シェルター兼産卵床

私がれおぱ用に作ったシェルター兼産卵床を紹介します。


その1

親れおぱ用と子れおぱ用、2個づつです。
大きい方で葉書大強の大きさの、100円均一で買ったシール容器です。
トカゲは後ろ足だけでなく下半身全体を振って床を掘るので
なるべき大き目のものを用意してやりたいところですが
ケージに入らなくては本末転倒になってしまいます、ご注意を(笑)。

このシェルターは産卵時だけでなく、普段から使用するので
少しでも暗くなるよう、蓋が不透明なものを使っています。
ところが、この不透明な蓋の容器はめったに見かけることがなく
私も数年に亙って店へ行くたびにチェックしていますがこれ以外はほとんど見たことがありませんので
かなり探さないといけないかもしれません。
簡単に見つかった方はかなりラッキーかも(笑)。

産卵用の床材には園芸用土のバーミキュライトを使います。
何でもいいんですが、レオパ程度の大きさだとヤシガラ土では繊維が長過ぎるので
バーミキュライトかピートモス、またはその混合が適当だと思います。
バーミキュライトは、焼成されていてほぼ無菌なので
カビが生えにくいのが利点です。
なお、れおぱはなぜか肉食の癖にこれを食ってしまい
きらきら光る糞を積んだりします(笑)。


その2

このように、金鋸の刃で切り込みを2本入れ、間に横にナイフ等で筋をつけて折り取ります。
鋸を入れるときは、長手方向の中央あたりにするとプラが曲がり、かなりぶれて切りにくいので
なるべく角に近いところを切る方が楽だと思います。
また、同様の理由で
この写真でいうと先に左側を切ってから、写真で刃を当てている右側を切るべきです。
反対にすると、かなりやりにくくなるはずです。

なお、切り口はかなり荒れるはずなので
ライターの炎を翳して少し溶かし、丸くしておくのがいいと思いますが
このプラスチック(たいていはポリプロピレン、ガスのプロパンの重合高分子)は
めちゃめちゃ燃えやすいので、自信のない人はナイフの背かヤスリでこする程度で留めた方がいいかも。
少しは尖ったところがあった方が脱皮の取っ掛かりになっていい、という人もいますが
健康な個体は通常の環境で普通に脱皮できるので、気にしなくてもいいでしょう。


その3

バーミキュライトを敷いても卵が充分隠れるだけの深さを残して置いてください。
また、蓋をした状態で、生体が、卵を孕んだ太さになっても出入りできるだけの大きさは切ってください。

この後、ひたひたになるまで水を注ぎます。
それでも新品だとかなり水を吸ってしまうので
何時間かしたらもう少し水を足した方がいいかも。

とりあえず以上、少しでも参考になれば幸いです。
ある日見ると、このバーミキュライトが中から噴き出している!?もしや!
あなたのおうちにそんな日が来るのを願っています(^^)


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