通常走行時はノーマルかのごとく非常にスムーズで扱いやすく,スポーツ走行時には
力強い駆動力を路面に伝えるトルク感応型のFCR LSD。
イニシャルトルクは,慣らし終了後 6.0 〜 6.8 キロになるとの想定のもとに、出荷時には
7.5キロに設定。
チューンンドカプチの200psオーバーにも耐えうる大径プレートを使用し,また鍛造素材
をむくから削りだし,大きなトルクにも耐えるケース強度を確保する。
2004年4月 走行距離 131,000
コーナリング中の立ち上がり時,内側のタイヤが浮き上がっている場合,いくら
アクセルを踏み込んでもそのタイヤが空回りするだけで車は前に進みません。
また空回りすることでタイヤの偏摩耗が起き,内側だけがすり減ってしまいます。
L.S.D.を装着すると,片輪のタイヤが浮いていても,接地しているタイヤにトラクション
を与えることができるので,常に車両を安定でき車を前に進めることができます。
FR車両であれば,アクセルオンによるスピンターンや,ドリフトを維持することも
できるのでやっぱり LSD は楽しいですね。 FF の LSD付き車両とは とはまったく別の
動きを示すのもFRの楽しいところデス。
ハーフウェイの機械式LSDはトルク感応型で街乗りも乗りやすいとのこと。
また 1.5way の動きが個人的には好みなのでハーフウェイのデフを入れてみました。
装着後,ゆっくり走行しながらステアリングを切り込んでみると
「バギバギ,ゴーゴーゴー,ガゴガゴ………」
チャタリング音が物凄い(汗)
慣らしが終わると少しはチャタリングが減りましたが,まだまだかなりうるさいので
いろんなオイルを試してみました。
まずは,
BP の X5116
スズキスポーツの kei 用 LSD では,このオイルでまったくチャタリングはでないの
ですが,バギバギ音はひどいモノでした(汗)
次に カーツの 80W-90
んーん,ほとんど変わりません。相変わらずのチャタリング(汗)
次に RED LINE の 75W-90
レッドラインには,チャタリングを気にせず LSD の効きを早くする LSD 専用のオイルも
用意されています。 この75W-90 は,それではなく,LSD のチャタリングを抑える添加剤
が含まれているので期待して入れてみました。
ちょっとは治まったかな?(あたりが付いてきたのかも…)といった感じで,まだまだ
チャタリングは消えず。 ちょっとがっかりでした。 もう少し固めのオイルを入れるといいの
かもしれません。
次に,チャタリングにはかなり有効といわれている CUSCO の LSD専用 80W-90
いつも通り交差点で旋回すると,
「あれ?チャタリングがないぞ? あれあれ?」
いやぁ参りました。 はじめからこれを試してみればよかったと…。
チャタリングを抑えるのであれば,やはりこのオイルですね。
身をもってそう感じました。 しばらくはこのオイルを街乗り用として使用します。
クスコ LSD 専用ギアオイル
逆に,LSDの早めの作動とチャタリングオンを楽しむのであれば、レッドラインの
NS
シリーズがおすすめです!
ハーフウェイによると、5000キロでオイル交換をすることで、12万キロ程度、オーバー
ホールは必要ないそうです。
多板式なので,オープンやトルセンデフと比べるとかなりの重量です
駆動と蛇行でカム角度が異なる1.5WAY
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