ルックスと運動性を高い次元でバランスさせたローダウンスプリング。
ノーマルの前上がりのスタイルを修正しつつ,硬くてゴツゴツとした乗り心地から解放する。
GAPやKYBなどのノーマル形状のダンパーに対応。
バネレート フロント 3.3kg
リア 1.8kg
車高ダウン量 -1〜1.5cm
2005年7月 走行距離 146,000
スズキスポーツのスポーツコンフォート車高調タイプ1を装着していましたが,インプレの
通り,非常に不満を感じていました。 その折り,ついにタイプ2にリニューアルされ,この
車高調とは短期間でしたがおさらばすることにしました。
とはいうものの,タイプ2を付ける気にもなれず何を付けようか悩んでいました。
ビルシュタインやオーリンズのダンパーを試してみたいのですが,なにせ高価。
最近はサーキットを走ることも少なくなったので,乗り心地重視のサスペンションに変更する
ことにしました。
ダンパーはノーマルコイルとの組み合わせでは,安価な割に良い印象だった KAYABA の
SR SPECIAL に,クラックスのローダウンスプリングを組み合わせてみました。
クラックスのスプリングは,バネレートは純正比約13%ほど高めただけで,約1〜1.5
cm
ローダウンできるというもの。 他社のローダウンサスは,リアの突き上げがひどくなる傾向
にありますが,クラックス製はカプチーノの特性を理解した上で,GAPやKYBなどのノーマル
形状のダンパーとの組み合わせを前提に作られたものなので,乗り心地の悪化などはあまり
気にならない程度で収まっています。
ただし,高速道路での繋ぎ目や,かなり荒れた路面状況では,リアの突き上げがやはり気に
はなってきます。
キャットウォークや車高調と比べると,やはりロールを許しますが,強化スタビライザーである
程度ロールは抑えられるので乗り心地重視としては十分なものだと思います。
ジオメトリーの面や,バンパーを擦る点からもあまり車高を下げたくなかったのですが,ノーマル
車高ではちょっとかっこ悪いと感じていたので,1cmのローダウンはちょうど良い車高だと感じます。
なにより,安価にこの組み合わせができたとういう点で,これは◎ですな。
フロント側
リア側
車高は 1cm 〜 1.5 cm のダウンで,ノーマルの前上がり車高がほどよく落ち着きます
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