車はいろんな消耗品のパーツで作られています。
長く kei と付き合うために交換した純正パーツ,ブッシュ類等や kei にまつわる
話などを紹介します。
(サイト下方が古く,上方が最近の内容です)
平成20年7月 走行距離 73,000
6年半もの間,街乗りから始まり,ワンメークレース仕様に変更,ワンメークレース参加,
レース終了後はさらなる街乗り快適号へと進化を続けたわが kei sport でしたが,仕事の
都合でエブリィに買い換えることになりました。
ロールバーの付いた特殊な車両でしたが,また新たなオーナーの元でかわいがってもら
えたら嬉しいです。
箱の割に車重が軽く,燃費も抜群の車でした。スズキさん,また楽しい車を作ってくださいよ。
(平成21年8月,11型まで続いたkeiは生産終了になりました)
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平成20年4月 走行距離 70,000
運転席側のパワーウインドが突然上がらなくなりました。 モーターかスイッチのどちらか
だと思いましたが,全く反応がないのでどうもスイッチが怪しい模様。
開かなくなったのならまだしも,窓全開で閉まらなくなったので,同乗者には夜めちゃくちゃ
寒い思いをさせたり,高速でも窓全開での走行を余儀なくされたり,夜露対策や雨なんか降
ると最悪でした。(笑)
スイッチアッシ,パワーウインド,マスター(グレー) 37990-82G30-P4Z \15,700
平成19年6月 走行距離 60,000
いつのまにかアンテナが曲がっていて,ボディーに納めることができなくなっていました。
タワー式の駐車場に入れる時や,洗車機に入れる時など,結構不便に感じていたので
交換しました。
また,フロント右のスピーカーが鳴らなくなっており,ツイーターだけがシャカシャカいって
いたので,スピーカーのみ純正に交換しました。 ディーラーに新車はずしのものがあった
ので,タダで交換してもらいました。
アンテナ,アッシ 39250-70F20 \2,800
平成18年12月 走行距離 52,000
(1月で満5歳)
2回目の車検。
普段メンテナンスは行っているので,今回はできるだけ安くあげようと,近所の
立会い車検にて通してみました。
一通り調べられたところで,交換部品は何もないということでした。
(あまり作業は見ていませんでしたが,リアシューは分解していました)
内訳
重量税 8,800円
自賠責 24,880円
印紙代 1,100円
点検検査 13,000円
割引 △3,000円
合計 44,780円
結構安くあがりました。45分で車検が終わったのも初めての経験デス♪
(バッテリーはまだ一度も換えていませんが,もう5年も…)
平成18年11月 走行距離 49,000
タイヤ交換 BS POTENZA GIII
POTENZA GIII 165/60/15
新車を納車したときには,FALKEN ZIEX ZE-32S 165/60R15 77H が付いてきましたが,
グリップ力はないのでちょっと不満でした。なかなか減らないタイヤでしたが,1年ほどでひび
割れが発生したのでなんとも不思議なタイヤでした。
同じ純正に,POTENZA RE-88 がありますが,FALKEN と比べると遙かにイイタイヤです。
ですが,馬鹿みたいに高価。
ワンメークレースの指定タイヤでしたが,みなさんこの値段に不満タラタラでした。
次期にPOTENZA GIII がラインアップされ,ワンメークレースでは,参加者の熱望の末,2004年
のカップでは RE88 から GIII に変更になりました。 RE88 よりもグリップはするものの,タイムは
上がらないという不思議な現象に頭を抱えました。空気圧の設定も,RE88 用では後半のタイム
がガタ落ちするなど…。
と,第1戦は面白い結果がでましたが,なんと第2戦を迎える前に,レース自体が中止になって
しまい,このタイヤどうすんだ??と怒りを抑えられない経験があります…
とまぁ,昔話でしたが,kei用のサイズのタイヤってないんですよね。GIIIも遙か昔にカタログ落ち
してまして,以前探しても手に入れることはできませんでした。
ところが…
最近,GIIIの新品を購入できたという情報を得まして,
早速調べてみると,在庫があるというではありませんか!!
すぐに取り寄せてもらいました。
製造週の刻印をみてみると,
「2906」
となってます。
ということは,2006年の29週目に製造なので2006年3月21日の週に生まれたということ。
おぉ,噂通り細々と製造しているのですね!
(といっても,半年前に製造されていますが…)
これでしばらくの間はタイヤサイズに悩まされず生活できます♪
平成17年1月 走行距離 29,000
(満3歳)
初めての車検。
レースに出場していた車両なので,オイル類や消耗品なども頻繁に交換していましたし,
新車3年目の初車検なので,交換部品はほとんどないと思いましたが,レースの時にも
お世話になっていたスズキのディーラーで車検を通してもらうことにしました。
交換したのは,Vベルト2本とリアブレーキのピストンカップ。 あとは,ブレーキフルード,
ミッションオイル,クーラント交換を行いました。
平成17年から始まった「自動車リサイクル料」
1月の車検では,リサイクル料は任意ということでしたが,いつか必ず支払わなければなら
ないものなので,今回の車検で支払いました。 リサイクル料は 9290円 でした。
ベルト,ウォーターポンプ,4PK820 17521-73H00 \2,200
Vベルト,L:750 95141-70B12 \1,100
ピストンカップ,ブーツセット 53810-76G00 \460 *2
リサイクル料 \9,290
平成16年8月 走行距離 25,000
Kei ワンメークレースも終了し,リコール問題も一段落したところで,レース用に
組んでいたフロント 10 キロ,リア 8 キロの車高調のバネレートをフロント 5
キロ
リア 4 キロへと落とすために車高調を組み替えました。
装着には純正のアッパーマウントを使用するため,アッパーマウントを新調しました。
装着後,試運転をしてみると突然エンジンがハンチングしだしました。
一人でブォンブォンとエンジンの回転数が行ったり来たりしています。え?なぜ突然?
取付をしたメカニックも困った様子で,エンジン内を一通り確認するケド異常は
見あたらず…。フロントサスを交換するときに,コンピュータに触っているので
そこが一番怪しいと思ったのですが,車速,回転数,D-con など結構たくさん
コンピュータの配線には割り込んでいてぐちゃぐちゃしていて全て点検なんて…(汗)
エンジンチェックランプも点いていたのでエンジン診断をしてみると,プレッシャー
センサーが異常だと表示。「プレッシャーセンサー? もしや D-Con?」と思い,
D-con で割り込んでいるギボシ類をもう一度接続しなおすとものの見事に直りました。
接続不良で不具合がよくでると聞いていた D-con ですが,やはりしっかりと接続を
しておかないといけないようです。(もちろん,しっかりと接続していたのですが…)
コンピュータの配線を触るときは,十分注意した方がよさそうです。
サポート,フロントストラット 41710-46G01 \1,900 *2
ベアリング,ストラット 41741-50E00 \ 750 *2
ナット 08310-00123 \ 50 *2
ロックワッシャ 08321-01123 \ 50 *2
平成16年7月17日 走行距離 24,500
Kei Sport R のリコールで問題となったハブを交換しました。
本来であれば,強化品への交換となるところですが,リコールの内容通り
新品純正品への交換となりました。
ハブの軸側に亀裂が入ると,デフがロックしていない限りアクセルを踏んでも
ハブが空回りし走行不能になります。
軸の外側に亀裂が入ると,走行中にタイヤがハブごとぶっ飛んでしまいます(怖)
ハブセット,フロントホイール 43420-76810 \7,050 *2
ベアリング,フロントホイール 43440-84F00 \3050 *2
サークリップ 08331-41626 \280 *2
ナット 09159-18008 \260 *2
平成16年7月15日 走行距離 24,000
下に書いたように、シーズン途中でのレース中止とRのリコール内容など、
衝撃な発表がスズキからありましたが、エントラントが納得する訳がありません。
私もリコール発表後、すぐにスズキにクレームを入れました。
私の場合、「R」ではないので非常に複雑な問題になりました。
スズキ側の対応は、「R」ではないので対応はないという姿勢。
これでは全く理解できないので、国土交通省に問い合わせてみるなど
動いてみました。
三菱のリコール問題で、ハブに対しては非常に敏感な問題であるということは
わかりますが、なぜ私の車両にはまったく対応がないのでしょうか?
今回の「R」のリコールは、サーキット走行をすればハブの強度が不足することを
メーカーが認めたもの。私も車もスズキが主催するレースにスズキが仕上げた車で
レースに参戦していてすでにハブに負担がかかっていると考えられる。その車で
公道を走っていて、ハブ破損による人身事故が起きた場合、責任の所在はどこに
あるのか?というのが私の疑問でした。
スズキ本体と私の車両を購入しレース用に仕上げた販売店のスズキ自販に
なんらかの対応をするように要求していましたが、結局のところ、スズキ本体は
「R」ではないので対応はないという姿勢に変わりはありません。あとは自販店の対応
になるのですが、スズキ本体の姿勢では私が納得しないと理解されているので、
スズキ自販として精一杯できる妥協案を提示していただきました。
私もその案で示談を成立することを約束しました。内容の公表はしないのが条件
ですので発表はできません。私の方としては他のRに関する対応を考えると納得
のいくものではありませんが、この件に関して1ヶ月間クレームを言い続け、もうこの件
に関しては早く終わりにして次のステップに進みたかったので示談成立という形で
この件を終えました。ハブは新品に交換して安全に公道を走れるようにしてもらいました。
この件で問題だったのが,カタログ上に「公道も走れるレース車両」と謳っているところ
のようです。メーカーがこういうふうに謳っている以上,製造者責任の観点からみれば、
製造から10年間はサーキット走行に関して何か起こった場合、メーカー側に責任がある
ということになるらしいのです。
国土交通省は,「サーキットを走る車を公道で走らせる訳にはいかない」という姿勢で
スズキも仕方なくこういうリコール内容になったとか。Nゼロレースを排除するような国の
姿勢では,日本のモータースポーツの発展は暗いですね。非常に残念です。
スズキはリコール内容に納得が得られない場合,車体を回収するの動きですが,
これもそれぞれにいろんな状況があり,ユーザーが納得するような対応ができかねている
ようです。
車体の回収は平成15年式が100万円,14年式で90万円,13年式で80万円。
パーツに関しては地域で異なるようですが,定価or売価の70〜100%でスズキ製品に
限り回収するところが多いようです。工賃についても考慮するところもあれば考慮しないところ
もあるみたいで,対応にばらつきがみられるので統一した対応をしてほしいところです。
レース参戦者からみると,レースのために多額な金額を投じてレースに臨んでいたのに,
シリーズ途中で中断されているので納得のいくものではありません。
「横転した車両をやっとのことで復元したところレースが中断した」
「レースにはまだ参戦していないが,エントリーするつもりで車両を仕上げていて,ライセン
ス取得やレーシングスーツやヘルメットなどレースのために多額の投じてきた」
などなど。
レースに参戦していないRユーザーからみると,豪華なオーディオやドレスアップで世の中で
1台しかない愛着のある愛車を突然回収すると言われて,スズキ製以外の取付商品について
は考慮せず,また他のスズキ車に乗り換えるとしても追い金を払わないと買えないという状況
はリコールをだしたメーカーの対応として納得でるものではありません。
たまたまスズキの商品をたくさん持っていたユーザーは(不必要なスズキ製品を含めて)
結構いい条件で回収できているようですが,逆にスズキ製品以外のパーツで車を仕上げている
場合,車両分しかでないということになります。車両価格の数倍に金額をチューニング等に
投じている車両をお持ちの方はスズキの対応には憤慨することでしょう。
私の車両は「R」ではないので,まったく対応がないというところで憤っていましたが,
「R」が世の中からなくなっていく中,私の車はロールバー付きワンメークレース参戦車として
生き残ることができました。プラス思考でこれからも愛着をもって乗り続けようと思います。
スズキはこのリコールに対する対応の悪さに(遅さ)に大きく信用を失いましたが
ユーザーの信頼回復のために一層の努力をしてほしいと思います。
モータースポーツの底辺を広げようということにスズキが取り組んだのは非常に喜ばしいことで
レースに参戦した方々もその情熱に応えようと借金を抱えてレースに参戦された方が多いと
聞いています。 結果的には,そのエントラントを裏切る形になりましたが,もうレースはこりごり
という立場ではなく,今後また1からやり直しということでモータースポーツへ関わるメーカーとして
努力して欲しいと思います。
平成16年4月27日 走行距離 21,000
4日後の5月1日に北日本シリーズ第2戦を控えていた4月27日,
ホームページ上に突然以下のような発表がありました。
このたび、Kei Sport CUPならびにスイフトスポーツCUPにつきまして、
諸般 の事情により、それぞれの地区で行われるシリーズの第2戦
(5月1日SUGO、同16日セントラル、同23日筑波、同23日オートポリス)を
中止させていただきます。詳細につきましては、後日ご案内させていただきます。
エントラントならびに関係者の方々には多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
レースのために車両を仕上げたり予定を調整して望んでいたエントラントにはちょっと
ショックなレース直前の告知。SMAに問い合わせをしたところ,ゴールデンウィーク明けに
詳細を連絡するとのことでそれを待つことにしました。
が,上記とまったく同じ内容の手紙が届いたのが,5月10日。
ゴールデンウィーク前にエントラントには発送するなり電話連絡なりするなりするのが
当然ではないのでしょうか。詳細などの連絡もまったくありません。
実際,北日本シリーズでは会場で初めてレース中止を知った方もいます。
仕事を調整し,宿を手配し万全の体制でレースに臨んだのに会場に着くとレースは中止
だったなんてひどい話だと思います。
この後もエントラントへの告知はまったくなし。
第3戦の申し込み期間になっても連絡がないというのはどういうことでしょうか?
対応ができない状況であっても,連絡が遅れているとの内容を連絡すべきだと
思うのですが… スズキへの不信感は増すばかりデス。
第3戦について,SMAに問い合わせたところ,レースは再開する予定で動いているとのこと。
まぁ一安心ということで次の予定組んでいたところ,6月19日に衝撃な発表がありました。
2004 Kei Sport CUP 各シリーズ第2戦につきましては、レース中にフロントハブを折損した
車両が出たことを受け、レース参加車輌の安全確認を実施するため中止の措置を取らせて
いただきました。
この結果を踏まえ、このたびKei Sport R(TA-HN22S)に対し、フロントハブに関するリコール
がスズキ株式会社より6月18日付けで発表されました。皆様への中止理由の説明につきまし
ては、車両の調査、解析に日数を要しましたため、大変遅くなってしまいましたことを深くお詫び
申し上げます。
Kei Sport CUPにつきましては車両ならびに人員の安全を確保するために、シリーズ途中では
ございますがレースを終了させて頂きたいと存じます。
尚、リコールにつきましては、最寄りのスズキ代理店までご相談いただきますようお願い申し
上げます。
スズキ株式会社が発表したリコールの内容です。
(スズキのホームページから抜粋しました)
1. | 不具合の状況 |
サーキット走行等による過大な荷重に対するフロントハブの強度が不足しているため、 サーキット走行等を繰り返すと、当該ハブが破損することがあります。そのため、駆動力を フロントタイヤに伝えることができなくなり、一般公道走行時に走行不能に至るおそれがあります。 |
|
2. | 改善の内容 |
全車両、サーキット走行用装置(ロールケージ、4点式シートベルト、牽引フック)を取り外し、 ステアリングナックルアッシを新品と交換します。 |
|
3. | 対象車両 |
車名 | 型式 | 通称名 | リコール対象車の車台番号 (シリアル番号)の範囲及び製作期間 |
リコール 対象車の 台数 |
備考 |
スズキ | TA-HN22S | Kei | HN22S-700028〜HN22S-781273 平成13年4月9日〜平成16年4月27日 |
572 | |
合計 | 572 |
(備考)
本車両は、一般公道走行、サーキット走行の両用の車両として販売されていたKeiスポーツRです。
改善箇所説明書
改善内容
全車両、サーキット走行用装置(ロールケージ、4点式シートベルト、牽引フック)を取り外し、
ステアリングナックルアッシを新品と交換する。
識別:IDプレートの下部に緑色のシールを貼付する。
<ご注意>
対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がありますので、詳しくは最寄りの
販売店にお問い合わせください。 対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。
は?第3戦は開催すると言っていたのにシリーズの途中にレース中止?
で、リコールの内容はサーキット走行をさせないためにロールバー取り外し?
ついに怒り爆発です。これでエントラントが納得するとでも思っているのでしょうか?
平成16年3月 走行距離 19,000
(満2歳)
"SUZUKI One Make Race Series 2004"
4年目の「ワンメークレース」は,西日本シリーズで TIサーキット が追加され,
スイフトスポーツカップが新たに筑波で開催されるようになりました。
次年度は南北の2シリーズに発展する予定だとか。充実したワンメークレース
シリーズになってますね。がんばれスズキ!
kei ワンメークに関しては,指定タイヤが変更になりました。
以前は POTENZA RE88 という純正タイヤでしたが,これが非常に高価な
タイヤなんですね。 消耗品であるタイヤが高価なのは手軽なレースをとの
コンセプトに矛盾するものなので,ずいぶん前からエントラントがSMAに要望
していた要求ですが,やっとその要求が通ったということでしょう。
同じサイズ(165/60 15inch)の BS POTENZA GIII です。
グリップ力が向上しているので,タイムアップも期待されるところです。
が,実際みなさんセッティングに困っている様で,なかなかタイムとして
現れません。グリップ力が増した分,転がり抵抗が増えたということなのでしょうか?
たしかに,ラップタイムを計ってみると,予想していたタイムが出ないんですね。
んーん,タイヤって奥深い…
私も空気圧をどうすればいいのかわからなかったので,とりあえず昨年の
セッティング(フロント2.8, リア3.0)でアタックしてみました。
レースは7周なのですが,4周したところで急激にタイヤのグリップが落ちてきて
ラップタイムがどんどん落ちてきました。あ〜,空気圧高すぎたかぁ?
レース結果をみてみると,ベストラップが4周と7周にでている車がほとんど。
私が考えるに,昨年のセッティングで望んだ車両は4周で失速。7周目にベスト
を叩きだしている車両はその辺の状況を判断してセッティングしてきたということ
ではないのでしょうか? 4周目以降のタイムの落ち方はひどいものでとても
7周目にベストラップなんて出せる状況ではありませんでした。
んーん,やっぱりセッティングって奥深いなぁ…
平成15年 3月 走行距離 13,000
"SUZUKI One Make Race Series 2003"
3年目になる「スズキワンメークレース」は,今回も「東西南北」の4シリーズ。
東日本で,新たに「ツインリンク茂木」でのレースが加わりました。
「オートポリス」でのレース参戦ですが,やはりRではなく街乗り仕様車にロールバー
付けているレース車両なんてありません。
まして,光るナンバーにツイーター,防錆装置にセキュリティまで付いて,
外装は唯一フロントとリアにスポイラーが付いているので結構目立っているカモ?
車重はガソリンを除けば私の車両が798キロ。
他のR車両は770キロ程度なので,28キロも重たい(涙)
車検で計量するときにはいつも,「なんか載せてるだろ?」と怪しまれます(笑)
660cc で28キロ増は苦しいですね。登り,ブレーキ,あらゆる時に重さを感じます。
オートポリスは高速サーキットなので,空気圧は高めにセット。
フロント2.8,リア3.0 あたりを基本とする転がり重視のセッティングです。
ショックの減衰力も柔めで,フロント2/4, リア 5/8 ぐらいにしています。
他の車両と比べると,ブレーキング時やコーナーでの車の動きが違いますね。
私の車両は挙動が激しく,前加重やロールも相当大きく見えます。
水温・油温はノーマルラジエターにしては立派だと思います。
3月のレースでは,水温90°油温100°がピーク。
7月のレースで水温95°油温123°です。
(ラジエター液はビリオンのタイプR)
オートポリスは高速サーキットなので冷える方なんでしょうね。
ストップアンドゴーの多い小さなサーキットであれば,油温なんかは
かなり厳しくなるんでしょうね。
練習走行は全く行っていませんが,ブレーキパッドは4戦で炭化してしまいました。
残量はあるのですが,初期がまったく効かないので外してみてみたら終わってました。
タイヤは外側ではなく,内側の方減りがめちゃめちゃ激しいデス。
LSDの装着が認められていないので,デフはオープンなのですが,
コーナリング中のインリフト状態時にフロントが空転しているということでしょうね。
4戦終了後,タイヤの溝の深さを測ったところ,
外側は5mm残っているのに対して,内側は2mmしか残っていません。
見た目でも,あきらかに内側に向かってななめに落ち込んでいます。
こんなにもフロントイン側は空転しているのか?と正直驚きました。
毎回激しいクラッシュが起こるのでレース中は怖いなと思いますが,
なんとか我が sport 号は転倒することもなく4戦を終了。
次年度は新車のRで参戦したいなぁと贅沢な悩みを抱えながらオフシーズンに入りました。
(レース中の映像を後日アップする予定です)
平成15年1月 走行距離 12,000
(満1歳)
"SUZUKI One Make Race Series 2002"
2001年に始められた「スズキワンメークレースシリーズ」
会場は筑波のみで行われましたが,2002年は「東西南北」の4ヶ所にて開催。
南日本シリーズはなんと大分の国際サーキット場「オートポリス」
モータースポーツ好きの私はいてもたってもいられず,毎回オートポリスに観戦に
いきました。F1レースも開催できる国際サーキット場はとても壮大。kei で走るには
広すぎるサーキット場ですが,参戦している人たちをみてるとやはりみんな楽しそう。
車高が高い kei は毎回転倒車が数台でるので怖いバトルですが,見ているだけでは
気がおさまらなくなり,ついに我が荷物載せ専用快適装備満載のkei 号でレース参戦を
決意しました♪(ロールバー後付で車両規定に則ればRでなくても参戦可能)
もともと,こうならないためにもRの購入を避けたのですが,やはりこうなってしまいました。
(汗) あぁ,はじめからRにしとけばよかったと後悔しても仕方がありません(涙)
以下,レースのために購入した部品類です。
ホイール ENKEI RP02(シルバー) \21,000 *4
タイヤ BS POTENZA RE88 \18,000 *4
ロールケージ・パッド \70,000
牽引フック(前後) \16,000
4点式シートベルト(サベルト) \23,000
4輪車高調 \145,000
調整式ラテラルロッド \16,000
ブレーキパッド \15,000
フルバケットシート \29,800
シートバックプロテクタ \5,000
シートレール \18,000
マフラー \36,000
エアエレメント \5,500
ラジエターキャップ \2,500
サーモスタット \6,200
スパークプラグ \1,900 *3
スタビライザーブッシュ \1,500
フロントロアアームブッシュ \2,000
リアトレーディングアームブッシュFR \15,500
マフラーブッシュ \2,000
ヘルメット \36,000
レーシングスーツ \120,000
レーシンググローブ \15,000
レーシングシューズ \18,000
工賃 \100,000
計器類,オイル類,ラジエータ液
国内A級ドライバーズライセンス取得費用
平成14年11月 走行距離 11,000
平成14年9月から軽自動車にも「字光式ナンバープレート」が採用されましたが,
長崎県でも2ヶ月遅れで採用されることになりました。早速 kei 用に入手しようと
軽自動車協会へ出向きました。
交付最初のナンバー
「・・・1」
は抽選制で,希望者5人での抽選になりました。
内訳はディーラーからの4人と私で5人。個人で来ているのは私1人でした(笑)
抽選の結果,スバルが「1」番をゲット。私は「2」を取得するためにすぐに手続きに
移りました。抽選の後にも希望者が来られていましたが,「4」番を取得するのは
どこも気が引けるみたいで,「3」番まで交付されたあと,みなさん「4」を誰かが取得
するのをずっと待っていました。結局午前中は誰も4番を取得せず。駐車場でナンバー
を取付けました。
ダイヤモンドリング\12,400,標板料\4,980,申請書\80,記入代行料\1200で
\18,660かかりました。
光るナンバー「・・・2」をゲット!
平成14年1月 納車
カプチーノを愛車として乗り続け7年,FRオープン2シーターは非常に楽しい車
なのですが,荷物は載せることは皆無で結構不便な思いをしてました。
あの小さな車で何度も引っ越しを経験するなどそれなりに頑張ってきましたが,
仕事の関係もあり,セカンドカーとして荷物を載せることができる車を探すことに
しました。
いろんな車に乗ってみましたが,軽自動車はやはりパワー不足なので私としては
過給機が必須。見た目も重視したいので,ノーマルで15インチ扁平率60タイヤを
履くスズキの kei sport が軽自動車の中では特別な存在にみえました。
試乗してみると,64馬力のK6Aツインカムエンジンは非常にトルクフルで,MTの
車重は780キロとバンタイプの中でも非常に軽量なボディなので加速もスムーズ。
荷物運び用の車としては十分な加速・減速性能を持ち備えていたので購入を
決意しました。
サーキット走行用の"Kei Sport R"は,6点式ロールバー・牽引フック・4点式シート
ベルトを標準装備する非常に魅力的な車両でしたが,これを購入すると,筑波で行わ
れているワンメークレースに出たくなるかもしれないと思い,自分を規制するためにも
あえて購入を断念しました。(これが後で後悔することになるのですが…)
Rはパワーウインドー,パワードアロック,ABS,エアバッグを装着していないので
その分車重も軽くやはり非常に魅力的な車です。
前後エアロスポイラーやアーシングなど,純正オプションは25万円分を付けて納車しました♪
納車の次の日,お世話になっているショップに持ち込んでスピーカーの取り替えとバイパー
(盗難防止),防錆装置,スピードモニター,ブーストメーターを装着しました。
kei 生活の始まりデス!
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