実はこっちの方の話でございま(す。)
 ライフスキルの方は、実は(アメリカでは)1980年代から景気が非常に宜しくなくてですね、大学のスポーツの中でもモラルは下がるし、学力は下がるし、どんどん留年はするし、犯罪に手を染める。スポーツ選手を引退した後のセカンドキャリアはどうしようかというような問題が発生した。
 これは、実は(日本でも)数年前に大麻の問題であるとか、暴行事件だとか、大学の運動部がずいぶん話題になりました。
 そのときに正に匹敵しているんだろう。従って「大学教育全体のレベルが下がれば、国のレベルが下がるんだ」という理論を使って、そのまま実践してみたらどうだろうかということで、研究を進めた成果でございます。  
 実は、これは同志社大学の硬式野球部がちょっと問題がありまして、約1年半ぐらいずっと一緒にやってきております。
 9シーズンぶりに準優勝したということで、秋のシーズンも同じく準優勝で、対立命館(大学)と第三戦までもつれ込んで、最後の最後で負けてしまったんですが、一定の成果は上がったなと思っております。
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松野 実はコンサドーレさんにも、「プログラム開発一緒にやりませんか」とお誘いしたんですが、残念ながら「No Tank you」ということで(場内から失笑)、いわゆるプロ球団での実績はありません。
 実は、京都(サンガ)に声掛けようと思っていたんですが・・。当初、京都(サンガ)の方がメンバーで入ってらしたんです。
 ところが立命館大学と包括提携契約したものですから、我々、実は同志社大学、京都外国語大学、京都工芸繊維大学、京都大学と色々な大学が入っているもんですから、残念ながら立命館が入っていなかったものですから、非常に難しいということで降りられまして、残念ながらまだプロチームでの実績はありません。
 この後、また大学の数チーム。それから、あとは高校の先生が非常に面白いテーマであるということで、実践をされるということでプログラムが欲しいということで、今その準備をしております。

松野 今日のお話はそうではなくて、実はもう一つの方で(す)。
 要するにアメリカ経済が低迷をして、治安が悪化して、個人主義の国ですからどんどんどんどん人がバラバラになっていった。そうすると社会から安心だとか、信頼とかがなくなっていった。
 その結果、国の力が下がって国際競争力の低下に繋がるんだと。実はこの裏返しで、(当時)日本はバブルの真っ盛りだったんです。そのときに日本的経営と言われまして、「日本の経営をすれば全部うまくいくんだ」と言われて、持って行ったのがリーン生産方式という奴ですね。
 なんのことはない、トヨタの改善(方式)をそのまま持って行ったということに過ぎないと我々は思っているんですが。
 その中で何とかせねばならんということで、色々な研究者の方が研究をされておりまして、いろんな角度から研究をしております。
 特に一番下の PATLER(パットラー)という人は、信頼と規範とネットワーク、いわゆるこういった社会の仕組みを変えることによって、社会の効率が変えられるんだと唱えまして、「Going Alone」という本を出したんです。
 これは非常に話題になりまして、元々この方政治学者だったんですが、経済学、社会学、その他、今どんどんどんどん研究が進んでいるというのが現状でございます。
 信頼と言いますと、要するに面識のない人に対する信頼、知らない人に対してどれだけ信頼が置けるか、若しくは「互酬性の規範」と言いまして、日本で言いますと「お互い様」という言葉に象徴されるんですが、要するに見返りを求めない他者への奉仕の気持ち、そんな行動がどのくらいできるんだろうか、
 それともう一つはネットワーク。いわゆる地域のコミュニティであるとか、クラブであるとか、市民団体のような、みんなが水平に付き合えるようなネットワーク、そんなネットワークが大事だということが言われております。
 表にしますとこんな関係になるんですが、「これがどうもコンサドーレにあるんじゃないのかなぁ」というのが、実は私のテーマでございます。
 ホントに2年間勤務させていただいたんですが、とにかく不思議でしょうがないのは、雨が降っても雪が降っても、ホントにどんなに寒くてもみんなじっと耐えてらっしゃる。
 私はこれをホントに申し訳ないと思ってですね、私が一番最初にやったのは弁当を値上げしたんですよ、50円。380円の弁当を430円の弁当に変えたんです。
 そうしたらボランティアの方に怒られたんです。なぜかと言いますと、「オニギリであるならばポケットに入れておいて自分の空いた時間で食べることができるんだ。気を遣って頂くのは有り難いけど迷惑だ」と言われまして。 
 この人たちは何ちゅう人たちなんだという・・。ホントに不思議で不思議でしょうがない。多分、「こういったネットワークだとか、信頼関係だとかというものをしっかりお持ちになっている人たちじゃないか」という仮説を持ちまして調べたと。 そうしましたら実は、国もちゃんと調べておりました(場内から失笑)。
2003年と2005年なんですが、何千万も掛けまして2回調査しております。
 で、その調査をそのまま置いておくのは勿体ないんで、実は考えるのもめんどくさかったんで、調査要綱を(そのまま)頂きました。

解説
 ここで松野氏が、国の調査として紹介しているのは厚生労働省が全国社会福祉協議会に委託して調査した、全国ボランティア活動者実態調査報告書のことだと思われます。

松野 試合の一週間ぐらい前に、確か三谷さんに電話してお願いしまして、「申し訳ないんですが、ちょっと調査したいんで協力してくれる」という風にして(札幌ドームに)やって参りましたのは2007年11月18日です。
 まさに京都(サンガ)戦ですね。3万2千(人)入りまして、まぁホントに・・ほとんど試合が見れなくて残念だったんですが・・。
 この時に、京都の人たちは100人くらいしか来てなかったんじゃないのかな。ホントに京都の人間というのは燃えることがないのかなと思いながら・・。これが札幌の人だったら絶対千人は行くぞと思いながら観たんですが・・・。
 いずれにしましても、ちょっと考えるのをはしょりまして、全く同じ質問用紙を使いました。従ってこれからご報告する内容は、全国(のボランティア)の比較と(コンサドーレ)ボランティア(スタッフ)の皆さんの調査をした比較ということで見ていただきたいと思います。
 まず調査対象の年齢構成でございますが、(2007年の京都戦は試合)当日確か120名ぐらいいたんですが、94名の方から調査票(を)回収できました。ただし、年も判らない、男か女かも判らないという方が1名いらっしゃる(場内から笑)。
 えー、個人情報は非常に大事なんですが、学術調査にはですね、絶対個人名なんか出しませんから、年齢と職業、それからお歳等々はぜひ答えていただきたいなと。
 実は機械的に排除するという方法をとらないといけないということがあるものですから、特に94名しかないときに1名というのは非常に大きなウェイトがある。
 ただしこの時に確か330名ぐらい(CVS)登録と聞いてましたから、3割近い回答は頂いているので、100名は切っていますが、ボランティアの皆さんの傾向は大体判るのかなということは言えるのかなと思っています。
 特にびっくりしたのは、30代が21人、40代が20人、50代が23人、その前後(の世帯)が10名、11名。実にバランスがとれているんです。
 もう一つが男性、女性。これも実にバランスがとれている。実はスポーツボランティアの場合は、男性が2割方多いと言われているんです。ところがコンサドーレの場合は、今日(のサポーターズ集会)も半分ぐらい女性がいるのかな。非常な女性が大きなウエイトを占めている集団だと言えるんだろうという風に思います。  
  
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松野  ということで報告の中身をご説明していきます。
 実は、質問数(は)非常に多くございます。その中から特徴的なものを、今日は寄り出して持ってきています。
 まずは、ご近所つきあいについて伺っています。「あなたはご近所の方とどのようなおつきあいをされていますか」ということを聞いています。
 @お互いに日用品の貸し借りをする。本当に仲が良い、A日常的に立ち話をする程度、B挨拶程度、C付き合いは全くない、という4項目で、実はコンサのボランティアは2番目。
 全国調査では、28.6%(に対して)、35%ですから7%以上、高いスコアが出ている。ですから非常にご近所付き合いは多いようだな(と思います)。
それからもう一つ。今度は付き合っている人数を聞いています。そうしますと、おおむね5人から19人のところに57.61%、43人の方が答えていらっしゃいます。ところが全国では実は、スコアが高いのはおおむね4人以下という。ですからおつきあいをされている人数も多いという結果が出ています。
 それから友人・知人とのおつきあいはどうですかという風に聞きました。おおむねこの当たりに集中はしているんですが、約33%、46%弱。
 これに対しまして全国調査は28.60%、39.33%という具合に、おおむねやはりコンサの方がお友達、お知り合いとのおつきあいが多い。
 これをまとめますとCVSの方は、地域のおつきあいだとかお友達だとか知り合いとのつきあいが非常に活発だなと言えると思います。
 それで次に地域でどんな活動をしてますかという風に聞いてます。まず最初に自治会だとか、町内会だとか、婦人会だとか、老人会。いわゆるオフィシャルなおつきあいをどうされていますかと聞いています。これにつきましては、おおむね同じスコアが出ています。全国とCVSの皆さんでは大きな差はない結果になっています。
 それともう一点、スポーツだとか、趣味だとか、娯楽。どんな活動をされていますかという風に聞いています。そうしますとCVSの方は、56.82%の方が「はい」と答えて、全国(で)は逆に約8割近くの人が「いいえ」と答えている。
 ですから、やはり全国と比較しますと、コンサドーレの(CVSの)方は非常に活発なんだと。勿論そうですよね、試合の日には家を空けて応援にいっちゃう訳ですから・。試合の当日は朝の6時ぐらいから並んで酒盛りをしているという(場内から笑い)。
 その節はホントにお世話になりました。ありがとうございました。ご挨拶周りに行った時には、ビールの差し入れを頂いたり、お菓子を頂いたり、暑い時にはお茶を頂いたり、ホントにありがとうございました。
 それで、次。ボランティアだとか、NPOだとか、市民活動に参加していますかということを聞いています。「はい」と答えた方が、(CVSの方は)57人、64.04%。
 全国では12.53%の方が、「はい」と答えている。ですから9割弱の方は、あまりボランティアだとか、NPOだとか、市民活動には参加されていない。
 ところが、そのボランティアの方で「そういった活動には参加していません」と答えた方がいるんです。

全国では12.53%の方が、「はい」と答えている。ですから9割弱の方は、あまりボランティアだとか、NPOだとか、市民活動には参加されていない。
 ところが、そのボランティアの方で「そういった活動には参加していません」と答えた方がいるんです。  
 実はこれはボランティアの現場で聞いているんです(場内から笑い)。これがホントにおかしくてですね・・。
 コンサドーレのボランティアの方は、ボランティアをボランティアだと思っていないんですよ(場内から笑い)。
 ホントに変な人達だ、というのが実は私の結論でございまして・・。ホントに・・だから何というんでしょうね、好きで好きでしょうがないんでしょうね。その行動の現れがこの結果なんだろう、そんな風に思っています。
 それからもう一つ投票行動を聞いています。これは2007年参議院選挙に参加したかどうかということを聞いています。実に93.48%の方が投票したという風に答えています。全国では、63.10%。ホントに、ですから高い社会参加をされているなと。
 「これから選挙があったら投票に行きますか」ということを聞きました。そうしましたら、「必ず投票に行く」という方が75人、80%でした。全国で見ますと、6割の方がいらっしゃる。
 そういう風に考えるとCVSの皆さんというは社会参加が非常に高いんだと。ですから、町内会活動だとか、ボランティアだとか、特に投票。自分の意思表示をする投票行動での参加が非常に強いんだといえるんだろうと。
 ですからただのお人好しでない、ただのボランティアじゃないと。そんな風に見て頂いて宜しいのかなと思います。
 それから先ほど申し上げた「信頼」ということで聞いています。ここでいう信頼というのは、一般論として信頼出来るかどうかということで聞いています。
 こ(の設問)は1番から9番まで度合いを聞いているんです。ですから1番というのは、「ほとんどの人が信頼出来る」んだ(と)。(逆に)9番というのは、「注意するに越したことはない」と。ですからその度合いで言うと(CVSの方は、)どちらかというと信頼出来る方にウエイトがあると。逆に全国では、逆に「注意するに越したことはない」の方にウエイトがあるということなんです。そのくらい差があるんだという風に見て頂きたいと思います。
 それと今度はネット上の相談相手。先ほどもちょっとネット上の話が出てましたが、ネット上の相談相手は信用出来ますか(と聞いています)。(それに対して)「大いに頼りなる」、「ある程度頼りになる」、「あまり頼りに出来ない」、「全く頼りにならない」「どちらとも言えない」という5つの回答を用意しました。そうしましたら、半分以上の方が「全く頼りにならない」というように答えています。実は全国では、「ある程度頼りになる」(とか、)「あまり頼りに出来ない」という、この辺が多くなっていまして。    
 意外とネット上の相談相手というのは信頼はされていないんだなと。むしろ実際に顔を合わせて、信頼関係を作るということを大事にされているのかなと。そんなような印象を持っています。
 それともう一つ親戚関係。「信用出来ますか」、「頼りになりますか」と聞いています。どちらかというと頼りになる、ある程度頼りなるという回答。1番、2番。頼りになるというご回答がCVSの皆さんでは多かった。全国ではどちらかというと「ちょっと下目かな」という結果が出ています。
 それから友人知人について聞いてます。これも「頼りになるかどうか」、全く同じ質問内容です。そうしますと「ある程度頼りになる」とCVSの皆さん(の多くは)は答えているんですが、全国ではこれもどちらかと言えばやや下目に答えが出ている。
 ですから言って見れば、CVSの皆さんというのは人に対する信頼感が非常に高い方達だと、そういう集団であろうと。ただし顔を合わせたことのないネットの相談相手には、概して厳しい評価をしている。ただのお人好しじゃないんだよという。
 ですから10億でチームを作ろうなんて話が出てきちゃうんですね。ホントに感動しましたよ私はアレは。京都では絶対考えられないです。
 だって京都はですね、稲森さんが125億出したのにいまだに強くならないと怒っているんですから。
 6億5千万ですよ、胸のマークで。そして署名が3万人来たんだそうです。それで1万人も(観客が)入らないと怒っているんです。そこで私は申し上げたのは、「札幌は30万人ですよ。それで(観客が)1万人ですから。その計算で行くとよっぽと入っているんじゃないですか?」という風に申し上げました。
 そういう意味では、「やっぱり札幌って良いですね」というのが正直なところですね。
 そういう馬鹿話をしながら整理をさせて頂きますと、要するに信頼というのは種類がありまして、戦略的な信頼と道徳的な信頼がある。
 戦略的な信頼というのは、相手に何かしてあげると見返りがあるというような、そんなことを考えて相手を信頼する。(それに対して)道徳的信頼というのは、もう前提条件として人は信頼出来るんだということを前提に相手とお付き合いしていくという考え方。
 これは、実は子供の時の教育が非常に大きな影響を与えるということなんです。ですから家庭で、地域で、しっかり育てられたという子供というのは人を信頼するという、そんな風に考えていただければよろしいのかなと思います。
 先ほど宗教の話が出ましたが、特定か信頼というのはまさしく宗教です。コンサドーレの皆さんはむしろこちらかなぁという気すらします。
 いわゆるキリスト教(でいう)原理主義。だから同じ宗派の中での信頼がどんどん深くなる。
 それから、これは実はあんまり日本では報道されていなかったんですが、(その一方で)外国のメディアでずいぶん報道されてたんですが、関西大震災の時に一番最初にですね、炊き出しをやったのは山口組なんです。自宅の風呂も提供したんです。
 でも・・、復興のときの区画整理の時に暗躍をしたと・・(場内苦笑)。それは報道されるんですが・・。
 ですから同じ信頼でも、やっぱりこういう信頼はですね、あまりよろしくないんじゃないかと。ですから憎っき浦和レッズが来た時もですね、暖かく迎えてやろうじゃないかと、こんな風に理解していただくとよろしいんじゃないかと(思います)。
 いずれにしましても、これからの政策決定に重要なのはやっぱり道徳的な信頼という風に覚えておいてもらえればよろしいかなと思います。
 それで実は・・・、あのー(この調査結果を発表しましたら)「ボランティアをやるから信頼関係が深まるのか」、「信頼関係が深まるからボランティアをやるのか」、はたまた「それにスポーツがそれにどんな影響力をもっているのか」という所を(周りから)徹底的にいじめられまして・・・。
 これはねぇ・・、正直言って分かんないですね。スポーツが触媒となっているのは間違いないんですが・・。スポーツが信頼関係を促進するかというと、必ずしもそういう風にはならないだろうと。
 ただ間違いなく言えることは、(サッカーというのは)チームスポーツですね。これは信頼関係がなかったら絶対進められない。
 先ほど、クロスが上がる、上がらない、決定力がある、ないという(話がありました)。 要するに極端に言えばここにコイツが来るに違いないと(考えて)蹴る訳です。それでこっちの人はそこに頭を持ってくるんです。そこでズトンと一発決まると。
 言ってみれば間違いなく、ですから信頼関係を作るというような要素はあるんですが・・。えー、じゃあボランティアの皆さんのような信頼関係が出来かどうか・・・、「ちょっと難しいのかなぁ」という(のが)今の所の答えにしてます。
 いずれにしましても、若い頃の経験が非常に重要ということなんです。そんな意味から行くと・・、ボランティアの見学会なんかをやって若い人をどんどん、どんどん、やっぱりこう仲間を入れていくというのは非常に正しいやり方で、えー、ホーム側のパパなんかがじっと座って見ている。若い子が、なんかトラブルがあるとやっと出ていくような、そんな育て方も必要なんだろうなと。
 やはりリーダーは若い人。年寄りは相談に乗る。そんなような関係が実は理想的なのかなというような気がしております。  
 ということで、今までの話をちょっと整理させていただきますと、ソーシャル・キャピタルには、実はいわゆる結合型と橋渡し型があるんだと。
 要するにこちら(結合型)は、労働組合だとか民族の問題であるとか、非常に内部思考に行く(関係)。それから橋渡し型というのは、たとえば環境団体であるとか、知らない人に対して相づちを打つとか。いわゆる外に向かっていく関係という風に見ていただいたら良いと思うんです。
 実はソーシャル・キャピタルという(言葉)は、日本語にしますと社会資本(という言葉)になっちゃうんですよ。日本では橋だとか道路だとか(の)インクラを社会資本と一般的に言いますんで、ソーシャル・キャピタルという言葉をそのまま使わしていただいてます。日本語で使うときには、「社会関係資本」という言い方をされているようです。
 実はこの結合型と橋渡型というのは、それぞれ定量的に存在する訳じゃなくて、やっぱりその割合があるだろうと。たとえば、マフィアの皆さんというのはもう皆で結束して、言ってみれば「血の結束」ですよね。
 野球もそうです。野球というのは非常に面白くてですね、プロ野球はプロ野球、大学は大学、高校は高校。全部縦型の組織なんです。それでオリンピックに出なきゃいけないんで、統一団体を作らなきゃならないと言って、やっと統一団体が出来た。
 そこに行きますとサッカー協会というのは批判も色々ありますけれども、プロから子供までみんな同じ組織でやっている。
 それを申し上げると、逆に言えばCVSの皆さんはこの辺りになるのかな(と思います)。一般のボランティアの方はもうちょっとこちらに行くのかな(と思います)。
 多分、コンサドーレのボランティアのような体験をして、とっても良い気持ちになって、さらにこちらのボランティアに進んで行く、そんなような形態を取るのかなという風に内心では思っております。
 特にコンサドーレのボランティアの皆さんの特徴ということを申し上げると、どうも先ほど申し上げたとおりどうも年齢・性別全部違うんですね。やっぱりその中で、一つルールが出来上がって、ネットワークが出来て、信頼関係が出来上がって、終わった後「どう飲み会」みたいな組織を作りながらやっていって、実は地域のソーシャル・キャピタルを作る主体になっていくんじゃないのかな、そんな風に考えております。(ですから)非常に重要な要素になっている(んです)。  
 実は、これはプロ野球では絶対出来ない組織です。
 それで実は自由意見を聞いたんです。当日お一人・お一人に聞きましたら、やはり「色々な人と友達になるのが楽しい」とおっしゃってますね。
 もう一つは、「経営的にHFCの手助けになる」という事をおっしゃっています。これは極端に言えば、一人8千円のアルバイト代で計算すれば、25試合、26試合で計算すれば数千万円の金額になりますので、間違いなく・なにがしら・・。
 もっと申し上げるのであれば、「実は私はお金がないので持株会の株が買えないので手伝いに来ました」。さらに申し上げると「私は試合は一切見ません。ボランティアのためにボランティアをやっています」という、そういう方もいらっしゃいました。ですからいろんな方がこの中で同じ仕事をしてらっしゃるということが、やはり一番価値のあることなのかなぁと思っています。
 で、聞きました。楽しかったこと(は)何ですか。「お客さんから『ご苦労様』と言われたことが嬉しかった」、「勝った時に知らない人と抱き合って喜ぶ。これが・・もう快感である」(と)。
 その一方で、実は(観客が)3万2千人入りました。ですから多分、今までで一番苦労が多かったんじゃないかと思います。
 「今期最大の入場者数で混乱をして、充分にお客さんに対応出来なかった。自分自身にふがいなさを感じた」。自分自身の反省に持っていっています。これが他の団体と全く違うところですね。この辺が、やはりコンサドーレのボランティアの皆さんの本質があるのかなと。
 ですから、今日のお話のような「10億円でチームを買おう」なんて話にもなるんだろうなと。これ、他のチームでは絶対ないですよ。また講義のネタが出来たと思って非常に嬉しく思っております。
 それで、ファンとサポーターとボランティアとの関係、それとHFCの事業の関係ということで見て見ますと、会社の内部はHFCの専管事項ですね。もちろん試合運営もそうです。
 その中で一般観戦者であるファンというのは試合を見て楽しい人。サポーターというのは試合を一緒に作る人。
 僕なんかも、最近はもう全く声も出なくなって、疲れるんで後ろの方で座ってますけれども、2時間ずっと立ちっぱなしで、歌い放しで応援しているんですから、正に試合の演出そのものという風に言ってよろしいんじゃないかなと思っています。
 ボランティアスタッフの皆さんというのは、さらに進んで、会社の経営にまで入り込んでいる。そこまで深く入り込んでる。そこまで入り込んで・・・。
 ですから、言ってみればサッカーというのは、いろいろな人々が入りこんで作っている文化だろうと言えるだろうと思います。
 今、実は言われてますのは、「社会が変化しますよ。人間の行動が脱経済化していく」って言われているんです。文化だとか趣味だとか働きがいなど、社会的な要因が重要な要素になって来ると言われています。
 特に私らの段階の世代では残念ながらないんですが、ドドッと団塊(の世代)が一斉に退職しましたんで、元気なおじいちゃんがいっぱい増えている。そうしますと・この辺が一つ・・マーケットとしてはあるんですが・・、ただ社会を動かす一つのファクターであることは間違いないだろうと。
 それともう一つ言われていますのは、地域主権なんて今、盛んに言われていますね。やっぱり地域の自主性が大事になってくる。そうなってくると、やはりNPOだとかボランティア団体だとか、この辺の活動が非常に重要になってくる。
 従ってこれに対して、政策的な支援をしましょうというのが、今の行政の一般的な考え方と、ご理解いただけると宜しいのかなと思います。
 実際(行政には)お金もなくなっています。はっきり申し上げれば、ホントに「どんどんどんどんボランティアに任せたい」というのが行政の本音でありましょうし、逆に言えばそれをどんどん受けても構わないだろうという風に、私なんかはむしろ考えています。
 (松野氏はプロジェクターの画面を示しながら)これは、デューク大学のクリスという方が、いわゆるヘラソルピィとインデストの仕分けをした表なんですが、要するにヘラソルピィというのは善意を実現する、それから社会的指標、いわゆるNPO云々・・この辺は要するに善意に基づいて基金を作る。
 (これに対して)商業というのは、要するにだから金儲けそのものです。従って何を使うか。ここ(商業)では市場原理を使うんです(一部不明な箇所あり)。
 ところが、ここの分野とここの分野では駄目なんですよ。そこの辺が、ゴチャゴチャに議論されているのが今の一番の問題だろうという風に、私自身は考えています。
 で、ヘラソラピィというのは何を作り出すかと言うと社会的な価値を作り出すんだと。(それに対して)インデストは経済的な価値を作り出す。
 ちょうどその中間地帯、この辺がいわゆる、公益だとか、公共だとかという議論になって行くんだろうと思うんですが。
 「じゃあこれを動機付けるものは何なのですか」と考えたときに、いわゆる内発的な動機付け、自分自身の中から動機付けを見つけるのか。
 外発的な動機付け(というのは)、いわゆるインセンティブですよ。給与を貰うとか、名誉を貰うとか。要するに外から動機付けられると。
 ビジネスの場合には、ですから外発的な動機付けが自分を興すための要素になっていく。
 先ほどの(南郷氏の話の中であったように)「3倍給与を貰ったら(選手はチームを)移りますよね」、というのはこれは正にビジネスの論理。
 ところが社会的な価値を作るためには金だけじゃない訳ですよね。ハートがもっとも重要になってくる。
 そんなことを考えると、たとえば今(ちょうど開催されている)札幌雪祭りなんていうのは正にココですよ(松野氏はスクリーンを指さして説明する)。
 かつてはココだったんです(松野氏はスクリーンを指さして説明する)。市民の皆さんが、「雪に閉ざされて外に出ることがないから、雪像でも作ってみんなで汗かこうや」という話。だからココからスタートしました。でもそれが実はビジネスになるということで、今ココにあるんです。 
 ここに実は6800万円も(札幌)市から補助金が出ています。ですからビジネスに対しても、補助金が出ているんです。だからコンサドーレに対して、むしろ補助金があるというのは別に不思議でもなんでもないと思って頂ければ良いんです。
 もっと言えば、長谷川岳君が始めたよさこいソーラン(祭り)。あれは、同じく200万人くらい人を集めて、200億円弱ぐらい経済効果を出していますけども、(札幌)市からの補助金は270万円。その270万円は、大通公園の芝生の養生代に使って、緑化協会か何かに払うんです。
 要するに(札幌)市としては、基本的にはタダで使って良いよという恩恵を与えている。彼らは、ですから何をやっているかといったら、とにかくビジネスの手法を使ってお金を集めて、実は踊りたい人が集まってやっていると。
 じゃあコンサドーレはどうなんだろうということなんですが、どうもやっぱりねぇ・・皆さんの考える(のは)この辺ですね(松野氏はスクリーンを指さす)。今日伺った感じでは単純にビジネスで割り切れない部分があるだろう。 
 野球なんて正にココですよ(松野氏はスクリーンを指さす)。もう(北海道)日(本)ハム(ファイターズ)なんて完全にそうですね。自分が儲ければ良いんですから。儲けるためにどうするという発想がすべて。極めて単純で判りやすい。
 どうもコンサの場合にはねぇ・・、儲けだけじゃなくて、やっぱりホントに何て言うんだろう、みんなでやはり・・・楽しいですねやっぱり、勝ったときに抱き合ってみんなでワイワイワイワイ騒ぐという気持ちは何とも言えないですよね・・。
 それともっと感じたのは、実はアウェイの試合に行くようになって、冷静に考えたら、(札幌)観光協会の会長だってね、あれだけサッポロ・サッポロって言いませんよ(場内から笑い)。ホントに。
 (観光協会は、東京まで)姉ちゃん連れて行って、ビラ配りしてますよ。で、コンサのサポーター(も)手伝っていますよ。
 (でも)自費でね、敵地まで乗り込んで、少ない集団で、負けてもね、泣きながら「サッポロ・サッポロ」って叫んでいる人って・・、ネェ・・。というのが私の感想であります。
 特に公益という部分で申し上げますと、実は近鉄(バファローズの消滅)の問題の時にメディアで「プロ野球の公共性」ということが非常に話題になった。プロ野球協約にも、実は「プロ野球は公共性があるんだ」という風に書いてあります。ところが、昨年野球協約が改定になりました。そこから公共性というのが消えました。
 ですから野球というのはあくまでビジネスを目指している、そんな風にご理解頂いてよろしいのかなと。サッカーというのは違う文化だと考えて頂いてよろしいのかなと。
 えー、しかもカルテル構造ですから、あすこは。
 サッカーの場合には残念ながらココで実は競争やるんですね(松野氏はスクリーンを指さす)。もうホントに10億にするか3億にするか・・、はっきり言って全然違う。また・・後でグラフを観て頂きますけども。
 そんな意味では、あの・・やはり・・今日(札幌に)帰ってきて皆さんのお話を伺えて、ホントに良かったな、またネタが出来たかなと。そんなような感じであります。ホントにあの・・我が札幌は素晴らしいというのが感想でありまして・。   
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サポ集会
2010
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松野  実は同志社大学大学院でスポーツ経営論の講座を持っておりまして、その中で講演から抜粋した資料を持って来ております(松野氏はスクリーンの中の表を指さす)。
 (表の中で)星の付いているのはJリーグの発足時のチームなんです。要するに(Jリーグの運営会社は)みんな資本金なんて(ほとんど)ないんです。
 だって(言ってみれば)松下(電器産業)の子会社ですから。京セラの子会社ですから。
 実は京都サンガは、市民クラブなんですよ。いろんな資本が入っているんです。だから堀場(製作所)さんとかオムロンとかいろんな資本が入っている。スポンサーが凄いんですよ。
 京都の試合にいって、一番羨ましいのは、とにかくいろんなスポンサーがあることね。もう(京都)銀行から何からズラズラと・・、(地元の)大手(企業)がみんな並んでますから。札幌帰ってきて寂しいのはその辺かな。
 ですから(スポーツの場合は)資本と経営とははっきり言って関係ないんです。そんな風に理解して頂ければ良いんです。ただ市民クラブで、やはり金を集めなきゃならないところはどうしても資本金が多少大きくなるかなと(思っています)。
 実は、我々はこれをフルセット型と非フルセット型という分け方をするんです。
 言ってみれば、今申し上げた企業系のクラブというのは、オーナーであり、スポンサーであり、クラブマネージャーである。(これらが)全部この会社から出ている。これは(先ほど)社長からご説明があったとおり。
 ところが市民クラブというのは、スポンサーもオーナーも違う。そこから金が出たり、人が出たり知恵が出たり(する)。更にリーグが知恵を貸したり(する)。場合によっては、今回(の大分トリニータの場合)は貸付金まで出ました。そんな構造になっている。
 だから言ってみれば、(フルセット型クラブとは)ガンバ大阪ですよ。(非フルセット型クラブとは)だから水戸ホーリーホックですよ(場内より笑)。そのくらい差があるんだという。
 それは・・・構造の差であって、これがそれにかかっていって勝つというのはスポーツの醍醐味でもありましょうし、それが阪神ファンを支えた動機ではないかなと思いますが・・。
 「でも勝ちたいですね」というのが本音でございます。
 一応こういう形で説明をしています。プロの構造というのはこんな風になっていますよと。その割合で決まるんだと。
 ですからプロ野球は完全に向こう側。ですから完全に企業の論理で動いてます。市民クラブ系というのは、いろんな方が入っていますからそう簡単には決まらない。決まらないのが実は皆さんから見ると、決定が遅いと言えるということなんです。
 ですから民主的手続きを踏めば踏むほど時間が掛かると、その辺のご理解は是非してあげていただきたいなと、そんな気がします。
 (松野氏はスクリーンに写った表を指しながら)先ほどの入場料収入です。もう(これは)浦和(レッズ)の一人勝ちです、これは。(アルビレックス)新潟がこの辺にいます。(コンサドーレ)札幌・・、(この辺で)がんばっています・・、と私は思います。
 (松野氏はスクリーンに写った表を指しながら)それから広告料収入(と成績との関係)です。(これは)浦和(レッズ)から(モンテディオ)山形まで完全に一直線で、直線が引けるくらいの角度になっています。この位の差があるということなんです。
 ですから山形、水戸、岐阜、愛媛、熊本、草津、鳥栖、徳島。まぁ徳島の場合は大塚製薬さんがなんとかするでしょうけども。そういうことになっています。
 もっとびっくりするのが、この辺に東京ヴェルディがある(場内から東京ヴェルディの08年の広告料収入が大きいのに関わらず、チーム成績が低いことについて笑い声が起こる)。
 それと今度はJリーグの配分金なんですが、これはガンバ(大阪)が優勝したりしていまして、いっぱい持って行っている。
 いずれにしても、やはりJ1・J2多少デコデコしているのかなという感じです。多分(J1・J2で)配分金で(は)1億(円)くらい(の)差があるんだろうという見当をつけている。こんな配分金になっております。
 それから次にその他という奴で(すが)、この中にグッズ(販売収入)なんかが入ってくる。
 年末に発見したんですが、札幌に関してスポーツマネージメントをしていらっしゃる小寺(昇二)さんが「コンサドーレはもっと頑張らねばいかん。何となればグッズでまだまだ売り上げを増やす余地があるんだ」ということをブログで書いていらっしゃいます。

解説
 恐らく松野氏が言われた記事とは、こちらの記事だったと思われます。
  http://www.jiji.com/jc/v?p=spo-management_0007-01
  http://www.jiji.com/jc/v?p=spo-management_0007-02
  http://www.jiji.com/jc/v?p=spo-management_0007-03
  http://www.jiji.com/jc/v?p=spo-management_0008-01
  http://www.jiji.com/jc/v?p=spo-management_0008-02
  http://www.jiji.com/jc/v?p=spo-management_0008-03
   
松野 ところが、自分自身の経験で言いますと、実は「このまま行くと在庫倒産するんじゃないか」ということで、在庫を整理したのは私でございまして・・。
 丸井(今井)から出向した高杉君と相談をして、「どうするか」ということで。(当時年間で)1億6千万円くらい売り上げがあったんですが、(当時、売り上げのうち)2割くらい利益がありましたんで、3千万円くらい儲かるんです。ところが(販売に)人が4人掛かっている。その他に在庫が8千万(くらい)あった。
 ということは、キャッシュフローがないんですよ。「どうするか」ということで、これはもうやっぱり直接やるのは止めようということで、整理したというようないきさつがあります。
 ただ構造的に他のチームと違うのは、やはりスポンサー料の見返りで丸井(今井)さんが全部(グッズの)販売権を持っていますから、約3割くらい売り上げを持っていっています。  
 「3割は多いじゃないか」という声もあるんですが、実は丸井(今井)さんにファンクラブのブースなんかも借りてますから・・。あれ実は(丸井から)無料で借りているんですよ。
 そうするとあながち「丸井(今井)さん取りすぎと言えないかな」という気もしております。いずれにしましても、グッズなんか、やはりもうちょっと工夫の余地があるんじゃないかなと私自身は考えています。
 昔は、でかいロットで売ってましたが、直売で売ってしまおうと。相手があることなのかなと思っています。
 そのうちに、×××付きのドーレくんが出るかも知れませんが。

※ 録音を聞き返しましたが、×××の部分は不明でした。

松野 ということで、広告料収入と入場料収入とJ(リーグ)の分配(金については)、これは先ほど長々と説明がありましたので割愛いたしますが(松野氏はスクリーンに写った表を指しながら)、いずれにしましても、全体ではこの辺の位置になっちゃうという。セレッソ(大阪)辺りの下になります。
 これを先ほどお話がありましたグラフにしたものなんです。なかなかねぇ、こういう綺麗なグラフは書けないんです。要するに総収入のうちの人件費がどのぐらいの割合か。
 もう直線で書けちゃうんです。浦和(レッズ)があすこにあって、実はコンサがこの辺にいる。先ほど言ったJ1・J2をうろちょろしているというのは、大体この辺なんですよね。
 データーで見ると、やはりこの辺がはっきり出ているということで、説明すると大体皆さん納得されます。
 この辺はだから、ガンバ(大阪)であれば13億(円)松下(電器)から出ている。13億と言ったらうちの予算でしょ。それが1社で出ちゃうんだから勝てる訳ないんだよ。
 でも勝つことがあるから止められないんですね。
 それから一般管理費なんですが、そんな意味では非常に節約しているかなぁという風に思います。先ほどの人件費を削ってなんて話もありましたが、やはり会社としては非常に努力をされているなと。この辺は是非・・あの見てあげて頂きたいなと思います。
 それで、実は一般管理費をベースにしてどうなんだろうかという(ことで)。これわかりにくいので申し訳ないのですが、一般管理費をベースにどれだけ広告費を稼いで来ているか。実は、コンサドーレは221.6(です)。2.2倍ぐらい稼いで来ている。
 それで入場料はといいますと、上から4つ目。1.9倍くらい稼いで来ている。コレで行くと入場料(収入)はダントツ浦和ですね。ここにまた浦和が出てきている。
 そんな風に見て頂くと(コンサドーレは)決して頑張っていない訳じゃないんだということなんです。そんな意味では、与えられた環境の中で色々頑張って頂いているなと。
 ただ一線を超える資金がどうしてもない。それは、先ほどご提案頂いた話の中味と一致するのかなと。
 これを実はグラフにしました。そうしますと浦和がダントツであって、仙台がこの辺にあってそこそこ頑張っている。ここは25%仙台市の資本が入っています。
 それから大分・札幌・千葉。実はこの辺の頑張っているところが、実は昇格・降格をやっているという・・ことを見ていくためにこういうグラフにしたと。
 それでやはり社長としてはやっぱり腹を決めなきゃいけない。どこで行くかなんですよね。要するに市場を大きくするのか、収入を増やすのか、経営を安定させるのか。
 タダで客呼んだって固定費(が)掛かる訳ですよ。ホントにね、タダ券配って人呼んでタダだと思ったら大間違いで、結構(金掛かるんですよ)。
 「券を作ったり、後で(試合会場の)掃除もしなきゃならないので、タダの人に金掛けたってしょうがないでしょ」というのが私なんかの発想だったんです。それで券に印を付けて、必ず回収をして、その半券をボランティアの皆さんにチェックをしていただいた。
 この団体に配ったのは3割回収出来る、この団体に配ったのは2割しか回収出来ないというチェックはしておりました。
 ただやはり一番間違いなく言えるのは、選手が行ってイベントをやって直接手渡した券というのは非常に戻りが良いと。ですからそういうことが一つ参考になるのかなという気がします。ただバラバラ配るというのはいかがなもんかなという気がしています。
 いずれにしましても、五段階計画は、とにかく強くなる、強くするという所からスタートするってことに決めたんです。それでその結果、市場が大きくなって、収入が増えて、安定して、更にまた強化が出来るというサイクルを作ろうという・・。
 ですから新潟はここから始めた訳ですね、言ってみれば。ですからどこから始めるかということが一番重要なポイント。それをサポーターの皆さんが、理解してしっかり辛抱出来るかどうかという・・・。
 私の時にずっと申し上げていたのは、「一に辛抱、二に忍耐、三・四がなくて、五に我慢」といつも申し上げていて・・。周りのサポーターの皆さんが、すっかりそれを覚えまして、言おうとしたら先に言っていただくというくらい・・定着したと思っているんですが・・・。
 いずれにしましても、やはり、強くなる、強くするという所からスタートして、どんどんどんどん市場を大きくしていく・・。これはもう一人では出来ません。皆さんでやっぱり会社を支えなきゃいけないですし、行政の方にも支えていただかなきゃいけないですし・・。ホントに腹を決めてしっかりやっていく。
 実はそのためには理念だとか、ミッションだとか、ビジョンだとか、哲学だとか、共通のものが必要だってことなんです。「みんなでここに行くんだ」、「J1に行くんだ」でもいいですよ。「日本一になるんだ」。そんなものをしっかり持って進んでいくことが非常に重要なんだろうなということをご紹介して・・。
 実はこれは△△大学の○○が言っているんですが、「ある社会の状況や価値観については、どのような仕事に精を出しているかを研究するよりも、どんな風に遊んでいるか。皆さんコンサドーレで遊んでますよね。時々泣きながら。
 自由時間を使っているか、あるいは余暇を過ごしているか、これを調べた方が沢山のことが判る」という風に言っております。
 皆さん遊んでいますよね、コンサドーレをネタにして、時々泣きながら。
 これからもコンサドーレをネタにしてどんどん遊んで頂ければ有り難いかなと。京都から一生懸命応援しておりますので、これからも是非頑張ってください。
 ありがとうございました(場内から拍手)。

※ △△大学の○○というのは、外国の方らしいのですが、解読不能でした。

松野 (松野氏は、「関西OSC決起集会が、3月5日(金)18:30〜からニューミュンヘン本店で開催されることが告知された画面を指さしながら)3月5日にニューミュンヘンで(場内から笑いが起こる)、4千円会費で、決起集会をやりますので、鳥栖に行かれる途中で、途中下車してよろしくお願いします(場内から盛大な拍手)。有り難うございました。

解説
 関西OSCのブログはこちらです。
  http://www.consadole.net/kansaics/article/11

司会 はい、どうも有り難うございました。面白い話だったと思います。こういう着眼点で見て見るのも面白いのかなと。先ほどの南郷さんの話にも共通する部分もありましたので、南郷さんに先にしゃべって頂きましたけど。
 やっぱり認めたくはないですが、お金が沢山持っているチームは強い傾向があるみたいですね。ただ、沢山金を持っているから必ず勝てる訳ではないので、弱小チームで、人数が少なくて、予算が少ないチームが大きいチームに勝てるから面白いんだと思います。その辺がサッカーの魅力なのかなぁという風に思います。
 ただ先ほども言いましたように、大きなスポンサーをドカーンと、例えば名古屋であったり、鹿島であったり、ガンバであったりというな、メインスポンサーがドーン構えているところと、うちのチームはまた違うので。
 筆頭のスポンサーがサポーターみたいな状態になっていますので。ホントにチームに何かがあればサポーターが支えなきゃいけないという覚悟をサポーターは持ってなきゃいけないというのも事実なのかも知れません。 
 そういった意味で、南郷さんの資料と今のご説明というのは、我々には一つ、将来何かがあった時にはそれなりの覚悟を示さなければいけないんだなという物を、ちょっと教えていただいたのかなという風に感じました。
サポ集会
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 この年のサポーターズ集会は、2009年にJ1昇格が叶わず、観客動員も振るわず、またニトリの胸スポンサー撤退が明らかになった中で開催されました。また2008年シーズンまで札幌に在籍していた西大伍選手はアルビレックス新潟にレンタル移籍し、ダニルソン選手が名古屋グランパスにレンタル移籍してシーズンを迎えるといった現状でした。
 そんな中で、HFCや主催者側は、なんとか未来に希望を持たせようとして様々な試みをしていたと思います。
 しかし参加者の多くは、「こうした現状では、今年もJ1昇格は難しいだろう」と感じていたと思います。
 参加者からは、五段階計画を放棄したらどうかといった意見が出ていましたが、HFCからはそれに対して明確なビジョン等は示されませんでした。
 現在のHFCフロントや強化部も決して仕事をしていない訳ではありません。ただし今のコンサドーレの財力ではJ1に何年も居続けることは困難でしょう。
 ずっとJ2にいるチームを作るのか、それともJ1とJ2との間のエレベーターチームであろうとするのか、根幹的な考え方を早く明確にして欲しいと思いました。

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