ノーマルオイルポンプ対応オイルエレメント移動タイプ空冷オイルクーラー
サーモスタット付き(サーモスタット作動温度71℃〜85℃±2℃)
コアチューブ内にオフセットフィンを設けた大容量コアを使用することで、放熱量を
高めるとともに圧力損失の低減にも成功した理想的なオイルクーラーキット。オイル
エレメントを移動させることでメンテナンス性も向上する。
コア段数 : 12段
放熱量 : 4,200 cal/H
サイズ : L251×H164×W35
コア重量 : 703 g
ホースフィッティング径 : M18
2003年1月 走行距離 114,000
私のカプチーノは油温の上昇がすさまじく,全開走行をしているとすぐに油温が120度
を越えてしまいます。真冬でもこの状況は変わらず,高速走行中は油温が110度で安定?
したまま。 さすがに心臓に悪いので,トラストのカプチーノ用オイルクーラーキットを取り付
けました。
はじめはもっとコアの大きいものを取り付けようと考えていましたので,油圧の減少を考慮
し,オイルポンプの強化を考えていましたが,油圧が高くなると,オイルパンへ下がるオイル
の量が間に合わなくてブローすることもあるそうなので,ノーマルポンプ対応のこのキットに
しました。 もともとカプチーノの油圧は低いので,オイル管理はもっと厳しく見張るようにしな
いといけません。
このキットは,コアをラジエター前,エレメントを左フェンダーへ取り付けるようになっています
が,私のカプチーノにはラジエター前には,前置きインタークーラーが鎮座しているのでそこに
は取り付けられないんですよね。
そこで,移動エレメントが来る左フェンダーのところへコアをとりつけ,エレメントはその前に
取り付けました。かなりスペース的に厳しいものがありますが苦肉の策であります。
テイクオフのバンパーはその部分に走行風があたるようになっているので,空冷効果は
期待できそうです。
さて,効果の方ですが,真冬での高速全開を試みましたが,いつもであれば120度にたどり
着く油温が,最高で83度までしか上がりませんでした。油圧の低下もほとんど見られず,
その効果に驚きました! 真夏のサーキットでどれくらい効果があるのかが楽しみです♪
取り付け時にはオイルが4リットルまるまる入りましたので,オイルが増えただけでも油温
上昇対策にはなるのでしょうね。
純正エレメント取り付け部分のオイルブロック。左側にコアを設置。
(右のオイルパンに貼っているのはオイルヒートシンク)
コアの前にあるメッシュ部分がフロントバンパーの開口部です。
エレメントは見えませんがコアの前に設置しています。
雨の日に走ったら新品でもこうなっちゃいマス(汚)
タイヤハウスのインナーカバーは通気性を考慮し下側を切り取っています。
オイルエレメントは,エアコンのレシーバドライヤの真後ろに隠れてます。
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