オイルパン,ミッションケース,オイルエレメントなど,放熱させたい部分に貼り付けることで,
表面積を増大させ空冷効果をアップさせる。熱伝導性の高い接着剤付き。
2002年10月 走行距離 107,000
もともとはパソコンの放熱に使われている放熱板で,これををオイルパンに貼り、油温の冷却効果
を得ようとするもの。 様々な雑誌等でテスト・紹介されたアイデア品?
私のカプチーノは油温上昇が激しかったので,その対策として付けてみました。
取り付けは、熱伝導性の高い接着剤で貼り付けるだけなので,オイル漏れなどのリスクはなし。
走行風が流れる方向に向けて縦に貼るのが効果的で,走行風が当たるようにダクトなどを装着すれば
もっと効果が上がると思います。
さて,その効果のほどはといいますと,確かに油温上昇の時間は稼げるようになりました。
いままで、3分で120℃になっていたのが、5分持つようになったといった感じ。
ですので,効果はあると感じましたが,油温を安定させるほどの効果はありませんでした。
水温にたとえれば,サーモスタットを低温開弁に換えたときの効果と言えばいいでしょうか?
温度上昇時間を稼ぐことはできますが、根本的に水温を安定させるには、ラジエターを交換しないと
根本的な解決にはならないということでしょう。
結局、このあと、空冷のオイルクーラーを取り付け、しっかりと油温対策をとりました。
オイルパンに貼ったヒートシンク。走行風が流れるように縦に貼ってます。
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