プレッシャーセンサーの信号を4段階の回転域で変化させることによって,A/F(空燃比)を
コントロールし燃焼を最適な状態に調整する。超コストパフォーマンスでトルクアップやパワー
アップ,さらには燃費の向上を確実に実現する。
2004年7月 走行距離 24,000
D-jetro とは,ブーストとエンジン回転数を元にマップから読み出した基本噴射時間へ,吸入温,
水温,スロットル開度で補正加えて燃料を噴射し点火するシステムで,軽自動車はこのシステムを
採用しています。 それに対し,実際に吸入した空気の量を元にエンジン回転数から噴射時間などを
算出するのがL-jetroで,普通車に採用されているシステムです。
このD-conは,その D-jetro システムのプレッシャーセンサーに割り込み,A/F(空燃比)を最適な
状態に合わせるために,基本的には燃料噴射を減量することで,トルクアップやパワーアップはもち
ろん,燃費向上まで期待できるというもので,パワー10馬力,トルクは1キロ,燃費も1割程度の向上
を実現するというものです。
実際に取り付けたところ,その効果に驚きました!
特に中低速でトルクアップは凄まじい!
いつもと同じアクセル開度であれば,普段よりもスーッと前に車が進むので,あわててブレーキを踏む
ぐらいトルクアップを体感できました。高回転でもパワーアップしているので,全領域においてその効果を
体感することができます。
このパワーアップにより,アクセル開度を抑えることができれば燃費向上も期待できるはずですね。
ターボ車をチューンする場合,ブーストアップなどの過給チューンによるパワーアップが一般的ですが,
ブーストが掛からないと意味がありませんよね。これは負圧の状態でもトルクアップが体感できるので,
「パワーアップしたことで下のトルクがなくなった」という一般的なチューンによる欠点がでません。
ノーマルのマージンが広くとってあるので,それを最適な状態まで狭めてパワーを引き出したということ
ですね。
私の車両との相性がよかったとも思いますが,ホントにこれはおすすめです!
ユニットは熱に弱いので,エンジンルームに設置するのではなく車内まで引き込んだ方がよさそうです。
夏や冬といった気温の変化に対しては,メインコンピュータの補正が入るので気にすることはありません。
ホントにポン付けでだれにでもパワーアップ,トルクアップ,燃費向上が体感できます!
以下,エンジンと排気系のモディファイ状態を記載しておきます。この状態に
D-con を取り付けたときに
上記のような効果を体感をすることができました。(その他はノーマルと考えてOKです)
エアクリ: 純正交換タイプ パワーフィルター2
マフラー: スズキスポーツ メインパイプ径φ50.8mm
プラグ : スズキスポーツ 8番
フライホイール: スズキスポーツ軽量フライホイール
車種別に取り付けキットが付属します。配線によるトラブルが多い様なのでマニュアル通りに
しっかりと絶縁処理等を行ってください。
ユニットはセンターコンソールの前方に貼り付けてみました。
エンジンルーム内ではなく,室内に設置した方が良さそうです。
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