横浜・中川駅前歯科クリニック
インプラントと骨の質
●骨の質(骨質)
インプラントは骨とくっつくことで、歯の代わりとして機能します。そのため、インプラント治療をおこなううえで、骨の質は大きな要素となります。骨の質の違いが、治療期間や治療計画に大きく影響します。
軟らかい骨は、インプラント埋入直後の安定性に適しているとはいえません。そのため、インプラント埋入後の治癒期間が長くかかります。硬い骨のほうが、インプラント埋入直後の安定性はよく、インプラント治療に適しているといえます。
ただし、非常に硬い骨は血液の循環を悪くさせ、インプラントと骨との結合を妨げ、治りを悪くします。まれに非常に硬い骨の方がいます。
一般に、上顎の骨は軟らかい傾向があり、下顎の骨は硬い傾向がみられます。
●骨の質を調べる方法
インプラントを埋入する部位や周辺のCT撮影をおこないます。CT撮影により得られた「CT値」と呼ばれるものを計測することにより、骨の質を把握することができます。
CT撮影により得られたデータをコンピュータガイドシステムを用いて分析をおこなうと、さらに詳しく骨の質を把握することができます。骨の質を知ることで、精密な治療計画をたてることができ、適切、的確な手術をおこなうための手助けとなります。患者様は、安心して、インプラント埋入手術を受けることができます。インプラント治療をおこなう一部の歯科医院で導入されています。
iCAT(アイキャット)
インプラント埋入部位の骨の質を、骨の硬さに応じて色別にわかりやすく表示します。
SimPlant(シンプラント)
インプラント埋入部位の骨の質を、骨の硬さに応じてグラフでわかりやすく表示します。
※歯科医院用CT(コーンビームCT)では、骨の質を調べることができません。マルチスライスヘリカルCT(医科・歯科用CT)等で撮影する必要があります。
※当院では、日本で最も実績のあるコンピュータガイドシステム「SimPlant(シンプラント)」を導入しています。
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