健康保険適応のハイブリッドセラミックス
健康保険適応のハイブリッドセラミックス

2014年4月に白い歯「ハイブリッドセラミックス(ハイブリッドレジン)」が健康保険適応(適用)になりました。健康保険のセラミックスはセラミックスにプラスチックを少し配合したもので、CAD/CAM冠(キャドカムかん)、CAD/CAMインレーなどといいます。

治療をおこなうためには、歯科医院は厚生労働省の定める基準を満たし、認可を受ける必要があります。当クリニックではいち早く2014年4月に認可を受けて治療をおこなっています。お気軽にご相談ください。


健康保険適応のハイブリッドセラミックス治療の特徴
見た目に優れる/健康保険外のセラミックスに比べると費用は大幅に安いものの、性能は劣る/適応となる歯の種類、色は限定される/厚生労働省の定める基準を満たし、認可された一部の歯科医院のみで治療を受けることができる

健康保険のハイブリッドセラミックスは正式にはハイブリッドレジンといい、健康保険外のセラミックスとは異なる成分です。メーカーにより異なりますが、セラミック成分が6~9割弱、残りはレジン(プラスチック)等で構成されます。

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健康保険が適応となる白い歯の部位と種類

欧米先進国では1990年代に銀歯からセラミックスなどの白いかぶせ物(クラウン)、部分的なつめ物(インレー)に代わりましたが、日本でも2014年の「ハイブリッドセラミックス(ハイブリッドレジン)」の健康保険適応をきっかけに代わりつつあります。

健康保険適応の範囲は年々広がっています。2014年にかぶせ物(クラウン)、2022年に部分的なつめ物(インレー)が健康保険適応となり、2026年6月からはブリッジが健康保険適応になります。

電話、メールにて「私は適応になりますか」とのお問い合わせをいただきますが、適応条件は複雑なため、詳細はご来院の際にお問い合わせください。


健康保険が適応となる白い歯の部位と種類
開始年月 適応部位 種類
2014年4月 小臼歯(前から4、5番目の歯)
※適応要件なし
かぶせ物
(クラウン)
2016年4月 大臼歯(前から6~8番目の歯)
※金属アレルギーの患者さんのみ適応
2017年12月 下あごの第1大臼歯(前から6番目の歯)
※かみ合わせなど適応要件あり
2020年4月 上あごの第1大臼歯(前から6番目の歯)
※かみ合わせなど適応要件あり
2020年9月 前歯(前から1~3番目の歯)
※適応要件なし
2022年4月 小臼歯(前から4、5番目の歯)
※形態に適応要件あり
部分的なつめ物
(インレー) 
第1、2大臼歯(前から6、7番目の歯)
※形態、かみ合わせなど適応要件あり
第3大臼歯(前から8番目の歯)
※金属アレルギーの患者さんのみ適応
2023年12月 大臼歯(前から6~8番目の歯)
※PEEKを使用したもの、適応要件なし
かぶせ物
(クラウン)
2024年6月 適応要件が一部撤廃 クラウン
インレー
2026年6月 大臼歯(前から6~8番目の歯)の適応要件が全て撤廃
ブリッジ ※3本のブリッジなど適応要件あり ブリッジ
上記の「白い歯」は、ハイブリッドレジン、PEEK冠となります。
PEEKはポリエーテルエーテルケトンといい、人工関節などでも使用されている高い強度をもつプラスチックです。

診察

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構造

全て同一の材料でできたものに限ります。かぶせ物内面を金属で補強したタイプは健康保険外となります。

  表面 内面
表側 裏側
健康保険適応 ハイブリッドセラミックス(表側) ハイブリッドセラミックス(裏側) ハイブリッドセラミックス(内面)
ハイブリッドセラミックス(ハイブリッドレジン)
健康保険外 ハイブリッドセラミック(表側) ハイブリッドセラミック(裏側) ハイブリッドセラミック(内面)
ハイブリッドセラミックス 金属

セラスマート



費用

装着する歯の部位、種類(クラウン、インレー、ブリッジ)により費用は前後しますが、3割負担の方で装着時で1本3500~7000円ほどです。健康保険外のセラミックス、ハイブリッドセラミックスに比べると費用は大幅に安く治療を受けることができます。

白い歯



作製方法

健康保険が適応になるには、厚生労働省が定めた歯科用CAD/CAM(キャドキャム)装置を使用して作製することが必要となります。従来のように歯科技工士が手作業で作製するものは、健康保険は適応になりません。

作製方法は、歯科医院で歯型(1)をとり、模型(2)を作製します。歯科技工所にて歯型をコンピュータで読み取り(3)、材料を機械で削り取り(4、5)、完成(6)させます。最短で2回の来院で装着できます。


歯型をとります1 模型を作製します2 コンピュータで読み取ります データを微調整

機械が削っていきます4 完成しました5 完成! 歯に装着



治療例

1)かぶせ物(クラウン)
治療前は健康保険の銀歯が入っていますが、白いかぶせ物(CAD/CAM冠)を装着することにより見た目が改善しました。

治療前  治療後


2)部分的なつめ物(インレー)
治療前は金のつめ物(ゴールドインレー)が入っていますが、白いつめ物(CAD/CAMインレー)を装着することにより見た目が改善さしました。

治療前  術後


3)かぶせ物(クラウン)
健康保険の銀歯と白いかぶせ物(PRRK冠)の違いです。PEEKを使用したかぶせ物は強度はありますが色に制限があります。

治療前  治療後


4)ブリッジ
1本の歯を失ったときに、両隣の歯をかぶせることで3本つながったかぶせ物(CAD/CAMブリッジ)ができます。2026年6月から健康保険適応となります。


健康保険適応のハイブリッドセラミックス治療についての詳細は、ご来院の際にお問い合わせください。



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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