横浜・中川駅前歯科クリニック
シェーグレン症候群と歯科疾患
シェーグレン症候群にかかると、ドライマウス、虫歯など口の中の病気も発症しやすくなります。
●ドライマウス(口腔乾燥症)
唾液腺が障害を受け、唾液の減少により口が渇きます。食事がしづらい、口の中がヒリヒリするなどの症状がみられます。患者さんの90%にあらわれます。治療では、薬や保湿剤の使用、食生活や生活習慣の改善をおこないます
●虫歯
唾液の減少により、虫歯ができやすくなります。特に歯の根もと(付け根)、歯と歯の間に虫歯ができやすくなります。毎日の歯みがきをしっかりするのはもちろんのこと、食生活には特に注意します。また、定期的な歯科医院での歯の清掃(クリーニング)も大切となります。
歯のクリーニング前
歯のクリーニング後
●歯周病、口臭
唾液の減少により口の中は汚れ、細菌は繁殖し、歯周病が進行したり、口臭が強くなったりします。歯周病、口臭の予防のために、毎日の歯みがきをしっかりおこないます。また、定期的に歯科医院で歯の清掃をおこないます。
●酸蝕症(酸蝕歯)
飲食物に含まれる酸によって歯が溶け、薄くなっていくことを「酸蝕症(さんしょくしょう、酸蝕歯)」といいます。唾液の減少により歯を修復する能力が低下するため、また口の中が酸性になる時間が長くなるため酸蝕症にかかりやすくなります。
酸蝕歯
●味覚障害
唾液が少なくなると口の中は汚れ、味を感じる細胞が障害を受けることがあります。口の中が苦くなったり、味が分からなくなったりすることがあります。
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ドライマウス
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