横浜・中川駅前歯科クリニック
親知らず
親知らずは前から8番目に生えてくる歯です。第3大臼歯、智歯、知歯ともいいます。20歳前後に生えてきますが、生えてこない人も多くいます。
きちんと生えていれば咬む機能が向上します。手前の歯を失った時に、ブリッジや入れ歯のバネをかける歯として使用することもできます。また、失った歯の部分に親知らずを移植することもできます。
親知らずを歯の銀行に預けて保存し、虫歯や歯周病などで歯を失った時にその歯を再び自分の口の中に戻し、歯として機能させることもできます。歯の銀行は2004年に広島大学で開発され、2009年までに700本以上の歯が預けられ、100本以上の歯が口の中に戻されています(当院取り扱い)。
親知らずを再生医療に使用する取り組みがおこなわれています。2010年、産業技術総合研究所は親知らずの細胞(歯胚)から様々な組織の細胞になるとされる「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を作ることに成功しました。これまでおこなわれていた皮膚の細胞から作る方法よりも100倍以上効率が良く、できたiPS細胞から腸や軟骨、神経、心筋の細胞ができることも確認されました。
腫れ、炎症、痛みを頻繁におこす、しっかり清掃できない親知らずは抜歯の対象となります。
当院では親知らずの虫歯や歯周病治療のほか、移植、歯の銀行、抜歯等の処置もおこなっております。
親知らずの抜歯の99%以上は当院で抜歯していますが、(1)抜歯の際に神経や血管を痛める可能性が高いとき、(2)重度の心臓病、重度の糖尿病など抜歯のリスクが非常に高いときは、対応可能な病院をご紹介させていただいております。
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親知らずの抜歯 Q&A
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親知らずを預けて将来歯を失った時に口の中に戻す治療
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