東京労演
2007年 下半期 作品紹介
◎ 七 月
●『ボールは高く雲に入り』 (俳優座劇場プロデュース) 作/エリック・シモンソン 訳/小宮山智津子 脚色・脚本/菊池准 出演/平井真軌 清水明彦 石波義人 高橋克明 田中美央 岩崎正寛 田島俊弥 蔵本康文 他 アメリカ大リーグでの実話をもとにして作られた映画「BANG THE DRUM SLOWLY」は若きロバート・デニーロ主演で1973年に製 作され、多くの観客の涙を誘った秀作です。 その後アメリカにおいて舞台化された本作品を、本邦初演にともない日本 の野球界に置き換えるなど大胆な翻訳をして上演致します。 シーズン・オフのある朝、エース・ピッチャー大澤のもとにチームメイト のキャッチャー梶本から一本の電話がかかってくる。 「倉敷の病院にいるから至急来て欲しい。」駆け付けた大澤に病院の医師 たちは梶本の病状を伝える。彼の余命は6ヶ月……。 シーズンが開幕し、チームは首位を争っている緊張感から次第に苛立ちを 増し、お互いに対立を繰り返す。そんな中、野球が続けられることの喜びを 語る梶本にチームは徐々に同調し始めるのだが……。 7月5日〜15日 俳優座劇場 ●『朝焼けのマンハッタン』 (地人会) 作/齋藤憐 演出/佐藤信 出演/竹下景子 夏八木勲 寺田路恵 松熊信義 森一 石橋けい 脇田康弘 他 日本とアメリカが最も仲の悪かった時代、ニューヨークはマンハッタンの グリニッジ・ヴィレッジに稲垣愛子(竹下景子)、幸次郎(夏八木勲)の日 本人夫婦が住んでいた。 愛子は外交官の姉夫婦について渡米したアナーキーなお嬢さん。幸次郎は 出稼ぎ移民の末裔の画家。大恐慌の後遺症に悩むアメリカで彼らの周りには 自由を求めて、日本から逃れてきた日本人や、日系人が集まり、みんな貧し い生活ながらも、若さとエネルギーでアメリカの自由を満喫していた。 しかし戦争の空気が濃くなるにつれ仲間たちもそれぞれちりぢりになって ゆく。 戦時色一色の日本には帰らず、アメリカにとどまる決意をした稲垣夫婦だ が、次第にアメリカ国内でも日本人に対する風当たりは強くなってゆく……。 紀伊國屋サザンシアター ●『佐賀のがばいばあちゃん』 (NLT) 原作/島田洋七 脚本/青木豪 演出/釜紹人 出演/阿知波悟美 渡辺力 葛城ゆい 池田俊彦 泉関奈津子 眞継玉青 霜山多加志 弓澤公望 村松良太 安奈ゆかり 平井智美 「泣けて、笑えて、為になる。明るく、元気で、優しくなれる」そんな「佐賀の がばいばあちゃん」の舞台化。 昭和33年、8歳で親元を離れ、広島から母親の故郷・佐賀に預けられた少年・ 昭広は、そこで祖母に育てられる。この祖母こそ、厳しい終戦記に7人の子供を 抱えて生き抜いた、がばい(すごい)ばあちゃんだった! がばいばあちゃんとの毎日は、モーレツな貧乏生活。 それでも家にはいつも笑いがあふれていた。 7月20日〜29日 俳優座劇場
◎ 八 月
●『『月光の夏』 (東 演) 作/毛利 恒之 演出/鈴木 完一郎 出演/小高三良 小高三良 南保大樹 山田珠真子 矢野泰子 岸並万里子 安田扶二子 古田美奈子 江上梨乃 以上のメンバーで4名を1グループとし、各地で上演しています。 佐賀県鳥栖市 − 。 戦後45年のこの年、鳥栖小学校の古いグランドピアノが 廃棄されようとしていた。 かつて教師をしていた吉岡公子は、そのピアノに忘れられない思い出を秘めていた 。 そしてピアノを平和の願いの証として保存して欲しいという思いから、全校集会で 生徒達にその思い出を語る・・・。 太平洋戦争末期の昭和20年初夏、音楽学校出身の特攻隊員二人が学校に駆けつけ、 今生の別れにベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」を弾き、沖縄の空に出撃していった・・・。 ●『婦 系 図』 (新 派) 作/泉鏡花 補綴/久保田万太郎 演出/大場昭正 出演/波乃久里子 風間杜夫 紅貴代 柳田豊 他 波乃久里子、風間杜夫の「風流深川唄」「鶴八鶴次郎」に続き新派の最高峰「婦系図」が いよいよ三越劇場に登場。 三越劇場 ●『ミュージカル はだしのゲン』 (木山事務所) 作/中沢啓治 脚色・演出/木島恭 出演/富岡香織 広瀬彩 小野文子 前田昌明 本田次布 林次樹 橋本千佳子 大宣見輝彦 日本国内(北海道から九州まで)のみならず、ニューヨーク、ソウル、ポーラン ドで公演し、さらに本年秋はロシアでの公演が予定されています。ほぼ400ステ ージを「ゲン」は走り続けてきました。 10年前に作ったこの舞台がロングラン公演になったのは、原作の漫画が広く 読まれてきたこともその要因ですが、それとともに舞台成果が多くの観客によって 熱く支持されてきたことにもよります。 現代の視点からヒロシマの原爆を見つめ直し、各場に歌と踊りを採り入れて、悲 惨な現実を観客の想像力に委ねる演出が、心に深い余韻を残したように思います。 1945年ヒロシマで被爆した少年ゲンと母親を中心にした「家族愛」に焦点を しぼり、原子野をたくましく生き抜いていく姿を、まるで画集のページをめくるよ うに場面が回転していきます。少年たちの強くてユーモラスな演技に見入っている うちに、私たちは「平和」の尊さを、いつの間にか自分自身に切実に問いかけてく ることに気づくでしょう。 8月17日〜19日 俳優座劇場
◎ 九 月 ●『狐狸狐狸ばなし』 (トム・プロジェクト) 作/北條秀司 演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演/ラサール石井 篠井英介 板尾創路 六角精児 他 昔から男と女は狐と狸の化かし合いと申します。 ものぐさ坊主と亭主もちの女、そこにその亭主と坊主に言い寄る別の女が入 交じり、てんやわんやの化かしあい。惚れた腫れたのお話が、小粋な都々逸を 聞いたような後味を残す大人の芝居。 この作品は、昭和36年に森繁久弥、山田五十鈴、中村勘三郎、三木のり平と いった曲者達により東宝劇場で上演された。笑いは時代を敏感に反映するから、 書かれた当時どんなに面白くても、そのままでは絶対に色あせる。それをナン センスな笑いとポップな感覚で現代の演劇シーンをリードするナイロン100℃ のKERAが演出を担当し、抽象的でシンプルな現代的解釈をほどこし見事に 甦らせた。 異色・異才のキャストと共に、安心して笑って楽しめる舞台をお届けします。 9月1日〜9日 本多劇場 ●『シャッター通り商店街(仮題)』 (青年劇場) 作/高橋正國 演出/松波喬介 出演/ 「シャッター通り」という呼称は今や全国共通の普通名詞です。 一時期大型店舗の進出で揺れた商店街も、今やその廃業や撤退でさらに人気を 失い、まちの姿も大きく変貌しています。商店街はその役割を終えたのか? 社会問題に笑いと人情で鋭く切り込む高橋氏が、今回は個人商店とまちづくり の現在と未来に迫ります。 9月14日〜21日 紀伊國屋サザンシアター ●『ミュージカル ハロルドとモード』 (あうるすぽっと) 作/トム・ジョーンズ コリン・ヒギンズ 訳・演出/勝田安彦 出演/大方斐紗子 三浦涼介 旺なつき 杉村理加 立川三貴 「死」に漠然とした夢を抱きながら自殺未遂を繰り返す19歳の少年「ハロルド」 と今だ青春真っ盛りとばかり若々しく人生を謳歌している79歳の老婦人「モード」。 陰と陽で違う性格をもった二人だが、社会に対して反抗的という部分で相通じ、 次第に「男」と「女」としても強く惹かれあうようになる。不思議で美しい物語……。 ストレートプレイの名作「ハロルドとモード」は、2005年ブロードウェイに てトム・ジョーンズにより初めてミュージカル化され、大好評を博したが、本作は このブロードウェイ・ミュージカルの日本初上演となる。 主演の大方斐紗子はミュージカル台本・詩を手がけたトム・ジョーンズ自らが出 演を希望したキャスティング。 あうるすぽっとの柿落とし第一弾でもある本作は、絶対に見逃せない話題作である。 9月20日〜30日 あうるすぽっと(東池袋)
◎ 十 月 ●『豚と真珠湾・八重山共和国の夢(仮題)』 (俳優座) 原作/斉藤憐 演出/佐藤信 出演/ 敗戦直後の八重山群島の石垣島から日本本土を眺め、我々日本人がいかに戦後 を生き抜いたかを描いてみたい。 また、この島とのつながりがあった台湾やハワイの関係や八十代から十代まで の登場人物が背負った歴史をこの作品を通して考えてみたいと思う。 八重山の人々、台湾人、日系ハワイ人がくり広げるもう一つの沖縄の物語である。 10月4日〜14日 俳優座劇場 ●『駅・ターミナル』 (木山事務所) 作/堤春恵 演出/末木利文 出演/外山誠二 久世星佳 村上博 金子由之 林次樹 内田龍麿 岩下まき子 本田次布 劇作家・堤春恵はアメリカ在住が長いだけに、日本演劇の良き所を継承し、 現在の、ともすれば状況に流されやすい演劇とは一線を画している稀有な存在 です。 代表作「仮名手本ハムレット」や最近の「最終目的地は日本」が海外でも好 評を得ているように、日本を土壌にしながら、海外の異文化が流れ込む戯曲は、 堤春恵の独壇場で他の追随を許しません。 新作の「駅・ターミナル」は、初代総理大臣・伊藤博文と政治家たち明治政 府の要人と、英学塾の教師・津田梅子(津田塾大学創設者)の間で交わされる 西洋文明と女性の自立をめぐる葛藤は、現在のわが国に通底する文明のあり方 に対する批評でもあります。 物語はすべて新橋駅に停車している列車内で行われ、時間は明治4年から明 治42年までの38年間。青年から老年までの明治人の熱い心の戦いをくっきりと 描き、あたかも路線が国境へと延びていくような、人の世の幾山河を伝えるロ マン劇です。 東池袋に開場する「あうるすぽっと」(300席)こけら落とし公演に選ば れての公演。 10月4日〜14日 あうるすぽっと(東池袋) ●『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最後の日々』 (民 藝) 作/リリアン・グローグ 訳/吉原豊司 演出/高橋清祐 出演/三浦威 西川明 桜井明美 大学生を中心とする反ナチ抵抗グループ「白バラ」の、史実にもとづいて書か れたドラマ。初演は1991年サンディエゴとニューヨークで。日本では200 6年に同名映画がロングラン公開され話題をさらった。 若い女学生ゾフィーの「理想主義」とゲシュタポの「老獪な現実主義」。 非暴力を貫いた「ことば」による抵抗運動であったこと。そして苛酷な尋問のな かで、ごくふつうの少女が成長し精神的に強くなっていく姿が深い感銘を与えている。 (あらすじ) 第二次大戦下のドイツ。ナチスの暴政に反旗を翻したミュンヘン大学医学部の 学生グループは、「戦争努力の放棄」を呼びかける郵便やビラに「白いバラ」と 署名して、オーストリアとドイツ国内に配布する。まもなく一斉逮捕され、わず か数日で国家反逆罪として処刑されてしまう。しかしゾフィーは死にのぞむ日ま で偽りの告白を拒否し、屈することなく真実を主張するのだった。明るい未来を 信じて……。 10月12日〜24日 紀伊國屋サザンシアター
◎ 十 一 月 ●『殿様と私−殿、踊りましょうぞ。−』 (文学座) 作/マキノノゾミ 演出/西川信廣 出演/加藤武 たかお鷹 浅野雅博 他 劇団M.O.P.を主宰し、劇作家、脚本家、演出家としてますます活躍の領 域が拡がるマキノノゾミさ ん。本年、ついに文学座との初の出会いが実現するこ とになりました。 作品名は『殿様と私−殿、踊りましょうぞ。−』(仮題)。題名を聞いて、往 年の名画、ユル・ブリンナー、デボラ・カー主演の「王様と私」を思い浮かべる 人は、今ではそう多くないかもしれませんが、「王様と私」を知らなくても「殿 様と私」は大いに楽しめる芝居です。「王様と私」の舞台は1860年代のバン コクなら、「殿様と私」の舞台は1886年、いわゆる鹿鳴館時代の芝桜川待ち、 白川子爵の邸。急速な西洋化、追い打ちをかけるような妻の死に抗しきれず、日 々を酒で紛らわす白川子爵。 そんな子爵が鹿鳴館で催される夜会の主人役を務めることになってしまった。 夜会のマナーもダンスも知らぬ子爵。 そこで助っ人アメリカ人、アンナ・カートライト婦人の登場です。さて、物語 はどう進展することやら……。 11月2日〜11日 紀伊國屋サザンシアター ●『あおげばとうとし』 (青年座) 作/中島淳彦 演出/黒岩亮 出演/ 父親でもなく、母親でもなく、親戚のおじさんおばさんでもなく、初めて出会 う他人の「大人」、それが学校の先生だった……。あの頃、僕の通い始めた宮崎 の小学校は、古びた木造の平屋だった。最初に登校した日、40数名の名前も知ら ぬクラスメートと一緒に教室に入り、教壇に立つ先生を見つめた。これから何が 始まるのか僕は不安で震えていた……。 「先生はどうだったんだろう?」最近そんなことをよく考える。先生だって人 間だもの、不安だったのかもしれない。いやいやあの頃の先生は堂々としていた、 威厳があった……いやいや……いやいや。(作者) 昭和40年中頃、九州宮崎、とある小学校の職員室。 この時代の「尊い先生」達の私生活や人間関係を骨太の喜劇として描きながら、 遠くで聞こえる子供たちの声が時代の影のように忍び寄ってくる……笑っている うちに少し怖くなるような作品にしたいと思っています。 ♪仰げば尊し 我が師の恩…… 11月17日〜25日 本多劇場 ●『円生と志ん生』 (こまつ座) 作/井上ひさし 演出/鵜山仁 出演/辻萬長 角野卓造 他 1945年、夏。ソ連侵攻、原爆投下、そして運命の8月15日。満州南端の大 連は封鎖され、じつに28万の邦人が閉じ込められた。そしてその中に、あの円生、 志ん生もいた。 狂乱物価に逆上する旅館の女将、占領軍に脅える遊女、乳飲み子と離ればなれ になった母親たち……。 二人のはなし家は住むところを追われ、食うにも困り、行く先々で、この世の 地獄とめぐりあう。それもなぜだか、二人が遭遇するのは、みな女性ばかり……。 戦後の日本国民に、はかりしれない笑いを与えることになる二人のはなし家。 円生と志ん生は、混乱の大連でいったい何をみたのか。 11月14日〜12月2日 紀伊國屋サザンシアター
◎ 十 二 月 ●『座漁荘の人びと』 (民 藝) 作/小幡欣治 演出/丹野郁弓 出演/大滝秀治 奈良岡朋子 他 昨年の「喜劇の殿さん」につづく、小幡欣治の民藝書き下ろし第7作め。 このほど小幡さんは朝日舞台芸術賞特別賞と読売演劇大賞芸術栄誉賞をダブル受賞。 東宝の芸術座時代から民藝への連作シリーズ「喜劇の殿さん」に至るまでの、 長年の劇作活動が高く評価されたものです。また民藝公演「喜劇の殿さん」も 読売演劇大賞最優秀作品賞に、大滝秀治は同賞最優秀男優賞(「喜劇の殿さん」 「審判」演技で)を受賞しました。 芝居を「好きで書いてきた」という小幡さんの50年間の軌跡。一貫して追求して きたのは、有名無名を問わず、時代と対峙しながら生きざるをえなかった人びと のありようです。ときに哀しく、ときに滑稽に。さて今度は、どんなテーマでど んな舞台が出来上がるか。 出演は、「浅草物語」いらい息のあったところをみせた大滝と奈良岡朋子の共 演です。ぜひお楽しみに。 12月5日〜20日 三越劇場 ●ミュジカル「大長今」より 『チャングムの誓い』 (松竹) 監修/元生 茂樹 脚本/今井 豊茂 演出/西川 信廣 出演/菊川 怜 波乃 久里子 多岐川裕美 前田 美波里 山口 馬木也 貴城 けい 角替 和枝 石橋 奈美 佐藤 輝 有坂 来瞳 駒塚 由衣 チャングムは、朝鮮王朝の正式な歴史書『朝鮮王朝実録』の「中宗実録」に名の記 されている女性です。 「大長今(テ・ジャングム=偉大なるチャングム)」と称号でも記され、第11代の 王中宗の医女として篤い信頼をうけていましたが、その生い立ちや人物像についての 記述はなく、詳細は不明です。テレビ版では、その不明の部分に壮大なフィクション を加え、一人の女性の波乱万丈の生涯を描き出しました。 16世紀の朝鮮李氏王朝の宮廷を舞台に、身分制度が厳しく、女性が自由に生きられな かった時代背景のなか、華麗な宮中の衣裳風俗や宮廷料理、秘められた恋、そしてど す黒い政治の権力争いを織り交ぜ、時に権謀の渦に巻きこまれながら、逆境に負けず に健気に生き抜いた女性の姿は、国境と時代を超え、大きな共感と感動を呼び起こしました。 今回は、今春テレビ版を脚色し韓国で上演されたミュージカル「大長今」をベースとし つつ、日本のスタッフ・キャストにより、趣を一新した舞台版「宮廷女官 チャングム の誓い」を上演いたします。 12月7日〜14日 日生劇場 ●『ロッカビーの女たち』 (朋 友) 作/デボラ・ブレヴォート 翻訳:渡辺ひとみ 演出/西川信廣(文学座) 出演/寺田路恵(文学座) 石川恵彩 北村昌子(昴)西海真理 菅原チネ子 小嶋敏彦 他 1988年12月21日。パンアメリカン航空103便はスコットランド上空でテロにより爆破。 ロッカビー地区に墜落。 巻き添えになった住民11名を含め270名が死亡。 7年目の追悼式。 丘をさ迷い歩く息子を亡くした一人の女性は、犠牲者の衣類の切れ端を洗濯し遺族に 返している女性たちと出会う・・・。 人々は果たして傷ついた心を癒すことができるのであろうか・・・? アメリカ・イギリス上演で話題になった作品の本邦初演の意欲作。 乞うご期待!!!
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